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「とから始まるもの」の検索結果
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武闘派美女と頭脳派美男のロマンスと冒険を描き、中国で2022年ショートドラマ・ミステリー部門熱度ランキング年間1位に輝いた『君夜(くんや)~花嫁未満と花婿候補~』。そのDVD発売&レンタルと配信が4月3日(水)にスタートする。 自慢の武術と怪力で悪を討つヒロインの沈君夜(しんくんや)を演じるのは、『星漢燦爛』(22)の太子妃役で鮮烈な印象を残したシャオ・ユン。ひょんなことから彼女と組むイケメン青年・路小白(ろしょうはく)役には、ネクストブレイク必至のマー・ハオドン。 口がうまいだけかと思いきや、名探偵ぶりも発揮する路小白。武術はダメなのに、いざとなればヒロインを果敢に守ろうとするギャップ系男子でもある。しかも後半には、路小白とうりふたつながらクールでカリスマ性に溢れた李成器(りせいき)も登場する(マー・ハオドンが二役)。 日本でパッケージ収録&配信されるのは、1話約25分に編集したバージョン。笑いとトキメキ満載の謎解きラブコメ時代劇に注目したい。 https://www.youtube.com/watch?v=wB8EmeRVo4M Story 信州にある名家の一人娘・沈君夜(シャオ・ユン)。怪力で正義感が強くて気性が荒く、捕吏の頭として事件捜査で活躍していた。そんな彼女が婚礼を迎えるが、花婿が姿を消したため馬に飛び乗って追跡。しかし取り逃し、代わりに捕まえたのは、婿の逃亡を助けた御者の路小白(マー・ハオドン)だった。 半年間の身売り契約を結ばされた小白は、武芸のできないただのお調子者に見えたが、推理力と男気を発揮して君夜の捜査に協力するように。そうして苦楽を共にしながら、二人は愛を育んでいく。 その後、君夜は憧れだった朝廷の捜査機関・神捕司に配属されて上京。そこには、冷徹で武芸に秀でた統領の李成器(マー・ハオドン)がいた。その容姿は小白とそっくりで……。 『君夜(くんや)~花嫁未満と花婿候補~』 4月3日(水)DVDリリース(レンタル・配信も同日) ▶︎ 詳細はこちら 2022年/中国/全12話 監督:チェン・イー(陳義) 出演:シャオ・ユン(邵芸)、マー・ハオドン(馬浩東)、ツァオ・ジュンハオ(曹君豪) 発売・販売元:ポニーキャニオン © Jetsen Huashi Media Co.,Limited
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漫画、テレビアニメ、実写映画で展開してきた『君は放課後インソムニア』。舞台となる能登半島の地震被害を受け、復興祈願として、各メディアの作品で描かれた地域の景色をまとめた動画が公開された。 https://www.youtube.com/watch?v=j_SSyaBfnhI 本動画以外にも、作品を通じた支援は継続される予定。引き続きチェックしたい。 令和6年能登半島地震災害義援金窓口 七尾市義援金窓口はこちら 石川県義援金窓口はこちら 富山県義援金窓口はこちら 新潟県義援金窓口はこちら 〈漫画〉 オジロマコト「君は放課後インソムニア」(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」刊) ©オジロマコト/小学館 ▶︎ 公式サイト 〈アニメ〉 アニメ「君ソム」製作委員会(ポニーキャニオン、テレビ東京、小学館、ウルトラスーパーピクチャーズ、スタジオマウス、MAGNET、チョコレイト) ©オジロマコト・小学館/アニメ「君ソム」製作委員会 ▶︎ 公式サイト 〈映画〉 映画「君ソム」製作委員会(ポニーキャニオン、UNITED PRODUCTIONS、小学館、クオラス、クープ、MAGNET、チョコレイト、ニッポン放送) ©オジロマコト・小学館/映画「君ソム」製作委員会 ▶︎ 公式サイト
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“おもてなし”は悪夢の入り口。デンマーク発のヒューマンホラー「胸騒ぎ」
2024年1月31日ある一家が直面する悪夢の週末を描き、サンダンス映画祭ミッドナイト部門出品、本国デンマークのアカデミー賞(ロバート賞)11部門ノミネートをはじめ各国賞レースに名を連ねたヒューマンホラー「胸騒ぎ」が、5月10日(金)より新宿シネマカリテほかで全国公開。場面写真が到着した。 デンマーク人夫婦のビャアンとルイーセ、娘のアウネスはイタリアでの休暇中、オランダ人夫婦のパトリックとカリン、息子のアーベルと出会い意気投合する。数週間後、ビャアン一家はパトリック夫婦より招待状を受け取り、人里離れた彼らの家を訪問。再会を喜ぶが、ほどなく会話の中で誤解や違和感が生じ、居心地の悪さと恐怖を覚えていく……。 監督は、俳優としても活躍するクリスチャン・タフドルップ。ヒットホラーを連発するブラムハウス・プロダクションズが映画に惚れ込み、リメイクすることも決まった(主演はジェームズ・マカヴォイ、監督は「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」「フレンチ・ラン」のジェームズ・ワトキンスが務め、本作のタフドルップ監督は製作総指揮を担う)。加速する恐怖に震えること必至だ。 「胸騒ぎ」 監督:クリスチャン・タフドルップ 脚本:クリスチャン・タフドルップ、マッズ・タフドルップ 出演:モルテン・ブリアン、スィセル・スィーム・コク、フェジャ・ファン・フェット、カリーナ・スムルダース 2022年/デンマーク・オランダ/カラー/2.39:1/5.1ch/97分/英語・デンマーク語・オランダ語/PG-12 英題: Speak No Evil 原題:GÆSTERNE 配給:シンカ 宣伝:SUNDAE 提供:SUNDAE、シンカ © 2021 Profile Pictures & OAK Motion Pictures 公式サイト:sundae-films.com/muna-sawagi -
時空を超えて《文様》を辿る旅。茂木綾子監督「フィシスの波文」
2024年1月31日京都に400年受け継がれる唐紙を起点に、文様にかたどられたフィシス(あるがままの自然)を辿る。「島の色 静かな声」(2008)「幸福は日々の中に。」(2016)の茂木綾子監督によるドキュメンタリー「フィシスの波文」が、4月6日(土)よりシアター・イメージフォーラムほかで全国順次公開。 和紙に文様を手摺りする唐紙を継承し、今年で創業400年を迎える京都の工房〈唐長〉。その手仕事の現場から映画は始まる。植物文、雲や星を表す天象文、渦巻きや波文などが刻まれた江戸時代の板木に、泥絵具や雲母をのせ、和紙に文様を写していく。そこに現れる、あるがままの自然のかたち、動き、リズム、色合い──。人はなぜ文様を描くのか、いかなる感性や思いが宿っているのか? 葵祭や祇園祭などの祭礼、寺社や茶事の空間に息づく文様。1万年あまり前にイタリアの岩壁に描かれた線刻。古代ローマの聖堂を飾るモザイク。北海道のアイヌの暮らしに受け継がれている文様。それらに導かれ、時空を超えた旅が展開する。 芸術人類学者の鶴岡真弓は、京都の祭礼にインドやケルトなどユーラシア文明に共通する文様が用いられてきたこと、北と南の文明の出会いから生まれた動物文様の陣羽織を豊臣秀吉が着ていたことなどに触れ、「人々に生命力を与えるのが文様の根源的な使命」と語る。唐長十一代目の千田堅吉は「主役はあくまでも文様。思い入れを入れてはいけない仕事」との姿勢で作業に臨む。唐紙に注目するエルメスのアーティスティック・ディレクターのピエール=アレクシィ・デュマは「工芸によって形を変える行為は、混沌の中に宇宙を見出すこと」と話し、ミナ ペルホネンのデザイナーである皆川明と造形作家の戸村浩は、模様と空間、自然にインスパイアされた自らの創作を明かす。密やかなアイヌの儀式や山の神への祈りの映像は、人と自然と文様の関係を鮮明に浮き上がらせる。 茂木綾子監督の映像詩と、イギリスの前衛音楽家フレッド・フリスの音が共鳴。東京ドキュメンタリー映画祭2023での上映に続き、いよいよ劇場公開される。 茂木綾子監督コメント 唐長の唐紙文様はとてもシンプルで洗練され、大変心落ち着くものです。また、世界中の様々な暮らしの中にある文様は、ずっとそこにありながら、実はとても不思議な存在に感じられます。 きっと遠い昔から、人が自然を神々として捉え、その美と力に近づこうと文様の原型が生まれたのではないでしょうか。 私も同様に、自然の完璧な美に常に感動し、太古から続く自然を愛する人々の営みに対する共感とともに、この作品を制作しました。 「フィシスの波文」 監督・撮影・編集:茂木綾子 出演:千田堅吉(唐長十一代目 唐紙屋長右衛門)、千田郁子(唐長)、鶴岡真弓(芸術人類学者)、ピエール=アレクシィ・デュマ(エルメス アーティスティック・ディレクター)、戸村浩(造形作家)、皆川明(ミナ ペルホネン デザイナー)、門別徳司(アイヌ猟師)、貝澤貢男(アイヌ伝統工芸師) サウンド:ウエヤマトモコ 音楽:フレッド・フリス タイトル考案:中沢新一(人類学者) 宣伝美術:須山悠里 プロデューサー:河合早苗 企画・製作・配給:SASSO CO.,LTD. 助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)、独立行政法人日本芸術文化振興会 2023年/85分/日本/カラー・モノクロ/1.90:1/ステレオ ©︎2023 SASSO CO.,LTD. 公式サイト:https://physis-movie.com/ -
心の闇が生み出した《怪物》。カルロス・ベルムト監督「マンティコア 怪物」
2024年1月31日「マジカル・ガール」(14)のカルロス・ベルムト監督が、《怪物》を生み出してしまった青年の運命を描いた「マンティコア 怪物」が、4月19日(金)よりシネマート新宿、渋谷シネクイントほかで全国順次公開。ビジュアルと30秒予告編が到着した。 モンスターを制作するゲームデザイナーのフリアン。内気な彼は、同僚の誕生日パーティで聡明かつミステリアスなディアナに出会い、惹かれていく。一方で彼は、隣家の少年を火事から救って以来パニック発作に悩んでおり、やがてマンティコア(怪物)を生み出してしまう……。 https://www.youtube.com/watch?v=-t8jCZdzMkI 日本の漫画、アニメ、映画を愛し、「マジカル・ガール」では架空の日本アニメ『魔法少女ユキコ』に憧れる白血病の少女を描いたカルロス・ベルムト監督。その新作は、心の闇に踏み込んだ衝撃作だ。 映画はトロント国際映画祭コンテンポラリー・ワールド・シネマ部門、シッチェス・カタロニア国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門、東京国際映画祭コンペティション部門に出品された。主人公の運命を見届けたい。 「マンティコア 怪物」 監督・脚本:カルロス・ベルムト 出演:ナチョ・サンチェス、ゾーイ・ステイン、アルバロ・サンス・ロドリゲス、アイツィべル・ガルメンディア 2022年/スペイン・エストニア/カラー/DCP/5.1ch/ビスタ/116分/原題:Mantícora/PG12 配給:ビターズ・エンド ©︎Aquí y Allí Films, Bteam Prods, Magnética Cine, 34T Cinema y Punto Nemo AIE