「それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ」のストーリー
雲の上に住んでいる小さな象の男の子パオ(声:本仮屋ユイカ)は、鼻から大きなハンカチを出し空の掃除をするザジおじさん(声:富澤たけし)のように、自分もハンカチを出そうと練習をするが、なかなかうまくできないでいた。ほかに自分にできることはないかと、アンパンマンワールドにやってきたパオだったが、パン作りも牛乳配達もみんなに期待をされた“きらきら希望サーカス”での芸も、何もかも失敗だらけ。パオは自信と希望を失くし、心を閉ざしてしまうのだった。そんな中、ばいきんまん(声:中尾隆聖)は、“きらきら希望サーカス”に対抗して“ばいきんサーカス”を開催、最新メカ“スゴイゾウ”(声:伊達みきお)が“ヨゴスゾウ”に変身し、大暴れしながら街中を汚し回っていた。アンパンマンの顔も、アンパンマンの新しい顔を焼くアンパンマン号も、全てが汚染されて絶体絶命の大ピンチ。パオは、何もできない自分にくじけそうになるが、アンパンマン(声:戸田恵子)が困難に立ち向かっていく姿を見て、希望を持って前に進むことを決意する……。