ろから始まるものでの検索結果
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ロンドン大捜査線
給料強盗計画の展開にからむクライム・アクション。製作はアラン・ラッド・ジュニアとジェイ・カンターの共同、監督はマイケル・タクナー、ジェームズ・バーロウの原作をディック・クレメントとイアン・ラ・フレネが共同脚色、撮影はクリストファー・チャリス、音楽はジョナサン・ホッジ、編集はラルフ・シェルドンが各々担当。出演はリチャード・バートン、イアン・マクシェーン、ナイジェル・ダヴェンポート、ドナルド・シンデン、フィオナ・ルイスなど。 -
69-70沖縄ドキュメント モトシンカカランヌー
モトシンカカランヌーとは沖縄の方言で、元金のいらない商売、または仕事のことで売春婦、ヤクザ、ドロボウ、などのことである。このドキュメンタリーは、コザを中心に、この二年間の沖縄に強いられた政治的状況をこれらの主人公との関りの中でとらえようとしたものである。沖縄に対する大和-日本本土との関係が明らかに、差別、収奪、犠牲の歴史であり、せまりくる七十一年本土復帰が新しい位相を持った第三次琉球処分であるとき、沖縄の政治的・社会的最下層のモトシンカカランヌー達の貌は……。しかし、沖縄に対する現在進行中の差別が“近代差別”であるとき、それらの人達(モトシンカカランヌー)と製作者の関係は……。ドキュメンタリーはひとつの新しい関係性の発見と相互止揚でなければならない。十七歳の売春婦アケミの「ヤマトンチュウ(日本人)はやさしいね、うん外人みたいさ」「あんた達(製作者)と話していると、英話で話しているみたい」、そして小学校のオルガンの前で歌うように歌うテーマ、“見捨てられてもわたくしはあなたにゃ未練は残しゃせぬ……“奥山育ちのウグイスが、梅の木枝で昼寝して、花の咲くような夢をみてホケキョホケキョとないてます……。本原住民はこれらの言葉を、歌をどのように聞けばよいのか。船で来沖した総評労働者の沖縄の人へのインタビューは、沖縄に対して本原住民の欠落した〈恥〉を暴いてゆく。そして、この本土への拒否と告発はどのようなエネルギーの表現形態で果たされてゆくのだろうか。製作者はあのコザの八十数台の米軍車を焼き打ちした当時、沖縄には居なかった。しかし、モトシンカカランヌーのポスターにはこう書かれている。「日米共同声明」日米両政府がそのすべての力をふりしぼり--巨大なスケールでうちだされてくる上からの制度化。沖縄にかかわる一切の思想営為が、それに拮抗する表現形態を見い出せないまま、皮層的な政治潮流の中に解体、霧消されようとしている。「国政参加」「企業進(侵)出」「本土一体化政策」政治・経済・文化、それぞれの体制包摂の攻勢に言葉を、魂を失っていくのだろうか。七〇年十二月夜、基地の街コザ市の民衆の蜂起は、あたかも、逆流であるかのような潮流に対する--一方の貌--である。それは、戦後沖縄の「ミリタント」達が国会議事堂へと消えていった舞台の暗転の中で勃発した幻のコミューンであり、実際であった。その主体は、指導者は……。沖縄で出合った、前代近ヤクザ、売春婦、集団就職帰りのバーテン、ボーイ、ブラック・パンサー、市民のいない街コザ市、政治闘争・首都制圧闘争・封鎖(僕達の空間)の後の現代虐げられる僕達……。 -
ロールスロイスに銀の銃
ニューヨークのハーレムに活動する黒人刑事コンビと、そこの住民とのやりとりを綴ったブラック・コメディ。製作は「若い恋人たち」のサミュエル・ゴールドウィン・ジュニア、監督は「インディアン狩り」などの俳優オシー・デイヴィスの第一作、チェスター・ハイムズのシリーズ物小説をデイビスとアーノルド・パールが脚色、撮影はジェラルド・ハーシュフェルド、音楽はブロードウェイ・ミュージカル「ヘアー」の作曲者ガルト・マクダーモットなどがそれぞれ担当。出演は「白昼の死刑台」のレイモン・サン・ジャック、「大泥棒」のゴッドフリー・ケンブリッジ、「ジョアンナ」のカルヴィン・ロックハート、「華麗なる賭け」のジュディ・ペース。他にレッド・フォックス、エミリー・ヤンシー、J・D・キャノンなど。デラックスカラー、ビスタサイズ。1970年作品。 -
ローマのしのび逢い
違い過ぎる世界に住む人妻を愛した男は、愛するが故に彼女のもとを去って行く。製作はエドモンド・アマティ、監督はミケーレ・ルーポ、ストーリーと脚本はレオーネ・アントニオ・ビオラ、撮影はグリエルモ・マンコーリ、音楽は「七人の特命隊」のフランチェスコ・デ・マージが各々担当。主題歌は主演のメトロポリタン・オペラのプリマドンナ、アンナ・モッフォが歌っている。出演はほかに、ジャンニ・マッキャ、ジャン・クラウディオ、など。日本語版監修は清水俊二。テクニカラー、テクニスコープ。 -
ロバと王女
幻想的なお伽噺の映画化。製作はマグ・ボダール女史、監督は「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」のジャック・ドゥミー、十七世紀フランスの詩人・作家のシャルル・ペローの童話「ロバの皮」をジャック・ドゥミーが脚色、撮影は「ロシュフォールの恋人たち」のギスラン・クロケ、音楽はミシェル・ルグランが各々担当。出演はカトリーヌ・ドヌーヴ、ジャック・ペラン、「美女と野獣」のジャン・マレー、「去年マリエンバートで」のデルフィーヌ・セイリグ、そして若くして世を去る女王もカトリーヌ・ドヌーヴが扮している。80点 -
ロンメル軍団を叩け
ヘンリー・ハサウェイ監督、リチャード・バートン主演による戦争アクション。第二次世界大戦初期の北アフリカ戦線を舞台に、ドイツ軍・ロンメル機甲部隊に挑むイギリス軍コマンド部隊の闘いを描く。60点 -
ロイ・コルト&ウィンチェスター・ジャック
マリオ・バーヴァ監督が手掛けた、コミカルウエスタンの先駆けとなったマカロニ・ウエスタンコメディ。悪事を働いて何とか生き延びているふたりのカウボーイ。彼らはまともに生きようと別々の道を歩むが…。【スタッフ&キャスト】監督:マリオ・バーヴァ 脚本:マリオ・ディ・ナルド 撮影:アントニオ・リナルディ 音楽:ピエロ・ウミリアーニ 出演:ブレット・ハルゼイ/チャールズ・サウスウッド/マリル・トロ/グイド・ロロブリジーダ80点 -
ロザリオの悲しみ
殺人犯によって聖なる肉体を汚された尼僧の、数奇な運命を描いた実話映画。製作は「夜は盗みのために」のシルヴィオ・クレメンテッリ、監督はルキノ・ビスコンティの甥であるエリプランド・ビスコンティ。マリオ・マッツッケッリの原作を監督のビスコンティとジャムピエロ・ボーナが共同脚色。撮影は「エスカレーション」のルイジ・クヴェイレル、音楽は「シシリアン」のエンニオ・モリコーネがそれぞれ担当。出演は「0の決死圏」のアン・ヘイウッド、「グラン・プリ」のアントニオ・サバト、「サンタ・ビットリアの秘密」のハーディ・クリューガー、新人カルラ・グラヴィーナ、「狂った蜜蜂」のティーノ・カラーロ、「女性上位時代」のルイジ・ピスティリなど。 -
ロックン・ロール・サーカス
ザ・ローリング・ストーンズが企画・製作・ホスト役を務め、ジョン・レノン、エリック・クラプトン、ザ・フーらが出演したライヴイベントを撮影したドキュメンタリー。1968年に撮影され、1996年まで封印されたままだった伝説的作品を日本初劇場公開。1996年版から画質音質が向上した2019年4Kレストア版。監督は、「ビートルズ レット・イット・ビー」のマイケル・リンゼイ=ホッグ。