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オットー・トレスラーの関連作品 / Related Work
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プリンセス・シシー
制作年: 1955「わたしの可愛い人」のロミー・シュナイダーを主演に、戦前「別れの曲」のシナリオを書いているエルンスト・マリシュカが監督・脚本を担当した作品。十九世紀のババリアの王女とオーストリアの王子のロマンスが描かれる。撮影はヘルベルト・ガイヤー、音楽はアントン・プロフェスが受けもっている。他に出演するのは、カール・ハインツ・ベーム、ロミー・シュナイダーの母であるマグダ・シュナイダー、グスタフ・クヌート、ウッター・フランツ、フィルマ・デギッシャー、エリッヒ・ニコービッツ、ペーター・ベック、ヨゼフ・マインラート、フランツ・ベーハイム等。製作カール・エーリッヒ。ロミー・シュナイダー映画祭2024として、2024年10月18日よりBunkamura ル・シネマ渋谷宮下ほか、全国順次開催された。 -
思い出の曲
制作年: 1936「第九交響楽」でデビューしたデトレフ・ジールクが監督したミュージカル物で「ハンガリア夜曲」「未完成交響楽(1933)」のマルタ・エゲルトが「乞食学生」のヨハネス・ヘースタースを相手に主演する映画。助演俳優は「女ひとり」「未完成交響楽(1933)」のオットー・トレスラー、「北京の嵐」のハーバート・ヒュブナー、「怪人マブゼ博士(1932)」のルドルフ・クライン・ロッゲ「会議は踊る」のアルフレット・アベル、「第九交響楽」のクルト・マイゼル、「囁きの木蔭」のエドウィン・ユルゲンセン、ハンス・リヒター、フロキーナ・フォン・プラーテン其の他である。原作はパウル・フェアヘーフェンとトニ・イムペコーフェン合作の舞台劇で、ジールクとフランツ・ワルナー・バステが協力して脚色した。キャメラはフランツ・ワイマイヤーの担当。音楽はエトムント・ニックが書いているが、ロベルト・シューマン、フェレンツ・フェッセイの曲が各一曲取り入れられている。 -
女ひとり(1935)
制作年: 1935「未完成交響楽(1933)」「たそがれの維納」にウィリー・フォルストを助けて脚色に当たったワルター・ライシュの監督第一回作品で、自ら原作脚色したもの。主演は「たそがれの維納」のパウラ・ヴェセリーで、維納ブルク座付のオットー・トレスラー、その二子ハンス・ユルゲル及びヴォルフ・ディーターのトレスラー兄弟、「真紅の恋(1933)」のカール・ルドウィッヒ・ディール、舞台女優たりしエリカ・フォン・ワグナー及びフリードル・ツェバ、「たそがれの維納」のワルター・ヤンセン等が助演している。音楽は「郷愁」「たそがれの維納」のウイリ・シュミット・ゲントナー、撮影は「外人部隊(1933)」「ジャンヌ」のハリー・ストラドリングが夫々担当した。 -
未完成交響楽(1933)
制作年: 1933「モナ・リザの失踪」「ブロンドの夢」等に出演したヴィリ・フォルストが監督に転向して後の第一回作品で、脚本もフォルスト自身が「モナ・リザの失踪」「ブロンドの夢」のワルター・ライシュの原案に基いて書卸したものである。主演するのはウィーンの舞台から来たハンス・ヤーライとブダペストの舞台から来たマルタ・エゲルトの二人で、ルイゼ・ウルリッヒ、オットー・トレスラー、ハンス・モーザー、ハンス・オルデン、等が助演している。撮影は「ガソリン・ボーイ三人組」「黒騎士」と同じくフランツ・プラナーの担任。なお、この映画にはフランツ・シューベルトの音楽を「今宵こそは」のウィリー・シュミット・ゲントナー編曲指揮の下に数多く取入れているが、その演奏にはウィーン・フィルハーモニー・オーケストラが特に当ったものである。