記事
「せから始まるもの」の検索結果
(50件)
-
トム・ホランドがスパイダーマン/ピーター・パーカーを演じる「スパイダーマン」シリーズ第4弾の日本公開が2026年夏に決定した(全米公開は2026年7月24日予定)。監督はシリーズ3作を手掛けたジョン・ワッツから「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットンにバトンタッチする。 マーベル作品の秘密を漏らしてしまうことが多く、“ネタバレ王子”の異名を持つトム・ホランド。最近出演したアメリカのテレビ番組『Good Morning America』や『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』での発言によると、本作の撮影開始は2025年の夏とのこと。またポッドキャスターのリッチ・ロールの番組に出演した際には「次も最高のスパイダーマンを届ける義務があり、そのクオリティに誠実であることが本当に重要だと思っています。スタジオは非常に協力的で、僕をクリエイティブ・ルームに歓迎してくれたことに感謝しています。今アクセル全開で作業していますが、まだ調整が必要な部分がたくさんあるんです」と、クリエイティブ面にも参加していることを明かした。ストーリーのドラフトについては「ゼンデイヤと一緒に読んで、時々部屋で飛び跳ねてしまうほど興奮しました。これはファンの尊敬に値する本物の映画になる」と太鼓判を押す。 ファンが気にするのは、原作コミックでスパイダーマンの宿敵として描かれるヴェノムの存在だろう。「スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム」のラストシーンから始まる「ヴェノム:ザ・ラストダンス」でヴェノム/エディ・ブロックを演じたトム・ハーディは、ニューヨーク・プレミアにて同作をシリーズ最後の作品と説明しながらも、「実際にはヴェノムにさよならするのではなく、最後の舞台(ラストダンス)へようこそと言うべきでしょう。ヴェノムの物語はまだ終わっていない。彼にはまだまだやることが、たくさんある」と今後が描かれる可能性を示唆。さらにスパイダーマンとのクロスオーバーを問われると「トム・ホランドは、最高のスパイダーマン」と称えたうえで、「彼と一緒に仕事をしてみたいですね。誰かが私を必要としてくれるなら、喜んで参加する」と意気込みを見せた。 「スパイダーマン」シリーズ第4弾 ※タイトル未定 監督:デスティン・ダニエル・クレットン 出演:トム・ホランド 配給・宣伝:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
-
〈市川雷蔵映画祭 刹那のきらめき〉、4K版初披露の「新源氏物語」など全37本上映
2024年11月8日37歳で世を去った銀幕のスター、市川雷蔵の映画デビュー70周年を記念した〈市川雷蔵映画祭 刹那のきらめき〉が、12月27日(金)より角川シネマ有楽町、2025年2月よりシネ・ヌーヴォ(大阪)ほかで順次開催される。メインビジュアルと予告編が到着した。 大映の看板俳優として一世を風靡した市川雷蔵。歌舞伎役者としての素養に裏打ちされた豊かな表現力を誇り、1950〜60年代のわずか15年間の映画俳優人生で約160作を残した。今春にはMoMA(ニューヨーク)、シネマテーク・フランセーズ(パリ)で出演作が多数上映され、海外評価も高まっている。 https://www.youtube.com/watch?v=eMOgx0uk1UU 今回の特集で上映されるのは、4Kデジタル修復版初披露の「新源氏物語」(1961)「華岡青洲の妻」(1967)「陸軍中野学校」(1966)「眠狂四郎炎情剣」(1965)を含む全37作。メインビジュアルは「新源氏物語」で絶世の美男子・光源氏を演じた雷蔵を据えている。予告編は、七変化ともいえる当たり役の数々と名シーンを紹介。“極上の夢”のような作品群に浸りたい。 [caption id="attachment_43651" align="aligncenter" width="850"] 「新源氏物語」©KADOKAWA 1961[/caption] 〈市川雷蔵映画祭 刹那のきらめき〉 配給:KADOKAWA ©KADOKAWA 公式サイト:https://cinemakadokawa.jp/raizo70/ -
「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」「ウルフウォーカー」などで知られるアイルランドのアニメーション・スタジオ、カートゥーン・サルーンの新作「パフィンの小さな島」が、2025年5月よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開される。ティザービジュアルが到着した。 舞台はアイルランドの西の海に浮かぶ小さなトンガリ島で、海鳥パフィン(ニシツノメドリ)の女の子ウーナと弟のババをはじめ、トガリネズミ、ウサギ、カワウソ、アザラシ、さらに故郷を失ったエトピリカの女の子イザベルなどさまざまな動物が登場。彼らの冒険と友情がキュートなタッチで描かれる。 気候変動、多様性、調和といったテーマも織り込まれ、ダブリンの映画館では1年にわたるロングランヒットを記録。大人も子どもも楽しめる注目アニメーションだ。 「パフィンの小さな島」 原案:トム・ムーア、リリー・バーナード、ポール・ヤング 脚本:サラ・ダディ 監督:ジェレミー・パーセル 配給:チャイルド・フィルム 提供:チャイルド・フィルム、代々木アニメーション学院、チャンスイン、ミッドシップ 後援:アイルランド大使館 2023年/アイルランド・イギリス/80分/アメリカン・ヴィスタ/5.1ch © 2023 Puffin Rock and The New Friends 公式サイト:Child-film.com/puffin
-
「対外秘」キャスト&監督が語るキャラクター映像と著名人コメント公開
2024年11月7日「悪人伝」のイ・ウォンテ監督が、国家を揺るがす極秘文書をめぐり悪人たちが巻き起こす死闘を描き、韓国初登場No.1のヒットを記録した「対外秘」が、11月15日(金)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開される。監督ならびにキャストのチョ・ジヌン(弱小政治家へウン役)、イ・ソンミン(闇の権力者スンテ役)、キム・ムヨル(最凶ヤクザのピルド役)がキャラクターを語る映像と、著名人のコメントが到着した。 https://www.youtube.com/watch?v=qj2xQq5QGTs 〈コメント〉 青木崇高(俳優) 韓国最高の俳優たちによる最高の演技。 野心、金、権力、張り詰めた緊張感。 観たものは“あの汗”を忘れることができないだろう。 泉房穂(弁護士/元衆議院議員/前明石市長/元NHKディレクター) 政治家も検察もマスコミも腐っている。この映画は、30年前の韓国を舞台としたフィクションだが、 今の日本を舞台としたドキュメンタリーのようだ。巨悪に立ち向かっていたはずが、悪魔に魂を売っていくストーリー。リアルだ。 井上咲楽(タレント) 推薦を外されて無所属で戦うことになり、ドブ板選挙で頑張る…! みたいな泥臭さ漂う話と思いきや、人あたりの良い主人公がどんどん悪に染まっていき、ついには人の命まで絡んでくるという、最後まで目を離せない映画だった。 日本では大型選挙がついこないだ終わった今、その興奮のまま見てほしい。 選挙好きにはたまらない! 宇垣美里(フリーアナウンサー/俳優) 欲望を剥き出しにした悪どいおっさんたちの泥仕合。 物語は二転三転、騙し騙されの緊張感に漂う妙なリアリティがかえって恐ろしい。 正義なんてものは、この世にはもうないのかもしれませんね……。 大根仁(映像ディレクター) 友情・裏切り・謀略・工作・バイオレンス・エロス・・・ そして最後の最後まで全く予想がつかない展開。つまりは韓国映画の面白要素が全て詰まった大傑作!! 小野賢章(声優) 日本でもよく目にする、政治と金というニュース。 非常に触れづらい話題ですがそこに切り込んだような、「もう後戻りできない。」を、まさに体現したような映画です。 観たら最後、これはどこにも『対外秘』です。 桑畑優香(ライター/翻訳家) 私的・韓国俳優四天王に殿堂入りのチョ・ジヌンとイ・ソンミン。 注目すべきは、クライマックスでふたりが対峙するシーン。 眼光から、したたる汗まで。いぶし銀の演技とはこういうことか! sakiyama(イラストレーター) 裏社会の汚い欲が飛び交う中、何度も裏切り奪い合う予測不能な展開に終始目が離せませんでした。 三悪人それぞれが醸し出すダークさと、90年代釜山のどこか退廃的な美しい景色が絡み合い、視覚的にも印象深い作品でした。 スクールゾーン橋本稜(芸人) 復讐に燃える1人の政治家が国家を揺るがす“極秘文書”を盾に巨悪へ立ち向かう。 監督イ・ウォンテさんは一切のタブー無しで描き切った。 だからこそ生まれる緊迫感がどこかリアルで息をのむシーンが多くありました。 個人的に韓国映画あるあるで“1人対複数人の時真っ直ぐの通路で抗争する”が出てきて嬉しかったです。 せやろがいおじさん(榎森耕助)(お笑い芸人/YouTuber) 加熱する権力闘争の先には、不正と腐敗が待っている。 必要なのは市民とメディアの監視権力への盲従と無関心が蔓延る世の中に風穴をあけるエンタメ作品! 夏原武(漫画原作者) 息苦しいほどの緊迫感が全編を貫き、ラストまでまったく予断を許さない展開。 政治と裏社会の暗黒部を抉り出す。また韓国映画がやってしまった。 西森路代(ライター) ノワール映画において「茶封筒」というものには、深い意味が込められているものだ。 『インファナル・アフェア』にしろ『新しき世界』にしろ茶封筒が切り札となった。その中には、全てを覆す秘密があるのだ。 本作は、そんな「茶封筒」をきっかけに、一人の政治家ヘウンと黒幕のスンテとが生きるか死ぬかの頭脳戦を繰り広げる……。 最後にヘウンが見る景色は何なのか。そのときの彼の表情が強く残った。 人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー) 選挙戦ってこんなに仁義なくって良いんですか!?!?誠意と人間性を粉微塵にしながら繰り広げられる泥沼の出し抜き合いに、ドン引きつつも見入ってしまう。政局エンタメのジャンルは韓国が最も先を行っている。改めてそう思わされる作品だった。 ビニールタッキー(映画宣伝ウォッチャー) 権力者に見捨てられた男が極秘文書で大勝負に出る!「国のため国民のため」と美しい言葉で着飾った政治家たちと裏社会でうごめくヤクザたちの血と金にまみれた権力闘争。この勝負、ワルければワルいほど勝つ! 深町秋生(ミステリ作家) これは正統派のノワールだ。 復讐心、野心、欲望。毒にも薬にもなるこれらの感情によって義理人情や理性は切り崩され、後戻りもできずに悪の道をひた走るしかない釜山の男たち。その悲哀がまぶしい。 プチ鹿島(時事芸人) 選挙の公認をめぐっての暗闘。衆院選直後に観賞したのでびっくり! しかし観ていくと内容はそれ以上の「対外秘」そのものでした。初々しい政治家がタフになっていく「秘密」もここにある?是非のぞき見してください。 若狭勝(元衆議院議員/元東京地検特捜部副部長/弁護士) 検事、政治家に就かせてもらっていた私の一言は、これまで私が培ってきた正義は、素朴な正義感に依拠していたものでしたが、その正義は、ものの見事に崩壊を余儀なくされました。果たして、本作品によって、正義には「もう一つの正義」がありました。 勝てば官軍という言葉がありますが、まさしく勝つことによって今までとは違う「もう一つの正義」が構築されていく。 多くの人に観てもらいたい、身の毛がよだつ戦慄の映像とは、まさにこのことを言うのか、そんな思いが脳裏に焼き付きました。 Story 1992年の釜山。党の公認候補の座を約束されたヘウン(チョ・ジヌン)は、国会議員選挙への出馬を決意する。ところが陰で国をも動かすスンテ(イ・ソンミン)が、候補者を自分の言いなりになる男に変更。激怒したヘウンは、スンテが富と権力を意のままにするために作成した《極秘文書》を入手し、手を組んだギャングのピルド(キム・ムヨル)から選挙資金を得て無所属で出馬する。 地元民に絶大な人気を誇るヘウンが有利に進める中、逆襲に出るスンテ。この選挙は、国を揺るがす権力闘争の始まりに過ぎなかった──。 © 2023 PLUS M ENTERTAINMENT AND TWIN FILM/B.A. ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED. 配給:キノフィルムズ ▶︎ 極秘文書を入手して巨悪に反撃。韓国大ヒットサスペンス「対外秘」 ▶︎ 「対外秘」東京国際映画祭に合わせてチョ・ジヌン、キム・ムヨル、イ・ウォンテ監督が来日 -
つげ義春のシュルレアリスム漫画を、「岬の兄妹」「さがす」『ガンニバル』の片山慎三が監督を務め、キャストに成田凌、中村映里子、森田剛を迎えて映画化した数奇なラブストーリー「雨の中の慾情」が、11月29日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開される。WEB特別予告編と著名人のコメントが到着した。 https://www.youtube.com/watch?v=GnzMxGvaJtM 〈コメント〉 スタジオジブリ 鈴木敏夫 今、自分が生きている世界とは別の、 もうひとつの世界が存在する。 そんな感覚に襲われた人はこの映画を見た方がいい。 その感覚が、そのまま映像になっている。 ぼくは実感した── 映画が新しい時代に入ったことを。 千原ジュニア(芸人) これは白黒の原作が秀逸な脚本で彩色され 美しい役者達の魂が吹き込まれた 上質で笑えるコメディ映画だ 河合優実(俳優) 主人公がたどる時間の顔つきが、みるみるうちに移り変わっていく。 知らないほうへとどんどん転がって 気がついたら二度と戻れない場所にきている。 映画の世界は必ずしも写実的ではないのに、 終わってしまうとなにか痛切な、不可逆さみたいなものを感じた。 映画を作った人たちに話が聞きたい。 伊藤潤二(漫画家) 夢とうつつが交錯するつげ義春の不条理な世界が、 魅力的なキャストによって映像に焼き付けられました。 つげ漫画に流れるやるせなさが 巧みに表現されていて引き込まれました。 新井英樹(漫画家) 「つげ義春と片山慎三、そりゃ相性いいでしょ」 と思って観たら…驚愕の新世界! 表現者の核「これがやりたい」慾情が爆発してた! 予想想像を超えた熱とイメージの万華鏡に痺れまくった! 見城徹(編集者) [岬の兄妹]から[さがす]を経て、ここまで来たのかという感嘆! 片山慎三の想像力の世界に犯されて身じろぎも出来ない。 何という劇場の中の官能。 村上龍の芥川賞受賞第一作の長編[海の向こうで戦争が始まる]を 一瞬思い出したが、それとも違うオリジナルな世界だった。 成田凌、中村映里子、森田剛、竹中直人が熱演。 こんな映画はかつて無かった。 観て直ぐに仕事の会食だったが、会食が終わった今も 片山慎三の極彩色の夢の世界にうなされている。 「雨の中の慾情」から「戦場の官能」へ。 僕はまだ勃起したままだ。僕は目の前で確かに戦争を見た。 ジェレミー・トーマス(映画プロデューサー) 『雨の中の慾情』は、とても興味深く、 強烈な漫画を創り出すアーティストの頭の中にいるようで、 先鋭的で独創的な世界をみせてくれる。 これは、思慮に富み、力強い映画だ。 鈴木麻美子(鈴木敏夫プロデューサー長女、作詞家、著書「鈴木家の箱」) 土砂降りの雨の中で抑えきれなかった義男の欲情が、 ただ1つの強烈な感情として全編を通してひたすら描かれる。 その切実なまでのヒリヒリ感が観客を魅了して目が離せなくなる。 めちゃくちゃな世界で、情愛だけがホンモノだと感じさせる映画だった。 それはあまりに美しい、偽りの夢だった。 Story 貧しい北町に住む売れない漫画家の義男(成田凌)。アパート経営の他に怪しい商売をしているらしい大家の尾弥次(竹中直人)に、引っ越しの手伝いを要請される。自称小説家の伊守(森田剛)と共に出向くと、そこにいたのは離婚したばかりの艶めかしい福子(中村映里子)。義男は心奪われるが、彼女には交際相手がいるらしい。伊守は自身の小説を掲載するため、富める南町で流行っているようなPR誌を、怪しげな出版社員と共に企画。その広告営業を手伝うはめになった義男の家に、福子と伊守が転がり込み、三人の奇妙な同居が始まる──。 ©2024 「雨の中の慾情」製作委員会 配給:カルチュア・パブリッシャーズ ▶︎ つげ義春原作×片山慎三監督×成田凌と中村映里子と森田剛が共演。奇異なるラブストーリー「雨の中の慾情」 ▶︎ つげ義春原作×片山慎三監督×成田凌ら出演「雨の中の慾情」、数奇な愛を追う予告編公開