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怪作・奇作が目白押し。〈奇想天外映画祭2023〉予告編到着&イベント決定
2023年9月5日映画史における怪作、珍作、奇作、迷作、異作を上映する〈奇想天外映画祭〉。第5回目となる今年は、新宿K’s cinemaで9月16日(土)~10月6日(金)の3週間にわたり開催される。予告編が到着し、公開記念イベントが決定した。 映画祭の幕開けは、1975年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作ながら日本未公開の大作「くすぶりの年代の記録」。アルジェリアの苦難の建国史を、「灰の年」「荷車の年」「くすぶりの年」「虐殺の年」という4テーマに分け、3時間にわたり描く。 そして、アインシュトゥルツェンデ・ノイバウテンのFMアインハイトが、ノイズで人々を洗脳する青年FMを演じ、ビートニクの作家ウィリアム・バロウズのカットアップの手法を踏襲して制作された伝説的ジャーマン・カルト・フイルム「デコーダー」。デイヴ・ホール、ジェネシス・P・オリッジ、マット・ジョンソン(ザ・ザ)など、80sを代表するアーテイスト/バンドが音楽を担当する。 さらに、ジェーン・バーキン追悼上映となる「ワンダーウォール」 と「ガラスの墓標」、アニタ・エクバーグの怪演が光る「リュシアン赤い小人」、シアトルのストリートチルドレンを追ったドキュメンタリー「子供たちをよろしく」、「アントニオ・ダス・モルテス」の姉妹編というべきグラウベル・ローシャの「黒い神と白い悪魔」、ブニュエル版冒険漂流記「ロビンソン漂流記」。 〈亡命者たちのハリウッド〉と題した企画には、ロベルト・シオドマーク&エドガー・G・ウルマー「日曜日の人々」、ダグラス・サーク「突然の花婿」、フリッツ・ラング「ビッグ・ヒート/復讐は俺にまかせろ」がラインアップ。 その他、稀有な人物に焦点を当てたドキュメンタリー「デニス・ホッパー/アメリカン・ドリーマー」と「ジャック・ケルアック/キング・オブ・ザ・ビート」、アンコール上映の「リキッド・スカイ」。ジョン・ブアマンの「未来惑星ザルドス」もついに映画祭登場。全15作品で贈る。 イベント概要 日時:9月17日(日)「デコーダー」18:30の回上映後 登壇:大鷹俊一(音楽ライター)、志田一穂(ラジオDJ) 場所:新宿K's cinema 〈奇想天外映画祭2023〉 場所:新宿K’s cinema 日時:2023年9月16日(土)~10月6日(金) 配給:アダンソニア 配給協力・宣伝:ブライトホース・フィルム 字幕:林かんな(デコーダー) デザイン:千葉健太郎 協力:仙元浩平 -
パリの豪邸で映画プロデューサー殺人事件が発生。“犯人の座” をめぐり、3人の女が駆け引きを繰り広げる──。名匠フランソワ・オゾンが贈るクライムミステリー・エンタテインメント「私がやりました」が、11月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほかで全国順次公開。ポスターと予告編が到着した。 有名な映画プロデューサーが自宅で殺された。容疑者となった売れない新人女優マドレーヌは、親友の新米弁護士ポーリーヌと共に出廷。そして、プロデューサーに襲われて「自分の身を守るために撃った」と、鮮やかかつ感動的なスピーチで正当防衛を訴え、裁判官と大衆の心を掴んで無罪を勝ち取る。しかも《悲劇のヒロイン》として一躍時の人となり、スターの座へ。 そんなマドレーヌとポーリーヌの前に、かつての大女優オデットが出現。真犯人は自分で、マドレーヌたちが手にした富と名声は自分のものだと主張するが……。 真逆な性格のマドレーヌとポーリーヌにそれぞれ「悪なき殺人」のナディア・テレスキウィッツと「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」のレベッカ・マルデールが扮し、凸凹コンビ誕生。さらにオデット役でイザベル・ユペールが貫禄の演技を見せる。 本国フランスでは、フランソワ・オゾン作品としては「8人の女たち」(02)「しあわせの雨傘」(10)に次ぐヒットを記録。犯人への “立候補者” たちの悪巧みと騒動はどこへ向かうのか、そして真の犯人とは? 「私がやりました」 監督・脚本:フランソワ・オゾン 出演:ナディア・テレスキウィッツ、レベッカ・マルデール、イザベル・ユペール、ファブリス・ルキーニ、ダニー・ブーン、アンドレ・デュソリエ 配給:ギャガ 英題:THE CRIME IS MINE/2023年/フランス/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/103分/字幕翻訳:松浦美奈 © 2023 MANDARIN & COMPAGNIE - FOZ - GAUMONT – FRANCE 2 CINÉMA - SCOPE PICTURES – PLAYTIME PRODUCTION gaga.ne.jp/my-crime/
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浮遊する結晶体の正体は? 新たな才能が放つ「サムシング・イン・ザ・ダート」
2023年9月4日マーベル・スタジオのオリジナルシリーズ『ムーンナイト』や『ロキ』シーズン2の監督に抜擢された異才デュオ、ジャスティン・ベンソン&アーロン・ムーアヘッド。彼らが監督や主演など多役を担い、浮遊する結晶体を目撃したことで謎にとらわれていく男たちの運命を描いた「サムシング・イン・ザ・ダート」が、11月24日(金)より新宿武蔵野館ほかで全国公開される。ポスタービジュアルと予告映像が到着した。 ロサンゼルス近郊の古いアパートに越してきたリーヴァイ(ジャスティン・ベンソン)は、中庭で隣人のジョン(アーロン・ムーアヘッド)と出会い意気投合。二人はある日、奇妙な現象を目の当たりにする。リーヴァイの部屋にある結晶体が、妖しい光を発しながら浮遊したのだ。二人は恐れ慄きながらも、一攫千金を夢見て現象の一切を証明するドキュメンタリー映画を制作することに。そしてロサンゼルス各所で手掛かりを見つけるが、じわじわと深い迷宮に嵌っていく……。 映画はシッチェス・カタロニア国際映画祭でホセ・ルイス・グァルネル批評家賞を受賞。結晶体は奇蹟か、それとも──。オリジナリティあふれる映画世界に注目だ。 「サムシング・イン・ザ・ダート」 出演:ジャスティン・ベンソン、アーロン・ムーアヘッド 監督:ジャスティン・ベンソン&アーロン・ムーアヘッド 脚本:ジャスティン・ベンソン 撮影:アーロン・ムーアヘッド 製作:デヴィッド・ローソン・Jr、アーロン・ムーアヘッド、ジャスティン・ベンソン 編集:マイケル・フェルカー、ジャスティン・ベンソン、アーロン・ムーアヘッド 音楽:ジミー・ラヴェル 2022年/アメリカ/英語/カラー/シネマスコープ/5.1ch/116分/レイティング:G 原題:SOMETHING IN THE DIRT/日本語字幕:髙橋彩 配給:クロックワークス © 2021 Rustic Films -
2022年に香港特別行政区設立25周年を記念して開催された〈香港映画祭 Making Waves – Navigators of Hong Kong Cinema 香港映画の新しい力〉が、今年も行われる。新人監督作品からクラシックの名作まで多彩に取り揃え、イタリアのウディーネ、インドネシアのバリ、デンマークのコペンハーゲン、スウェーデンのストックホルムなど世界各地を巡回、日本では11月2日(木)~5日(日)にYEBISU GARDEN CINEMAで上映される。 注目はアーロン・クォック(郭富城)とトニー・レオン(梁朝偉)が初共演し、2022年度アカデミー賞国際長編映画賞部門の香港代表作品に選ばれた犯罪ドラマ「風再起時」で、ジャパンプレミア上映となる。作品ラインナップや来日ゲストは後日発表。 〈香港映画祭2023 Making Waves - Navigators of Hong Kong Cinema 香港映画の新しい力〉 日程:11月2日(木)~5日(日) 会場:YEBISU GARDEN CINEMA 公式サイト:https://makingwaves.oaff.jp/ 主催:香港特別行政区政府 駐東京経済貿易代表部、香港国際映画祭協会 協力:大阪アジアン映画祭 助成:香港特別行政区政府 創意香港、電影発展基金 「風再起時」 出演:アーロン・クォック、トニー・レオン、パトリック・タム、リチャード・ン、マイケル・ホイ 監督:フィリップ・ユン 原題:風再起時 英題:Where The Wind Blows 汚職が横行した暗黒時代である1960〜70年代の香港を舞台に、実在した汚職警察官を描いたクライム・サスペンス。トニー・レオンが2023年アジア・フィルム・アワード最優秀主演男優賞、「Mr.BOO!」シリーズで知られるマイケル・ホイが2023年香港電影金像奨最優秀助演男優賞を受賞。
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竹内涼真主演で、ゾンビ世界でのサバイバルを描いたドラマ『君と世界が終わる日に』が映画化。「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」のタイトルで、2024年1月26日(金)より公開される。高橋文哉と堀田真由の出演が発表され、ティザービジュアルと特報映像が到着した。 人間を喰らう “ゴーレム(=ゾンビ)” に支配された日本。間宮響(まみや・ひびき/竹内涼真)は事態に戸惑いながらも、恋人の小笠原来美(おがさわら・くるみ/中条あやみ)を守るため、仲間たちと共に戦ってきた。 だが来美はゴーレムウィルスに感染し、娘のミライを出産して死んでしまう。 そんなミライも何者かに連れ去られ、絶望で闇落ちしていく響。ただ一つ残された希望は、“ユートピア” と呼ばれる都市だった。そこには2棟のタワーがそびえ、一方には上流階級の人々が暮らし、他方の最上階ではワクチン開発が行われている。そこにはゴーレムウィルスの抗体を持つミライが、研究材料として捕らわれていた。響は救出に向けてタワーを登ろうとするが、数々の試練が待ち受け……。 高橋文哉はぶっきらぼうだが男気あふれるとび職人の柴崎大和(しばさき・やまと)、堀田真由は大和の幼なじみで優しくも芯の強い看護師・羽鳥葵(はとり・あおい)を演じる。 監督は「ブラック校則」『美食探偵 明智五郎』『霊媒探偵・城塚翡翠』の菅原伸太郎、脚本は『下町ロケット』『半沢直樹』「七つの会議」『それってパクリじゃないですか?』の丑尾健太郎が担当。 〈コメント〉 竹内涼真 文哉くんは凄く気持ちのいい人で、見ていてとても清々しかったです。 持っている熱量と突き抜けていくパワーがカッコよくて、「きみセカ」にはその熱さが欠かせません。 大和役にも凄くハマっていたので、引き受けてくれて嬉しかったです。 堀田さんは、可愛らしく柔らかい雰囲気を纏っていますが、お芝居では強い意志が出る瞬間が結構あって、とても頼もしく感じました。 あとは、この2人のシーンにめちゃくちゃきゅんきゅんしちゃいました(笑) 是非こちらにも注目して頂きたいです。今回はシリーズの集大成となるファイナルプロジェクトです。 これまでの中でも最高の作品にするために、チーム全員命懸けで撮影に臨みました! 是非劇場で皆さんにお会いできる日を僕も楽しみにしています。 高橋文哉 Season1をやっていた時から観ていた作品なので、出演が決まった時は素直にすごく嬉しかったです。 この作品の本をいただいた瞬間に、今まで見せたことのない僕の顔・芝居・声をこの作品で届けたいと思いました。 真っすぐで男気溢れる役柄は、演じたことがなかったので正直最初は不安でしたが、監督や竹内涼真さんにたくさん助けていただきました。 作品にも人にも役にも愛がある涼真さんのようになりたいと思って、現場で少しずつ真似をしていたら、周りから似てきたねって言ってもらえて嬉しかったです。(笑) 今まで作ってきたスタッフさんやキャストの皆さんと共に大切に演じましたので、是非存分に楽しんでいただけたら嬉しいなと思います。 堀田真由 これまでドラマ、Huluで配信されていることはもちろん知っていたので映画化と聞いたときは、驚きと共に「きみセカ」の集大成となる作品となるのかなと思いました。 そんな大事な部分で葵という素敵な役を演じさせていただけることに喜びと少しの責任を感じました。 今回、葵は幼馴染の大和とはぐれてしまうこととなるのですが、本当だったら心が折れそうな瞬間が何度もあったと思うんですけど、それを見せない彼女の強さを出せたらいいなと思いながら演じさせていただきました。 これまでドラマやHuluを観てくださっている方も劇場版から観ていただく方も楽しめる作品となっています。300人くらいのエキストラの皆さんと一緒に演じた映画ならではのスケールの大きいシーンもあるので、楽しみにしていただけたらいいなと思っています。 鈴木亜希乃プロデューサー 見たことがないものを見せる、それがきみセカのモットーです。 バカみたいに熱い男・大和には、これまで繊細な役が多かった高橋文哉さんを。 まっすぐで芯の強い女・葵には、柔らかく可愛い印象の強かった堀田真由さんを。 これまでのイメージにない、新たな化学反応が見たく、そのためにはこの2人しかいないと思いました。 さらにきみセカで一番重要なのは、響を演じる竹内涼真さんとやり合えるかどうかなのですが…… 2人とも竹内さんと、期待以上の、熱く素晴らしいお芝居を見せてくれました! 劇場版きみセカ──ファンの皆様の期待に応えられるような、シリーズ最高の作品となっています。 きみセカの集大成を、そして間宮響の人生を、ぜひ最後まで見届けてください! 「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」 出演:竹内涼真、高橋文哉、堀田真由 監督:菅原伸太郎 脚本:丑尾健太郎 配給:東宝 製作プロダクション:日テレ アックスオン ©2024「君と世界が終わる日に」製作委員会 映画公式サイト: https://kimiseka-final.jp