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古都(2016)
川端康成の同名長編小説を、舞台を現代に置き換え映画化。松雪泰子が双子の二役を演じている。京都で代々続く呉服店を営む千重子と、北山杉の里で働く苗子。生き別れた双子の姉妹とその娘たちは、時代が大きく移ろう中、受け継いできた伝統の継承に葛藤する。京都とフランス・パリで撮影が行われた。監督はハリウッドで映画を学び「Re:Play-Girls」などを手がけたYuki Saito。岐路に立つ娘たちを「寄生獣」シリーズの橋本愛と「無伴奏」の成海璃子が演じる。2016年11月26日より京都先行公開。60点 -
ブラナー・シアター・ライブ2016 第二弾『ロミオとジュリエット』
イギリス演劇界でシェイクスピア俳優としてその実力を認められ、映画界でも俳優・監督として活躍しているケネス・ブラナー。彼が率いる“ケネス・ブラナー・シアター・カンパニー”によるロンドン、ギャリック劇場での上演舞台3作品が映像化され、『ブラナー・シアター・ライブ』として公開。第二弾「ロミオとジュリエット」:大ヒット映画「シンデレラ」でシンデレラを演じたリリー・ジェームズと王子を演じたリチャード・マッデンが再び共演。トニー賞受賞俳優デレク・ジャコビがロミオの友人マキューシオを演じている。 -
ジュリエッタ
ノーベル賞作家アリス・マンローによる3編の短編小説を「私が、生きる肌」のペドロ・アルモドバルが映画化したヒューマンドラマ。ジュリエッタには、12年前、突然姿を消した娘がいた。娘を見かけたと知人に告げられた彼女は、封印していた過去と向き合う。出演は、スペインのベテラン女優エマ・スアレス、ドラマ『情熱のシーラ』のアドリアーナ・ウガルテ。2016年カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品。80点 -
花芯
瀬戸内寂聴が瀬戸内晴美名義で発表した同名小説を初映画化。親の決めた許嫁と愛のない結婚生活を送る園子は、夫の転勤で移り住んだ京都で夫の上司・越智と出会い、恋に落ちる。園子は初めての恋に戸惑いながらも、越智との底の見えない愛の関係に溺れていく。監督は、「海を感じる時」の安藤尋。出演は、「ポプラの秋」の村川絵梨、「悪の教典」の林遣都、「貞子vs伽椰子」の安藤政信、「リップヴァンウィンクルの花嫁」の毬谷友子。60点 -
シンドバッド
船乗りを夢見る少年シンドバッドが仲間たちと共に冒険を繰り広げる劇場オリジナルアニメ3部作の完結編。魔法族を求め大海原に乗り出したシンドバッドは行く先々で不思議な現象に遭遇。やがて辿り着いた真昼の夜の中に“不思議の門”が浮かび上がる。第1部「空とぶ姫と秘密の島」、第2部「魔法のランプと動く島」のダイジェスト版と新作で構成され、すべての謎が遂に明らかになる。前2作のスタッフ、キャストが再集結した日本アニメーション40周年記念作品。70点 -
エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)
夢枕獏のベストセラー小説『神々の山嶺』を「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」の平山秀幸が映画化。世界最高峰エヴェレスト登頂を巡って3人の男女が織り成すドラマ。エヴェレストの標高5200m級で撮影された映像が見もの。出演は「図書館戦争 THE LAST MISSION」の岡田准一、「ふしぎな岬の物語」の阿部寛、「起終点駅 ターミナル」の尾野真千子。70点 -
女が眠る時
「スモーク」でベルリン国際映画祭銀熊賞に輝いたウェイン・ワン監督が、スペイン人作家ハビエル・マリアスの短編小説を日本人キャストで映画化。妻とリゾートホテルを訪れた作家が、そこで出会った謎めいたカップルに魅入られて行く。出演は「劇場版MOZU」のビートたけし、西島秀俊、「海難1890」の忽那汐里、「鍵泥棒のメソッド」の小山田サユリ。40点 -
ナショナル・シアター・ライブ「ジェーン・エア」
英国ナショナル・シアターが厳選した傑作舞台をこだわりのカメラワークで収録し、世界の映画館で上映する連続プロジェクトから、シャーロット・ブロンテの古典をサリー・コックソンが演出した作品が登場。大胆でダイナミックに自由と充実感を求めて戦う一人の女性を描く。主演には映画「パディントン」のマデリン・ウォーラル。 -
三回忌追悼企画 蜷川幸雄シアター2「NINAGAWA・マクベス」
2016年に他界した演出家・蜷川幸雄が手がけた演劇の上映企画第2弾。シェイクスピア4大悲劇のひとつ『マクベス』と日本文化を結びつけた舞台を上映。3人の魔女から国王になると予言されたマクベス。ダンカン王を暗殺し、王座を手にするが良心の呵責に苛まれ……。ミュージカルからストレートプレイ、映像まで幅広く活躍する市村正親、「天城越え」「いつか読書する日」などで数々の賞に輝いた田中裕子、日本屈指のシェイクスピア俳優・吉田鋼太郎らが出演。