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坂本龍一、最後のピアノ・ソロ演奏「Ryuichi Sakamoto | Opus」
2024年1月17日2023年3月に逝去した坂本龍一の最後のピアノ・ソロ演奏を記録したコンサート映画「Ryuichi Sakamoto | Opus」が、坂本が音響監修を務めた109シネマズプレミアム新宿で4月26日(金)より先行公開、全国で5月10日(金)より公開される。ポスタービジュアルと予告編が到着した。 演奏が行われたのは2022年9月、東京のNHK509スタジオ。坂本は長年コンサートで愛用したヤマハのグランドピアノだけで臨む。代表曲『Merry Christmas Mr. Lawrence』から、最後のアルバム『12』の曲、ピアノ・ソロは初披露となる『Tong Poo』まで、自身の選んだ20曲で構成。信頼されたクルーが、親密かつ厳密な映画空間を生み出していく。 https://www.youtube.com/watch?v=O_hh8c7w630 映画は第80回ヴェネチア国際映画祭でのワールドプレミア後、山形、釜山、NY、ロンドン、東京と世界中の映画祭で上映され、称賛された。音響の優れた劇場で堪能したい。 セットリスト ・Lack of Love ・BB ・Andata ・Solitude ・for Johann ・Aubade2020 ・Ichimei- small happiness ・Mizu no Naka no Bagatelle ・Bibo no Aozora ・Aqua ・Tong Poo ・The Wuthering Heights ・20220302 - sarabande ・The Sheltering Sky ・20180219(w/prepared piano) ・The Last Emperor ・Trioon ・Happy End ・Merry Christmas Mr.Lawrence ・Opus - ending 「Ryuichi Sakamoto | Opus」 監督:空音央 音楽・演奏:坂本龍一 撮影監督:ビル・キルスタイン 編集:川上拓也 録音・整音:ZAK 製作:空里香、アルバート・トーレン、増渕愛子、エリック・ニアリ 製作会社:KAB America Inc. / KAB Inc. 日本/2023/モノクロ/DCP/103分/Atmos &5.1ch ©︎ KAB America Inc. / KAB Inc. -
トーキング・ヘッズが1983年12月にハリウッド・パンテージ・シアターで行った伝説のライブをジョナサン・デミのメガホンにより収めた「ストップ・メイキング・センス」(1984)が、A24により4Kレストア化。2月2日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国のIMAXシアターで上映される。海外版ティザー予告編が到着した。 クリーニング屋を訪れたデイヴィッド・バーン。取りに来たビッグスーツを見て「ワーオ」と感嘆すると、お馴染みの自転車で帰宅し、40年ぶりに袖を通す。そして鏡の前で『This Must Be the Place』に合わせて踊る──。バンド結成50周年で映画公開40周年、あの熱狂が甦る。 https://www.youtube.com/watch?v=cLL5EASSEgY なお公開を記念し、デイヴィッド・バーンのブロードウェイショーをスパイク・リー監督により映画化した「アメリカン・ユートピア」(2020)が、1月26日(金)より東京、大阪、京都、札幌、福岡の5都市7館で1週間限定再上映されることも決定(上映館が増える可能性あり)。こちらも見逃せない。 [caption id="attachment_34344" align="aligncenter" width="850"] 「アメリカン・ユートピア」[/caption] 「ストップ・メイキング・センス 4Kレストア」 監督:ジョナサン・デミ 出演:デイヴィッド・バーン、クリス・フランツ、ティナ・ウェイマス、ジェリー・ハリスン 配給:ギャガ 原題:Stop Making Sense/1984年/アメリカ/ビスタ/4K/5.1chデジタル/89分/字幕翻訳:桜庭理絵/映倫G © 1984 TALKING HEADS FILMS 公式サイト:gaga.ne.jp/stopmakingsense
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「モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由」(15)のマイウェンが監督・主演を務め、ジョニー・デップが共演。フランス国王ルイ15世の最後の愛人となったジャンヌ・デュ・バリーの愛と波乱に満ちた生涯を描き、第76回カンヌ国際映画祭オープニング作品に選ばれた「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」が、2月2日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかで全国公開される。叶姉妹のナレーションによる2種の予告編が到着した。 https://www.youtube.com/watch?v=S7_cTBpnP8k https://www.youtube.com/watch?v=u_6aomkgXiw 〈コメント〉 叶恭子 初めての映画予告編ナレーションでしたが、とても楽しく参加させて頂きました。 シャネルの衣装が醸し出す上品で高貴な雰囲気。 めくるめく、夢の中の絵画のような、そして、叙情的な美しい映画。 観ているうちにわたくしも溶け込んでしまいそうでした。 叶美香 この作品のことは存じ上げておりましたので、 ナレーションのお話をいただきとても嬉しかったです。 18世紀という時代に、あんな風に自分の意思を貫き、 愛に生きた女性がいたことに、心を打たれました。 豪華絢爛なヴェルサイユ宮殿の美しい映像をぜひ劇場でご覧ください。 Story 貧しい家庭に私生児として生まれ、娼婦同然の生活を送っていたジャンヌ(マイウェン)。美貌と知性で貴族たちを虜にしながら社交界を駆け上がり、ついに国王ルイ15世(ジョニー・デップ)と対面すると、二人は瞬く間に恋に落ちる。 そして生きる活力を失くしていた国王の公妾となり、希望となったジャンヌ。だが庶民がその座につくのはヴェルサイユのタブーだった。さらに堅苦しいマナーやルールを無視するジャンヌは保守的な貴族たちに疎まれるが、一方で宮廷に新たな風を吹かせていく。やがてマリー・アントワネットが王太子に嫁いできたことでジャンヌの立場は弱まり、運命を大きく変えていくが……。 ©︎2023-WHY NOT PRODUCTIONS-FRANCE 2 CINEMA- FRANCE 3 CINEMA-LA PETITE REINE-IMPALA PRODUCTIONS 配給:ロングライド ▶︎ ジョニー・デップ復帰作。スキャンダラスな愛の物語「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」
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「ゲッベルスと私」「ユダヤ人の私」に続く〈ホロコースト証言シリーズ〉第3弾にして最終作であり、強制収容所を生き延びたダニエル・ハノッホ氏が衝撃の記憶を語る「メンゲレと私」が、千葉県柏市のキネマ旬報シアターで1月27日(土)より公開。初日15時の回では、上映後にクリスティアン・クレーネス監督のオンライン舞台挨拶とQ&Aが行われる。モデレーター兼通訳として、ドイツ映画研究者の渋谷哲也氏も登壇予定。 リトアニア出身のユダヤ人であるダニエル・ハノッホは、9歳でカウナス郊外のゲットーに送られ、12歳でアウシュヴィッツ強制収容所に連行された。金髪の美少年だったダニエルは、非道な人体実験を繰り返したヨーゼフ・メンゲレ医師に寵愛され、特異な収容所生活を送る。そんな彼が見た真の地獄は、大戦末期に連合軍の攻勢を逃れるべく強いられた「死の行進」だった。暴力、伝染病、カニバリズムなど、少年は人類史の最暗部を目撃する──。 1月27日はアウシュヴィッツ解放からちょうど79年。監督が何を語るのか、ぜひ注目したい。 クリスティアン・クレーネス(映画監督・プロデューサー) 1961年生まれ。ウィーンのドキュメンタリープロダクションであるブラックボックス社の代表。主に世界の歴史、政治、環境問題をめぐるドキュメンタリーを製作している。プロダクションの代表作「ゲッベルスと私」は2016年、ヨーロッパ映画賞最優秀作品賞にノミネートされ、アカデミー賞ロングリストに選出された。日本では2018年に岩波ホールで公開され、反響を呼ぶ。 渋谷哲也(ドイツ映画研究者) 1965年生まれ。日本大学文理学部ドイツ文学科教授。専門はドイツ映画、映像文化。著書に『ドイツ映画零年』(共和国)、編著書に『ファスビンダー』(共編、現代思潮新社)『ストローブ=ユイレ シネマの絶対に向けて』(森話社)『ナチス映画論 ヒトラー・キッチュ・現代』(共編、森話社)などがある。〈ホロコースト証言シリーズ〉全3作の公式プログラムに寄稿。 https://www.youtube.com/watch?v=bXOBu53etFE ・開催日:1月27日(土) 15時~ 上映後より舞台挨拶とQ&A ・会場:キネマ旬報シアター ・アクセス:JR常磐線/東武アーバンパークライン 柏駅西口より徒歩2分 千葉県柏市末広町1-1 柏高島屋ステーションモール S館1F ▶劇場HPはコチラ ▶︎ 〈ホロコースト証言シリーズ〉最終作「メンゲレと私」公開。証言者ダニエル・ハノッホ氏の招聘に向けたクラウドファンディング開始
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石原裕次郎生誕90周年に『大都会』『西部警察』をスクリーンで!
2024年1月13日[caption id="attachment_34091" align="aligncenter" width="850"] 『大都会‐闘いの日々‐』 ©石原音楽出版社[/caption] 石原裕次郎の生誕90周年に合わせ、“石原プロ テレビ第一回作品”の『大都会-闘いの日々-』と“刑事ドラマの金字塔”『西部警察』の特別上映会が開催される。1月19日(金)17:00より新宿ピカデリーにて。 上映エピソードは『大都会-闘いの日々-』第1話「妹」(1976)と、『西部警察』第1話「無防備都市 前編」(1979)の計2話。上映後には、『西部警察』ほか数々の作品でカースタントを担当した大友千秋氏、ならびに石原プロ50年史の編纂に携わった娯楽映画研究家・佐藤利明氏を招いたトークイベントが行われる。 『大都会-闘いの日々-』の劇場上映は今回が初めて、『西部警察』の爆破やカーチェイスはスクリーンで迫力倍増。見逃せない。 [caption id="attachment_34093" align="aligncenter" width="850"] 『西部警察』 ©石原音楽出版社[/caption] 【イベント概要】 イベント名:ホームドラマチャンネル【石原裕次郎生誕90周年記念特別企画】石原プロモーション制作ドラマ総力特集スタート記念上映会 日時:2024年1月19日(金)17:00~ 上映後トークイベント付き 出演:ゲスト・大友千秋(カースタント担当) 解説・佐藤利明(娯楽映画研究家) ※敬称略。出演者は予告なく変更する場合あり 会場:新宿ピカデリー(東京都新宿区新宿3-15-15) 料金:全席指定2,500円(税込) ◆チケット一般販売(先着)はこちら 期間:2024年1月13日(土)10:00~1月17日(水)20:00 『大都会-闘いの日々-』(全31話) 出演:石原裕次郎、渡哲也、寺尾聰、仁科明子、神田正輝、高品格、中条静夫、篠ヒロコ、小野武彦、宍戸錠 メインライター(脚本)を倉本聰が担当。警察内での刑事、暴力団でのヤクザといった組織に生きる個人の悲哀の物語に、マル暴担当刑事・黒岩(渡哲也)と妹の絆を絡めて描く、刑事ドラマにしてヒューマンドラマ。石原裕次郎は新聞記者の滝川を演じる。 『西部警察』(全126話) 出演:渡哲也、寺尾聰、舘ひろし、藤岡重慶、苅谷俊介、五代高之、加納竜、峰竜太、御木裕、庄司永建、佐原健二、古手川祐子、石原裕次郎 警視庁西部警察署捜査課の大門部長刑事(渡哲也)を中心とした熱すぎる“大門軍団”と、それを見守る木暮課長(石原裕次郎)が犯罪に立ち向かうポリスアクション作品。カースタントをはじめテレビの枠を超えた派手なアクションが評判を呼んだ。 なおCSホームドラマチャンネルでは、石原プロの作品を2月3日(土)より放映していく。2月は『大都会-闘いの日々-』『西部警察』『浮浪雲』がスタート、3月以降は『ゴリラ・警視庁捜査第8班』『代表取締役刑事』『愛しの刑事』『生命燃ゆ』などを予定。こちらも注目したい。 ★ホームドラマチャンネル【石原裕次郎生誕90周年記念特別企画】特設サイトはこちら [caption id="attachment_34100" align="aligncenter" width="850"] 『西部警察』 ©石原音楽出版社[/caption]