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ワーナー・オーランド
アメリカへ渡り、少年時代から舞台に立ち、20年間にわたって活躍。1917年映画入りし、東洋的な風貌を生かし、連続活劇「電光石火の侵入者」（19）などに出演した。29年「フウ・マンチュウ博士の秘密」で、題名役を演じ人気を得る。初代フウ・マンチュウとしては他に「続フウ・マンチュウ博士の秘密」（30）、「竜の娘」（31）の２本に出演した。イギリスに２巻もののサイレント・シリーズがあっただけのキャラクターを発展拡大した功績は大きいが、原作とちがい、人間的でふとりすぎているという評もある。ちなみに、２代目フウ・マンチュウは、ボリス・カーロフであった。31年「怪探偵張氏」に主演し、37年の“Charlie Chan at Monte Carlo”まで17本の「チャーリー・チャン」シリーズをつくっている。08年、イディス・シャーンと結婚。38年８月６日死去。
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