イカリエ XB1 デジタル・リマスター版
いかりええっくすびーわんでじたるりまますたーばん ICARUS XB 1- 上映日
- 2018年5月19日
- 製作国
- チェコスロバキア
- 制作年
- 1963
- 上映時間
- 88分
- レーティング
- 一般映画
- ジャンル
- SF サスペンス・ミステリー ドラマ
解説
1963年.共産主義下のチェコスロヴァキアでつくられた本格的SF作品のデジタル・リマスター版を劇場初公開。密室の中で徐々に狂気に汚染されていく宇宙船の乗組員たちのサスペンスフルな人間ドラマと、近未来のユートピア的世界を独創的なスタイルで映し出す。スタニスワフ・レムの小説『マゼラン星雲』にインスピレーションを受け脚本を執筆したのは、特撮映像作品を多く手がけるインドゥジヒ・ポラークと「狂気のクロニクル」のパヴェル・ユラーチェク。衣装を「ひなぎく」の脚色を担当したエステル・クルンバホヴァー、音楽を「悪魔の発明」のズデニェク・リシュカ、監督をインドゥジヒ・ポラークが務める。
映画館で観る
配信で観る
TVで観る
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
-
ライター石村加奈犬や花、ロマンス、出産まで宇宙船内で繰り広げられる物語が50年以上も前に作られていたとは! アニメ大国チェコで育まれたフレッシュな想像力に惚れぼれする。幾何学的... もっと見る
-
映像演出、映画評論荻野洋一60年代とはヌーヴェルヴァーグ(NV)の時代である。50年代にフランスで起こった映画運動が、世界各国に伝播していく。また60年代とはSF映画の時代でもある。傍系... もっと見る
-
脚本家北里宇一郎チェコには人形アニメとかファンタジーに面白いものが数多くあるので、この63年製作のSFにも期待。かなり生真面目な作風で、あまり面白味はない。が、それが逆にリアル... もっと見る
「イカリエ XB1 デジタル・リマスター版」のストーリー
22世紀後半、生命探査の旅に出た宇宙船イカリエ-XB 1は、アルファ・ケンタウリ系へと向かう途上、漂流中の朽ちた宇宙船を発見する。それはかつて地球から旅立った宇宙船で、船内には謎の死を遂げた乗組員たちの死体が横たわっていた。そんななか、この難破船に積まれた核兵器が爆発、数名の調査員が命を落とす。悲劇に見舞われた後も変わらず旅を続けるイカリエ-XB 1であったが、謎のダークスターによって乗組員たちはみな眠りについてしまうのだった……。
「イカリエ XB1 デジタル・リマスター版」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「イカリエ XB1 デジタル・リマスター版」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | SF サスペンス・ミステリー ドラマ |
製作国 | チェコスロバキア |
製作年 | 1963 |
公開年月日 | 2018年5月19日 |
上映時間 | 88分 |
配給 | コピアポア・フィルム |
レイティング | 一般映画 |
カラー/サイズ | モノクロ |
公式サイト | http://ikarie-jp.com/ |
コピーライト | (C)National Film Archive |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2018年6月上旬特別号 | REVIEW 日本映画&外国映画 「イカリエ-XB1」 |
2018年5月下旬号 | UPCOMING 新作紹介 「イカリエ XB1 デジタル・リマスター版」 |