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妖雲白粉蜥蝪 前篇
【スタッフ&キャスト】原作:木村桂三 脚本:木村桂三 監督:後藤昌信 撮影:松井鴻 出演:大乗寺八郎/東竜子/中野かほる/松山宗三郎/小林千秋 -
与三郎吹雪
【スタッフ&キャスト】原作:斎木大吉 脚本:斎木大吉 監督:笠井輝二 撮影:片岡清 出演:坂東好太郎/柳咲子/最上米子 -
四枚の羽根(1939)
イギリス作家A・E・W・メーソンの同名の小説二度目の映画化(第一回は二九年パラマウント)で、「邪魔者は殺せ」のR・C・シェリフが脚色、「バグダッドの盗賊(1940)」のゾルタン・コルダが監督した。撮影はジョルジュ・ペリナール、音楽はミクロス・ローザ(共に「バグダッドの盗賊(1940)」)。主演は「鎧なき騎士」のジョン・クレメンツ、「アンナ・カレニナ」のラルフ・リチャードソン、「若草物語」のオーブリー・スミス、「バグダッドの盗賊(1940)」のジューン・デュプレエで、以下ジャック・アレン、ドナルド・グレイ、フレデリック・カリーが助演。100点 -
妖笑火喰鳥
【スタッフ&キャスト】原作:玉江竜二 脚本:玉江竜二 監督:金田繁 撮影:荒木慶彦 出演:天津竜太郎/宮川敏子 -
宵祭り千両婿
【スタッフ&キャスト】原作:木村桂三 脚本:中島宝三 監督:中島宝三 撮影:下村晴夫 出演:松山宗三郎/水川八重子 -
陽気な裏町
【スタッフ&キャスト】原作:崑野汎氏 脚本:池田忠雄/荒田正男 監督:吉村公三郎 撮影:武富善男 出演:水島亮太郎/東山光子/磯野秋雄/日守新一/河村黎吉 -
吉野勤王党
【スタッフ&キャスト】原作:八尋不二 脚本:八尋不二 監督:森一生 撮影:三木滋人 音楽:武政正信 出演:市川右太衛門/浅香新八郎/森静子 -
夜はパリで
ワーナー・ブラザース年例の「ゴールド・ディガース」物の1938年版。主役は「スイート・ミュージック」「ジョージ・ホワイツ 1935年スキャンダルス」のルディ・ヴァリーで、「4人姉妹」「ハリウッドホテル」のローズメリー・レーン、「グレート・ワルツ」「ハリウッドホテル」のヒュー・ハーバート、「唄う陸戦隊」「躍り込み花嫁」のアレン・ジェンキンスが相手役を勤める。ストーリーはジェリー・ホーウィンとジェームズ・シーマーの原案に基づいて「ハリウッドホテル」の脚色チームたるジェリー・ウォルド、リチャード・マコーレイ、モーリス・レオ、の3名画共同執筆し、「作家と御婦人」のアール・ボールドウィンウインと「大学祭り」のウォーレン・タフとが協力して脚色し、「唄う陸戦隊」「ジャズと艦隊」のレイ・エンライトが監督にあたり、「大学祭り」「化石の森」のソル・ボリートが撮影した。なおミュージカル場面は「ハリウッドホテル」と同様バスビー・バークリーが按舞演出、ジョージ・バーンズが撮影している。助演者は新人グローリア・ディクスン、「氷上乱舞」のメルヴィル・クーパー、「グレート・ワルツ」のカート・ボイス、「最後のギャング」のエドワード・ブロフィー、「ハリウッドホテル」のフリッツ・フェルト等で、33名のゴールド・ディガー・ガールスが出演するほか、シュニッケルフリッツ・バンドが特別出演している。 -
汚れた顔の天使
「太平洋攻防戦」「無限の青空」と同じくジェイムス・キャグニーとパット・オブライエンが共演する映画で、「濡れた拳銃」のローランド・ブラウンが書き卸し、「夜はパリで」のウォーレン・ダフとジョン・ウェックスリーが共同脚色。「4人の姉妹」「結婚スクラム」のマイケル・カーティズが監督、「夜はパリで」のソル・ポリートが撮影したもの。助演者は「デッド・エンド」のハンフリー・ボガート及び6少年、「忘れがたみ」のアン・シェリダン、「サブマリン爆撃隊」のジョージ・バンクロフト等である。60点 -
4人の姉妹
ロング・アイランドのとある田舎町で音楽教師をしているアダム・レムブには4人の娘があった。エマ、ケイ、シア、アンの姉妹は、父と伯母のエッタに育てられて年頃の娘になった。ケイは歌が好きで声楽家になる志望を持ち、長女のエマは落ちついた内気な娘で、町の青年アーネストが彼女に恋をしている。シアはベン・クロウリーという45歳の富裕な男と親しくなり、彼と結婚して楽な生活を送ろうと考えているし、末娘のアンは美しく快活な娘である。父の旧友の息子でジャズ作曲家のフェリックス・ディーツがこの一家に寄宿することになった。明るい彼の性格は、この平和な一家を一層楽しくしたが、4人の娘たちは4人とも皆いつしか彼に恋慕の情を寄せるようになった。中でもエマとアンと深く彼を愛していた。フェリックスは作曲の懸賞に応募することになり、彼の友人で失業している編曲家ミッキー・ボードゥンを招いて彼に編曲を委ねた。ミッキーは虚無的な性格破産者であったが、いつしか心の奥でアンを愛するようになる。父の誕生日に祝いの席で、フェリックスはアンとの婚約を発表した。3人の姉は喜びの中にも苦しさを感じ、ケイは音楽の修業にフィラデルフィアへ行く決心を、シアはベンと結婚する決心をした。しかしエマの心は慰められない失恋の悩みに一杯であった。アンはそのことをミッキーに聞かされると、姉のために身を引く決心をした。予定された結婚式の席へアンはついに姿を見せず、ミッキーと結婚してニューヨークへ行くと電報が来た。フェリックスは傷心を抱いてその家を去った。アンの結婚生活は不幸だった。そして次の降誕祭に2人が父の家を訪れると、アンの心尽くしにもかかわらず、エマはアーネストと幸福な結婚生活を送っていた。作曲家として売出したフェリックスは今も独身で、一家の集まりに出席していた。ミッキーは停車場まで彼を送って行った。フェリックスはアンが金に困っていることを知り、別れ際にミッキーに金を渡して汽車に乗った。ミッキーは雪の夜道を猛烈なスピードで車を走らせた。病院からの報せで駆けつけると、負傷したミッキーはアンの顔を見たままで息を引取った。そして再び春が来た。声楽家として成功したケイが帰宅して、父と娘たちがシューベルトの『セレナーデ』を仲よく合奏している時、扉に人の来た気配がした。アンは駆けて行った。そこにはフェリックスが来ていたのである。