うから始まるものでの検索結果

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  •   フィンランドの田舎町でくすぶっていたメタルバンドが、ノルウェーのメタルフェス参加に向けて珍道中を繰り広げる「ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!」(2018)。その続編として、前作でライブ直後に逮捕されたバンドの新たな物語を描いた「ヘヴィ・トリップⅡ/俺たち北欧メタル危機一発!」が、12月20日(金)よりシネマート新宿などで公開される。     獄中でドイツのメタルフェス〈ヴァッケン・オープン・エア〉への出演をオファーされたバンド〈インペイルド・レクタム〉(直訳で直腸陥没の意)の4人。だが準備不足およびプロデューサーの商業主義を理由に辞退する。そんな中、ロットヴォネン(ギタリスト)の父が病に倒れ、さらに地上げ屋のせいで実家のトナカイ粉砕場兼スタジオが消滅の危機に瀕し、彼らは脱獄を決意する──。 前作に続いてミカ・ラマサーリの楽曲を使用し、スウェーデンのオカルトロックバンド〈YEAR OF THE GOAT〉も参戦、そして超大電導波デスボイスを操るオリジナルバンド〈ブラッドモーター〉が新登場。脱獄したインペイルド・レクタムを追うのは、こちらも前作に続きマムシのドッケン大佐だ。商業主義に巻き込まれて軋轢が生じるなど、新たな困難に直面した4人の運命から目が離せない。   「ヘヴィ・トリップⅡ/俺たち北欧メタル危機一発!」 製作:カイ・ヌールドベリ、カールレ・アホ 監督・脚本:ユッカ・ヴィドゥグレン、ユーソ・ラーティオ 出演:ヨハンネス・ホロパイネン、サムリ・ヤスキーオ、チケ・オハンウェ、マックス・オヴァスカ 2024年/フィンランド映画/96分/カラー/スコープ/DCP/原題:HEAVIER TRIP 字幕翻訳:堀田雅子 字幕監修:増田勇一 後援:フィンランド大使館 共同提供:キングレコード+スペースシャワーネットワーク 宣伝:HaTaKaTa 配給:SPACE SHOWER FILMS © 2024 Making Movies, Heimathafen Film, Mutant Koala Pictures, Umedia, Soul Food
  • いまや出会いの手段として広く普及した“マッチングアプリ”。そこで最愛の人や人生の伴侶を見つける人も多いが、見知らぬ人と出会うだけに、予測のつかないトラブルが起きる可能性がある。そんなマッチングアプリで狂気のストーカーと出会ったことから始まる、現代的な恐怖を描いた新感覚サスペンス・スリラー「マッチング」のBlu-rayとDVDが、9月20日(金)に発売された(レンタルは9月4日よりリリース中)。   「ラスト1秒、あなたの愛が反転する。」に偽りなしの衝撃作 アラサーのウェディングプランナーの唯島輪花(土屋太鳳)は、仕事面は充実している一方、恋愛には奥手で彼氏はおらず、最近も高校時代に憧れていた片岡先生(瀧川鯉斗)の結婚式を担当するなど、他人の幸せを見送るばかりの日々を過ごしていた。そんな輪花を見かねた親友で同僚の伊藤尚美(片山萌美)は、輪花にマッチングアプリ“Will Will”の登録を勧める。結婚した片岡先生も出会いはマッチングアプリだったことから、試しに登録してみた輪花は、マッチング率97%の相手とデートすることになる。 しかし待ち合わせ場所の水族館に現れたのは、プロフィールとは別人のような永山吐夢(佐久間大介)だった。彼は遅刻してきたばかりか、出会ってすぐに「僕は不運な星のもとに生まれてきたんです。生まれてすぐに駅のコインロッカーに捨てられていたんです」と、激重な身の上話を披露。ロングコートの黒ずくめで、足元はゴム長靴という異様さにもドン引きした輪花は、早々にデートを切り上げる。しかし、この日を境に輪花の生活が一変。吐夢から「次いつ会えますか?」と、スマホの通知が鳴りやまないほどの連絡が来て、恐怖を感じてしまう。 ちょうどその頃、輪花の勤務先のナガタウェディングとWill Willは合同企画を進めていたことから、輪花はWill Will運営会社のプログラマーの影山剛(金子ノブアキ)に相談。吐夢が他社のアプリでも問題を起こしていることを教えてくれるなど、親身に相談に乗ってくれて、輪花と影山は急接近していく。一方、同じ頃、“アプリ婚”した夫婦が惨殺される悲惨な事件が連続発生し、世間を騒がせていた。それはWill Willで結婚した人も含まれ、さらには片岡先生ら、輪花の担当したカップルまでが殺され、事件の魔の手は次第に輪花の身にも迫ってくる。そして、家族や友人、輪花を取り巻く人物たちの知らなかった“本当の顔”までが次々に明かされていく……。 各キャラクターの生い立ちや設定にも伏線が張り巡らされ、二転三転する予測のできない展開を見せる本作。それだけに明かせないことも多いが、何が真実で、誰が味方かわからぬまま、次々とハイテンポで起きる衝撃の展開には、心を揺さぶられるスリルとサスペンスが楽しめる。「ラスト1秒、あなたの愛が反転する。」という劇場公開時のキャッチコピーに偽りなしの、ラストカットまで目が離せない、恐怖と衝撃がノンストップで連続する作品となっている。   土屋太鳳×佐久間大介×金子ノブアキ×内田英治 主人公・輪花役には、NHK連続テレビ小説『まれ』で主演を務めるなど、様々な映画・ドラマで活躍する土屋太鳳。輪花は、母親が幼い頃に失踪し、父・芳樹(杉本哲太)と二人で、実家で暮らしている。輪花は吐夢とアプリで出会ってから日常が一変し、次々と不幸が身に降りかかり、家族の秘密まで知らされることになる。様々な情緒の激しいリアクションを求められ、暗く厳しい表情も多い役だけに、土屋は精神的にかなり身を削られたそうだが、現場自体の明るさや雰囲気の良さに助けられ、演じ切ったそう。笑顔の少ない役だが、土屋の芯の強さや美しさが際立つ役ともなっている。 輪花とアプリでマッチングする“狂気のストーカー”吐夢役には、本作が初の実写映画単独出演となる Snow Manの佐久間大介。演技経験は多くないが、特徴的な高い声や笑顔を封印し、バラエティ番組などで見せるアイドルの顔とは全く異なる新たな顔を見せている。ストーカー役というだけでも意外性があるが、謎の多い人物を新鮮に演じており、独特の雰囲気を纏ったその佇まいは、出てくるだけで目を引く魅力があり、静かな狂気も感じさせる。佐久間自身のコメントによると「世界一、静かな佐久間が見られる」のも見どころのようだ。 輪花を助けるマッチングアプリ運営会社のプログラマーの影山役は、ミュージシャンとしても活躍している金子ノブアキ。俳優としてはNetflixドラマ『今際の国のアリス』でも土屋と共演している。金子は、オシャレな大人の雰囲気もありながら、素朴さや誠実さを感じさせ、さらには秘めたものもある複雑な役を好演。初共演の佐久間とは、かなり意気投合したようだ。 さらには、斉藤由貴、杉本哲太、真飛聖、後藤剛範、片岡礼子ら実力派キャスト陣に、片山萌美、永瀬莉子、円井わん、前原滉といった注目の若手キャスト陣や、イケメン落語家の瀧川鯉斗など、多彩なキャストが脇を固めている。 原作・脚本・監督を務めるのは、映画『ミッドナイトスワン』(20)で、第 44 回日本アカデミー賞最優秀作品賞や第 23 回ウディネ・ファーイースト映画祭コンペティション部門でゴールデン・マルベリー賞を受賞するなど、国内外の映画祭で受賞が相次ぎ評価を高めている内田英治。本作は内田のオリジナル脚本だが、劇場公開直前に原作として内田自身が書き下ろした小説版も刊行されており、こちらも10万部を突破するベストセラーとなっている。   重要なネタバレも明かされているメイキングなど充実の特典映像 9月20日(金)にリリースされたBlu-rayとDVDの豪華版には、本編ディスク以外に2枚の映像特典ディスクと、限定封入特典(特製ブックレット、ミニクリアファイル、ポストカード)がセットになっている。2枚の映像特典ディスクには、土屋×佐久間×金子×内田監督によるビジュアルコメンタリーに加え、メイキングや舞台挨拶などのイベント映像集を収録。作品によっては、映像特典ディスクはすべてDVDという場合もあるが、本作の豪華版は、映像特典ディスクもBlu-ray。映像特典までも高画質で楽しめるのは、購入者にとって嬉しいポイントだろう。 約60分のメイキングでは、撮影現場の様子や内田監督の演出風景、キャスト陣の現場コメントやオフショットなどを見ることができる。内田監督はキャスト陣と意見交換したり、コミュニケーションをとりながら演出しており、例えば、刑事(真飛聖)が吐夢(佐久間)の仕事場に話を聞きに来た際は、内田監督が「もうちょい八百屋っぽく」と真飛に演出。真飛は、元々ちょっとユルめの庶民っぽい刑事をオーダーされていたそうだが、「八百屋っぽく」という追加の難題に「もっと八百屋……」とつぶやきながら苦笑い。その場にいた佐久間が「八百屋?(笑)」と何度もツッコみ、内田監督が「もっと雑な感じ」とにこやかに補足すると、真飛もようやくニュアンスが掴めたようだ。気さくで明るく良い空気感の中で撮影されていた様子がわかる。 待ち時間などに、土屋と佐久間がメイキングのカメラに向かってサービスする様子やおどける様子も収められており、ヘビーな展開や恐ろしいことが起きる作品内容とは真逆の明るく楽しい現場だったことが伝わってくる。また、本編より先にメイキングを見る人は少ないと思うが、このメイキングにはかなりのネタバレもあるので、必ず本編鑑賞後に見て欲しい。本編冒頭の描写が誰なのかなど、劇中ではあえて明確にしていなかった、結末の解釈にも関わるような重要なことをサラリと明かしているところもある。本編自体が、結末を知った後に見直すと初見とは違った見方ができる面白さがあるが、映像特典を見た後に見直しても、また新たな発見ができる作品だ。 文=天本伸一郎 制作=キネマ旬報社 https://www.youtube.com/watch?v=R0h51XUzkqU 『マッチング』 ●9月20日(金)Blu-ray&DVDリリース ●Blu-ray豪華版 価格:9,020円(税込) 【ディスク】<3枚組(本編ディスク1枚+特典ディスク2枚)> ●DVD豪華版 価格:7,920円(税込) 【ディスク】<3枚組(本編ディスク1枚+特典ディスク2枚)> 【Blu-ray&DVD豪華版共通】 ★映像特典★ ・ビジュアルコメンタリー(出演:土屋太鳳 × 佐久間大介× 金子ノブアキ+内田英治監督)   ・メイキング ・イベント映像集 ・予告編集 ★封入特典★ ・特製ブックレット ・ミニクリアファイル ・ポストカード ●DVD通常版 価格:4,400円(税込) 【ディスク】<1枚組(本編ディスク1枚) ●2024年/日本/本編100分 ●監督・脚本:内田英治 ●原作:内田英治『マッチング』(角川ホラー文庫刊) ●共同脚本:宍戸英紀 ●音楽:小林洋平 ●主題歌:Aimer「800」(SACRA MUSIC / Sony Music Labels Inc.) ●出演:土屋太鳳、佐久間大介、金子ノブアキ、真飛聖、後藤剛範、片山萌美、片岡礼子、杉本哲太、斉藤由貴 ほか ●発売・販売元:KADOKAWA ©2024『マッチング』製作委員会
  •   中国の新鋭・彭偉(ポン・ウェイ)監督が、海辺の町を舞台に、幼くして養子に出された女性を主人公に家族の物語を紡いだ「夏が来て、冬が往く」が、12月27日(金)より新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。ポスタービジュアルと著名人のコメントが到着した。     広東市に住むチアニーは、家の購入をめぐって恋人のジーユェンと意見が合わず、プロポーズの返事を先延ばしにしていた。そんな中、あるきっかけで生家の家族と連絡が取れ、実父の葬儀に参列することに。 初めて会う母、二人の姉、弟。長女のウェンフォンは生家で過ごしてきたが、次女のシャオリーもまた養子に出されていた。互いの心を癒しながら過ごす三姉妹。時折チアニーは幼少時の養父とのささやかな時間を思い出し、家族や家について改めて考える。やがて、母が自分を探した本当の理由が明らかに──。 彭偉監督は日本大学芸術学部で映画製作を学んだ経験を持ち、本作が初長編となる。撮影は山東半島南部にある風光明媚な青島の街で実施。東京国際映画祭2023の提携企画〈2023東京・中国映画週間〉では新鋭監督賞に輝いた。     〈コメント〉 作品はとても面白く拝見しました。 中国のお葬式にまつわる風習も大変興味深かったです。 長編一作目としては脚本も良く練られています。 ──是枝裕和(映画監督) 一人ひとりの人間の心に癒しがたい傷を残してきた文化と、忘れられない痛みをそっと鎮めてくれた風習や営みが対照的に映し出される。 現代中国に生きる女性の再会を描き、季節が移ろうように自然の流れに委ねながら、この映画は彼女たちの再生を促すのではなく、静かに温かく寄り添う。 ──池松壮亮(俳優) 映画を観て初めて知る事は多い。「中国は一人っ子政策」なのに、実際には様々な「例外規定」が存在し、当然そこには想像もつかないドラマがある。 亡くなった実父の葬儀の為、残された母の元に四人の兄弟姉妹が集う。 生まれて直ぐに里子に出された三女の長年にわたる蟠りが解れてゆき、新しい自分と家族を見つけてゆく過程が、美しい生まれ故郷の光に包まれて優しく丁寧に描かれる。 彭偉監督のテーマ“人生はいつも残念の中で円満を味わう”をしっかりと味わった。心地好い映画でした。 ──滝田洋二郎(映画監督) 美しい、微かなひずみが映画芸術になりました。 ──栗原小巻(女優) 幼時に養子に出された女性が、実父の葬儀に訪れた生家での三日間に、過ぎ去った歳月すべてが凝縮されていて、切なく胸に迫る。 『海街diary』を彷彿する美しい世界観のなかで、厳しい人生の選択を見つめる監督の視点は、あくまで穏やかで優しい。 ──本木克英(映画監督) ゆったりと時が過ぎる美しい町に目を凝らすと、そこに染み込んだ文化、風習、そしてある家族の複雑な繋がりを観た。 ──青木崇高(俳優) 幼くして養子に出された三女が実の父の葬儀で母と姉たち、年下の長男がいる家を訪れた三日間。 そこにある大学卒の三女や、いまの日本の私たち女性には許せない男尊女卑の世界を背景に、境遇の違う世界に生きる三姉妹に生まれる肉親の血つながりの温かみが胸にしみる。 長男のこと、母の抱える痛み。でもこれからはきっと今までとは違う明日が来る、という思いが心に残った。 ──渡辺祥子(映画評論家) 「男尊女卑」と言う差別思想によって、女性が社会で生きる難しさを痛切に描いた作品。 現在においてもどの国にも蔓延る問題だと改めて感じました。 そんな世の中で強く歩んでいく三人姉妹。 男性社会に揉まれ我慢やプレッシャーを感じる日々でも、生きるため食べるため子供のために懸命に生きていく姿が繊細に描かれており、女性の強さを感じました。 大人になり初めて会う姉妹。 育った環境は違えど、そこには姉妹愛があり、その愛情が垣間見えるシーンがいくつかあります。 私にも姉がいるので、姉妹ならではの愛情を感じるシーンにグッと心を掴まれました。 ──大原櫻子(俳優、歌手) 知らないことばかりでした。 風習や家族は人を愛情深く包み込むが、時に冷たく突き放すこともある。 人生は選択できることとできないことがある。 実に重いテーマを扱っていますが、青島の風景と女性俳優たちの好演が映画を美しいものにしていると思います。 ──石井裕也(映画監督) 複雑な生い立ちを持つ佳妮(チアニー)が、実父の葬儀に参列するため生家に戻る。 赤レンガの美しい海辺の街並み、老いた実母と姉弟たちとの雪解けともいえる心の交流、そしてこの土地に伝わる驚くべき豊かな風習……。 かつての農村部に多く見られた男尊女卑や養子のならわしという重いテーマを扱いながらも、その範疇にとどまらない魅力的な映画であり、中国の知られざる一面を描き出した意欲作。 終盤に挟み込まれた珠玉のシーンに魂が揺さぶられる。 ──小林さゆり(フリーランスライター、翻訳者) 家族の話であり、生物学上“女”に生まれてしまった人たちの葛藤の話である。 作中映る街が美しくて、中国のとある地域での独特の伝統やしきたりが面白い。 でも、全く別の土地や文化の中で生きてきたはず中国の現代女性たちの悩みが、日本で生まれ昭和・平成・令和を生きてきた一女性である私と想いが繋がって、抱きしめたかった。 「家族って、好きとか嫌いとかそういう問題じゃない」と核心をついてくれるような、この作品の温度感が、大好きだ。 ──内田慈(俳優) 名もない家族のささやかな物語から、今の中国が抱える数多の課題が詳らかになる。 緻密に構築された脚本と演出、人生の機微を繊細に演じ切った俳優陣に脱帽! 静かにゆっくりと心が揺さぶられ、また人間が愛おしくなる。 ──船越英一郎(俳優)     「夏が来て、冬が往く」 出演:シュエ・ウェン、チェン・ハオミン、ゼン・ユンジェン、ヤン・ハンビン、ワン・ヤージュン 監督:彭偉 製作:MICRO ENTERTAINMENT TIMES FILM CO. LTD. エグゼクティブプロデューサー:王崇禮、宋薇 監修:楊世真、宮澤誠一 プロデューサー:曹偉 脚本:单雅莉 配給:アークエンタテインメント 配給協力:クロスメディア 2023年/中国/カラー/98分/ビスタ/5.1ch/レイティング:G ©MICRO ENTERTAINMENT TIMES FILM CO. LTD. 公式サイト:natsugakite-fuyugayuku.com
  •   4歳の娘がいるオーストラリアの映画監督デイモン・ガモー。「悪化する地球環境を再生できるアイデアが今後急速に世界に広がれば、娘が大人になる2040年にはどんな未来が訪れるだろう?」との思いから、解決策の実行者や専門家に会うため世界11ヵ国を巡る旅に出る──。未来想像型ドキュメンタリー「2040 地球再生のビジョン」が、2025年1月よりシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開。予告編が到着した。   https://www.youtube.com/watch?v=AI8QKd5hWQY   バングラデシュでは自家用の太陽光発電システムを繋いで電気をシェアするマイクログリットを目にする。経済学者ケイト・ラワースには持続可能な社会を目指す理想的モデル〈ドーナツ経済学〉を、オーストラリアではリジェネラティブ(再生型)農業や海藻を利用した海洋パーマカルチャーを学ぶ。言語学者でローカリゼーション運動のパイオニアであるヘレナ・ノーバーグ=ホッジの「現実に目を向ければ、いたるところに驚異的な希望の光が見えるはず」という言葉に勇気づけられ、道中では約100人の子どもに理想の未来についてインタビュー。CGやポップな映像を交え、心躍る未来予想図を描く。     「2040 地球再生のビジョン」 監督・脚本:デイモン・ガモー 製作総指揮:イアン・ダーリン、マリンダ・ウィンク、マーク・モンロー プロデューサー:ニック・バッツィアス、アナ・カプラン、ヴァージニア・ウィットウェル 撮影:ヒュー・ミラー 編集:ジェーン・アッシャー 音楽:ブライオニー・マークス 登場人物:デイモン・ガモー、エヴァ・ラザロ、ゾーイ・ガモー、ジェネビーブ・ベル、フレーザー・ポーグ、アマンダ・カーヒル、リアン・ポーグ、ポール・ホーケン、ケイト・ラワース、ブライアン・フォン・ハーゼン、トニー・セバ、ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ、コリン・セイス、シャロン・ピアソン、ニール・タムハネ、ジョン・E・ピーターソン、エリック・テーンスマイヤー 制作:GoodThing Productions、Regen Productions Film 配給:ユナイテッドピープル 後援:オーストラリア大使館 92分/オーストラリア/2019年/ドキュメンタリー © 2019 ALL TERRITORIES OF THE WORLD © 2019 GoodThing Productions Pty Ltd, Regen Pictures Pty Ltd 公式サイト:https://unitedpeople.jp/2040
  •   長編デビュー作「鉱 ARAGANE」、第1回大島渚賞を受賞した「セノーテ」の小田香監督5年ぶり待望の最新長編「Underground アンダーグラウンド」が2025年2月にユーロスペースほか全国順次公開されることが決定し、場面写真と小田香監督のコメントが解禁となった。     地下の暗闇から、蠢く怪物のように「シャドウ(影)」が姿を現す。シャドウ(影)はある女の姿を借りて、時代も場所も超えて旅を始める。滲み出す地下水に濡れる、地下鉄が走る音を聞き、戦争により多くの人々が命を失ったほら穴の中で死者達の声に耳を澄ませる。山奥の寺では、洞窟に続く、壁面に掘られた仏たちのために読経する僧侶の傍らに身を寄せる。そんな道行きの中、シャドウ(影)は、かつてそこで起きたことをトレースしていくようになり、ふと入った映画館で出くわした映像に導かれ、湖の底に沈んだ街に向かうのだった──。     小田香監督コメント わたしたちが滅びた後、わたしたちがここに本当にいたということを遺せる術はなんだろう。 わたしたちが人と呼ばれる前にもわたしたちはいただろうが、人と呼ばれなくなった後も、生痕を宿した記憶を繋いでいけるだろうか。 死、失われた者、遺されたもの、それらの気配が漂う地下空間で、束の間、映画という装置で時間を動かす。 隠したり、隠れたり、隠されたりする空間が照らされ、生者の視線と交わる。「わたしたち」という奇妙な事象が更新される。 地下と地上、失われたものとまだあるもの、生者と死者、双方を撮影し、「わたしたち」の像を立ち上がらせたかった。     「Undergroundアンダーグラウンド」 監督:小田香 出演:吉開菜央、松永光雄、松尾英雅 テクニカルディレクション・録音・グレーディング:長崎隼人 撮影:高野貴子 照明:平谷里紗、白鳥友輔 監督補佐・撮影補佐:鳥井雄人 撮影補佐:三浦博之 投影装置制作:岩田拓朗、平戸理子、山田大揮 スチル:権藤義人 プロダクション・コーディネート:小山冴子、小田絵理子 整音・サウンドデザイン:山﨑巌 音楽:細井美裕 タイトルデザイン・グラフィックデザイン:畑ユリエ  プロデューサー:筒井龍平、杉原永純 製作:トリクスタ  共同製作:シネ・ヌーヴォ、ユーロスペース、ナゴヤキネマ・ノイ、札幌文化芸術交流センターSCARTS、豊中市立文化芸術センター 配給:ユーロスペース+スリーピン 2024年/日本/83 分/カラー/5.1ch ©2024 trixta

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