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エスター・ヴァルツの関連作品 / Related Work
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ヒトラーのための虐殺会議
制作年: 2022ナチスが1,100万ものユダヤ人絶滅政策を決定した「ヴァンゼー会議」の全貌に迫る社会派心理スリラー。この史上最も恐ろしい会議が、ラインハルト・ハイドリヒら15名の高官によっていかに進められたかを、人々の思惑や発言、パワーバランスの変化をつぶさに追いながら明らかにしていく。そこで繰り広げられる光景は、我々がよく知っている「ビジネス会議」。異なるのはその「議題」だけ、つまり「ユダヤ人の大量虐殺」について。「移送」「強制収容と労働」「計画的殺害」など様々な方策が、あたかも「タスク」のように次々と議決されていく。その時間は、たったの90分だった……。アドルフ・アイヒマンが記録し、ホロコースト関連で唯一残された議事録に基づき、80年後の2022年にドイツで製作された。60点 -
アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男
制作年: 2015ナチスの最重要戦犯アドルフ・アイヒマン捕獲作戦の影の功労者フリッツ・バウアーにスポットを当てた実録ドラマ。1950年代後半のドイツ・フランクフルト。検事長フリッツ・バウアーのもとに、逃亡中のナチス親衛隊中佐アイヒマン潜伏に関する手紙が届く。出演は、「ヒトラー暗殺、13分の誤算」のブルクハルト・クラウスナー、「あの日のように抱きしめて」のロナルト・ツェアフェルト。監督・脚本は、「コマーシャル★マン」のラース・クラウメ。70点 -
サウンド・オブ・サンダー
制作年: 2004近未来を舞台に、生態系の破壊による人類の危機を描いたSFスペクタクル。原作はレイ・ブラッドベリの小説「いかずちの音」。出演は「コンフィデンス」のエドワード・バーンズ、「テイラー・オブ・パナマ」のキャサリン・マコーマック、「オリバー・ツイスト」のベン・キングズレー。監督は「ヤング・ブラッド」のピーター・ハイアムズ。50点 -
ポーラX
制作年: 1999姉と名乗る女性の出現を機に、真実の人生を求めて彷徨をはじめる青年の姿を描いたドラマ。監督は「ポンヌフの恋人」のレオス・カラックスで、前作から8年をへて、文豪ハーマン・メルヴィルの『ピエール』(邦訳・『メルヴィル全集 第9巻』所収、国書刊行会)をベースに、本作を独自の映像で撮り上げた。タイトルは原作の題名の仏語訳“Pierre ou les ambiguites”の頭文字、“Pola”に解かれぬ謎を示すXを加えたもの。脚本はカラックス、ジャン=ポール・ファルゴー、ローラン・セドフスキー。製作はブリュノ・ペズリーで、共同プロデューサーはカール・バウムガートナー、掘越謙三、ルート・ヴァルトブルガー。撮影は「愛する者よ列車に乗れ」のエリック・ゴーディエ。音楽は劇中のテーマ曲を元ウォーカー・ブラザースのスコット・ウォーカーが担当し、挿入曲でパーセル、ブラームスの楽曲が流れる。美術はローラン・アレール。編集はネリー・ケティエ。衣裳はエステル・ヴァルツ。出演は「めぐり逢ったが運のつき」のギヨーム・ドパルデュー、「パリ、18区、夜。」のカテリーナ・ゴルベワ、「ヴァンドーム広場」のカトリーヌ・ドヌーヴ、「音のない世界で」のデルフィーヌ・シェイヨーほか。