石橋杏奈 イシバシアンナ

  • 出身地:福岡県生まれ
  • 生年月日:1992/07/12

略歴 / Brief history

福岡県生まれ。兄と弟がいる。身長163cm で趣味・特技はダンス。地元の中学校では放送部に所属していた。06年、ホリプロタレントスカウトキャラバンに応募し、総数3万8224 人のなかからグランプリを獲得。14 歳で上京・転入してタレント活動を始める。07 年、乙一のライトノベルが原作のテレビ朝日の深夜ドラマ『失踪HOLIDAY』でドラマ初出演にして主演。父の再婚相手とうまくいかない中学生が狂言誘拐を企てるストーリーだった。その後は日本テレビ『受験の神様』07、TBS『ROOKIES』08 などに出演。日本テレビ『斉藤さん』08 では主演の観月ありさと交流する気のいいヤンキー女子高生役で登場。ただし方向性はあくまでホリプロの伝統に則った正統派で、07年に赤い羽根共同募金のイメージキャラクター、08 年にはビクター甲子園ポスター・キャンペーンのモデル、集英社の雑誌『SEVENTEEN』の専属モデルに選ばれる。08 年、重松清原作・廣木隆一監督の「きみの友だち」で映画初出演・初主演にして、20 歳の恵美役と周囲に溶け込めなかった中学時代の恵美役を演じ分ける。撮影自体は上京して間もなく行なわれ、中学時代の恵美はまだ新しい環境に慣れずにいた素の自分のまま演じたというが、20歳の恵美にも無理なく同化。天性の資質の高さを見せてヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。同年にはドラマ版とストーリー展開を連動させた映画「赤い糸」でヒロインの恋敵も演じた。09 年は日本テレビ『銭ゲバ』などを経て、みうらじゅん原作・田口トモロヲ監督「色即ぜねれいしょん」に主人公の高校生・純の片思いの相手・足立恭子役で出演。翌10 年、4度目の映画化となる谷口正晃監督「時をかける少女」で、主演の仲里依紗が74 年にタイムスリップして出会う過去の母=高校生の芳山和子役を演じる。「色即ぜねれいしょん」も時代設定は74 年であり、近過去のノスタルジックな世界に溶け込むノーブルで古風な魅力が改めて注目される。一方、同年の樋口真嗣総監督『MM9/ MONSTER MAGNITUDE』(毎日放送ほか)では気象庁モンスター対策課の新人職員役。斬新なSF 職場ドラマのヒロインを堂々と演じた。同年、『カーディガン』で舞台初出演。11 年は若手実力派・山下敦弘監督「マイ・バック・ページ」のほか、前田弘二監督「婚前特急」、林家しん平監督「落語物語」といった新進監督の作品に立て続けに助演。着実に女優としての可能性を拡げている。

石橋杏奈の関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • 初恋ロスタイム

    制作年: 2019
    仁科裕貴の同名小説を映画化したファンタジックなラブストーリー。毎日12時15分から1時間だけ、自分以外のあらゆるものが静止する不思議な現象に遭遇した浪人生・相葉孝司。彼はその間、自分と同じように動くことのできる少女・篠宮時音と出会うが……。出演は「ホットギミック ガールミーツボーイ」の板垣瑞生、「天気の子」の吉柳咲良、「センセイ君主」の竹内涼真。監督は「チア☆ダン ~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」の河合勇人。
  • 今夜、ロマンス劇場で

    制作年: 2018
    「海街diary」の綾瀬はるかと「ナラタージュ」の坂口健太郎がW主演を務めるラブストーリー。映画監督を夢見る青年・健司は、通い慣れた映画館で長年憧れていたスクリーンの中のお姫様・美雪と出会う。二人は次第に惹かれ合っていくが美雪にはある秘密があった。「信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)」の宇山佳佑によるオリジナル脚本を、「テルマエ・ロマエ」シリーズの武内英樹が監督。共演は「少女」の本田翼、「無限の住人」の北村一輝、「超高速!参勤交代 リターンズ」の中尾明慶、「22年目の告白 私が殺人犯です」の石橋杏奈、「武曲 MUKOKU」の柄本明、「舟を編む」の加藤剛。音楽を「沈まぬ太陽」「アンフェア」シリーズの住友紀人が手がける。
    90
  • 蝶の眠り

    制作年: 2017
    ジャンヌ・モロー主演の「デュラス 愛の最終章」に着想を得たラブストーリー。50代の売れっ子作家・松村涼子はある日、自身がアルツハイマーに冒されていることを知る。人生の終焉と向き合った涼子の前に、やがて韓国人留学生のチャネが現れるが……。出演は「新しい靴を買わなくちゃ」の中山美穂、「ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女」のキム・ジェウク。監督・脚本・原案を担当したのは、「子猫をお願い」のチョン・ジェウン。
    80
  • 勝手にふるえてろ

    制作年: 2017
    芥川賞作家・綿矢りさの同名小説を、「ちはやふる」の松岡茉優主演で実写化したラブコメディ。中学時代の同級生イチを思い出しては胸をときめかせている24歳のOLヨシカ。同期のニに告白されるが彼との関係に馴染めない彼女は、今のイチに会おうとする。監督は「でーれーガールズ」の大九明子。恋愛経験がなく妄想に浸るヨシカを松岡茉優が、ヨシカの初恋の相手イチを音楽ユニットDISH//のメンバーで「君の膵臓をたべたい」などに出演する北村匠海が、会社の同期ニをロックバンド黒猫チェルシーのボーカリストで監督や俳優としても活躍する渡辺大知が演じる。
    50
  • リンキング・ラブ

    制作年: 2017
    萩島宏による同名ネット小説を「ガメラ」シリーズの金子修介監督が実写映画化。両親の離婚危機を阻止するため、2017年からバブル終焉直後の世界へとタイムスリップした女子大生・美唯が、若き日の母親やその友人たちと共にアイドルグループ・ASG16を結成する。出演は、アイドルグループAKB48の田野優花、「22年目の告白 私が殺人犯です」の石橋杏奈、「Dance!Dance!Dance!!」の白洲迅、「超高速!参勤交代 リターンズ」の中尾明慶、「笑う招き猫」の落合モトキ。脚本は、金子修介と「太陽の蓋」の長谷川隆。
    48
  • 泥棒役者

    制作年: 2017
    「小野寺の弟・小野寺の姉」の西田征史監督が2006年に作・演出した舞台を、関ジャニ∞の丸山隆平を主演に迎え映画化。泥棒稼業から足を洗ったはじめが元仲間に脅され絵本作家の豪邸に侵入したところ、出会う人から次々に別人に勘違いされ、大騒動になる。丸山隆平が泥棒であることを隠そうと勘違いに必死に乗っかる主人公を演じるほか、「テルマエ・ロマエ」の市村正親、「バースデーカード」のユースケ・サンタマリア、2006年の舞台にも出演した片桐仁らが集結。曲者たちが繰り広げる騙し合いをコミカルに描く。
    80

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