記事
「検索結果」の検索結果
(50件)
-
ホラー映画を中心に次々と斬新な作品を生み出す、プロデューサーのジェイソン・ブラム率いるブラムハウス・プロダクションズと、ライオンズゲートがタッグを組んだ「イマジナリー」。 可愛らしいテディベアと友情をはぐくむ少女と家族の周囲で巻き起こる、不可解な現象と想像を絶する恐怖を描き全米を震撼させた話題作が、11月8日(金)より日本公開。予告映像とポスタービジュアルが解禁された。 ポスタービジュアルは不安そうな表情を浮かべる少女アリスと、奥からこちらを見つめる“チョンシー”と名付けられたテディベアの姿が印象的。「死ヌマデ、一緒っていったよね?」というキャッチコピーに、“チョンシー”の底知れぬ狂気と執念を感じさせる。 また、本予告映像は、古びたテディベアとの出会いと、家族を襲う想像を絶する恐怖の一端が描かれる。ナレーションを担当したのは、アニメ『ハイキュー!!』の日向翔陽役や、『王様ランキング』のカゲ役を担当している声優の村瀬歩。すべての声をひとりで務め、本予告に恐怖の花を添える。 子どもの頃に誰しもが経験したことがあるであろうお人形遊び。その平和な遊びに不穏な空気と狂気を混ぜ込み、恐怖を更なる高みへと押し上げたブラムハウスの最新作に注目したい。 https://youtu.be/P05rJQxzmQc 「イマジナリーフレンド」 製作:ジェイソン・ブラム、ジェフ・ワドロウ、p.g.a 監督:ジェフ・ワドロウ 脚本:ジェフ・ワドロウ、グレッグ・アーブ、ジェイソン・オレムランド 出演:ディワンダ・ワイズ、トム・ペイン、テーゲン・バーンズ、パイパー・ブラウン、ベロニカ・ファルコン、ベティ・バックリー、マシュー・サトー 原題:IMAGINARY 配給:東宝東和 © 2024 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved. 公式HP:https://imaginary-movie.jp/ 公式X :@IMAGINARY_JP
-
ある最新技術を用いた“延命治療”を国家が促進する時代。病に侵された上位階級者が、自身と同じ姿の“それ”を身代わりとして提供されたら──? 「赤い雪 Red Snow」の甲斐さやか監督が、自身のオリジナル脚本をもとに、井浦新、水原希子、三浦透子、斉藤由貴、永瀬正敏の共演で撮り上げた日仏合作映画「徒花-ADABANA-」が、10月18日(金)よりテアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開される。 死が迫る中で“それ”と対面する新次(井浦新)、新次をケアする臨床心理士のまほろ(水原希子)、海辺で知り合った《海の女》(三浦透子)、新次の母親(斉藤由貴)、医師の相津(永瀬正敏)を捉えた場面写真が到着した。 また、音楽監督を務めるジャズシンガーのakikoがプロデュースしたインスパイアアルバム『“満たされた空虚” Emptiness Fulfilled - inspired by “ADABANA”』を10月2日(水)にリリースすることが決定した。 同アルバムには、劇中にも登場する『亡き王女のためのパヴァーヌ』に英語詩をつけて歌ったものとポエトリーリーディングをのせたもの、『Yesterdays』『Both Sides Now』といった名曲・人気曲のカバー、さらに書き下ろし曲を合わせた全9曲を収録。キャストの水原希子、三浦透子、甲田益也子がポエトリーリーデイングで参加し、ジャケットとブックレットの写真は永瀬正敏が撮影した。 akiko コメント 新型コロナウィルスという、未曾有のウィルスが世界を震撼させ始めた2020年春、私は彼女からあるプロットを受け取りました。たった数枚のページに収められたそのプロットには、まるで当時のパンデミックを予感していたかのような、近未来のストーリーが綴られていました。 彼女−甲斐さやかは才能溢れる気鋭の映画監督/脚本家であり、私にとっては長年の大切な友人でもあります。小説家や映像クリエーターとしても活躍する彼女の類まれなるセンスと才能は、初の長編映画『赤い雪 Red Snow』において世界に知られることとなり、名だたる映画祭や関係者の間で常に注目を集めてきました。私もその才能に魅せられた一人であり、彼女の作り出す世界を尊敬の眼差しを持って見つめてきました。 聞けば彼女はそのプロットを何年も前に書いたと言います。しかし「パンデミックなんて想像できない」という理由から周りの評判は芳しくなく、映画化に踏み切るのをためらっていたと言うのです。しかし私は否応なく心を揺さぶられ、この作品は今すぐ形にすべきだと伝えました。世界が、手遅れになる前に。 それほど強烈な印象を残したこの『徒花-ADABANA-』という作品に、音楽プロデューサーとして関わらせていただけたことはとても光栄なことであり、心から嬉しく思います。この映画の中には、私が普段から持っている思想のような、哲学のようなエッセンスがたくさん詰まっています。 そんなエッセンスを、国内外の素晴らしいミュージシャンとともに音にしたのが本アルバムです。「存在と無」について、また「時間」について、これまでも度々音楽作品として残してきましたが、『徒花-ADABANA-』でクローズアップされた監督との共通認識に改めて向き合い、これまでとはまた違う角度から表現しました。 劇中、モーリス・ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」が流れるシーンがあります。この映画にも何か通じるものがあると感じ選曲しました。決して喜劇ではないけれど悲劇ではなく、陰鬱でいて美しく、繊細であると同時にダイナミックであり、明暗や善悪を超えた先にある命題について語っているように感じるからです。 個人的にも大好きなこの曲を、本アルバムでは英語の詩をつけて歌ったものと、水原希子さん、三浦透子さん、甲田益也子さんという3名の素晴らしい俳優のみなさんが美しい朗読を披露してくださったもの、2つのバージョンで収録しました。またブックレットには、今回、演じ手と撮影(写真)という二刀流で活躍してくださった永瀬正敏さんの写真を使わせいただきました。映画での演技に心を奪われただけでなく、みなさんがやはり一流の表現者であることを、改めて思い知らされました。 映画『徒花-ADABANA-』は、本質的なものを抉られるほど美しく描いた、一生心に刻まれる作品となりました。 その圧倒的な世界観の余韻に浸りながらこのアルバムを味わっていただけたなら、またその逆も、どちらもとても光栄なことです。 いつかどこかで、この映画に出会っていただけたら嬉しいです。 https://www.youtube.com/watch?v=xqgR2pf5Fhw&list=TLGG6T_IcPfg5_wwNDA5MjAyNA ©2024「徒花-ADABANA-」製作委員会 / DISSIDENZ 配給:NAKACHIKA PICTURES ▶︎ 井浦新、水原希子、三浦透子、斉藤由貴、永瀬正敏が共演。甲斐さやか監督が独特の世界観で描く「徒花-ADABANA-」
-
イム・シワン、役にかける思い―「ボストン1947」。人生初の体脂肪率6%に!
2024年9月5日「ボストン1947」 カン・ジェギュ監督、ハ・ジョンウ、イム・シワン インタビュー 2023年9月11日、マスコミ試写会後の記者会見より 1937年に開催されたベルリン五輪のマラソン競技にて、日本は金メダルと銅メダルを獲得している。だが、それは韓国のソン・ギジョン選手とナム・スンニョン選手が日本代表として出場し獲得したものだった。第二次大戦後、韓国の日本統治は終了したが、メダルの記録はそのまま。二人はなんとか祖国の記録を取り戻そうとチームを組み、1947年、若き才能あふれる選手をボストンマラソンに出場させる……。 韓国の祖国解放から朝鮮戦争の間の時代に起きた感動の実話を、「シュリ」(99)「ブラザーフッド」(04)などを手掛けた名匠カン・ジェギュ監督が描いた「ボストン1947」が8月30日より全国で公開している。主演を務めたのは「ランサム 非公式作戦」の公開も控えるハ・ジョンウと、『イカゲーム2』の出演も決まった最旬俳優イム・シワン。ここでは、韓国公開時には大きな話題となった記者会見の一部をご紹介。3人のそれぞれのインタビューは劇場パンフレットに詳しく掲載されています。 ──「ボストン1947」の中でイム・シワンさんとハ・ジョンウさんは、ソ・ユンボク、ソン・ギジョンという実在のマラソン選手を演じています。どのようなことを考えながら撮影に臨みましたか。 カン・ジェギュ 実在の人物を主人公とする場合、観客が映画に入り込めるかどうかは、俳優がどれだけその人物に近づけるかにかかっています。ですから、内面はもちろん、身体的にも似ていなければならないと思いました。そういった意味で、俳優のみなさんが本当に一生懸命努力してくれました。 イム・シワン 実在の人物がいらっしゃるので、その方たちに絶対に迷惑をかけてはいけない作品だと思い、ある種の責任感を持って取り組みました。ソ・ユンボク選手が初めて太極旗をつけて国際大会に出場したときと同じように、私も国を代表するような気持ちで準備し、撮影に入りました。また、実際に走らなければいけないキャラクターだったので、2~3カ月前から専門的なトレーニングを受け、撮影の合間にもコーチから指導を受けました。 ハ・ジョンウ 通常、あるキャラクターを演じることになると、自分の体と心から出発するのですが、今回のソン・ギジョン先生の場合はカン・ジェギュ監督といろいろな話をしながら、どんな人物だったのかをつかんでいきました。撮影するときもカットごとに「この状況ではどんな気持ちだっただろう」と考えていました。また、ベルリンオリンピックの表彰台のシーンでは、これまで感じたことのない厳粛さがありました。ソン・ギジョン先生はベルリンで祖国の国旗である太極旗をつけられなかったことに責任を感じ、今回こそは太極旗をつけて大会に参加しなければならないという思いを持ってボストンに向かいました。私も俳優として、ソン・ギジョン先生のそんな気持ちを思いながら撮影に臨みました。 イム・シワン 準備の過程でいちばん時間をかけたのは食事と運動でした。撮影が終わるまで、食事はずっと鶏の胸肉とサラダでしたし、毎日、トレーニングをしていました。そして、ソ・ユンボク選手の外見に似せようと努力しているうちに体脂肪率が6%になりました。人生で初めてのことで自分でも不思議でした。 ──映画の終盤に登場するボストンマラソンのシーンがとてもドラマティックでした。撮影の際はどんな点を工夫されましたか。 カン・ジェギュ シナリオの段階からいろいろ悩みました。実はもともとハ・ジョンウさん演じる監督のソン・ギジョンがソ・ユンボク選手と並走するシーンはそれほど多くありませんでした。しかし、この映画では走る人だけでなく、それをじっと見つめて励ます人たちの気持ちの表現もすごく大事なことだと思えたので、ハ・ジョンウさんのアイデアを取り入れながら、撮影、編集を行い現在の形になりました。今回の作品では、さまざまなディテールについて俳優たちといろいろ話をし、アイデアを出しながら作っていく過程がとても楽しかったです。 ハ・ジョンウ ソ・ユンボク先生の役を演じるためにシワンさんがどんな準備をしてきたか、ずっと横で見ていたので、大会のシーンを撮るときは応援したいという感情が自然に湧き上がってきました。完成した作品を見たときも、とても立派に表現してくれていると感じました。おそらくソ・ユンボク先生も喜んでくれているのではないかと思います。 ──1947年を背景とした映画を今、作らなければならないと考えた理由は? カン・ジェギュ 「ブラザーフッド」(04)の後、SF映画を作りたいと思って準備していたことがありました。結局、その映画はうまくいかなかったんですが、その過程で「未来を表現するというのはどういうことだろう?」と考えるようになりました。そして、私たちが生きてきた過去の姿をしっかりと振り返ることも未来を予見することになる、過去を扱うこともある意味ではSFといえるんだなと、知らず知らずのうちに思うようになりました。そして、過去に存在した偉大な足跡についていっそう関心を持つようになり、本作を作りました。 ──最後に観客の皆さんへのメッセージをお願いいたします。 カン・ジェギュ 過去の話というと、少し古臭くさくて面白くないような気がしますし、困難の中で今を生きる人たちの中には「あえて今、見る必要があるだろうか」と考える方も多いかもしれません。しかし、先人たちが生きてきた歴史の中にはすばらしいストーリーや人間たちがたくさん存在します。それぞれの人生を生きていく上で、過去を振り返ってみることは力になるし、勇気を与え、役にも立つということを、この映画を通じて感じていただけたらうれしいです。 イム・シワン 私はこの映画に参加したのをきっかけにマラソンの魅力を深く知ることができ、健康的な趣味を持つことができました。みなさんにもぜひ見ていただいて「いい映画だ」と思っていただけたら、本当にありがたいです。 文=佐藤結 制作=キネマ旬報社 https://www.youtube.com/watch?v=1qrvW-bje6o 「ボストン1947」 監督・脚本:カン・ジェギュ 出演:ハ・ジョンウ、イム・シワン、ペ・ソンウ、キム・サンホ、パク・ウンビン 配給:ショウゲート 2024年8月30日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開中 © 2023 LOTTE ENTERTAINMENT & CONTENT ZIO Inc. & B.A. ENTERTAINMENT & BIG PICTURE All Rights Reserved -
世界的ゲーム“マイクラ”が映画化。ジェイソン・モモアやジャック・ブラックら出演
2024年9月5日3Dブロックを集めながらものづくりや冒険を楽しむ“史上最も売れたビデオゲーム”『マインクラフト』(通称:マイクラ)を映画化した「マインクラフト/ザ・ムービー」が、2025年に全国公開。ティザービジュアルと初映像が解禁された。 謎のポータルからマインクラフトの世界に来てしまった4人。演じるのは「アクアマン」のジェイソン・モモア、『ウェンズデー』のエマ・マイヤーズ、「カラーパープル」のダニエル・ブルックス、「黒い司法 0%からの奇跡」のセバスチャン・ユージン・ハンセンだ。 ピンクの羊、気球に乗ったブタの大軍、モンスターのクリーパーなど、ユニークなキャラが次々と登場。さらにヒゲもじゃのスティーブの姿も。扮するのは、最近では「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」でクッパの声を担当したジャック・ブラック。 一体どんな冒険が繰り広げられるのか、ゲームファンならずとも注目だ。 https://www.youtube.com/watch?v=gJgPMBJchGE 「マインクラフト/ザ・ムービー」 出演:ジェイソン・モモア、ジャック・ブラック、エマ・マイヤーズ、ダニエル・ブルックス、ジェニファー・クーリッジ、セバスチャン・ユージン・ハンセン 監督:ジャレッド・ヘス 原題:A MINECRAFT MOVIE 配給:ワーナー・ブラザース映画 © 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. -
“普通”ではない容貌で生まれてきたオギー少年が困難に立ち向かっていく姿を描き、世界中で感動を呼んだ「ワンダー 君は太陽」。その原作者であるR・J・パラシオが、オギーをいじめたジュリアンにスポットを当てて新たに綴った小説を映画化した「ホワイトバード はじまりのワンダー」が、12月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。ポスターと予告編が到着した。 いじめによって退学させられ、居場所を見失っていたジュリアン。そこへ祖母のサラがパリから訪ねてくる。あの経験で学んだのは「人に意地悪も優しくもせず、ただ普通に接すること」だと孫から聞いたサラは、「あなたのために話すべきね」と自らの少女時代を明かす。 時は1942年、ナチス占領下のフランス。学校にナチスが押し寄せてユダヤ人のサラに危険が迫ったところ、助けてくれたのは同じクラスのジュリアンだった。いじめられていたジュリアンに関心を払わず名前すら知らなかったサラと、そんな彼女を自宅の納屋に匿って守り続けるジュリアン。二人の絆が深まる中、終戦が近いというニュースが流れるが……。 https://www.youtube.com/watch?v=MXz7FfwgYcE 現在のサラを演じたのは「クィーン」の名優ヘレン・ミレン、いじめっ子だったジュリアン役は「ワンダー 君は太陽」のブライス・ガイザーが続投。そして少女時代のサラに「キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱」のアリエラ・グレイザー、彼女を助けるジュリアンに「トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング」のオーランド・シュワートが扮し、『X-ファイル』のジリアン・アンダーソンも出演する。監督は「ネバーランド」「プーと大人になった僕」などのマーク・フォースター。 サラが抱えた衝撃の過去、それを聞いた孫のジュリアンの決断とともに、勇気と優しさのヒューマンドラマを見届けたい。 「ホワイトバード はじまりのワンダー」 監督:マーク・フォースター 脚本:マーク・ボムバック、R.J.パラシオ 出演:アリエラ・グレイザー、オーランド・シュワート、ブライス・ガイザー、ジリアン・アンダーソン、ヘレン・ミレン 2024年/アメリカ/英語・フランス語/121分/カラー/スコープ/5.1ch 原題:White Bird 字幕翻訳:稲田嵯裕里 映倫区分:G 配給:キノフィルムズ © 2024 Lions Gate Films Inc. and Participant Media, LLC. All Rights Reserved. 公式サイト:https://whitebird-movie.jp