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愛を耕すひと
「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」のニコライ・アーセル監督とマッツ・ミケルセンが再び組んだ、18世紀デンマークを舞台にした史実に基づくドラマ。荒野の開拓に取り組むケーレン大尉は、過酷な試練にさらされながら、夫を失った女性や捨てられた少女と心を通わせていく。イダ・ジェッセンによる歴史小説『The Captain and Ann Barbara(英題)』をベースに、デンマーク開拓史の裏に隠された愛の物語を紡ぐ。称号を懸け孤独に闘うケーレン大尉をマッツ・ミケルセンが、冷酷な有力者のもとから逃げ出した使用人の女性アン・バーバラをドラマ『レイズド・バイ・ウルブス/神なき惑星』のアマンダ・コリンが演じる。2023年第80回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門出品作品。2024年第96回アカデミー賞国際長編映画賞デンマーク代表作品。 -
メイクアガール
人造人間の少女と、生みの親の少年との間に芽生えた感情の揺らぎを繊細に描いたアニメーション。3DショートアニメやMVなどを手掛けるアニメ作家・安田現象が原作・脚本・監督を務める初長編第1弾。ロボットの開発と製品化に成功した少年・明は、友人から「カノジョを作ればパワーアップできる」と聞き、人造人間のカノジョ・0号を作り出すが……。声の出演はTVアニメ『葬送のフリーレン』の種崎敦美、TVアニメ『僕の心のヤバイやつ』の堀江瞬。第37回東京国際映画祭アニメーション部門正式出品作品。 -
ザ・ボディガード/ローグ・ミッション
ジャングルで女性ジャーナリストの逃走を助ける任務を引き受けた元特殊部隊員のサバイバルを描くアクション。監督はピエール・モレル。出演はジョン・シナ、アリソン・ブリー、フアン・パブロ・ラバ、クリスチャン・スレーター、アリス・イヴ、マートン・ソーカスほか。2025年1月3日よりヒューマントラストシネマ渋谷にて開催の「未体験ゾーンの映画たち2025」で上映。 -
RETURN TO REASON/リターン・トゥ・リーズン
20世紀を代表する芸術家でダダイズムのパイオニア、マン・レイ。その短編映像作品4本に、レイの影響を受けたジム・ジャームッシュが、盟友で映画プロデューサーのカーター・ローガンと結成した音楽ユニット“スクワール”の音楽を融合した映像作品。第76回祭カンヌ国際映画祭のクラシック部門でプレミア上映された。 -
蝶の渡り
「ロビンソナーダ 私の英国人の祖父」(1986年)にて第40回カンヌ国際映画祭カメラドールを受賞し、「金の糸」(2019年)で主演を務めた、ジョージアを代表する女性監督ナナ・ジョルジャゼによるヒューマン・コメディ。1991年にようやくソ連からの独立を果たし、希望に満ちた“どんちゃん騒ぎ”に明け暮れた若者たちの27年後を描く。原題は「蝶の強制移住」で、蝶は住む場所を移されると生きていけないが、生活の糧を失った芸術家たちはいかに戦後を生きたのか。ヨーロッパとアジアが交差するかつての幻惑都市、トビリシを舞台に、困難な中でも輝き続ける人生をユーモアたっぷりに描く。 -
今日の海が何色でも
タイ南部の海辺の町を舞台に、ふたりの女性が出会い惹かれあっていくさまを、環境問題をテーマにしたアートを交えて描くヒューマンドラマ。家族から結婚を急かされているイスラム教徒のシャティは、美術展のために町を訪れた芸術家フォンのサポートをするが……。監督は本作が長編デビューとなるパティパン・ブンタリク。第19回大阪アジアン映画祭参加作品。 -
冬物語(2023)
「TAMA NEW WAVE 2023」ある視点部門に選出されたドラマ。青森県弘前市に住む脚本家が、東京から来たグラフィックデザイナーに一目惚れした。ふたりは山中の女性の幽霊に心惹かれ、一緒に冬景色のなかを旅する。出演は「キリエのうた」の松浦祐也、「SUPER HAPPY FOREVER」の山本奈衣瑠、「タロウのバカ」の植田紗々、「若き見知らぬ者たち」の伊島空。監督・脚本は、文化庁若手映画作家育成プロジェクト・ndjc2017選出、サンダンス・インスティテュート/NHK賞2021日本代表のCMディレクター、奥野俊作。 -
山逢いのホテルで
「ボレロ 永遠の旋律」のジャンヌ・バリバール主演で贈る大人のラブストーリー。小さな町で、障がいのある息子を一人で育てる仕立て屋のクローディーヌは、毎週火曜日、山間のホテルで、一人旅の男性客とその場限りのアヴァンチュールを楽しんでいたが……。共演は「ロスト・メモリー」のトーマス・サルバッハー。監督・脚本は、ファッションデザイナーとして活躍した後、本作で長編監督デビューを果たしたスイスの新鋭マキシム・ラッパズ。 -
夜のまにまに
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭などで注目を集める磯部鉄平が、地元・大阪を舞台に作り上げたラブストーリー。恋人と別れたフリーターの新平は、映画館で出会った佳純と意気投合。間もなく新平のバイト先で佳純が働き始め、再会に驚く新平だったが……。出演は「仮面ライダーガッチャード」加治木涼役の加部亜門、「猫は逃げた」の山本奈衣瑠。2024年11月22日(金)よりシネマカリテほか全国順次公開。 -
ゴンドラ(2023)
「ツバル TUVALU」「ブラ!ブラ!ブラ!胸いっぱいの愛を」などの<セリフなし映画>のファイト・ヘルマー監督が贈る、山間を行き交う二つのゴンドラが世界をすこしだけ幸福にする物語。ゴンドラに乗務する二人の女性イヴァとニノの機知とユーモアが、ゴンドラを便利な乗り物だけではない「夢の空間」へと変えていく。2023年の東京国際映画祭でワールド・プレミアされ、「着替えするゴンドラがすごい」「どんなに落ち込んでる人が見ても笑顔になる」と観客の人気を集めた。美しいジョージアの風景の中で行ったり来たりするゴンドラ。世界のどこかに行けるわけではないけれど想像力があればどこへでも行ける。そんなメッセージが込められたヒューマン・ムーヴィー。