ふから始まるものでの検索結果
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FEMME フェム
2021年の英国アカデミー賞にノミネートされた短篇を長編映画化し、ベルリン国際映画祭にも出品されたサスペンス。ヘイトクライムの標的にされ暴力で心身に深い傷を負ったドラァグパフォーマーが、自分を襲撃した男と危うい駆け引きを繰り広げるうちに、激しい葛藤が生じる。出演は「キャンディマン」のネイサン・スチュワート=ジャレット、「1917 命をかけた伝令」のジョージ・マッケイ。監督・脚本はサム・H・フリーマン、ン・チュンピン。 -
Four Daughtersフォー・ドーターズ
第76回カンヌ国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞受賞作。チュニジアに住む15歳と16歳の姉妹がIS(イスラム国)に参加する。残された母と妹たちは、プロの俳優の助けを借りて自分たちの人生の出来事を追体験し、その過程で家族の歴史が明らかになる。監督・脚本は、「皮膚を売った男」のカウテール・ベン・ハニア。出演は、「ヌーラは光を追う」のヘンド・サブリ。第96回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞ノミネート。 -
ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻
暴君ヘンリー8世と、その6番目にして最後の妻キャサリンの壮絶な運命を描く宮廷スリラー。16世紀の英国、テューダー朝。容赦なく王妃を切り捨てるヘンリー8世と望まぬ結婚をしたキャサリンは、あらゆる政治的陰謀が絡み合う宮廷で、異端の証拠探しに巻き込まれる。出演は「リリーのすべて」のアリシア・ヴィキャンデル、「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」のジュード・ロウ、「マレフィセント」のサム・ライリー。監督は「もしも建物が話せたら」のカリン・アイヌーズ。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。 -
Brotherブラザー 富都(プドゥ)のふたり
マレーシアのスラム街で生きる貧困層の現実を描き、世界の映画祭で数々の賞に輝いた社会派ドラマ。聾唖の兄アバンと弟のアディは、首都クアラルンプールにあるスラム街・富都(プドゥ)地区で暮らしていた。だが、2人の未来にある事件が暗い影を落とす。出演は「逆強盗」などで活躍する台湾出身のウー・カンレン、マレーシアのスター俳優ジャック・タン。社会派作品のプロデューサーとして国際的な評価を得てきたジン・オングの長編初監督作。 -
ブラックバード、ブラックベリー、私は私。
ジョージアの新進女性作家タムタ・メラシュヴィリの大ヒット小説を原作にした異色の青春物語。村人たちの蔑視を感じながらも、自由を愛しストイックに生きてきた48歳の独身女性に突然訪れた転機と新しい人生を踏み出す葛藤をポップかつオフビートに描き出す。監督はジョージア出身の俊英エレネ・ナヴェリアニ。第73回カンヌ国際映画祭正式出品。大阪アジアン映画祭2024上映作品。 -
不思議の国のシドニ
フランス人監督の目を通して映し出される自然あふれる京都、奈良、直島。美しい日本の風景を旅しながら、過去を手放すことで喪失の闇を抜け、新たな一歩を踏み出すヒロインをフランスの至宝イザベル・ユペールが演じる。 -
冬物語(2023)
「TAMA NEW WAVE 2023」ある視点部門に選出されたドラマ。青森県弘前市に住む脚本家が、東京から来たグラフィックデザイナーに一目惚れした。ふたりは山中の女性の幽霊に心惹かれ、一緒に冬景色のなかを旅する。出演は「キリエのうた」の松浦祐也、「SUPER HAPPY FOREVER」の山本奈衣瑠、「タロウのバカ」の植田紗々、「若き見知らぬ者たち」の伊島空。監督・脚本は、文化庁若手映画作家育成プロジェクト・ndjc2017選出、サンダンス・インスティテュート/NHK賞2021日本代表のCMディレクター、奥野俊作。 -
フード・インク ポスト・コロナ
グローバル・フードの発達の陰にある巨大食品企業や農業問題の闇に迫り、第82回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた「フード・インク」の続編。新型コロナウイルスの世界的流行後に浮き彫りになったアメリカのフード・システムの脆弱性を暴く。前作の監督ロバート・ケナーと、前作や同じくケナー監督の「世界を欺く商人たち」でプロデューサーを務めたメリッサ・ロブレドがメガホンを取る。ジャーナリストのマイケル・ポーランとエリック・シュローサー、農場労働者の組織イモカリー労働者連合の主要リーダーであるゲラルド・レイエス・チャベスらが出演。 -
二つの季節しかない村
「雪の轍」でカンヌ国際映画祭パルム・ドールに輝いたヌリ・ビルゲ・ジェイランが、トルコのアナトリア東部を舞台に、壮大な自然の中に人間の卑小さを描き出すドラマ。村人から尊敬される美術教師のサメットはある日、虚偽の“不適切な接触”を告発される。メルヴェ・ディズダルは、本作でトルコ人初のカンヌ国際映画祭女優賞に輝いた。 -
ふれる(2023)
セリフの指定をせずに、ト書きのみの脚本から俳優とともに対話を繰り返しながら作り上げた、PFFアワード2023準グランプリ、第21回ブリィブ国際中編映画祭国際コンペ部門入選作。母を亡くした少女は、不登校となり自分の殻に閉じこもっていたが……。監督は、卒業制作として作られた本作が劇場デビュー作となる高田恭輔。出演は、子役の鈴木唯、「瞬きまで」の仁科かりん、「ヒキタさん! ご懐妊ですよ」の河野安郎。