シャーロット・ランプリング シャーロットランプリング

  • 出身地:イギリス、ケンブリッジに近いスターマー
  • 生年月日:1946年2月5日

略歴 / Brief history

イギリス生まれ。秘書をしていた時にスカウトされ、モデルの世界へ。「ナック」(65)の端役で映画デビュー。演技を学びながらイタリアへ渡り、ルキノ・ヴィスコンティ監督の「地獄に堕ちた勇者ども」(69)に出演し、退廃的な魅力で国際的な注目を浴びる。アメリカ映画やフランス映画など、国境を越えたフィルモグラフィが彼女の特徴で、大島渚監督の「マックス、モン・アムール」(86)にも主演している。父はベルリンオリンピック金メダリスト、母は画家という環境で育ち、軍人でもあった父親の仕事の関係でNATOの基地を転々とした。彼女が語学に堪能で国際的な俳優活動をしてきた背景にはそんなことも影響している。

シャーロット・ランプリングの関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • デューン 砂の惑星PART2

    制作年: 2023
    フランク・ハーバートのSF小説を「ブレードランナー 2049」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が実写化したSFアクションシリーズ第2弾。砂の惑星デューンをめぐり宇宙戦争が勃発。ハルコンネン家に一族を皆殺しされたアトレイデス家の後継者・ポールの復讐が始まる。主人公ポール・アトレイデス役のティモシー・シャラメ、ポールと心を通わせる砂漠の民チャニ役のゼンデイヤらが前作から引き続き出演、皇帝の娘イルーランを「ミッドサマー」のフローレンス・ピューが、宿敵ハルコンネン男爵の甥フェイド=ラウサを「エルヴィス」のオースティン・バトラーが演じるなど、オールスターキャストで全宇宙の命運を賭けた最終決戦を描く。
    0
  • すべてうまくいきますように

    制作年: 2021
    フランソワ・オゾン監督がソフィー・マルソーと初めて組んで贈る、愛する家族の尊厳死をめぐる物語。芸術や美食を楽しみ、ユーモアと好奇心にあふれ、人生を謳歌していた父が突然、倒れた。順調に回復するものの、父は安楽死を願う。二人の娘たちは葛藤を抱えながらも、その思いに真正面から向き合おうとするが……。父のアンドレを演じるのはトリュフォーやロメール作品で知られる名優、アンドレ・デュソリエ。共演には、オゾン作品の「まぼろし」(01)「スイミング・プール」の主演女優シャーロット・ランプリング、「17歳」(13)のジェラルディーヌ・ペラス、「グレース・オブ・ゴッド 告発の時」(19) のエリック・カラヴァカ。カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品。
  • ベネデッタ

    制作年: 2021
    歴史上初の女性同士の同性愛裁判記録を原案に、「エル ELLE」のポール・ヴァーホーベンが放つセクシュアル・サスペンス。17世紀初頭イタリア。幼い頃から奇蹟を起こす力を持っていたとされるベネデッタ・カルリーニは修道女となり、大修院長にまで上り詰めるが……。出演は「おとなの恋の測り方」のヴィルジニー・エフィラ、「ファイブ・デビルズ」のダフネ・パタキア、「ともしび」のシャーロット・ランプリング。
  • ヘルムート・ニュートンと12人の女たち

    制作年: 2020
    『VOGUE』誌をはじめとするファッション誌で女性を撮り続けたファッション・フォトグラファーの巨匠ヘルムート・ニュートンの生誕100年を記念し、その撮影の舞台裏を、彼にインスピレーションを与えた12人の女性たちの視点から捉え直したドキュメンタリー。シャーロット・ランプリングやイザベラ・ロッセリーニ、ハンナ・シグラなどといった女優たちや、米国版『VOGUE』編集長のアナ・ウィンター、モデルのクラウディア・シファーらのインタビューを収録、ニュートンを鋭く批判した批評家スーザン・ソンタグとのTV討論のアーカイブ映像なども紹介する。
    90
  • DUNE デューン 砂の惑星(2020)

    制作年: 2020
    1965年の発売以来、「スター・ウォーズ」「風の谷のナウシカ」などに影響を与えたフランク・ハーバートのSF小説『デューン』をドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が映画化。砂に覆われた惑星“デューン”を舞台に主人公の運命と宇宙世界の混迷を軸に壮大なドラマが展開する。この小説は1984年にデヴィッド・リンチ監督がカイル・マクラクランを主演に迎え、「砂の惑星」として映画化している。今回、主役のポールを演じるのは、「君の名前で僕を呼んで」で21歳にしてアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、「ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語」や「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」など話題作が続くティモシー・シャラメ。「本物の映画スターで、狂気のカリスマ性がある」とドゥニ・ヴィルヌーヴ監督に絶賛される新世代ハリウッドスターだ。ティモシーの脇を固める俳優陣には、「スパイダーマン」シリーズのゼンデイヤがポールの夢の中に登場する謎の美女チェイニーを熱演するほか、「アクアマン」でおなじみジェイソン・モモア、アカデミー賞俳優ハビエル・バルデム、アベンジャーズの宿敵サノスを演じたジョシュ・ブローリンが、ポールを全力サポートする腹心を演じる。また、「スター・ウォーズ」続三部作ポー・ダメロン役のオスカー・アイザックと、「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」のレベッカ・ファーガソンがポールの両親役で登場する。ベールに包まれた特別な<力>を持つとされるポールと、ポールが師と仰ぐジョシュ・ブローリン演じるガーニー・ハレックの剣術訓練をはじめとしたアクション・シーンや、荒涼とした砂の惑星に降り立つ無数の軍艦、暗雲の下で地の果てまで続くかのような敵勢の立ち並ぶ様子は圧巻だ。死と隣り合わせの惑星デューンでポールに何が待ち受けるのか。ひとりの若者が自らの宿命を知り、運命を切り開く新世代アクション・アドベンチャー。
    60

今日は映画何の日?

注目記事