そから始まるものでの検索結果

作品情報
条件「そから始まるもの」の作品 1289件)

人物
「そから始まるもの」を人物名に含む検索結果 1557件)

記事
「そから始まるもの」の検索結果 50件)

  •   2019年に起きた香港の人口の3割を占める約200万人を巻き込んだ、民主化を求める抗議運動を最前線で命懸けで撮影し、1000時間以上に及ぶ映像から制作した香港出身のアラン・ラウ監督のドキュメンタリー「灰となっても」が6月28日(土)より、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開が決定。メインビジュアルが解禁した。   第28回釜山国際映画祭で上映され多くの観客の注目を集めた本作は、これまで日本で公開された映画「乱世備忘 僕らの雨傘運動」「Blue Island 憂鬱之島」「時代革命」に続き、あの時の香港、世界の混乱、後退してゆく民主主義、いまの時代を映し出している。 混乱と暴力が渦巻く現場を撮影する中で、『ジャーナリストは客観的であり続けるべきか?どのような行動をするべきか?』というジレンマに直面したという監督。変わりゆく香港を世界に伝えることができるのか、その確信と疑念に引き裂かれながら撮影を続け、ニュース報道だけでは伝えるのが難しい現場の生々しい衝撃を突き付けてくる。 『香港国家安全維持法』施行から2025年6月30日で5年、香港では言論に対する締めつけがさらに強まっているが、本作は今では自由に発言することができない香港の人々の闘いの記録でもある。   「灰となっても」 監督・撮影・編集:アラン・ラウ   原題:寧化飛灰 英題:rather be ashes than dust 配給・宣伝:太秦 2023/香港・イギリス・カナダ/ドキュメンタリー/DCP/5.1ch/118分 ©rather be ashes than dust limited  
  •   膨大な数の慰霊碑が林立する沖縄の摩文仁の丘で、ただ、死者の魂を慰めようと祈り続ける花売りのおばぁの姿を描いた新田義貴監督作『摩文仁 mabuni』が6月7日(土)から沖縄の桜坂劇場で先行公開、6月21日(土)からシアター・イメージフォーラムで公開。ポスター・ビジュアルと予告編が解禁された。   地元で生まれ育った大屋初子(89歳)は、沖縄戦で集団自決が起きた壕から命からがら生き残り、戦後はずっと『魂魄之塔』という慰霊碑の前で遺族に参拝用の花を売ってきた。本作では初子おばぁを主人公に、膨大な数が存在する沖縄戦の慰霊碑を訪ね、そこにこめられた人々の様々な思いを描く。戦争とは?平和とは? そして“摩文仁”とは? 戦争で失われた魂の鎮魂のために建てられたはずの慰霊塔の前で、沖縄住民、自衛隊などそれぞれの思いがすれ違う──。このひとつの丘からは沖縄のみならず、多くの紛争に揺れる世界の今も見えてくる。 監督は、戦争をテーマに映像制作を行ない、現在もウクライナで取材を続ける新田義貴。沖縄の市場の再生を描いたデビュー作「歌えマチグヮー」(2012年)に続き、戦後80年となる今年、いまなお沖縄が抱える多くの矛盾や、そこで生きる人々の姿を見つめる。ナレーションは沖縄出身の知花くらら、そして主題歌は寺尾紗穂が手掛け、鎮魂の祈りをともに捧げる。   https://www.youtube.com/watch?v=OE06_t-KWsw   「摩文仁 mabuni」 監督・撮影・編集:新田義貴 ナレーター:知花くらら 主題歌:寺尾紗穂 プロデューサー:七沢潔  音楽:上畑正和/撮影協力:山城知佳子、砂川敦志、仲宗根香織、松林要樹、norico、瀬底梨恵、島袋笑美/韓国語翻訳:伊藤王樹/整音:髙梨智史/グレーディング:川久保直貴/編集協力:濱口文幸記念スタジオ/制作協力:山上徹二郎/制作・配給:ユーラシアビジョン 2025/日本/97分/カラー/ドキュメンタリー ©ユーラシアビジョン
  •   テレビアニメ『オッドタクシー』の木下麦(監督・キャラクターデザイン)×此元和津也(脚本)と「映画大好きポンポさん」「夏へのトンネル、さよならの出口」の制作スタジオ・CLAPが組み、ある男の愛の物語を紡いだオリジナルアニメ映画「ホウセンカ」が、アヌシー国際アニメーション映画祭2025の長編コンペティション部門に出品されることが決定。日本では今秋に公開される。2種のティザービジュアル(アートディレクションを大島依提亜、イラストをkigimuraが担当)と特報映像が到着した。     「ろくでもない一生だったな」 独房で死を迎えようとしていた無期懲役囚の老人・阿久津実に声を掛けたのは、ホウセンカだった。“会話”をしながら、阿久津は過去を振り返る。彼が起こす大逆転とは──。 ボイスキャストは阿久津の現在を小林薫、過去を戸塚純貴が務め、満島ひかり、宮崎美子、ピエール瀧が共演。音楽は実力派ポップバンドのceroが手掛ける。   https://www.youtube.com/watch?v=2-dqMsbCDjM   〈キャスト・スタッフのコメント〉 小林薫 阿久津役は、ピエールくんと二人のみでの収録でした。終えて家に帰っても切替えられず、頭の中もボーとしてえらく疲れていたのを覚えています。翌日の収録でピエールくんにその事を話すと、彼は収録地の赤坂から渋谷までなんと歩いて帰ったそうです。彼なりのクールダウンだったと思います。そんな充実感と疲労、感動の入り混じった収録でありました。 戶塚純貴 幸せだったと心から言える自分の人生であってほしいと思わせてくれる『ホウセンカ』。 人間臭い阿久津実がとても愛おしくて、アニメーションによって彩られる彼の世界には最後のシーンまで感動しきりでした。 深いことは考えず目の前にいる不器用でまっすぐで人情深い阿久津に身を委ねました。小林薫さんの声色や感情の機微から若かかりし阿久津を想像して、丁寧に言葉を伝えてくれる満島ひかりさんとは本当に心を通わせた気持ちになりながら収録させていただきました。 声優に不慣れな自分は完成を見るのが少し不安でしたが、それを忘れさせてくれる感動がありました。 皆様に早く届いてほしい、是非観ていただきたい映画です。 満島ひかり 胸がきゅっとなる作品でした。 ちょっと渋くて、チャーミングなお話をみて「愛した記憶があるから私は寂しくないの」と言ったある先輩のすてきな言葉を思い出しました。 物語の主人公・阿久津さんの静かで不器用なもの語りも派手では無いけど、とってもすてきでした。 同じく不器用で魅力的な、那奈を演じられて嬉しかった。 宮崎美子 異世界に転生でもしないかぎり人は今ここで自分にできることに命をかけるしかないから、こんな風に愛されたら、精一杯生きていこうという気持ちになる。信じる、託す、前を向く。できることは少なくても、人は皆そうやって命をつないで来たのだから。 ピエール瀧 そこにいるのか。 本当はいないのか。 喋るホウセンカという不思議なキャラクターの声を担当させていただきました。 小林薫さんと2人きりのアフレコという贅沢な時間を体験させていただいたことに感謝です。 木下⻨(監督・キャラクターデザイン) 空の⻘さの美しさとは、日を浴びた葉の色の美しさとは、人を想う意義とは。美と儚さと幸せの価値観とそれが人に与える影響を改めて見つめ直し、揺れ動く生活の中で生きる生き物の底力を、原点に立ち帰る気持ちで表現しました。沢山の人に観ていただきたいです。 此元和津也(原作・脚本) 報われない人生にも、祈る自由はある。それが届くかどうかはわからないけれど、それでも信じてみたくなった。『ホウセンカ』は、帰る場所をなくした男と恋人の空白へ、その花が静かに割って入り、止まった言葉を芽吹かせる物語です。この花が咲くまでには、幾つもの沈黙と、たったひとつの祈りがありました。⻑い沈黙と祈りの先で灯る小さな確信が、あなたの胸にもそっと種を落とすことを願います。     「ホウセンカ」 声:小林薫、戸塚純貴、満島ひかり、宮崎美子、ピエール瀧 監督・キャラクターデザイン:木下麦 原作・脚本:此元和津也 企画・制作:CLAP 音楽:cero/高城晶平、荒内佑、橋本翼 配給:ポニーキャニオン ©此元和津也/ホウセンカ製作委員会 公式サイト:https://anime-housenka.com
  •   第39回インディペンデント・スピリット賞でジョン・カサヴェテス賞を受賞した、フォーチュンクッキーをきっかけに、孤独な女性が新たな一歩を踏み出す姿をオフビートなユーモアを交えて描いた「フォーチュンクッキー」が、6月27日(金)よりシネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷ホワイトシネクイント、アップリンク吉祥寺ほか全国公開となる。予告編が解禁した。     予告編は、カリフォルニア州フリーモントにあるフォーチュンクッキー工場で働くドニヤの姿から幕を開ける。孤独な日々を何とかしたいと思いながら、簡単には憂鬱な気分から抜け出せずにいたドニヤに、ある日転機がやってくる。フォーチュンクッキーのメッセージを書いていた女性が急死、ドニヤが後任を務めることになったのだ。次第に「幸せになりたい」「恋をしたい」という心の声に向き合っていくドニヤは、新たな出会いを求めて、フォーチュンクッキーのメッセージの一つに自分の名前と電話番号、そして「どうしようもなく幸せになりたい」と書いた特別なメッセージを紛れ込ませる。果たして彼女を待ち受ける甘くてほろ苦い運命の行方は……。今後の展開を期待させる予告編となっている。   また、カリフォルニア州出身で、本作の舞台となる中規模都市のフリーモントを良く知るライター・研究者の竹田ダニエル氏よりオピニオンコメントが到着。『フォーチュンクッキーに書かれた『運命の言葉』を、あなたはデタラメだと思うかもしれない。でもその紙切れに書かれた一文が、運命を動かすきっかけになるかもしれない。ここではない、もう少しマシなどこかへ、連れて行ってくれるかもしれない。出会いと希望さえ、信じていれば。』と未来へのささやかな希望をくるんだ本作にあたたかく寄り添った。   https://youtu.be/xyFEucMWIPU   Story カリフォルニア州フリーモントにあるフォーチュンクッキー工場で働くドニヤは、アパートと工場を往復する単調な生活を送っている。母国アフガニスタンの米軍基地で通訳として働いていた彼女は、基地での経験から、慢性的な不眠症に悩まされている。ある日、クッキーのメッセージを書く仕事を任されたドニヤは、新たな出会いを求めて、その中の一つに自分の電話番号を書いたものをこっそり紛れ込ませる。すると間もなく1人の男性から、会いたいとメッセージが届き……。   「フォーチュンクッキー」 監督:ババク・ジャラリ  脚本:カロリーナ・カヴァリ、ババク・ジャラリ  出演:アナイタ・ワリ・ザダ、グレッグ・ターキントン、ジェレミー・アレン・ホワイト 2023年/アメリカ/英語、ダリー語、広東語/91分/モノクロ/1.37:1/5.1ch 原題:FREMONT 字幕:大西公子 配給:ミモザフィルムズ © 2023 Fremont The Movie LLC  特別なメッセージがもたらす、甘くてほろ苦い運命「フォーチュンクッキー」  
  •   文化祭前日に突如バンドを組んだ女子高生たち。コピーするのはブルーハーツで、ボーカルは韓国からの留学生だ。本番まであと3日。4人の寄り道だらけの猛練習が始まった──。青春映画の金字塔「リンダ リンダ リンダ」(2005)を、公開20周年を記念して4Kリマスター版でリバイバルすることが決定。8月22日(金)より新宿ピカデリー、シネクイントほか全国で公開される。キャストのぺ・ドゥナ、前田亜季、香椎由宇、関根史織(Base Ball Bear)、ならびに山下敦弘監督のコメントが到着した。     〈コメント〉 ペ・ドゥナ 映画『リンダ リンダ リンダ』が20周年を迎え、4K公開するとのこと、心よりお祝い申し上げます。 2004年の前橋での『リンダ リンダ リンダ』の撮影は、私にとって忘れられない大切な思い出です。韓国映画界だけで活動していた私にとって初めての海外作品でしたが、日本語も日本文化も不慣れな私は劇中の歌そのものだったように思います。 そんな私の友達になってくれた香椎さん、前田さん、関根さんと撮影しながら感じたその暖かさは今でも心に残っています。 『リンダ リンダ リンダ』は、個人的にも、私の20代の出演作品の中で一番好きな作品のひとつであり、とても誇らしい作品です。「歌ができなくてもいい、日本語ができなくてもいい」とラブコールを送ってくださった山下敦弘監督に改めて感謝します。 おかげで、こんな貴重で素晴らしい作品の中に私の20代が収められました。 改めて20周年おめでとうございます。 前田亜季 20周年おめでとうございます。大好きな作品が再び4Kで上映されること、本当に嬉しく、私自身もとても楽しみです。 試写で久しぶりにスクリーンで見て、懐かしさで胸がいっぱいになると同時に、新鮮に感じる不思議さ。 泊まり込みでみんなで通った現場や撮影合間の出来事、部室でした楽器練習、色んなことが思い出されて、素敵な記憶として私に刻み込まれてるのだな、と思います。 実際の高校生活よりも青春していた日々。校舎のカットがいま、胸にグッときます。 再びの方にも、新たにの方にも、ぜひ大きな画面で楽しんでいただけたらと思います。 一緒に楽しみましょう! 香椎由宇 この度は公開20周年おめでとうございます! 部活にしろ、遊びにしろ、何にしろ、何かに熱中することを少し恥ずかしいと思い込んでた10代、そんな時にこの作品の撮影がありました。 ドゥナさんを始め、前田さん、関根さんとは、まるで本当の同級生のように部活(バンド練習)に励み、あんなに何かに一生懸命になれたことも、国も年齢も違えどあんなに毎日毎日ただただ笑えたのも、演技なのか演技じゃないのか錯覚するように撮影に臨めたことも、私にとっての宝物の時間になりました。 そんな全てをしまいこんだ『リンダ リンダ リンダ』 今観ても愛おしく懐かしく、また、当時の自分を羨ましく思える作品です。 20年前に観た方も、今青春真っ只中な方にも、やっぱり観て欲しいと胸を張ってお届けしたい作品です。 関根史織(Base Ball Bear) 撮影当時、わたしはまだ下北沢でライブし始めたばかりのバンドマンでした。 縁あって出演が決まったのですが、バンドマンとしてのキャリアも浅いわたしがいきなり出演して大丈夫なのか…そもそもあいつ演技できんのか?と恐らく周りの人たちを大変不安にさせたかと思います。 でもそんなわたしを、現場の誰1人バカにしたりせず、ほぼ自分のままでいられるような役に皆で仕立てあげて下さいました。 20年経った今もわたしはバンドをやっているのですが、どこへ行っても本当に色んな人たちから「あの映画大好きなんです」と言ってもらえます。 こんなに嬉しいことはあまりないです。 今回の4Kリマスターをきっかけにまた改めてたくさんの人に観ていただけたら嬉しいです。 山下敦弘監督 『リンダ リンダ リンダ』という映画は、たぶんいろんな出会いとタイミングが上手く折り重なった映画なんだと思う。 “女子高生がブルーハーツのコピーバンドをする” ただそれだけの物語なのに、あの頃の自分たちなりの欲望や衝動が滲み出ていて、内容はもちろん、作る側も青春ど真ん中にいたような気がします。 あと皆んながホント可愛い。 監督しといてなんですが、自分にとって“奇跡の一本”だと思っています。 4Kリマスターされた『リンダ リンダ リンダ』は当時の印象そのままにまた新しい感動を与えてくれると思います。是非スクリーンで楽しんでください。   「リンダ リンダ リンダ 4K」 出演:ペ・ドゥナ、前田亜季、香椎由宇、関根史織(Base Ball Bear)、三村恭代、湯川潮音、山崎優子(meism)、甲本雅裕、松山ケンイチ、小林且弥、小出恵介、三浦誠巳、りりィ、藤井かほり、近藤公園、ピエール瀧、山本浩司、山本剛史 監督:山下敦弘 主題歌:「終わらない歌」(ザ・ブルーハーツ) 脚本:向井康介、宮下和雅子、山下敦弘 音楽:James Iha 製作:「リンダ リンダ リンダ」パートナーズ 配給:ビターズ・エンド 2005/日本/114分/カラー ©「リンダ リンダ リンダ」パートナーズ 公式サイト:www.bitters.co.jp/linda4k