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  • スマホを手にした女性記者たちがインド社会を変えていく インド北部のウッタル・プラデーシュ州で、下層女性へのレイプ事件、採石場を牛耳るマフィアの暴挙、怠慢な警察、議員選挙への出馬者などを追跡する女性たち。カースト制度の外に位置づけられ、迫害されてきた〝不可触民〞ダリトの女性のみで立ち上げた新聞社〈カバル・ラハリヤ〉の記者たちだ。民主主義を守るため、命を危険に晒しながら日々奔走する。 そんな闘士たちだが、デジタル化の波を受けて動画報道にシフトした。慣れないスマホでインタビュー相手を撮影し、家に帰れば子どもたち、そして彼女らの仕事に決して理解があるわけではない夫や父がいる。動画の再生数はグングン伸び、少しずつ、だが着実に社会を動かしていく。 映画の主人公といえる、温和だが芯の強い主任記者ミーラが、目下奮闘中の新人シャームカリに施すアドバイスが印象的だ。「批判の目が必要なの。あなたの取材はまるで宣伝のようだった」。相手の言葉を真に受けるだけでは記者は務まらない。建前に隠された本音、サングラスの奥の瞳が宿す訴え、笑みが含む一抹の苦さ、文面では伝わらない言葉の温度、政治と宗教をめぐる甘言と思惑、それらを読み取ること——。ひょっとしたら、する気のなかった結婚を決意してカバル・ラハリヤを去るスニータ記者も、弁明からは汲み取れない微妙な胸中のコントラストがあったかもしれない。 「私たちは社会を映す鏡」だと言うミーラは、どこまでも権力の責任を問い、発信し続ける。視聴者にも、事態の核心を感知する想像力が必要だ。まずは記者の勇気と行動力を称え、困窮者に寄り添いたい。そしてフッテージの裏側には映画の制作者たちがいるのだから、彼らの意思や困難、知恵の閃きにも思いを馳せてみたい。物事は多層的で繊細だ。 文=広岡歩 制作=キネマ旬報社 (「キネマ旬報」2023年9月号より転載) https://www.youtube.com/watch?v=7FWx2SXVHcE   「燃えあがる女性記者たち」 【あらすじ】 被差別民であるダリトの女性たちが立ち上げた新聞社〈カバル・ラハリヤ〉(“ニュースの波”という意味)は、紙からデジタルへのメディア移行という挑戦を始める。記者たちは危険を顧みず、差別に起因する暴行をはじめ地域のさまざまな事件や問題を追い、小さな声を粘り強くスマホに記録。そうして配信されたニュースは、インド中に広がっていく。 【STAFF & CAST】 監督:リントゥ・トーマス、スシュミト・ゴーシュ 配給:きろくびと インド/2021年/93分/区分G 9月16日(土)より全国順次公開 ▶公式HPはこちら © BLACK TICKET FILMS. ALL RIGHTS RESERVED.  
  •   DCコミックスのスーパーヒーローである海底アトランティス帝国の王アクアマン。彼を単独主人公に据えてジェイソン・モモア主演で描いた「アクアマン」の続編であり、再びジェームズ・ワンがメガホンを執った「アクアマン/失われた王国」が、2024年1月より全国公開される。ティザービジュアルとUS版予告編が到着した。     今回アクアマンが手を組むのは、アトランティスの前王にして実の弟であり、前作で人類を滅ぼそうとした罪で幽閉されたオーム(パトリック・ウィルソン)。性格が異なる宿敵同士の二人は、王国を守るために旅立ち、海底帝国には7つ目の王国が存在していたことを知る……。     アクアマンは失われた王国の秘密に迫り、甦った邪悪な力から海底帝国と人類を守れるか? 壮絶な海中バトルとともに、その活躍を見届けたい。     「アクアマン/失われた王国」 監督:ジェームズ・ワン 出演:ジェイソン・モモア、パトリック・ウィルソン、アンバー・ハード、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世、ニコール・キッドマン、ドルフ・ラングレン、ランドール・パーク 配給:ワーナー・ブラザース映画 © 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. TM & © DC
  •   不思議な出会いとともに思わぬ運命に翻弄されていく主人公の姿を綴った山田太一の小説『異人たちとの夏』(新潮社刊)を、「荒野にて」「さざなみ」のアンドリュー・ヘイ監督により映画化した「異人たち」が、2024年春に公開。ティザービジュアルが到着した。     名脚本家の山田太一が1987年に発表し、第1回山本周五郎賞を受賞、大林宣彦監督により映画化もされた小説が、イギリスを舞台に再映画化。 キャストにはアンドリュー・スコット(「1917 命をかけた伝令」「007/スペクター」)、ポール・メスカル(「ロスト・ドーター」「aftersun/アフターサン」)、ジェイミー・ベル(「リトル・ダンサー」「ロケットマン」)、クレア・フォイ(「ファースト・マン」「ウーマン・トーキング 私たちの選択」)らイギリス・アイルランドの実力派俳優が名を連ねる。 ワールドプレミア上映が行われたアメリカのテルライド映画祭では、「まさに傑作」(TheWrap)、「(アンドリュー・)スコットと(ポール・)メスカルのセクシャルな化学反応」(The Hollywood Reporter)、「時代を超えた、魂を揺さぶる愛の讃歌」(IndieWire)といった賛辞が寄せられた。時を超えた儚いヒューマンファンタジーに注目だ。   Story 夜になると人の気配が遠のくロンドンのタワーマンションに、一人で暮らす脚本家のアダム(アンドリュー・スコット)。謎めいた住人のハリー(ポール・メスカル)と出会い、関係が深まるにつれ、遠い子ども時代の世界に引き戻されていく。そして12歳の時に交通事故で亡くなった両親(ジェイミー・ベル、クレア・フォイ)が当時の姿で現れると、アダムの閉ざした心は解放され、安らぎのひと時が訪れる。だがその先には、思いがけない世界が広がっていた……。   「異人たち」 監督:アンドリュー・ヘイ 原作:「異人たちとの夏」山田太一著(新潮社刊) 出演:アンドリュー・スコット、ポール・メスカル、ジェイミー・ベル、クレア・フォイ 原題:ALL OF US STRANGERS 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン ©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved. 公式サイト:https://searchlightpictures.jp
  •   『ブリジャートン家』のフィービー・ディネヴァーと「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライク共演で、金融業界でエゴに溺れた男女の愛憎を描いたNetflix映画「Fair Play/フェアプレー」が、Netflix独占配信に先駆けて9月29日(金)より一部劇場で公開。ポスターと予告編が到着した。     恋人同士のエミリーとルークが働くのは、競争の激しいヘッジファンド。婚約して仕事もプライベートも順風満帆な二人だったが、エミリーに昇進話が持ち上がったことでパワーバランスが崩れ、不穏なムードに。野心と成功の代償に直面した彼らが最後に選ぶのは、仕事か愛か? 映画は本年度のサンダンス映画祭とトロント国際映画祭に出品された。これが初長編となるクロエ・ドモント監督が、目まぐるしい世界でのジェンダーダイナミクスに焦点を当てて紡いだサスペンスに注目だ。     「Fair Play/フェアプレー」 監督・脚本:クロエ・ドモント 出演:フィービー・ディネヴァー、オールデン・エアエンライク 公式サイト:https://www.cinema-lineup.com/fairplay
  •   オドレイ・トトゥ主演で空想好きな女の子の不器用な恋の顛末を描き、社会現象を巻き起こした「アメリ」(2001)が、ジャン=ピエール・ジュネ監督自らの監修によりデジタルリマスター化。11月17日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ユーロスペースほかで全国順次公開される(ユーロスペースでは初公開時と同じ35mmフィルムでの上映あり)。ポスタービジュアルと著名人コメントが到着した。     〈コメント〉(敬称略・五十音順) めまぐるしく変化していく世界から、どんなピースを集めて人生を彩りましょうか。 夢中でいれば、世界がちゃんと運んでくれる、そんな魔法が詰まった映画だと思います。 ──青葉市子(音楽家) 「こじらせ女子」なんて言葉がなかった頃の、幸せな個性のこじらせ方。 自信が持てない人でも心の殻を破る勇気がもらえる映画です。 ──有賀薫(スープ作家) 誰かの日常を少しだけ幸せにすること。それは彼女にも、とっておきの小さな幸せ。積み重ねた小さな悪戯が、特大の幸せになって彼女のもとにやってくることを願わずにいられない。 ──小谷実由(モデル) アメリを観ると悔しくなる。ふくらむ妄想も幸せなイタズラもアイデアに溢れているから。魔法がなくても日常はファンタジー、それに気づかせてくれるアメリ。大好きです。 ──COFFEE BOY(イラストレーター) 大人の毎日は味の薄いスープに似ている。 しかしほんの少しの嘘や工夫をスパイスにとびきり美味しくすることができるのだ。 きっと彼女はそれを誰よりも理解している。 ──原田ちあき(イラストレーター/漫画家) ある意味、最高のフード映画です。 クリームブリュレをスプーンでカチ割るのも、 さくらんぼを耳に掛けてイヤリングにするのも、 フランボワーズを指サックにして食べるのも、 全部アメリに教わりました。 ──福田里香(菓子研究家) 小学生の時、奥の部屋のドアに深緑の『アメリ』のポスターが貼ってあった。「魔法使いかな?」と中学生になって映画を見ると、それは手作りの魔法を教えてくれた。パリのオレンジ色の夕方のような。 ──真舘晴子(The Wisely Brothers/ミュージシャン) あの頃の自分に、あの頃のアメリに、もう一度出会える。 その出会いは自分の価値観と可能性を大きく変えてくれた。 また再び、止まらないドキドキを体感したい。 ──美波(俳優・アーティスト) 学生時代、理解出来ない自分が悔しく何度も見返した思い出の映画。 私にも私だけの特別な世界があり、それがお仕事に繋がっている事に気づけた時は幸せを感じました。 ──安本彩花(アイドルグループ私立恵比寿中学メンバー) 10代の私にとっての『アメリ』はオシャレでキュートな恋の映画でした。 40歳になった私の『アメリ』は切なく深く愛しい人間たちの映画になっていました。 ──やまもとりえ(漫画家)   Story 風変わりな両親のもとに生まれたアメリは、父の誤解から学校に通えず、空想の世界で一人遊びする子ども時代を過ごした。大人になった今はパリの下町、モンマルトルに一人で暮らしている。恋人や同世代の友達はいなくても、カフェ〈ドゥ・ムーラン〉の個性的な同僚や常連客に囲まれた毎日は居心地がよい。そんな中、アメリのとあるお節介から小さな奇跡が起きる……。   「アメリ デジタルリマスター版」 監督・脚本:ジャン=ピエール・ジュネ 出演:オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ 2001年/フランス/フランス語/121分/シネスコ/日本語字幕:齋藤敦子/提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム ©2001 UGC IMAGES-TAPIOCA FILM-FRANCE 3 CINEMA-MMC INDEPENDENT-Tous droits reserves 公式サイト:amelie-film.com

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