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余貴美子の関連作品 / Related Work
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ザ・ハリウッド(1998)
制作年: 1998ビデオ店で働く留学生と家出少年の日常を通して映画への愛を描く青春ドラマ。監督・脚本は「真夏の少年」の野村恵一。共同脚本は小笠原恭子/松下隆一。撮影は林建作が担当している。元ジャニーズJrの喜多見英明が映画初主演。 -
20世紀ノスタルジア
制作年: 1997ふたりの高校生の男女の映画作りを通して、未来への希望とふたりの間に芽生える愛情を描いた青春ファンタジー。監督は「百代の過客」の原将人。自主映画の世界では70年代から注目を集めていたが、本作が初の商業映画となり、これにより97年度の日本映画監督協会新人賞を受賞した。脚本は中島吾郎と原の共同。撮影を「上方苦界草紙」の馬場順一が担当している。主演は、これが映画初出演となる人気アイドル・広末涼子と、新人の圓島努。 -
D#1 プロローグ・倒錯
制作年: 1997連続幼女殺害事件のテレビ報道を通じて、マスコミの犠牲となっていった人々の姿を描いたシニカル・コメディ。監督・脚本は『怪獣の見た夢』の巽祐一郎。撮影を今井正穂が担当している。主演は田付貴彦。ビデオタイトル「幼狩 ディー・シャープ・ワン」。 -
瀬戸内ムーンライト・セレナーデ
制作年: 1997戦後の混乱期、戦死した長男の遺骨を故郷の墓に埋葬するために家族旅行に出かけた一家の道行きを、ノスタルジックな風景の中につづったドラマ。監督は「写楽」の篠田正浩。「瀬戸内少年野球団」「少年時代」に続く、篠田の“少年三部作”の3作目にあたる。阿久悠の原作『飢餓旅行』を、「写楽」でもチーフ助監督をつとめた成瀬活雄が脚色。撮影には「写楽」の鈴木達夫があたっている。主演は「恋と花火と観覧車」の長塚京三。次男にふんした鳥羽潤がキネマ旬報新人男優賞を受賞した。97年度キネマ旬報ベスト・テン第10位。本興行は1997年5月17日より。 -
傷だらけの天使(1997)
制作年: 1997ケチな探偵コンビが繰り広げる義理と人情の旅を、コミカルに描いたロードムービー。監督は「ビリケン」の阪本順治。脚本は往年のTVシリーズ『傷だらけの天使』のキャラクターをもとに、「のぞき屋」の丸山昇一が執筆。撮影を「ユメノ銀河」の笠松則通が担当している。主演は「八つ墓村(1977)」の豊川悦司と「あの夏、いちばん静かな海。」の真木蔵人。51点 -
GONIN2
制作年: 1996たまたま居合わせた宝石店で宝石強盗事件に巻き込まれた5人の女たちが、強盗犯や暴力団に追いつめられながら逆襲していく様を描いた異色バイオレンス・アクション。転落した5人の男たちを描いた95年の「GONIN」のパート2だが、話としては独立した一本である。監督・脚本は前作と同じ石井隆。撮影は「ゲレンデがとけるほど恋したい。」の佐々木原保志が担当している。主演に「さよならニッポン!」の緒形拳。5人の女たちには、かつての石井作品でヒロイン・名美を演じた女優のうち「死んでもいい」の大竹しのぶ、「ヌードの夜」の余貴美子、「夜がまた来る」の夏川結衣の3人と、「罠(1996)」の喜多嶋舞、「XII-1118_PROMISE_THE_MOON」の西山由海がふんしている。R指定。70点 -
大統領のクリスマスツリー
制作年: 1996ニューヨークを舞台に、それぞれの夢に向かって進む3人の姉妹を中心とした様々な人々の想いが行き交う姿を描き、愛することの意味を問いかける恋愛ドラマ。製作・監督は「RAMPO 奥山監督版」の奥山和由で、鷺沢萠の同名小説を奥山と「栄光と狂気」「トラブルシューター」の原田眞人が脚色。「GONIN2」の佐々木原保志が撮影を担当している。主演は「栄光と狂気」の羽田美智子と、「日本一短い「母」への手紙」の別所哲也。「東京兄妹」の粟田麗、「GONIN2」の余貴美子、「必殺!主水死す」の野村祐人らが共演している。 -
写楽(カンヌ・ヴァージョン)
制作年: 1995カンヌ国際映画祭出品に伴い、海外向けに再編集されたカンヌ・ヴァージョン。冒頭に英語字幕での解説を加え、外国の観客にも分かり易くしてあるのが特徴。また、日本版は138分という長尺での公開だったが、今回は120分となっている。 -
あひるのうたがきこえてくるよ。
制作年: 1993都会を離れ山奥の村にやって来た男の、アヒルや村人、そして自然との交流を描くドラマ。「うみ・そら・さんごのいいつたえ」に続く椎名誠の長編第二作で、カヌーイストの野田地佑の原案を本にした椎名自身の短編『アヒルの飼育』(文藝春秋・刊)が原作。脚本は椎名と「私を抱いてそしてキスして」の田部俊行、白木芳弘の共同。嵐山光三郎、北方譲三、中村征夫ら多数特別出演している。劇場公開と並行して、“コンバットツアー”と銘打った巡業興行上映も話題となった。 -
ちぎれた愛の殺人
制作年: 1993謎めいた大学教授と、猟奇殺人事件の犯人を追う女刑事との葛藤を軸に、ミステリアスな物語を描くサイコ・サスペンス。「天使のはらわた 赤い淫画」「魔性の香り」に続いて三作目のコンビとなる監督・池田敏春、脚本・石井隆作品で、石井作品では馴染みの深い村木、名美といったキャラクターが新たな色彩で登場。撮影は「くれないものがたり」の田口晴久が担当。スーパー16ミリ。 -
ヌードの夜
制作年: 1993恋人のヤクザを殺した女とその女に惚れたがゆえに殺人事件に巻き込まれていく男の不思議な関係を描く。監督・脚本は「天使のはらわた 赤い眩暈」の石井隆。カメラマンは「天使のはらわた 赤い眩暈」「死んでもいい」などで石井隆とコンビを組んだ佐々木原保志。主演は「死んでもいい」「空がこんなに青いわけがない」の竹中直人、「あひるのうたがきこえてくるよ。」「眠らない街・新宿鮫」の余貴美子。第67回・1993年キネマ旬報ベスト・テン第9位。 -
うみ・そら・さんごのいいつたえ
制作年: 1991珊瑚礁に囲まれた沖縄の島を舞台に、大自然の中で繰り広げられる人々の生活をリアルに描いたヒューマン・ドラマ。監督は「ガクの冒険」の椎名誠、脚本は椎名誠に加え沢田康彦と白木芳弘、撮影は原案の写真集『白保』の中村征夫、音楽は高橋幸宏が担当。 -
ヒルコ 妖怪ハンター
制作年: 1991ある田舎の中学校にて巻き起こる謎の妖怪の恐怖を描くSFホラー。諸星大二郎原作「海竜祭の夜」の映画化で、脚本・監督は「鉄男」の塚本晋也。撮影は「大誘拐 RAINBOW_KIDS」の岸本正広がそれぞれ担当。公開から30年を経て製作されたデジタルリマスター版が、2021年7月9日より劇場公開(配給:マコトヤ)。80点 -
ラスト・フランケンシュタイン
制作年: 1991原因不明の自殺病を解明しようとする教授と超人類を作り出すことに生涯をかける博士を中心とした奇妙な人間関係を描く。監督はこれがデビュー作となる劇団第三エロチカ主宰の川村毅。撮影は「木村家の人びと」の志賀葉一がそれぞれ担当。 -
ザ・ヒットマン 血はバラの匂い
制作年: 1991『網走番外地』の巨匠・石井輝男が脚本・監督を務め、バイオレンスとエロス満載で描いたドラマ。ヤクザ抗争により恋人を殺された男が復讐に燃えるヒットマンと化し、殺戮ゲームを仕掛けていく。主演は西城秀樹。 -
さよなら、こんにちわ
制作年: 1990都会で生活しながらも軽く時流に乗っていけない若い男女の恋愛模様を描く。マイケル・オコーナー原作「さよならパーティー」の映画化で、脚本・監督は「あしたのジョー(1980)」の福田陽一郎。撮影は「砂の上のロビンソン」の鈴木耕一がそれぞれ担当。