制作年: 1922
アンジア・イェジエルスカが「餓えたる心」という題で書いた短篇数篇を基として「漂泊の孤児」等と同じくジュリエン・ジョセフソンが脚色し、これを「女房征服」等と同じくE・メイソン・ホッパーが監督した。主役は「風雲のゼンダ城」「倫敦への道」等出演のブライアント・ウォッシュバーン、「涙の街」出演のローザ・ロザノヴァ、「結婚とは」等出演のヘレン・ファーガソン等である。原作者はポーランド生れの婦人で15、6年前一移民としてアメリカに来て、移民の果敢ない生活を自ら体験しただけに、その描いた物語は真実味溢れるものがある。