てから始まるものでの検索結果

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  •   映画界の伝説となったジャン=リュック・ゴダールの作家人生を紐解くドキュメンタリー「GODARD CINEMA」(英題)が、9月22日(金)より新宿シネマカリテ、シネスイッチ銀座、ユーロスペース、アップリンク吉祥寺ほかで全国順次公開。海外版ポスタービジュアルが到着した。     監督・編集は、ドキュメンタリーの編集を数多く手掛けてきたシリル・ルティ。本編には「勝手にしやがれ」(60)「女と男のいる舗道」(62)「気狂いピエロ」(65)「彼女について私が知っている二、三の出来事」(67)「中国女」(67)、そして〈ジガ・ヴェルトフ集団〉時代から「ゴダールの映画史」(88〜98)まで、数々のゴダール作品の映像が登場。さらに家族や友人、元パートナーたちの証言、ならびに女優マーシャ・メリル、ジュリー・デルピー、ナタリー・バイ、ハンナ・シグラ、映画監督ロマン・グーピル、批評家ティエリー・ジュスらの新たなインタビューを交え、たゆまぬ自己改革を行いつつ避けがたく自己破壊に向かっていく芸術家の肖像を描いていく。2022年9月13日にゴダールが91歳で自らこの世を去る直前、本作は第79回ヴェネチア国際映画祭ノンフィクション・クラシック部門で上映された。 時に戯画化された神話のクリシェを超えて、見かけより感傷的で、自らの芸術に宿り、時に凌駕されたゴダールの実像に出会える注目作だ。   [caption id="attachment_24177" align="aligncenter" width="850"] 「勝手にしやがれ」©1960 STUDIOCANAL – Societe Nouvelle de Cinematographie – ALL RIGHTS RESERVED.[/caption] [caption id="attachment_24178" align="aligncenter" width="850"] 「女と男のいる舗道」©1962.LES FILMS DE LA PLEIADE.Paris[/caption] [caption id="attachment_24179" align="aligncenter" width="850"] 「気狂いピエロ」©1962 STUDIOCANAL / SOCIETE NOUVELLE DE CINEMATOGRAPHIE / DINO DE LAURENTIS CINEMATOGRAPHICA, S.P.A. (ROME). ALL RIGHTS RESERVED.[/caption] [caption id="attachment_24180" align="aligncenter" width="850"] 「彼女について私が知っている二、三の出来事」©10.7 productions/ARTE France/INA – 2022[/caption] [caption id="attachment_24181" align="aligncenter" width="850"] 「中国女」©10.7 productions/ARTE France/INA – 2022[/caption]   「GODARD CINEMA」(英題) 監督:シリル・ルティ 出演:マーシャ・メリル、ティエリー・ジュス、アラン・ベルガラ、マリナ・ヴラディ、ロマン・グーピル、デヴィッド・ファルー、ジュリー・デルピー、ダニエル・コーン=ベンディット、ジェラール・マルタン、ナタリー・バイ、ハンナ・シグラ、ドミニク・パイーニ 2022年/フランス/フランス語/100分/カラー・モノクロ 原題:Godard seul le cinéma 英題:Godard Cinema 提供:シネゴドー、ミモザフィルムズ 配給:ミモザフィルムズ ©10.7 productions/ARTE France/INA – 2022
  •   20年以上もインド映画をメインにアジア映画を探求してきた特定非営利活動法人〈インド映画同好会〉が、言語も文化もそれぞれ異なるヒンディー映画、タミル映画、マラヤーラム映画などから“他の追随を許さない”作品を揃えて贈る〈インド大映画祭 IDE 2023 in K’s cinema〉が、6月17日(土)~7月7日(金)に新宿K’s cinemaで開催。チラシビジュアルが到着した。     【日本初公開】は、「愛と勇気のヒーロー チェンナイエクスプレス」の監督ローヒト・シェッティとランヴィール・シン&ディーピカー・パードゥコーン夫妻が出演する「サーカス」、「ヴィクラムとヴェーダー」(タミル版)のヴィジャイ・セードゥパティが主演する「ラストファーマー」、学校教師が父の恥ずべき容疑を晴らそうと奔走するヒューマンドラマ「ガルギ 正義の女神」の3本。 【プレミア先行上映】は、「バンバン!」「WAR ウォー!!」と主演作の日本公開が続くリティク・ローシャンの最新作「ヴィクラムとヴェーダ」(ヒンディ版)、第78回ゴールデングローブ賞最優秀外国映画部門候補のインド映画10本に選出された「ただ空高く舞え」の2本。 【クラシック枠】は、若き日のヴィジャイを堪能できる爽やかな学園ドラマ「サチン」。【スポットライト枠】は、夫が妻に手を上げたことが予期せぬ結果を招く「ひとかけらの愛」。【衝撃枠】は、美しい音楽の数々に彩られたサイコサスペンス「野獣一匹Ⅱ」。 そして、話題を呼んだ犯罪ドラマ「ヴィクラムとヴェーダー」(タミル版)、スマホがきっかけで事件に巻き込まれる心理サスペンス「隠された顔」、「スルターン」のカールティが主演した「若き獅子」、名作「スルターン」も上映。さらに3つの【シークレット枠】が用意され、開催近くまで作品名は明かされない。 期間中には「ヴィクラムとヴェーダ」(ヒンディ版)の応援上映と「スルターン」のマサラ上映、週末のトークイベントなども予定している。色とりどりの映画世界に血が騒ぐこと間違いなし。   〈上映作品〉 【日本初公開】「サーカス」「ラストファーマー」「ガルギ 正義の女神」 【プレミア先行上映】「ヴィクラムとヴェーダ」(ヒンディ版)「ただ空高く舞え」 【クラシック枠】「サチン」 【スポットライト枠】「ひとかけらの愛」 【衝撃枠】「野獣一匹Ⅱ」 【その他】「ヴィクラムとヴェーダー」(タミル版)「隠された顔」「若き獅子」「スルターン」 【シークレット枠】3本   主催:特定非営利活動法人インド映画同好会 https://idemovie.org
  • 少子高齢化社会が一層進んだ近い将来の日本で、75歳から生死の選択権を与える架空の社会制度<プラン75>を媒介に、「生きる」という究極のテーマを問いかけた衝撃の社会派ドラマ「PLAN 75」。新鋭の早川千絵が長篇初監督作ながら2022年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門正式出品、カメラドール特別表彰という快挙を成し遂げた本作のBlu-ray&DVDが、4月26日に発売された。 リリースにあたり、主にジェンダーやフェミニズムをテーマにインタビューやコラムを多数執筆するライタ-の羽佐田瑶子さんに本作について語っていただいた。 不寛容な社会に生きる“私”と「PLAN 75」の出会い 冒頭、高齢者は「社会にとって役に立たない」と優生学的な思想で事件を起こす青年が、この先の日本を暗示しているようで苦しくなる。マスクで覆われた長い時間によって、私たちはうっすらと膜を張り、自己責任と無関心が強まってしまったように思う。 社会と個人の接続が歪み、差別的な発言をした政治家たちは情報の流れの早さに身を隠している。怒りを忘れないようにSNSでログを残すけれど、あまりに数が増えて、自分のタイムラインでも流れてしまう。不寛容な社会に、私にできることはなにか。そう思い悩んでいたときに出合ったのが映画「PLAN 75」だった。 カメラを射抜く倍賞千恵子の視線から浮かび上がる思い 早川千絵監督による映画「PLAN 75」の舞台は、少子高齢化が一層進み、75歳以上の人は自らの死を選択できる国家制度が施行された日本。清掃の仕事をしてきた78歳のミチ(倍賞千恵子)は年齢を理由に突如解雇されてしまい、制度への加入を考える。 「社会の役に立つ/立たないという尺度で人の命の価値が測られる考え方は、すでに社会に蔓延しているのではないか」という監督の危機感が、力強いメッセージとして伝わってくる本作。 出演者の磯村勇斗さんと河合優実さんも言葉を濁すことなく、映画での気付きを映像特典で語った。大きな学びの一つとして、自己責任ではなく制度に問題があると気づき、社会に疑問と関心を向けられる点にあると思う。「対個人に怒りが向きがちだけど、構造やシステムに翻弄されている事実がある。個人でなにかできないかと思います」と切実に語っていた河合さん。 カメラを射抜く倍賞千恵子の視線に思わず目を逸らしそうになったのは、自身も無自覚でも制度に加担している可能性があると気付かされたからだ。自らを省みて、社会の風潮に意識的になろうという願いを受け取った。 文学作品を起点に、ケアをめぐる現代の事象について論じた書籍『ケアする惑星』(小川公代、講談社)が年頭に発売された。本著でも、個人と社会の問題の混在、想像力を働かせて見えなくされている存在の声に耳を傾けるべきではないか、といった「PLAN 75」に通じるまなざしが綴られている。 諦めかけていた自分が、もう一度起き上がる。自助ではなく共生する視点でこの国をとらえたい。社会の根幹が変わらなければ個人の苦しみは救われないのだから、署名や発信など小さな行動でも関心を持つ周囲を巻き込み、体力がないときは対話するだけでも誰か一人につながることが大切かもしれない。 映像がソフト化し、また新たな論者がきっと現れ、連帯する作品たちに力をもらいながら私にできる一歩を見つめ続けたい。 文=羽佐田瑶子 制作=キネマ旬報社   https://youtu.be/VkQPf7RyVic   「PLAN 75」 ●4月26日(水)Blu-ray&DVDリリース(レンタル同日) ▶Blu-ray&DVDの詳細情報はこちら  ●Blu-ray:5,500円(税込)、DVD:4,400円(税込) 【映像特典】 ・公開記念ナビ番組(ストーリー編/キャスト×監督 スペシャルトーク) ・本予告(30秒/90秒) ●2022年/日本、フランス、フィリピン、カタール/本編112分 ●出演:倍賞千恵子、磯村勇斗、たかお鷹、河合優実、ステファニー・アリアン、大方斐紗子、串田和美 ●脚本・監督:早川千絵 ●脚本協力:Jason Gray ●撮影:浦田秀穂 ●照明:常谷良男 ●録音:臼井勝 ●美術:塩川節子 ●発売元/ハピネットファントム・スタジオ 販売元/ハピネット・メディアマーケティング ©2022『PLAN 75』製作委員会/Urban Factory/Fusee
  •   客はすべて動物という不思議な百貨店を舞台に新人コンシェルジュの奮闘を綴り、第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞に輝いた西村ツチカの漫画『北極百貨店のコンシェルジュさん』がアニメ映画化。今秋に公開される。ティザービジュアルが到着した。     原作は小学館『ビッグコミック増刊号』で2017年より連載。メガホンを執るのはTVアニメ『ボールルームへようこそ』(17)などで知られ、これが劇場アニメ初監督となる板津匡覧。脚本は『恋するハエ女』(12)『忘却のサチコ』(18)『凪のお暇』(19)など話題のドラマを送り出してきた大島里美。制作はProduction I.Gが手掛ける。華やかで繊細なファンタジーを楽しみたい。   〈コメント〉 板津匡覧(監督) 大好きな西村ツチカ作品を映像化できて光栄に思っております。 「他者と関わることの困難」 主人公、秋乃が体験するのは多くの人が直面する課題だと思います。 困難を象徴する多彩な動物たちを、原作そのままのシンプルな絵作りと繊細なディテール、豊かなアニメーションで描くことを目指して制作しました。 多くの方に見ていただけると嬉しいです。 日常の困難に向かう大人たち。 動物が大好きな子供たちにも。 大島里美(脚本) 北極百貨店を訪れるどこか他人には思えない動物のお客様たち。 お客様に寄り添い、精一杯もてなそうとする新人コンシェルジュさん。 楽しくて、不思議で、あたたかくて、考えさせられる。 この映画を観て、大切な誰かや自分を想って、笑顔になっていただけたら、とても嬉しいです。   Story 秋乃が新人コンシェルジュとして働き始めたのは、客がすべて動物という不思議な〈北極百貨店〉。一人前になるべく、フロアマネージャーや先輩に見守られながら奮闘する秋乃の前には、さまざまな悩みを抱えた客が現れる。 中でも絶滅種である“V.I.A”(ベリー・インポータント・アニマル)の客は、一癖も二癖もある個性派揃い。⻑年連れ添う妻を喜ばせたいワライフクロウ、父親に贈るプレゼントを探すウミベミンク、恋人へのプロポーズに思い悩むニホンオオカミ……。 自分のため、誰かのため、客の思いに寄り添うため、秋乃は今日も元気に店内を駆け回る。   「北極百貨店のコンシェルジュさん」 原作:西村ツチカ『北極百貨店のコンシェルジュさん』(小学館「ビッグコミックススペシャル」刊) 監督:板津匡覧 脚本:大島里美 アニメーション制作:Production I.G 配給:アニプレックス ©2023西村ツチカ/小学館/「北極百貨店のコンシェルジュさん」製作委員会 公式HP:https://hokkyoku-dept.com/ Twitter:HOKKYOKU_Dept
  •   アウシュビッツを生き抜き、人権のためにフランス議会で闘い、女性初の欧州議会議長となったシモーヌ・ヴェイユの生涯を描いた「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」が、7月28日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋ほかで全国順次公開。予告編、日本版ポスタービジュアル、場面写真が到着した。     1974年パリ。カトリック教徒ならびに男性議員が多数を占めるフランス国会で、シモーヌ・ヴェイユはレイプによる悲劇や違法な中絶手術の危険性、若いシングルマザーの困難を提示。「喜んで中絶する女性はいません。中絶が悲劇だと確信するには、女性に聞けば十分です」と訴え、圧倒的な反対意見をはねのけ、後に彼女の名前を冠してヴェイユ法と呼ばれる中絶法を勝ち取った。 1979年には女性初の欧州議会議長に選出され、大半が男性である理事たちの猛反対に遭いながらも、「女性の権利委員会」の設置を実現。女性だけでなく、移民やエイズ患者、囚人など弱者の人権のために闘う。 シモーヌの不屈の意志は、かつてアウシュビッツ収容所に送られ、“死の行進”や両親と兄の死を経験しながらも生き抜いた壮絶な体験に培われたものだった──。     「エディット・ピアフ 愛の讃歌」「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」に続き、オリヴィエ・ダアン監督が世紀の女性を描く3部作のラストを飾る本作。エルザ・ジルベルスタインが8kg増量してシモーヌを威厳豊かに演じ、フランスでは2022年に国内映画の年間興収No.1を記録した。ポスタービジュアルは、フランスから強制収容されたユダヤ人の名前を刻んだ〈Wall of Names〉を見つめる彼女の姿を据えている。 2017年に89歳で生涯を閉じると、国葬が執り行われ、キュリー夫人など偉人が眠るパンテオンに5人目の女性として合祀されたシモーヌ・ヴェイユ。その誇り高き人生の物語に注目したい。           「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」 監督・脚本:オリヴィエ・ダアン 撮影:マニュエル・ダコッセ 編集:リシャール・マリジ 衣装デザイン:ジジ・ルパージュ 出演:エルザ・ジルベルスタイン、レベッカ・マルデール、オリヴィエ・グルメ、エロディ・ブシェーズ 2022年/フランス/フランス語/140分/カラー/シネスコサイズ/原題:Simone, le voyage du siècle 英題:Simone, a Woman of the Century/映倫:G/配給:アット エンタテインメント © 2020 – MARVELOUS PRODUCTIONS - FRANCE 2 CINÉMA - FRANCE 3 CINÉMA simonemoviejp.com

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