しから始まるものでの検索結果

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  • 2022年初め、学園ドラマとKゾンビが合体した韓国ドラマ「今、私たちの学校は...」が世界中を沸かせたが、学園を舞台にまたも韓国らしいファンタジーミステリーが誕生した。それが「優秀巫女(ムダン)カ・ドゥシム~ソンヨン高校ゴーストバスターズ~」だ。 望んでもいないのに、韓国の女シャーマン“巫女(ムダン)”になる運命を持って生まれた女子高生と、彼女と出会ったばかりに幽霊が見えるようになってしまった優等生が、仲間と学校を守るために悪霊退治に立ち上がる。「学年でビリになった生徒が次々と亡くなっていく」というミステリーに、学校に巣食う悪霊とのバトルを通して成長していく青春ストーリー、胸キュンなロマンスもあり、見どころ満載の痛快学園ドラマとなっている。 落ちこぼれ生徒が次々と亡くなる名門校、その謎は… 一見、平凡な女子高生のカ・ドゥシム(キム・セロン)は18歳、巫女(ムダン)の家系に生まれた彼女は悪霊退治の能力を持ち合わせていたが、巫女になる運命を拒んでいた。10年前に、まだ子供だったドゥシムは大好きな祖母の悪霊退治に居合わせてしまい、祖母がその最中に謎の死を遂げ、ドゥシムも悪霊から18歳に悲惨な死を迎えることになると言われたことで、霊とは関わりたくないと思ってきた。そして、「18歳を乗り切れば、ずっと幸せに暮らせる」と言ってくれた祖母の言葉を信じて、目立たぬように静かに過ごしてきたのだった。 だが、転校した名門ソンヨン高校で、試験で学年ビリになった生徒たちが次々と亡くなるという事件が起きていた。ただならぬものを感じながらも目を背けていたドゥシム。だが、優等生ウス(ナム・ダルム)の体を借りて現れた祖母の霊から、この学校に10年前の悪霊が潜んでいると警告される。しかもその日以来、ウスも霊が見えるようになる。ドゥシムは封印していた巫女としての力を使い、ウスと悪霊退治に乗り出していく。 実績のある製作陣と成長した天才子役二人の強力タッグ 本作は、韓国の総合エンターテインメント企業KAKAOエンターテインメントが初めて手掛けたオリジナルファンタジードラマ。脚本には、映画『金子文子と朴烈』、『リトル・フォリレスト』のジュブラザーズ、そしてドラマ「秘密の森」のチャン・ジョンギョン撮影監督に、「太陽の末裔」のユ・ジェギュ照明監督など有名スタッフが参加しているとあって、韓国本国では話題になっていた。 何より、このファンタジーミステリーをけん引する2人、キム・セロンとナム・ダルムに注目が集まった。カ・ドゥシム役のキム・セロンは、映画『冬の小鳥』、そして『アジョシ』で強烈な印象を残し、天才子役として人気を博した。その後もドラマ「魔女宝鑑」「レバレッジ:詐欺操作団」など幅広いジャンルに出演し、抜群の存在感を発揮してきている。本作では、目立たずに平凡に生きたいと願い、転校した高校では巫女であることも隠してきたが、避けられない運命によって悪霊に立ち向かう毅然としたキャラクターを確かな演技力で演じ、名門校を取り巻く謎の事件に観る者を引き込んでいく。キリッとした瞳が魅力的だ。 一方、裕福なエリート家庭に生まれ育ち、頭脳明晰で性格もいいナ・ウス役のナム・ダルムも子役出身。「花より男子-Boys Over Flowers」でデビューし、「あなたが眠っている間に」でイ・ジョンソク、「スタートアップ:夢の扉」ではキム・ソノなど人気俳優たちの少年時代を好演し、韓ドラファンにはお馴染み。近年は映画『奈落のマイホーム』で青龍映画賞新人俳優賞を受賞している。(現在は兵役入隊中) 本作では、ドゥシムと出会うまでは親の敷いたレールの上を何の疑問も持つことなく進んできたが、自分で道を切り開いていくウスを爽やかに演じると同時に、霊が見えるという共通点でドゥシムと距離を縮め、恋するドゥシムを守ろうとするナイト精神を覗かせる。セロンと息の合ったところを見せるだけに、ウスとドゥシムの恋の行方も楽しみになってくる。 魅力のサブキャラにベテラン勢、新旧のアンサンブルも見もの そんな彼らを取り巻くキャストも新鮮。悪霊によって命を失ったが、この世への未練からドゥシムのそばにいる高校生の霊魂、ヒョンスを演じるのは、「PRODUCE101」出身のユ・ソンホ。ドゥシム演じるセロンと姉弟のような関係を見せ、コメディリリーフ的な役どころを担う。勉強が嫌いで成績は悪いが憎めない性格で、何故か優等生のウスと仲がいいイルナム役には「18アゲイン」「プライバシー戦争」のユ・ジョンフン、ドゥシムとウスのクラスメートで、ウスに片思いしており、転校してきたドゥシムが何かと気になるスジョン役には、「賢い医師生活1、2」「明日」のイ・ジウォンもいい味を残す。 こうした若手たちの一方で、独特な存在感と謎めいた雰囲気を漂わすのは名門ソンヨン高校の校長ギョンピル役のムン・ソングンだ。ドラマ「自白」「花様年華 人生が花になる瞬間」など多数の作品で存在感を残す名脇役、本作ではあの映画『失踪』で見せたおぞましいサイコ男を彷彿とさせる怖さでゾクリとさせる。また、ドゥシムの母ヒョシムには、「ホテルデルーナ」の客室長、「今、私たちの学校は…」の国会議員などのペ・ヘソン、そしてドゥシムの祖母ミョシムには、「再婚ゲーム」のユン・ソクファ。2人のベテラン女優と、セロン演じるドゥシムとのエモーショナルなやり取りには、ついホロリというシーンも。 オープニングからゾクゾクさせる展開に、天才子役から大人に脱皮したセロン&ダルムの顔合わせも最高の『優秀巫女(ムダン)カ・ドゥシム~』。回を追うごとに面白さはアップし、1話約20分というコンパクトな中にも見どころ満載。見始めたら、次が気になり、一気見せずにはいられない全12話、痛快で後味も爽快な一作だ。 文=前田かおり 制作=キネマ旬報社 『優秀巫女(ムダン)カ・ドゥシム~ソンヨン高校ゴーストバスターズ~』 ●デジタル配信:Abemaにて先行独占配信中(全12話) ▶デジタル配信の詳細はこちら ●配給元:ポニーキャニオン © Kakao Entertainment Corp. All rights reserved.
  • 「殺しの分け前/ポイント・ブランク」(67)や「脱出」(72)の異才ジョン・ブアマンが、ショーン・コネリー主演で撮り上げたSF巨編「未来惑星ザルドス」(74)が、11月4日(金)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかで全国順次公開。日本オリジナルの新予告編が到着した。     1974年の初公開時、「未来惑星ザルドス」には2つの予告編が作られた。最初は【特報】と呼ばれる1分弱のバージョンで、タイトル・デザイナーのパブロ・フェッロ(1935〜2018)が手掛けた。「ブリット」(68)のオープニングや「真夜中のカーボーイ」(69)のグラフィック効果、さらにスタンリー・キューブリック監督の「博士の異常な愛情」(64)のタイトル・デザイン、「時計じかけのオレンジ」(71)の予告編制作でも名高いフェッロ。それまでブアマン作品と縁のなかった彼の起用は、ノンクレジットで友人ブアマンに協力したキューブリックのアドバイスと推察される。 この【特報】は本編映像を使わず、原題ロゴにさまざまな特殊効果を施したアニメーションが中心で、作品内容はキーワードを使って暗示するにとどめている。次に作られた、本編映像をダイジェストした長いバージョン=【予告編】にフェッロは関与しなかったが、【特報】のアニメーションは流用されている。 今回の日本オリジナル新予告編は、この2つ目の【予告編】をベースに制作された。前半は【予告編】とほぼ同じ流れだが、後半は新たな構成となっている。 “ザールドース、ザールドース”という唸り声とともに原題ロゴのアニメーション映像が流れ、浮遊した巨大神ザルドスが映し出される。「ザルドスは語り給う。汝ら選ばれし者に。銃は善なり」と巨大神は言い放ち、大量の銃がその口から吐き出される。歓喜する撲滅戦士たち。続けて「性器は悪なり」というお告げと同時に、ゼッド(ショーン・コネリー)が振り向き、銃口を観客に向けて引鉄を引く。 不老不死のユートピアに侵入したゼッドは、永遠人たちに尋問される。鏡の間に落ち込んだゼッドは、無限反射する鏡像の中で発砲。テーマ曲の「ベートーヴェン交響曲7番・第2楽章」が流れる中、裸体に投射されたサイケデリックなイメージ、打ち砕かれた彫像が復元される逆転撮影など、トリック撮影が連続し、「人類を絶滅させたい」〜「ここは監獄だ」〜「神を殺したいか」〜「死は生からの解放」といった作品テーマに関わるセリフの数々がオーバーラップされていく。 そして再び巨大神が映し出された後、永遠人コンスエラ(シャーロット・ランプリング)が指し示すイラストの男性器がくいっと勃起し、110秒の新予告編は終わる。性器が含み持つ意味とは──?     Story 2293年、人類は不老不死の社会を実現。特権階級の永遠人〈エターナルズ〉たちは、荒んだ外界から隔絶した透明ドーム〈ボルテックス〉の中で優雅に暮らしていた。彼らは空飛ぶ巨大神像ザルドスを建立、それを神と崇める撲滅戦士〈エクスターミネーターズ〉たちを操り、外界に棲む獣人〈ブルータルズ〉たちの搾取と殺戮を続けている。だがある日、撲滅戦士のリーダーであるゼッド(ショーン・コネリー)は、着陸したザルドスの口内に身を隠し、ドームに潜入した。ザルドス=神の忠実な下僕だったはずのゼッドの目的とは?   ©1974 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPOLATION 提供:キングレコード 配給:コピアポア・フィルム ▶︎ ジョン・ブアマンのSF問題作「未来惑星ザルドス」、半世紀を経て新たに公開
  • 山形国際ドキュメンタリー映画祭の東京上映イベント〈ドキュメンタリー・ドリーム・ショー ─山形 in 東京 2022〉が、11月5日(土)より新宿K’s cinema、アテネ・フランセ文化センターで開催される。     隔年で開催される山形国際ドキュメンタリー映画祭の翌年に、東京で行われる恒例イベント〈ドキュメンタリー・ドリーム・ショー〉。昨年の同映画祭はコロナ禍によりオンライン開催だったため、今回の東京上映はついにスクリーンで鑑賞できる機会となる。プログラムは映画祭出品作を軸に独自編成した全45本。   〈主な部門と上映作品〉 ■インターナショナル・コンペティション パンデミックの渦中にもかかわらず1000本を超える応募があった。ドキュメンタリー映画の最先端を行く意欲作が揃った、ヤマガタの顔とも言えるプログラム。併せて過去の関連作も上映。 アルフォンソ・アマドル監督「カマグロガ」(★山形市長賞) バレンシア地方で、古代エジプト時代から食用にされてきたタイガーナッツを代々生産してきた農家。家族で農作業を続ける姿を1年間丁寧に追った。時代の流れに抗いながら土を耕し続ける農家としての矜恃が、土地の歴史とともに伝わってくる。 [caption id="attachment_17068" align="alignnone" width="850"] 「カマグロガ」[/caption] アヴィ・モグラビ監督「最初の54年間 ― 軍事占領の簡易マニュアル」(★審査員特別賞) イスラエルがパレスティナのガザとヨルダン川西岸を軍事占領する手法を、軍事マニュアル形式で詳らかする。監督が理事を務めるNGO〈Breaking the Silence〉が集めた元イスラエル兵の証言で構成し、軍事的論理がはびこる日常に警鐘を鳴らす。 カロリーナ・モスコソ・ブリセーニョ「ナイト・ショット」(★優秀賞) 8年前に自身が被ったレイプ事件は、加害者が容疑否認したまま不起訴となり、被害者の心身をさらに傷つけるような警察や医療機関に対する不信感だけが残された。映画学校の学生だった監督は、事件後も日記のようにカメラを回す。性暴力を受けた心身をどう生きるのか、出口の見えない旅を始めた監督の到着地に見る者もともに立ち会う。 奥谷洋一郎監督「ヌード・アット・ハート」 巡業するストリップ劇場の踊り子は、楽屋で寝泊まりしながら10日ごとに次の地へ移動する。舞台の袖で見せる素顔、楽屋での日常、ストリップに託す思い、家族への愛情、すべてが一期一会の風景の一部として記録される。「Odoriko」(2020)の国際共同製作版。 [caption id="attachment_17069" align="alignnone" width="850"] 「ヌード・アット・ハート」[/caption]   ■アジア千波万波 ドキュメンタリー映画作家・小川紳介が提唱した、アジアの若い作家たちを発掘、応援する部門。今回は新型コロナウイルスによるパンデミックをテーマに据えた作品も散見される。アピチャッポン・ウィーラセタクン、河瀬直美、小田香など多くの映画作家を輩出した。 「リトル・パレスティナ」(アジア千波万波 ★小川紳介賞) 監督の出身国シリアのヤルムーク・パレスティナ難民キャンプの2013~2015年の日常生活を描く。シリア情勢の悪化から道路は遮断され食料も底をつき、爆撃で命を落とす人も絶えない。人々はただ歩くしかない。 [caption id="attachment_17070" align="alignnone" width="850"] 「リトル・パレスティナ」[/caption] 「メークアップ・アーティスト」(アジア千波万波 ★奨励賞) メークアップ・アーティストの勉強をするため、大学に通うことを条件に結婚したミーナ。夫や義母の猛反対にもめげず、あの手この手で道を切り開き突き進み、次第に周囲も変わっていくように見えたが……。 「心の破片」(アジア千波万波 ★特別賞) ミャンマー、カヤー州、紛争が続く限り、世代は違えど女性が性暴力と隣り合わせであることは変わらない。監督と一人の年上女性、それぞれの思いが、森に重く静かに語られる。   ■ウクライナの異邦人、キラ・ムラートワ 不遇なソ連時代を過ごし、ウクライナで映画制作を続け、YIDFF 93に審査員として参加したキラ・ムラートワ監督(2018年に逝去)の小特集。「無気力症シンドローム」は約30年ぶりの日本上映! 「無気力症シンドローム」 「長い見送り」 [caption id="attachment_17071" align="alignnone" width="827"] 「無気力症シンドローム」[/caption]   ■未来への映画便より YIDFFでは2020年9月より、「10代のための映画便」と題して、高校生や大学生を対象にして過去の受賞作を紹介し、映画を鑑賞した人々から届いた意見を紹介してきた。今回は、他者に耳を傾けることそのものにフォーカスした新作2本を上映する。 クレール・シモン監督「若き孤独」 チョン・ジェウン監督「語る建築家」(「子猫をお願い」監督の初ドキュメンタリー)   ■日本プログラムより 日本に関わる事柄を独自の視点で描いた作品を紹介するプログラム。作家それぞれのたゆまざる思考の軌跡を目撃する。 「BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW Omnibus 2011/2016/2021」 「私はおぼえている」   ■ともにある Cinema with Us 2021より 2011年より10年目を迎えた東日本大震災関連プロジェクト。現在進行中の状況を映画を通じて共有し、現在と過去の記憶を繋ぐ試み。 「千古里の空とマドレーヌ」 「10年後のまなざし」 「ふるさとに旅する」   ■特別招待作品 「武漢、わたしはここにいる」 2020年1月、劇映画撮影のために武漢に入った監督とクルー。都市封鎖に遭遇した彼らは路上で撮影を始め、無料で物資提供するボランティア活動に携わり、奔走する。新型コロナウイルスにより根本から変わってしまった日常を照射する。   〈山形国際ドキュメンタリー映画祭 東京上映 ドキュメンタリー・ドリーム・ショー ─山形 in 東京 2022〉 期間:新宿K’s cinemaは11月5日(土)〜18(金)、アテネ・フランセ文化センターは11月19日(土)〜26日(土) 主催:シネマトリックス  共催:山形国際ドキュメンタリー映画祭、K’s cinema、アテネ・フランセ文化センター 公式URL:http://cinematrix.jp/dds2022/
  • 突然姿を消した夫の帰りを30年間待ち続けている女性の物語を、田中裕子を主演に迎えて「家路」の久保田直監督が描いた「千夜、一夜」(全国で公開中)が、第27回釜山国際映画祭で国際映画批評家連盟賞(FIPRESCI賞)を受賞した。     同賞を日本映画が受賞するのは、2000年の「ひまわり」(行定勲監督)以来22年ぶり。受賞に際し、久保田直監督のコメントが寄せられた。 〈監督コメント全文〉 たった今、「千夜、一夜」が国際映画批評家連盟賞をいただいたという報せが届きました。 本当にありがとうございます。 この作品は、コロナ禍による中断もあり、企画を立ち上げてから完成まで8年という時間がかかってしまいました。 途中何度か心が折れそうになりましたが、最後までやり遂げたことによってこのような栄えある賞をいただくことができました。 心から感謝をするとともに、この賞に恥じない映画人としてこれからも頑張っていきたいと思います。 本当にどうもありがとうございました。   Story 北の離島の港町。登美⼦の夫が突然姿を消してから30年が経った。彼はなぜいなくなったのか。⽣きているかどうかすらわからない。漁師の春男に想いを寄せられ続けるも、登美⼦がそれに応えることはない。そんな彼女の前に、2年前に夫が失踪した奈美が現れる。奈美は⾃分の中で折り合いをつけ、前に進むために、夫が「いなくなった理由」を探していた。ある⽇、登美⼦は街で偶然にも奈美の夫・洋司を⾒かけ……。     ©︎2022映画『千夜、一夜』製作委員会 配給:ビターズ・エンド ▶︎ 夫の帰りを30年待ち続ける女──田中裕子主演「千夜、一夜」の追加キャスト・ビジュアル・予告が解禁
  • ソフィー・マルソーのスクリーンデビュー作「ラ・ブーム」(80)と続編「ラ・ブーム2」(82)が、日本公開40周年を記念し、デジタル・リマスター版で12月23日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、新宿シネマカリテほかで2作同時公開。ポスタービジュアルが解禁された。     本国フランスで450万人を動員するヒットを記録し、日本でも1982年に公開されて若者を中心に爆発的な支持を得た「ラ・ブーム」。700人の応募者から主人公ヴィック役に選ばれた当時16歳のソフィー・マルソーがアイドル的な人気を博し、両親をクロード・ブラッスールとブリジット・フォッセーが演じている。 ヴィックの初恋物語を彩るリチャード・サンダーソンの劇中歌『愛のファンタジー』(原題:Reality)もヒットした。なお、タイトルのフランス語「ブーム」とはパーティーのこと。     続編の「ラ・ブーム2」は、前作の製作陣とキャストが再結集。新たなボーイフレンドのフィリップに今までにない感情を抱くヴィックと、両親をはじめとする周囲の人間模様を描く。ヴィックとフィリップが出かけたコンサートでクック・ダ・ブックスが歌う主題歌『恋する瞳』(原題:Your Eyes)も話題を呼んだ。   「ラ・ブーム 40周年記念デジタル・リマスター版」 新学期を前に、歯科医の父フランソワ、漫画家の母フランソワーズと共にパリに越してきた13歳のヴィック。クラスメイトに誘われた初めてのブーム(=パーティー)でマチューに出会い、惹かれていく。初めての恋で頭がいっぱいのヴィックだったが、同時にいつも彼女を見守っていた両親の関係に、大きな変化が訪れていた……。 監督:クロード・ピノトー 出演:クロード・ブラッスール、ブリジッド・フォッセー、ソフィー・マルソー 1980/フランス/フランス語/カラー/111分 原題:LA BOUM 後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本 配給:ファインフィルムズ © 1980 Gaumont   「ラ・ブーム2 40周年記念デジタル・リマスター版」 前作から2年。ドイツのバイエルンで夏の休暇を過ごしていた15歳のヴィックは、ひいおばあちゃんの誘いに乗って一足早く帰ることに決め、パリ行きの列車でフィリップという青年と知り合う。 やがてパスポートの取り違えがきっかけでフィリップと再会し、付き合うことになったヴィック。かつてのボーイフレンドであるマチューが開いたブーム(=パーティー)に2人で参加するが……。 監督:クロード・ピノトー 出演:クロード・ブラッスール、ブリジッド・フォッセー、ソフィー・マルソー 1982/フランス/フランス語/108分/カラー 原題:LA BOUM2 後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本 配給:ファインフィルムズ © 1982 Gaumont 2作品URL(近日公開予定) http://www.finefilms.co.jp/laboum/

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