ロベール・ブレッソンの関連作品 / Related Work

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  • ラルジャン

    制作年: 1983
    一枚のニセ札から運命を狂わされた一人の若者の姿を描く。製作はジャン・マルク・アンショ。レオ・N・トルストイの原作(『にせ利札』<レオ・N・トルストイ全集。10巻>河出書房)を基に「やさしい女」のロベール・ブレッソンが監督・脚色・台詞を担当。撮影はエマニュエル・マシュエルとパスカリーノ・デ・サンティスが担当。音楽はバッハ(半音階的幻想曲とフーガ、ニ短調BWV903)曲を使用。出演はクリスチャン・パティ、カロリーヌ・ラングなど。
  • たぶん悪魔が

    制作年: 1977
    ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員特別賞)に輝いたロベール・ブレッソンの傑作を製作から45年を経て日本初上映。自殺願望に取り憑かれた裕福な青年シャルルは、友人や彼を慕う女性たちとの交流を重ねながらも、死への誘惑を絶ち切ることができず……。出演はアントワーヌ・モニエ、ティナ・イリサリ、アンリ・ド・モーブラン、レティシア・カルカノ。
  • 湖のランスロ

    制作年: 1974
    カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞に輝いたロベール・ブレッソンの傑作を製作から48年を経て日本初上映。王妃グニエーヴルとの不義の関係に苦悩するアルテュス王の円卓の騎士、ランスロ。それが騎士たちの団結に亀裂を生み、思わぬ事態を引き起こす……。出演はリュック・シモン、ローラ・デューク・コンドミナス。
  • 百夜(1971)

    制作年: 1971
    男と女のそれぞれ直面する愛と罪の意識を描く、ドストエフスキーの「白夜」の映画化。監督・脚本は「少女ムシェット」のロベール・ブレッソン、原作はドストエフスキー(新潮社他刊)、撮影はピエール・ロム、音楽はミシェル・マーニュ、グループ・バトゥーキ、クリストファー・ヘイワード、ルイ・ギター、E・R・ダビド、美術はピエール・シャルボニエ、録音はロジェ・ルテリエ、編集はレイモン・ラミーが各々担当。出演はイザベル・ヴェンガルテン、ギョーム・デ・フォレ、ジャン・モーリス・モノワイエ、ジェローム・マサール、パトリック・ジュアネなど。4Kレストア版が2025年3月7日より劇場上映(配給:エタンチェ、ユーロスペース)。
  • やさしい女

    制作年: 1969
    ある若い女が質屋の主人と結婚し自殺するまでを描く。ドストエフスキーの同名短編(新潮社刊)を基に「白夜(1971)」のロベール・ブレッソンが監督・脚色、撮影はギスラン・クロケ、音楽はジャン・ヴィーネ、編集はレイモン・ラミーが担当。出演はドミニク・サンダほか。1986年の日本公開以来ほとんど上映機会がなく、ソフト化もされていなかったが、2015年4月4日よりデジタル・リマスター版が新宿武蔵野館他にて全国公開された。
  • 少女ムシェット

    制作年: 1967
    アル中の父と病床の母を両親に持つ不幸な十四歳の少女ムシェットの受難の人生を描く。製作はアナトール・ドーマン、脚色・台詞・監督は「バルタザールどこへ行く」のロベール・ブレッソン、原作はジョルジュ・ベルナノス、撮影はギスラン・クロケ、音楽はクラウディオ・モンテヴェルデイ、ジャン・ヴィーネが各々担当。出演はナディーヌ・ノルティエ、ジャン・クロード・ギルベール、マリア・カルディナール、ポール・エベール、ジャン・ヴィムネ、マリー・シュジーニ、マリーヌ・トリシェ、レイモンド・シャブラン、リリアーヌ・プランセ、シュザンヌ・ユグナンなど。日本語版監修は山崎剛太郎。黒白、ワイド。
  • バルタザールどこへ行く

    制作年: 1964
    バルタザールと名付けられた一匹のロバを主人公に、人間の本能と罪悪を追求した作品。監督・脚本・脚色・台詞は「ジャンヌ・ダルク裁判」のロベール・ブレッソン。撮影はギスラン・クロケ、美術はピエール・シャルボニエがそれぞれ担当。音楽はフランツ・シューベルト、ジャン・ヴィーネ。出演者は、ブレッソン作品の例にもれず、すべて素人で、「中国女」のアンヌ・ヴィアゼムスキーはこの作品でデビュー。他にフランソワ・ラファルジュ、フィリップ・アスラン、ナタリー・ジョワィヨー、ヴァルテル・グレェン。一九六六年ベネチア映画祭審査員特別賞受賞。
  • ジャンヌ・ダルク裁判

    制作年: 1962
    史上名高いジャンヌ・ダルク裁判の正確な再現を通して、ジャンヌの苦悩と、心の葛藤を描写した作品。監督と台詞は「スリ」のロベール・ブレッソン、撮影はレオンス・H・ビュレル、音楽はフランシス・セイリグ、美術はピエール・シャルボニエ。出演はフロランス・カレ、ジャン・クロード・フールノー、ロジェ・オノラ、マルク・ジャッキエ、ミシェル・エリュベルなどほとんどが素人の俳優である。
  • スリ(1960)

    制作年: 1960
    「抵抗(レジスタンス) 死刑囚の手記より」のロベール・ブレッソン監督作。フランスの第一回“新しい批評賞”で最優秀フランス映画賞を得た。スリの芸術的な要素が、主人公の青年の内面的な動きにおいてとらえられる。脚本・台詞もブレッソン自身が書き、撮影は「抵抗(レジスタンス) 死刑囚の手記より」のレオンス・H・ビュレルの担当。音楽はJ・B・リュリ。出演者は例によって全部しろうとでマルタン・ラサール、マリカ・グリーン、ピエール・レーマリ、ペルグリ、ピエール・エテら。製作アニー・ドルフマン。
  • 抵抗(レジスタンス) 死刑囚の手記より

    制作年: 1956
    フランスのアンリ・ドヴィニ大佐の手記に基き、我が国初登場のロベール・ブレッソンが脚本を書き、自ら監督した異常な物語。ドイツのゲシュタポに捕えられ、死刑の宣告を受けたフランス軍人がモントリュック監獄から脱獄する経過を、記録映画的にレジスタンス精神をこめて描き出す。監督のブレッソンは一九〇七年生れ、一九五〇年に監督したベルナノス原作「田舎司祭の日記」は、五〇年度ルイ・デリュック賞、五一年フランス映画大賞、五一年ヴェニス映画祭・国際賞およびイタリア批評家賞などを受けている。撮影は「わが青春のマリアンヌ」のルイ・アンリ・ビュレル。主演のフランソワ・ルテリエは無名の二十七歳になる哲学科の学生で、その他シャルル・ルクランシュ、モーリス・ビーアブロック、ローラン・モノなど著名な新聞記者、劇評家、装飾家といった人々である。
  • 田舎司祭の日記

    制作年: 1951
    陰影を巧みに活かした撮影が印象深い、ヴェネチア映画祭国際賞ほかを受賞したロベール・ブレッソン監督作。寒村に赴任した若き司祭が、病に冒されながら強い信仰と使命感から献身的な努力を続けるが、村人から誤解を受けて悩むことに…。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:ロベール・ブレッソン 撮影:レオン・アンリ・ビュレル 音楽:ジャン・ジャック・グレネンワルト 原作:ジョルジュ・ベルナノス 出演:クロード・レイデュ/アンドレ・ギベール/ジャン・リベール/マリー・モニク・アルケル 4K デジタル・リマスター版を、新宿シネマカリテにて2021年5月14日に劇場公開。
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  • ブローニュの森の貴婦人たち

    制作年: 1944
    哲学者、ドニ・ディドロの原作を、詩人、ジャン・コクトーが台詞を担当し、ロベール・ブレッソン監督が映画化。恋人・ジャンを試すために別れを告げたエレーヌだが、期待と裏腹に別れを承諾されてしまう。裏切られたと感じたエレーヌは復讐を画策する。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:ロベール・ブレッソン 原作:ドニ・ディドロ 台詞:ジャン・コクトー 撮影:フィリップ・アゴスティーニ 出演:ポール・ベルナール/マリア・カザレス/エリナ・ラブルデット/リュシエンヌ・ボゲール。2022年12月30日から開催される【没後 60 年 ジャン・コクトー映画祭】にて上映。
  • 罪の天使たち

    制作年: 1943
    元服役囚を受け入れているドミニコ会女子修道院を舞台に、修道女たちの葛藤や憎しみ、友愛を描く。「田舎司祭の日記」のロベール・ブレッソンによる長編監督デビュー作。脚本に、フランス演劇界の重鎮ジャン・ジロドゥが参加している。出演は、「パルムの僧院」のルネ・フォール、「どん底」のジャニー・オルト。フランス国立映画センター復元版。
  • 南方飛行

    制作年: 1937
    「夜の空を行く」「夜間飛行」の原作者アントアヌ・ドウ・サンテクジュペリの同名の出世作小説の映画化で、作者自ら映画向きに改作して台詞を加筆し、H・G・リュステングが脚色したものからピエール・ビヨンとロベール・ブレッソンが協力して台本を作った。監督には「第二情報部」のピエール・ビヨンが当たり、サンテクジュペリが飛行指導に任じた。主役は「夜の空を行く」「外人部隊(1933)」のピエール・リシャール・ウィルムで「我等の仲間」「最後の戦闘機」のシャルル・ヴァネルを始め、「楽聖ベートーヴェン」のジャニー・オルト、「港の掠奪者」のアレクサンダー・リニョオ、「我等の仲間」のレイモン・エーモス及びジャック・ボーメー、「上から下まで」のポーリーヌ・カルトン、マルグリット・ピエリー、ガブリエル・ドルジア、バロン・フィス等が助演している。
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