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日曜日の散歩者 わすれられた台湾詩人たち
日本統治下の台湾において、日本語で新しい台湾文学を作ろうとした詩人たちのドキュメンタリー。1930年代、西洋モダニズム文学の波に衝撃を受けた若き台湾詩人たちは、母国語ではない日本語で詩作することへ葛藤しながらも、同人雑誌『風車』を創刊する。監督は、本作が初の長編作品となる黄亞歴(ホアン・ヤーリー)。第53回金馬奨最優秀ドキュメンタリー賞、2016年台北映画賞最優秀脚本賞・最優秀音響設計賞、第10回台北国際ドキュメンタリー映画祭台湾コンペティション部門グランプリ受賞。 -
蜷川幸雄シアター「ジュリアス・シーザー」
演出家・蜷川幸雄の一周忌に合わせその演出作品を全国15ヶ所の映画館で上映するシリーズの第1弾。ボンベイを破り、ローマに凱旋したジュリアス ・シーザー。その権力が強大になることを恐れたキャシアスは、ブルータスを仲間に引き入れ、暗殺を決行する。彩の国シェイクスピアシリーズの1本。出演は、「恋妻家宮本 KOISAIKA MIYAMOTO」の阿部寛、「僕だけがいない街」の藤原竜也、「シュアリー・サムデイ」の横田栄司、「新宿スワン」シリーズの吉田鋼太郎。 -
五日物語 3つの王国と3人の女
「ゴモラ」のマッテオ・ガロ-ネ監督が、17世紀初頭の民話集『ペンタメローネ[五日物語]』の中の3話を映像化。母となることを追い求める女王、若さと美貌を熱望する老婆、大人の世界への憧れを抱く王女、各世代の女たちの残酷なまでの性(サガ)を映し出す。出演は「エヴァリー」のサルマ・ハエック、「美女と野獣(2014)」のヴァンサン・カッセル、「レッド・ライト」のトビー・ジョーンズ、「ロブスター」のジョン・C・ライリー。撮影は「マップ・トゥ・ザ・スターズ」のピーター・サシツキー。劇場公開に先駆け、第29回東京国際映画祭にて特別上映。70点 -
ブラナー・シアター・ライブ2016 第一弾『冬物語』
イギリス演劇界でシェイクスピア俳優としてその実力を認められ、映画界でも俳優・監督として活躍しているケネス・ブラナー。彼が率いる“ケネス・ブラナー・シアター・カンパニー”によるロンドン、ギャリック劇場での上演舞台3作品が映像化され、『ブラナー・シアター・ライブ』として公開。第一弾「冬物語」:シェイクスピア原作の贖罪にまつわる悲喜劇をトニー賞、エミー賞受賞の振付家ロブ・アシュフォードと、ケネス・ブラナーが新たな息吹を吹き込む。アカデミー賞助演女優賞受賞のジュディ・デンチがポーリーナを演じ、ケネス・ブラナーがリオンディーズを演じている。 -
断食芸人
フランツ・カフカの同名小説を「テロリスト 幽閉者」の足立正生監督・脚本で映画化。ある日、ある街に現れ座り込んだ男を、人々が勝手に“断食芸人”に仕立て上げる。2016年ロッテルダム国際映画祭ディープフォーカス部門正式出品。出演は、「ジョーカー・ゲーム」の山本浩司。ナレーションは「MONSTERZ モンスターズ」の田口トモロヲ。80点 -
Tetsuya Kumakawa K-BALLET COMPANY「シンデレラ in Cinema」
世界的なバレエダンサー熊川哲也が芸術監督を務めるKバレエカンパニーの公演を映像化。 -
NEWシネマ歌舞伎 三人吉三
歌舞伎の舞台公演をHDカメラで撮影し、歌舞伎の面白さや美しさを捉えたシネマ歌舞伎の第22作目。本作では2014年6月に東京・渋谷のシアターコクーンで上演されたコクーン歌舞伎第十四弾『三人吉三』を収録。「禅 ZEN」の六代目中村勘九郎、「ラスト サムライ」の二代目中村七之助、「源氏物語 千年の謎」の二代目尾上松也という次代を担う三人を迎え好評を博した流麗な台詞と刹那的な美しさが特徴的な河竹黙阿弥の名作を、演出・美術を担当した串田和美が自ら監督を務め映像化。3時間半以上あった舞台を凝縮し、新演出がなされた撮影や舞台袖等普段見られないところの模様といった新たな魅力を加えている。 -
スクリーンで観る高座 シネマ落語「落語研究会 昭和の名人 八」
TBSテレビ『落語研究会』に残された往年の噺家たちの名人芸をスクリーンで上映する「シネマ落語」シリーズ第8弾。今回は、芸術祭賞を獲得した六代目三遊亭円生の看板演目『首提灯』、八代目桂文楽の名品『明烏』、五代目春風亭柳朝による江戸前落語『粗忽の釘』、ヘソ曲がりと愛嬌とがブレンドされた個性が漲る十代目桂文治の『二十四考』の4本を上映。 -
遥か群衆を離れて(2015)
英国を代表する作家トーマス・ハーディの小説「遥か群衆を離れて」を映画化。舞台は19世紀の英国。叔父から受け継いだ農場を経営する若い女性バスシーバ(キャリー)は3人の男性、羊使いゲイブリエル(マティアス・スーナールツ)、軍曹トロイ(トム・スターリッジ)、隣人ボールドウッド(マイケル・シーン)に求婚されるのだが……。