ほから始まるものでの検索結果

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  •   押切蓮介の同名ホラー漫画を「貞子vs伽椰子」「不能犯」の白石晃士監督により映画化した「サユリ」。7月4日(木)より開催される第28回プチョン国際ファンタスティック映画祭〈アドレナリン・ライド部門〉でワールドプレミアを行うことが決まった。押切蓮介も登壇する。     押切蓮介コメント 生まれて初めての海外です。自分の原作の映画がきっかけで韓国に渡れる事が嬉しいです。旅行がてら韓国を楽しみたいです! ホラー映画の人間と悪霊の対立は長きに続き、人間側が惨敗しております。 この事実に私は怒りを覚えております。何故生きている人間が弱く、この世のものではあらざるものが強いのだと。そんな事はないと私は原作を描きました。それを見事に表しているのがこの映画サユリです。 韓国や海外の映画ファンの皆さんにもぜひ楽しんでいただければ!   https://www.youtube.com/watch?v=XP4qMo-VBsk   映画は台湾、タイ、ベトナムなども含む13ヵ国で公開されることが決定。日本では8月23日(金)に封切られ、6月21(金)より発売されるムビチケカードには押切蓮介描き下ろしイラストポストカードが付いてくる。   Story 夢の一戸建てマイホームに引っ越してきた神木家の7人。 だが幸せも束の間、一人ずつ命を落とし、どこからか奇怪な笑い声が聞こえてくる。 この家には“何か”がいる──。   「サユリ」 監督:白石晃士 原作:押切蓮介「サユリ 完全版」(幻冬舎コミックス刊) 脚本:安里麻里、白石晃士 出演:南出凌嘉、根岸季衣、近藤華、梶原善、占部房子、きたろう、森田想、猪股怜生 製作プロダクション:東北新社 配給:ショウゲート 2024年/日本/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/108分/R15+ ©2024「サユリ」製作委員会/押切蓮介/幻冬舎コミックス 公式サイト:sayuri-movie.jp
  •   米倉涼子演じる“絶対に失敗しない”孤高のフリーランス外科医・大門未知子の活躍を描き、2012年10月より7シリーズにわたって愛されてきたドラマ『ドクターX』が、テレビ朝日65周年企画として映画化。「劇場版ドクターX」のタイトルで、大門未知子の誕生の秘密を明かす内容となる。12月6日(金)より全国公開。ティザービジュアルと特報映像が到着した。     おなじみのキャストも集結する。新米医師時代に未知子に出会い、医療インフルエンサーに転身しながらも未知子の影響で医師に戻った森本光役に田中圭。フリーランスの麻酔科医で、未知子とは公私ともに信頼関係を築いている城之内博美役に内田有紀。青森の実家に仕送りをしながら働く、家族思いで頑張り屋の看護師・大間正子役に今田美桜。「腹腔鏡の魔術師」と呼ばれるほどオペの腕は良いが金に汚く、未知子を「デーモン」と呼んで疫病神扱いする加地秀樹役に勝村政信。上の人間に頭が上がらない半面、患者の心に寄り添う医療を目指す原守役に鈴木浩介。強面で蛭間元院長にひたすら尽くすがどこか憎めない海老名敬役に遠藤憲一。〈神原名医紹介所〉の所長であり未知子に「師匠」と慕われ、元外科医だが医師免許を剥奪されているなど謎の多い神原晶役に岸部一徳。東帝大学病院の元院長で、表向きは温和だが逆らう者は切り捨てる冷血漢であり、未知子に積年の恨みを抱く蛭間重勝役に西田敏行。さらに脚本の中園ミホ、監督の田村直己も続投する。   https://www.youtube.com/watch?v=gMjbffxEDps   〈コメント〉 米倉涼子 私自身、大門未知子と12年間お付き合いできるとは思っていませんでした。 ドクターX、そして大門未知子は切っても切り離せない米倉涼子の一部です。 映画化については、私が大きな画面でドクターXを観てもらいたいと思いプロデューサーとお話しして実現できました。  共演者のみなさんとは家族のように尊重、尊敬し合うことができ、みなさんのお陰でここまでこられたと思います。 映画の見どころは沢山ありますが、大門未知子が『私、失敗しないので』と言うまでの展開と、言う瞬間にも注目していただけると嬉しいです。 私たちの12年の想いがこもった作品になっていると思います。ぜひ劇場でご覧ください。 田中圭 久しぶりにこの現場に帰ってきましたが、ドラマのときからアットホームで、今回もあたたかく迎えてくださり、そして受け入れてくださいました。撮影現場では、米倉さんをはじめ諸先輩方のお芝居を間近で見ることができるので、現場にいるだけで学びになる場所です。 撮影中は、この映画ひとつひとつの瞬間を全員で作ろうという雰囲気があり素敵な時間でした。 ドラマに出演させていただいていた時も毎日が刺激的で、本当にこの現場で学んだことが沢山あります。 劇場版はドラマ以上にとても迫力のある手術シーンになっていると思いますので、是非楽しみにしていてください。ハンカチは必須かと思われます。 内田有紀 撮影はとても幸せな時間で、馴れ合いになり過ぎず良い緊張感を保てました。またその一方で、安心出来る家族と会っているような気持ちもありました。ドラマ放送開始から12年という長い月日で同じ役柄を演じさせていただいたのはドクターXが初めてです。 城之内博美という役は私にとってかけがえのない軸となっており、劇場版ということで感無量です。 大門未知子の相棒として長くこの物語に参加させていただき、よねちゃんとはお互い支え合って、未知子と博美のような関係性でずっと走ってきました。 今回の劇場版では12年間で築いてきた未知子との歩みの集大成となっています。 そして遂に未知子のルーツが明かされます。ぜひ映画館でご覧ください。 今田美桜 私は2019年から参加させていただいているのですが、当時は医療ものが初めてでとても緊張していました。回を重ねるたびに、このファミリーに入れた感じがして本当に嬉しかったです。 そして、遂に劇場版。撮影はドラマからのチームワークと仲のよさで、帰ってきた感じがあってとても安心して楽しめました。正子は青森弁を話すのですが、感情が出るタイミングで方言が出ます。 そこは正子の情熱のひとつを表現する場面でもあるので演じていて楽しかったです。 ドラマ以上に、劇場版もすごいことになっています!どうぞご期待ください。 勝村政信 久しぶりの撮影でしたが、昨日も撮影していたような、時間が経っていた感覚はありませんでした。 会っていない時間もみんなで連絡を取り合っているし、僕らは完全に家族です。撮影でも、しっかりお互いを高めあっているし。 この作品は自分の人生で特別なものです。映画化ってのは不思議な気持ちですが、また始まりの始まりな気がします。とりあえず集大成です。みなさん楽しみにご覧ください。では劇場でお会いしましょう。 鈴木浩介 みなさんと久しぶりにお会いしても、本当に親しい間柄の先輩ばかりなので時間のブランクも感じず、実家に帰ってきたような感じがありました。少し照れくさいような気がしても、ずっと積み重ねてきた信頼関係があるので、お芝居の時にはすぐ戻れるのが嬉しかったです。 そして12年の積み重ねが劇場版に繋がっているのはとても感慨深いです。 映画の見どころは、大門未知子の「私、失敗しないので」が、誰に向けての言葉なのかというところだと思います。僕も原守を演じながら、この言葉に心を動かされていました。 劇場でみなさんとお会いできるということで、スクリーンでぜひドクターXを楽しんで、大門先生の「私、失敗しないので」を観に行きましょう! 遠藤憲一 ドラマ放送時から映画化の話を冗談交じりにしていたので、本当に映画になると聞いて最初は驚きました。ただ、劇場版になったからといって変わらず、現場の雰囲気はそのままです。 大門未知子役の米倉さんは表現のことを本当に考えている人。あっけらかんと何も考えていないふりをしているけど、ものすごく色々なことを学んで緻密に考えている。それは大門という役を長年かけて深く深くなっていると思います。本当に尊敬に値するくらいの役の作り方です。 映画はハートにズキンとくるようなエモーションなシーンも増えていて、連続ドラマよりもグレードが高くなって思いっきり笑えて、思いっきり感動できる、そういう作品になっています。 ぜひ劇場でご覧ください。 岸部一徳 米倉さんは自分の中に生まれた感情を大事にしながら、全体のチームワークをいつも考えている人。 そして、ドラマの撮影の時もそうでない時も12年間ずっと晶として接してくれました。その分二人の関係性を長い間つくることができたので本当に感謝しています。 映画というスクリーンの中で描かれる『ドクターX』と米倉さんの魅力、彼女にとっての挑戦をぜひ観ていただきたいです。 西田敏行 ドクターX再集結ということで、懐かしいと同時にまた蛭間を演じることができる喜びが蘇ってきました。長いこと蛭間重勝を演じてきたので、感慨無量です。 映画館のスクリーンでご覧いただくということで、壮絶な手術シーンは素晴らしい迫力があると思います。そして、わたくしのちょっと悪人ぶりもちょっとスケールが大きくなっているかなと思うので、蛭間の悪さを感じていただければ、笑いも少しは起こるんじゃないでしょうか。 蛭間を、楽しんでください。 脚本:中園ミホ 2012年に誕生した「ドクターX~外科医・大門未知子」は、こんなに長い間、多くの人たちに愛していただき、感謝の念にたえません。 未知子を取り巻く、晶さん、城之内先生、蛭間院長、海老名先生、加地先生、原先生、森本先生、大間看護師、などなど、個性的な面々は私にとって家族のような存在です。 2024年、映画の世界で再び家族が集まることができて、懐かしさと愛しさで胸を熱くしながら脚本を書きました。テーマは命です。命を救うためなら手段を選ばない大門未知子。それを全身全霊で演じる米倉涼子さんとXファミリーに逢いに、ぜひ映画館へいらしてください。 田村直己監督 大門未知子が颯爽と歩く姿に、口笛が鳴り響く…映画の大スクリーンで見るのが夢でした! 感謝でいっぱいです。 いつもの一癖も二癖もある外科医達の権力闘争、患者のために諦めない手術、そして麻雀。そんな楽しい中、映画でやりたかった未知子の過去を辿る話。 未知子はなぜ、ドクターエックスになったのか? 涙なくしては見れない、壮大な感動物語が完成しました! 10年以上のチームワークでスタッフ、キャスト全員で、力の限り、集大成の作品目指して、命がけで撮影しました! 何回も観て下さい笑 内山聖子エグゼクティブプロデューサー 「こんな医師がいたらいいな___」 それだけの想いで企画した「ドクターX」が、これほど長く愛され幸せです。 権力を嫌い、忖度を嫌い、「趣味・手術 特技・手術」というひとりの職人の痛快な物語。 感謝をこめて笑いと涙をお約束します! 大門未知子は映画でも失敗しないので!     「劇場版ドクターX」 脚本:中園ミホ 監督:田村直己(テレビ朝日) 音楽:沢田完 出演:米倉涼子、田中圭、内田有紀、今田美桜、勝村政信、鈴木浩介、遠藤憲一、岸部一徳、西田敏行 製作:「劇場版ドクターX」製作委員会 制作プロダクション:ザ・ワークス 製作幹事:テレビ朝日 配給:東宝 ©2024「劇場版ドクターX」製作委員会 公式サイト:https://doctor-x-movie.jp/
  • 5月20日発売『キネマ旬報』6月号、P.101「REVIEW 日本映画」でご紹介した「帰ってきた あぶない刑事」の北川れい子さんのレビューで、柴田恭兵さんのお名前の漢字が間違っておりました。ここに訂正し、関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。 (キネマ旬報編集部)  
  •   ギャング、同性愛者、ドラァグクイーン、娼婦など軍事独裁政権下のブラジルで最も疎外された人々を、強烈なサウンドと極彩色の美術、暴力とクィアネスを融合して描いた「デビルクイーン」(1973)が日本初公開。8月10日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国で順次上映される。ビジュアルと予告編が到着した。     リオデジャネイロの裏社会を支配するデビルクイーン。ヴィヴィッドなアイシャドウを塗り、部下のギャングたちに恐怖を、自身の王国の “ドールズ” にキャンディをばら撒き、愛用のジャックナイフで脚をシェーブし、裏切り者を切り裂く。 ある日、ハンサムなお気に入りが警察に追われていると知り、キャバレーシンガーのイザのヒモである世間知らずのべレコをスケープゴートとして巻き込むが、思わぬ展開に……。   https://www.youtube.com/watch?v=gF_bSgYtVO0   1974年カンヌ国際映画祭に出品され、「ラテンアメリカのファスビンダー」と評された本作。以後カルト的な人気を博しながらも世界的に上映機会に恵まれなかったが、制作から50年目の2023年に4Kレストアが実現。同年のベルリン国際映画祭で上映されると「アシッドロックの旋律に乗って殺し合うスコセッシ的モンタージュ」「色彩あふれる陶酔的なカーニバル」と熱狂を呼んだ。 デビルクイーンをブラジルの伝説的俳優ミルトン・ゴンサルヴェスが演じ、キャバレーシンガー役でシネマ・ノーヴォとボサノヴァのミューズであるオデッチ・ララが登場。 監督のアントニオ・カルロス・ダ・フォントウラは「Copacabana Me Engana」(1968)で劇映画デビューし、サイケロックバンドのムタンチスやシンガーのガル・コスタなどトロピカリア・ムーヴメントを代表するアーティストのドキュメンタリーも手掛けている。 ブラジル映画史の最も抑圧的な時代に検閲をくぐり抜けた、異端にして伝説のクィア・ギャング映画に注目だ。     「デビルクイーン」 監督・脚本:アントニオ・カルロス・ダ・フォントウラ 撮影:ジョゼ・メデイロス 編集:ラファエル・フスト・ヴァルヴェルヂ 美術・衣装:アンジェロ・ヂ・アキーノ 音楽:ギリェルメ・マガリャンイス・ヴァス メイクアップ:カルロス・プリエト プロデューサー:ロベルト・ファリアス、アントニオ・カルロス・ダ・フォントウラ 出演:ミルトン・ゴンサルヴェス、オデッチ・ララ、ステパン・ネルセシアン、ネルソン・シャヴィエル 1973年/ブラジル/100分/カラー/原題:A RAINHA DIABA 配給:ALFAZBET 公式サイト:https://alfazbetmovie.com/devilqueen
  • 「Illuminate Your Life〜いのち照らせ セカイ照らせ」をテーマに、114の国と地域から集まった4,936作品より選び抜いた約270作品を上映・配信してきた〈ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024〉。 6月17日(月)にアワードセレモニーが行われ、最高賞のジョージ・ルーカスアワードに俳優の森崎ウィンが初監督を務めた「せん」が選ばれた(同作はライブアクション部門 ジャパンカテゴリー優秀賞/東京都知事賞も受賞)。併せて各部門優秀賞なども発表、結果は以下の通りとなった。   SSFF & ASIA 2024グランプリ「ジョージ・ルーカス アワード」受賞作品 「せん」 監督:森崎ウィン/24:45/日本/ドラマ/2024 田舎に暮らすおばあさんのいつもの一日が始まる。ちゃぶ台で役場の若者と朝食をとり、縁側で配達員と茶飲み話をする。そんな日常に、微細な不協和音が聞こえてくる。 【受賞理由】ある田舎の一軒家というワンシチュエーションで繰り広げられる物語ながらその背景から聞こえてくるメッセージ、音楽と役者の見事なパフォーマンス。ショートフィルムらしい圧倒的な構成力で無駄がなく、大変力強い作品。 ミュージカルアクターである監督ならではの演出が光っており、グランプリにふさわしい作品であった。   [caption id="attachment_39117" align="aligncenter" width="530"] 森崎ウィン監督[/caption]   ライブアクション部門 インターナショナル 優秀賞【第97回アカデミー賞ノミネート候補】 「ヤマアラシのジレンマ」 監督:マテウス・リビンスキー/16:10/ポーランド/ドラマ/2023 この映画は全編手話で構成されている。舞台は、依存症に悩む若いろう者向けのリハビリ施設。新患の主人公は⻑期入院者に惹かれていることに気づき、絆を深めようと奮闘する。 【審査員コメント】二人の人間が出会って、化学反応が起こって変わっていく様子が初めから最後までストーリーの流れがよくまとまっていて、キャラクターディベロップメント、ストーリーディベロップメント、演技、全てにおいて⻑けていた。全編手話で台詞が全くない中で、映像演出のメッセージが素晴らしく、見たことのない世界を体験させてくれる例外的に素晴らしい作品。 ──ライブアクション部門 インターナショナル 審査員 永作博美、山崎エマ、Tim Redford   ライブアクション部門 アジア インターナショナル 優秀賞/東京都知事賞【第97回アカデミー賞ノミネート候補】 「いつの日か」 監督:プラディーダ・ブリファ・ラハユ/22:08/インドネシア/ドラマ/2023 目の見えない10代のスリとヤンティは、寮で暮らしていた頃からの親友でいつも一緒。ある日、ヤンティが夢を追うために町を離れると言い出したことで、2人は喧嘩してしまう。ヤンティは自分たちに夢を持つ権利はあるだろうかと問いかける。 【審査員コメント】視覚障害のある役者の演技が素晴らしく、友達同士の中で一人が成功を収め、一人が取り残されるという誰もが経験する人生の葛藤を見事に演じ切っていた。障害を中心にするのではなく、友情の物語として誰もが共感でき、夢と希望をもらえる素晴らしい作品。 ──ライブアクション部門 アジア インターナショナル 審査員 シャロン・バダル、藤岡弘、、本木克英   ライブアクション部門 ジャパン 優秀賞/東京都知事賞【第97回アカデミー賞ノミネート候補】 「せん」 監督:森崎ウィン/24:45/日本/ドラマ/2024 田舎に暮らすおばあさんのいつもの一日が始まる。ちゃぶ台で役場の若者と朝食をとり、縁側で配達員と茶飲み話をする。そんな日常に、微細な不協和音が聞こえてくる。 【審査員コメント】ラジオから聞こえてくる世界情勢と変わらない日常生活の中に、歳を取ることや孤独といったテーマがあり、さりげない中に深いメッセージが隠されている。全体的に自己の周囲を見つめて深堀りしていく似通ったテーマが多い中で、オリジナリティがあり、新鮮で意外性のある作品だった。 ──ライブアクション部門 ジャパン 審査員 シャロン・バダル、藤岡弘、、本木克英   ノンフィクション部門 優秀賞【第97回アカデミー賞ノミネート候補】 「ナイジェリアのバレエダンサー」 監督:ジェイコブ・クルプニク/14:44/ナイジェリア、アメリカ/ノンフィクション/2023 雨の中でバレエを踊る子どもたちの映像がSNSで拡散されると、ナイジェリアのラゴスにある小さなバレエスクールに世界中が注目した。YouTubeの動画でバレエを習得したダニエル・アジャラは今、世界のステージに立つため稽古に励んでいる。 【審査員コメント】テーマ、メッセージ、創造性、カリスマ性、サウンド、尺、全ての分野においてショートフィルムとしてずば抜けて優れており、人物を描くドキュメンタリーが多い中で、他のどの作品よりもオリジナリティが光る作品であった。残酷だけれども美しく力強いメッセージと若者のパッションがいつまでも心に残る作品。 ──ノンフィクション部門 審査員 永作博美、山崎エマ、Tim Redford   アニメーション部門 優秀賞【第97回アカデミー賞ノミネート候補】 「プールのカニ」 監督:Alexandra Myotte & Jean-Sébastien Hamel/11:11/カナダ/アニメーション/2023 荒れ果てた住宅街で、ゾーイと弟のテオは二人きり。思春期のゾーイは、内なる恐怖に取り憑かれた怒りの塊。テオはまだ子どもで、空想の世界に逃避している。 【審査員コメント】少年の持つ想像の双眼鏡、空間コンピューティング的表現、カラフルできめ細やかなタッチが素晴らしく、現代的で非常に優れた作品。狭い世界を描いていそうで深いテーマがあり、人間の様子がリアルによく描かれていた。 ──アニメーション部門 審査員 川田十夢、シシヤマザキ、杉山知之   HOPPY HAPPY AWARD 「十日と永遠」 監督:倉田健次/24:59/日本/ドラマ/2024 故郷を捨ててカメラマンとなったアキラは、弟のジュンが不思議なメッセージを残したことから十数年ぶりに帰郷。しかし弟の姿はなく、弟の娘のサナに赤い封筒を渡される。それは【宝探し】の始まりだった……。   受賞作を含むオフィシャルコンペティションノミネート作品は、映画祭オンライン会場グランドシアターで6月30日(日)まで特別延⻑配信される。ぜひ注目したい。