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  • 山口県の瀬戸内にある島で暮らす少女のひと夏の成長を、ヒット曲『パプリカ』を歌ったFoorinのメンバーであり、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の出演でもおなじみの新津ちせ主演で描いた「凪の島」が、8月19日(金)より新宿ピカデリー、MOVIX周南ほかで全国順次公開。予告編と主題歌が解禁された。     山口県を舞台に多くの作品を撮ってきた⻑澤雅彦監督が、自身のオリジナル脚本で描く「凪の島」。新津ちせが演じる主人公・原田凪の母である原田真央を加藤ローサ、凪の祖母・原田佳子を木野花、凪の担任教師・河野瑞樹を島崎遥香、その瑞樹に思いを寄せる漁師の守屋浩平を結木滉星、小学校の用務員・山村徳男を嶋田久作、そして凪の父・島尾純也を徳井義実が演じる。     風光明媚な景色をバックに温かな物語を映し出す予告編では、姉妹ピアノ連弾ボーカルユニット・Kitri(キトリ)が澄んだ声で歌う主題歌「透明な」も初解禁。同曲は8月5日にデジタルリリースされる。   Story 両親が離婚し、東京から山口県の小さな島に越してきた小学4年生の凪(新津ちせ)。島の出身である働き者の母・真央、島医者の祖母・佳子と3人で暮らしている。普段は明るい凪だが、母に暴力を振るってきたアルコール依存症の父・島尾の姿がトラウマとなり、時々過呼吸で倒れてしまう。そんな事情を知ったうえで凪を温かく受け入れる、同級生の雷太や健吾、担任教師の瑞樹、用務員の山村、漁師の浩平ら島民たち。それぞれ悩みを抱えながら前向きに生きる彼らを、凪もまた支えようと奔走し、少しずつ笑顔を取り戻していく。そんな平穏な日々に突然父が現れ、再び家族に戻りたいと言い出す。それを聞いた凪は……。   「凪の島」 監督・脚本・編集:⻑澤雅彦 出演:新津ちせ、島崎遥香、結木滉星、加藤ローサ、徳井義実(チュートリアル)、嶋田久作、木野花 音楽:Kitri/主題歌「透明な」〈日本コロムビア(BETTER DAYS)〉 プロデューサー:木幡久美、宗森達司 撮影:神戸千木 録音:滝澤修 2022年/日本/カラー/108分/シネマスコープ 制作:スールキートス、Kビジョン 配給:スールキートス © 2022『凪の島』製作委員会 公式ウェブサイト:nagishima.com 公式Twitter:@nagishima_movie 公式Instagram:nagishima_movie
  • 全世界で注目の最新アニメ・シリーズ最新作Blu-ray&DVDがいよいよ発売! 次世代VRMMORPGを舞台に繰り広げられる川原礫のSFバトル・アクション小説を原作とするアニメーション・シリーズ『ソードアート・オンライン(略称SAO)』。その中でシリーズ前日譚ともいえる全ての事件の始まりをヒロイン、アスナの視点から詳細に描いていくアニメーション映画「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア」のBlu-ray&DVDが7月8日にリリースされた。 次世代オンライン“デス”ゲームをクリアできるか? 西暦2022年(つまりは今年!)11月より「完全なる仮想空間」としてサービスが開始された次世代VRMMORPG「ソードアート・オンライン(公式略称SAO)」。しかし、これは一度ログインしたらゲームをクリアするまでログアウトできず、しかも死亡した場合は現実世界のプレイヤーも死んでしまうという、恐るべきデスゲームであった! およそ1万人のプレイヤーが次々と死亡していく中、主人公キリトはアスナと心を通わせながら、SAOをクリアして元の世界へ戻るべく奮闘する…。 原作小説の作家・川原礫は『アクセル・ワールド』で第15回電撃小説大賞大賞を受賞し、それ以前より執筆していた本作を2009年より刊行するや、瞬く間に人気を博し、現在までにコミックやアニメ、ゲーム化など多角的なメディアミックスが展開され続けている。その人気は日本国内に留まらず、全世界における原作小説の累計発行部数は2022年現在で3000万部を越えているのだ。 シリーズの始まり《アインクラッド編》をヒロイン視点でリブート! アニメーションに関しては、2012年に第1期がTV放送され、これまで4シリーズが製作。2017年には「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」が公開され、興行収入25億円を超える大ヒットを記録した。そして「SAO」のすべての始まりである《アインクラッド》編をさらに深く掘り下げていくリブート・シリーズ『ソードアート・オンライン プログレッシブ』を基に、原作者自身が従来の主人公キリトではなくアスナからの視点で描いた、まさに新たなる《アインクラッド》編が「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア」なのだ。 ネットゲームとは無縁の生活を送っていた中学3年生の結城明日奈(=アスナ/CV:戸松遥)は、ゲーム好きな友人兎沢深澄(=ミト/CV:水瀬いのり)に誘われてSAOにログイン。まもなくしてこれがデスゲームであることを知ったふたりは、恐怖におびえながらも決死のサバイバルを開始するが…。本作はシリーズ初期からのファンを改めて原点回帰させてくれるとともに、ここで初めてSAOに触れる者にも丁寧に世界観を示唆してくれている。アスナがいかにしてキリト(CV:松岡禎丞)と出会ったかも明確に描かれていて、基本設定そのものを知っている人でも新鮮な気持ちで見ることが出来るというユニークかつ秀逸な作りとなっている。現にリブート・シリーズ第1弾として公開前から大きな話題を集めていた本作は、2021年10月30日に公開されるやその週の初登場作品の中で1位の動員を獲得し、興収14億3000万円の大ヒットを記録した。そして今、リブート映画シリーズ第2弾となる「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ」(2022年9月10日より公開予定)への期待が高まる中、本作のBlu-ray&DVDリリースは、さらに拍車をかけてくれること必至だ。 完全限定生産版ならではの豪華特典! 音響にも注目を! Blu-ray&DVDの完全生産限定版は、キャラクターデザイン&総作画監督・戸谷賢都の描き下ろしBOX仕様。特典としてアニメ10周年記念イベント「ソードアート・オンライン-フルダイブ-」チケット優先販売申込券や、原作者・川原礫による書下ろし小説『ソードアート・オンライン メモラブル・ソング』、特製ブックレット(劇場パンフレット再編集版に加え、来場者特典描き下ろし版権・原稿など収録)が封入される。特典CDにはミト&アスナによるキャラクター・ソング2曲を収録。さらに特典映像として公開直前にオンエアされた公開直前特別番組「劇場版 SAO プログレッシブ 星なき夜のアリア インサイドストーリーズ」や公開時の各イベントの模様なども収められている。オーディオ・コメンタリーには主演声優3名に加え、原作者も参加という豪華さ!そして音響にはヘッドフォン用のバーチャルサラウンド技術「DTS Headphone: X」も採用されているので、ヘッドフォンで聞くと最大11チャンネルサラウンド再生も可能。そもそもDOLBY ATMOS版やDOLBYCINEMA版、IMAX版も制作された本作、ソフト化に際しても音響には繊細にこだわっているのだ。   文=増當竜也 制作=キネマ旬報社   「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア」 ●7月8日(金)Blu-ray&DVD発売(レンタル同時) Blu-ray&DVDの詳細情報はこちら ●劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア【完全生産限定版】 Blu-ray 9,900円(税込) <完全生産限定版特典> ◆アニメ10周年イベント「ソードアート・オンライン -フルダイブ-」チケット優先販売申込券 ◆原作者:川原 礫 書き下ろし小説(イラスト:abec) ・ソードアート・オンライン メモラブル・ソング ◆キャラクターデザイン・総作画監督:戸谷賢都 描き下ろしBOX仕様 ◆特製ブックレット(108P) ・劇場パンフレット再編集版にくわえ、来場者特典描き下ろし版権・原稿など収録 ◆特典CD ・「REGENERATE BRAVE」歌:ミト(CV:水瀬いのり) ・「RECROSSING WAYS」歌:アスナ(CV:戸松 遥)、ミト(CV:水瀬いのり) ◆特典映像 ・公開直前特別番組「劇場版 SAO プログレッシブ 星なき夜のアリア インサイドストーリーズ」 ・イベント映像集(完成披露IMAX上映会、公開初日舞台挨拶ダイジェスト) ・特報・PV・CM集 ◆特典音声 ・オーディオコメンタリー(出演:川原 礫・戸松 遥・松岡禎丞・水瀬いのり、MC吉田尚記) ・Dolby Atmos ・DTS Headphone: X     ●劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア【完全生産限定版】 DVD 8,800円(税込) <完全生産限定版特典> ◆アニメ10周年イベント「ソードアート・オンライン -フルダイブ-」チケット優先販売申込券 ◆原作者:川原 礫 書き下ろし小説(イラスト:abec) ・ソードアート・オンライン メモラブル・ソング ◆キャラクターデザイン・総作画監督:戸谷賢都 描き下ろしBOX仕様 ◆特製ブックレット(108P) ・劇場パンフレット再編集版にくわえ、来場者特典描き下ろし版権・原稿など収録 ◆特典CD ・「REGENERATE BRAVE」歌:ミト(CV:水瀬いのり) ・「RECROSSING WAYS」歌:アスナ(CV:戸松 遥)、ミト(CV:水瀬いのり) ◆特典映像 ・公開直前特別番組「劇場版 SAO プログレッシブ 星なき夜のアリア インサイドストーリーズ」 ・イベント映像集(完成披露IMAX上映会、公開初日舞台挨拶ダイジェスト) ・特報・PV・CM集 ◆特典音声 ・オーディオコメンタリー(出演:川原 礫・戸松 遥・松岡禎丞・水瀬いのり、MC吉田尚記) ・DTS Headphone: X   ●劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア【通常版】 Blu-ray 6,380円(税込)   ●劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア【通常版】 DVD 5,280円(税込)   ●2022年/日本/本編97分 ●原作・ストーリー原案:川原 礫(「電撃文庫」刊) ●原作イラスト・キャラクターデザイン原案:abec ●監督:河野亜矢子 ●キャラクターデザイン・総作画監督:戸谷賢都 ●キャスト:松岡禎丞、戸松 遥、水瀬いのり ●主題歌:LiSA「往け」 ●発売:アニプレックス 販売:ソニー・ミュージックソリューションズ ©2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project
  • 「女っ気なし」「やさしい人」のギヨーム・ブラックによる新作「みんなのヴァカンス」が、8月20日(土)よりユーロスペースほかで全国順次公開。同監督の特集上映も同時開催される。     ギヨーム・ブラックが「7月の物語」(17)に続いてフランス国立高等演劇学校の学生たちと制作した「みんなのヴァカンス」。元々テレビ放映用の企画だったが、高いクオリティが評価されて第70回ベルリン国際映画祭パノラマ部門に出品され、国際映画批評家連盟賞特別賞を受賞した。 女の子、もてない男、水遊び、サイクリング、嫉妬、諍い……。 南フランスのきらびやかな風景の中、勢いにまかせて夏を謳歌しようとする不器用で愛おしい若者たちの姿が、静かに映し出されていく。 ギヨーム・ブラック監督コメント 私の新しい映画「みんなのヴァカンス」をみなさんに紹介できて嬉しく思います。 夏の物語、かなわぬ恋、さまざまなバックグラウンドを持つ若者たちの混沌とした友情。 みなさんがたくさん笑って、少しだけ涙を流してくれることを願っています。                       Story 夏の夜、セーヌ川のほとりでフェリックスはアルマに恋をする。夢のような時間を過ごすが、翌朝アルマは家族とヴァカンスへ出発。フェリックスは親友のシェリフ、相乗りアプリで知り合ったエドゥアールと共に、アルマを追って南フランスの田舎町ディーへ乗り込む。自分勝手で不器用なフェリックスと、生真面目なエドゥアール、その仲を取り持つ気の優しいシェリフ。 サイクリング、水遊び、恋人たちのささやき。出会いとすれちがい、友情の芽生え。3人のヴァカンスも、みんなのヴァカンスも、まだ始まったばかり──。   「みんなのヴァカンス」 監督:ギヨーム・ブラック 脚本:ギヨーム・ブラック、カトリーヌ・パイエ 出演:エリック・ナンチュアング、サリフ・シセ、エドゥアール・シュルピス、アスマ・メサウデンヌ、アナ・ブラゴジェヴィッチ、リュシー・ガロ、マルタン・メニエ、ニコラ・ピエトリ、セシル・フイエ、ジョルダン・レズギ、イリナ・ブラック・ラペルーザ、マリ=アンヌ・ゲラン 撮影:アラン・ギシャウア 録音:エマニュエル・ボナ 助監督:ギレーム・アメラン 製作総指揮:トマ・アキム 映像編集:エロイーズ・ペロケ 音響編集:ヴァンサン・ヴァトゥ ミキシング:ヴァンサン・ヴェルドゥ 美術・衣装:マリーヌ・ガリアノ プロダクション:Geko Films プロデューサー:グレゴワール・ドゥバイイ 共同プロダクション:ARTE France 2020年/フランス/フランス語/カラー/100分/1.66:1/5.1ch/DCP/原題:À l’abordage 字幕翻訳:高部義之/配給:エタンチェ/©2020 – Geko Films – ARTE France/公式HP:minna-vacances.com   ギヨーム・ブラック監督特集上映(ユーロスペースで同時開催)の上映リスト   「女っ気なし」Un monde sans femmes ギヨーム・ブラック監督の劇場デビュー作。 フランス北部の小さな町オルト。夏の終わり、地元の青年シルヴァンが管理するアパートを、ヴァカンスに来た母娘が訪れる。明るくて奔放な母と少し内気な娘。3人は海水浴や買い物をして仲良く過ごしていたが、やがてヴァカンスの終わりが近づき……。 監督:ギヨーム・ブラック/撮影:トム・アラリ 出演:ヴァンサン・マケーニュ、ロール・カラミー、コンスタンス・ルソー、ロラン・パポ 2011年/フランス/フランス語/カラー/58分/1.85:1/5.1ch/DCP/原題:Un monde sans femmes/配給:エタンチェ © Année Zéro - Nonon Films - Emmanuelle Michaka   「遭難者」Le Naufragé (「女っ気なし」と併映) フランス北部の町オルトで、自転車がパンクしたリュック。それを見た地元の青年シルヴァンは、助けようとするが……。 監督:ギヨーム・ブラック/撮影:トム・アラリ 出演:ジュリアン・リュカ、ヴァンサン・マケーニュ、アデライード・ルルー 2009年/フランス/フランス語/カラー/25分/1.85:1/5.1ch/DCP/原題:Le Naufragé/日本語字幕:高部義之/配給:エタンチェ © Année Zéro - Kazak Productions   「やさしい人」Tonnerre ギヨーム・ブラック監督の長篇第1作。 フランス・ブルゴーニュ地方、まもなく冬を迎える静かな町トネール。 少しだけ名の知れたミュージシャンのマクシムは、殺伐としたパリの生活を逃れ、実家に戻ってくる。しかし父親とは、どこかぎこちない雰囲気。 そんな中、マクシムは心の隙間を埋める若い女性と出会う。ワイン工場に行ったり、スキーをしたり、互いに心を通わせる二人。このまま幸せが続くと思ったが、突然、彼女はマクシムの前から姿を消す……。 監督:ギヨーム・ブラック/撮影:トム・アラリ 主演:ヴァンサン・マケーニュ、ソレーヌ・リゴ、ベルナール・メネズ 2013年/フランス/フランス語/カラー/100分/1.85:1/5.1ch/DCP/原題:Tonnerre/日本語字幕:高部義之/配給:エタンチェ © 2013 RECTANGLE PRODUCTIONS - WILD BUNCH - FRANCE 3 CINEMA   「7月の物語」Contes de juillet パリと郊外。5人の若い女と5人の若い男。二つの物語。ある夏の一日。 ギヨーム・ブラック監督がフランス国立高等演劇学校の学生たちと作り上げた、2つのパートからなる作品。 第一部「日曜日の友だち」L’Amie du dimanche 7月の晴れた日曜日、会社の同僚ミレナとリュシーは、女2人でパリ郊外セルジー=ポントワーズのレジャーセンターへ遊びにいくが、些細なことで芽生え始めた友情に亀裂が入る。 第二部「ハンネと革命記念日」Hanne et la fête nationale 7月14日、革命記念日で盛り上がるパリ。国際大学都市に住む女子留学生のハンネは、明日の帰国を前に、パリ最後の夜を楽しもうとするが……。 監督:ギヨーム・ブラック/撮影:アラン・ギシャウア 2017年/フランス/フランス語/カラー/71分/1.33:1/5.1ch/DCP/原題:Contes de juillet/日本語字幕:高部義之/配給:エタンチェ © bathysphere – CNSAD 2018   「勇者たちの休息」Le Repos des braves (「7月の物語」と併映) スイスとフランスに跨るレマン湖畔からアルプス山脈を抜け、地中海のニースに至る自転車観光ルート〈大アルプス・ルート〉。その総距離約720キロを縦断しようと毎年6月末、約60人もの自転車愛好家が集まってくる。 ギヨーム・ブラックは、すでに仕事をリタイアした自転車愛好家たちにカメラを向ける。なぜ寒さや疲れと闘い走ろうとするのか? 家に戻ってから何ができるのか? どうすれば孤独や退屈を逃れられるのか? ギヨーム・ブラックのやさしい眼差しのなかで、彼らは心情を打ち明ける。その告白を通し、仕事と世界と私たちの関係が見えてくる。 2016年/フランス/フランス語/カラー/38分/1.85:1/5.1ch/DCP/原題:Le Repos des braves/日本語字幕:高部義之/配給:エタンチェ © bathysphere productions 2016
  • 青山真治監督に見出された才能・甫木元空が、高知県・四万十川の流れる土地に暮らす一家の物語を紡ぐ長編第2作「はだかのゆめ」が、11月25日(金)より渋谷シネクイントほかで全国順次公開。ティザービジュアルと特報、甫木元監督のコメントが到着した。     甫木元空(ほきもと・そら)は1992年生まれ、多摩美術大学映像演劇学科を卒業。2016年に劇場公開されたデビュー作「はるねこ」は、「EUREKA ユリイカ」の青山真治監督 × 仙頭武則プロデューサーのタッグがプロデュースした。 映画をベースに、ジャンルにとらわれず横断的に活動する甫木元監督は、「はるねこ」の生演奏上映をきっかけに結成した2人組バンド・Bialystocks(ビアリストックス/ボーカル・ギター:甫木元空、キーボード:菊池剛)でも知られる。2021年の1stアルバム『ビアリストックス』に収録された “I Don’t Have a Pen” は、NTTドコモが展開する〈Quadratic Playground〉のウェブCMソングに選出された。 2022年春、甫木元監督の大学時代からの恩師である青山監督が急逝。青山監督はかつて甫木元を〈最後の映画作家〉と評し、映画「はるねこ」のプレスシートに以下のテキストを寄せた。   新しい才能などもう現れないし、新しい映画などもう必要ない。 そもそも新しさという言葉にもはや価値を見いだせない。もちろん、それは失望から洩れる嘆息でしかなかった。 だが「最後の映画」との出会いという夢をまだ諦められずにいたこともたしかだった。 日本映画に現れた、甫木元空という「最後の映画作家」。 ──青山真治(映画監督) ※「はるねこ」プレスシートより一部抜粋   四万十川のほとりに暮らす一家の幽かな生と確かな死、土地に刻まれた時間の痕跡を見つめる本作は、若くして両親を亡くし、高知県で祖父と暮らす監督自身の現在を半ば投影した物語でもある。「EMエンバーミング」(99)「東京公園」(11)「空に住む」(20)といった作品で〈死〉に目を向けた青山真治の志がここに引き継がれ、新たな世界に向けてわたしたちの視界を広げていく。 主演は映画「うみべの女の子」やNHKドラマ『きれいのくに』、NHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の青木柚。そして俳優のみならず監督・小説家でもある唯野未歩子、シンガーソングライターで俳優の前野健太が共演。前作に続いて仙頭武則がプロデュースし、これからの日本映画を背負う若いスタッフたちに混じって、青山組の音響担当として「EUREKA ユリイカ」以降のほぼすべての作品を手掛けた菊池信之が参加している。 解禁されたティザービジュアルには、画家の竹崎和征と西村有が共同制作したペインティングを起用。こちらはテレビ東京ドラマ25『先生のおとりよせ』EDテーマであるBialystocksの新曲『差し色』のジャケットにも使用されている。特報では四万十川の風景とともに、青木柚演じる主人公〈ノロ〉と唯野未歩子演じる〈母〉のセリフの一部、Bialystocksの音楽に触れられる。     【甫木元空監督コメント】 音楽家であった母が弾くピアノにいつからか誘われるように歌を歌い、曲を作り始めたことが自分の表現の始まりです。そんな母の故郷高知県で映画を製作するために、4年前に高知に移住し脚本を書いてきました。 母と祖父と過ごした4年間、それは母にとって闘病期間ではありましたが、食事をつくり、洗い物をして、洗濯物をする、できる事をしながら生きるという事について賢明に模索する期間でもありました。 本作の主人公同様いつも何事にも間に合わないノロマな自分は、最後まで自分の余命をしりながら賢明に生きる母をただただ最後まで見つめる事しかできませんでした。 終わりに背を向け永遠を求めてしまう「はだかのゆめ」の中を彷徨いながら、いま一度生きてる者と死んでる者の距離を測り直し見つめ直す。運動の軌跡と弔いの音楽を移ろいゆく季節と水の流れと共に、終わりに向かう話ではなく、物語がそこから始まるような映画になればと思い製作しました。   Story 四国山脈に隔たれた高知県。いまだダムのない暴れ川の異名をもつ四万十川。太平洋に至るその流れと共に、生きているものが死んでいて、死んでいるものが生きているかのような土地で老いた祖父と、余命をそこで暮らす決意をした母、それに寄り添う息子のノロ。嘘が真で闊歩する現世を憂うノロマなノロは、近づく母の死を受け入れられずに死者のように徘徊している。そのノロを見守るように寄り添うおんちゃん、彼もまたこの世のものではないのかもしれない。息子を思う母、母を思う息子が、互いの距離を測り直していく、母と子の生死の話。   「はだかのゆめ」 監督・脚本・編集:甫木元空 出演:青木柚、唯野未歩子、前野健太、甫木元尊英 プロデューサー:仙頭武則、飯塚香織 撮影:米倉伸 照明:平谷里紗 現場録音:川上拓也 音響:菊池信之 助監督:滝野弘仁 音楽:Bialystocks 製作:ポニーキャニオン 配給:boid/VOICE OF GHOST 2022年/日本/カラー/DCP/アメリカンビスタ/5.1ch/59分 ©PONY CANYON 公式サイト:hadakanoyume.com
  • 世界的ベストセラーとなったジェイン・ハーパーのデビュー小説を、「ミュンヘン」のエリック・バナ主演で映画化したオーストラリア発クライムサスペンス「渇きと偽り」が、9月23日(金)より新宿シネマカリテほかで全国公開。     メルボルンの連邦警察官アーロン・フォークは、旧友ルークの葬儀に参列するため20年ぶりに帰郷した。自ら命を絶つ前に妻子を殺したとされるルークは、10年以上も干ばつが続き、狂気に覆われたこの田舎町の犠牲者だと思われていた。 気が進まないながらも町にとどまって捜査することにしたフォークは、自身の古傷となっている当時17歳のエリー・ディーコンの死と向き合うことに。フォークは数十年もの時に隔たれた2つの事件は繋がっているのではないかと疑う。 ルークだけでなく自身の無実も証明すべく奔走するフォークは、鬱屈した住民らが向けてくる偏見や怒りに直面。果たしてルークは本当に家族を殺したのか、そしてエリーの死の真相とは──。 原作に惚れ込んだエリック・バナは主演だけでなくプロデュースも担当。作品について「国内に限らず海外の映画館で、本作で描かれるような人口の少ないオーストラリアの地域を見せられることについて、とてもワクワクしています。オーストラリア人がどのように未開地を捉えているか、都市部、またその近隣に住む人がどのように今のオーストラリアを捉えているか、リアルに描かれた作品です」とコメントしている。   「渇きと偽り」 監督:ロバート・コノリー 出演:エリック・バナ、ジュネヴィーヴ・オーライリー、キーア・オドネル、ジョン・ポルソン 原作:「渇きと偽り」(ジェイン・ハーパー/青木創 訳)ハヤカワ文庫刊 2020年/オーストラリア/英語/117分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/原題:The Dry/字幕:風間綾平/G 配給:イオンエンターテイメント/後援:オーストラリア大使館 ©2020 The Dry Film Holdings Pty Ltd and Screen Australia

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