あから始まるものでの検索結果
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明日になれば アフガニスタン、女たちの決断
アフガニスタンに生きる女性たちを描き、第76回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門に出品されたオムニバス。身重の身で家族の世話や家事に追われるハヴァ、離婚を決めたものの妊娠したミリアム、ある秘密を抱えるアイーシャ。3人は人生の試練に直面する。アフガニスタン映画機構(Afghan Film)初の女性会長となったサハラ・カリミ監督の初長編作品。アフガニスタン初のインディー映画作品。 -
アトランティック
第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にてグランプリを獲得した、セネガルを舞台にしたミステリーロマンス。アイダは裕福な婚約者との結婚を控えながらスレイマンと恋仲に。よりよい暮らしを求め航海に出たスレイマンが、思わぬ形で帰還する。監督は、フランスとセネガルの両方にルーツを持つ、俳優でもあるマティ・ディオップ。長編デビューした本作で、現代セネガル社会の現実に触れるとともに、幻想的なストーリーと映像美で10代の恋物語を紡ぐ。Netflixにて配信開始後(タイトル「アトランティックス」)、特集『マティ・ディオップ特集 ~越境する夢~』にて劇場上映。 -
悪なき殺人
同じ出来事を複数の人物の視点で語る黒澤清の「羅生門」のごとき手法で描かれたフランス発のサスペンスドラマ。吹雪の夜、フランスの人里離れた村で一人の女性が殺された。この事件を軸に5つの物語が展開、5人の男女が思いもかけない形で繋がっていく。やがてフランスからアフリカにまたがる壮大なミステリーの謎が明らかになる……。「ハリー、見知らぬ友人」でセザール賞を受賞した監督ドミニク・モルが、幾重にも重なる「偶然」という「必然」を通して、人間の本能と滑稽さを描き切る。主演は「イングロリアス・バスターズ」などのハリウッド映画や、「ジュリアン」(17)でセザール賞主演男優賞にノミネートされるなど、フランスを代表する名優ドゥニ・メノーシェ。2019年東京国際映画祭にて「動物だけが知っている(仮題)」(原題:Only The Animals)というタイトルで上映され、観客賞と最優秀女優賞(ナディア・テレスキウィッツ)を受賞した。 -
Our Friend アワー・フレンド
『Esquire』誌に掲載され、全米雑誌大賞を受賞したエッセイを映画化。ジャーナリストの夫と末期がんを宣告された妻、その闘病を支えた友人との日々が10数年を行き来しつつ描かれる。競争、効率、自助に疲れた社会に対して、人は助けあえるというメッセージが込められている。監督は水族館のシャチとショービジネスについて描いたドキュメンタリー映画「BLACKFISH(原題)」で英国アカデミー賞ノミネートを果たしたガブリエラ・カウパースウェイト。マット役には「マンチェスター・バイ・ザ・シー」でアカデミー賞主演男優賞を受賞したケイシー・アフレック。妻ニコル役には「フィフティ・シェイズ」シリーズで一躍注目を浴び、「サスペリア」など幅広い作品で活躍するダコタ・ジョンソン。そして二人の親友デイン役には多くのコメディ作品に出演し、幅広い演技に定評のある「ザ・マペッツ」のジェイソン・シーゲル。実力派俳優3人の演技が心に沁みわたるヒューマンドラマだ。 -
明日に向かって笑え!
2001年のアルゼンチン金融危機を背景にした、庶民たちによる痛快リベンジ劇。寂れた小さな田舎町。預金を凍結されたうえ、銀行と弁護士に金を騙し取られた元サッカー選手のフェルミンたちは、元の暮らしと夢を勝ち獲るため、奇想天外な財産奪還作戦を敢行する。出演は「人生スイッチ」のリカルド・ダリン、「4×4 殺人四駆」のルイス・ブランドーニ、「永遠に僕のもの」のチノ・ダリン。監督は『コブリック大佐の決断』のセバスティアン・ボレンステイン。 -
アンデッド・ドライバー 怒りのゾンビロード
父娘とゾンビの戦いを描くアクション。世界はゾンビに制圧され、わずかな人類はコミューンの中で生きていた。しかし、コミューンの支配を目論む者が殺戮を始め、ゾンビも乱入。妻を殺されたザ・ドライバーは娘とともに脱出するが、彼もゾンビに咬まれていた。出演は、「ジョン・ウィック:パラベラム」のマーク・ダカスコス、「クライング・フリーマン Crying Freeman」のジュリー・コンドラ。監督・脚本は、「鉄拳 Kazuya’s Revenge」のウィッチ・カオサナヤンダ。「未体験ゾーンの映画たち2021」にて上映。 -
ある人質 生還までの398日
ISの人質となり、奇跡的に生還したデンマーク人写真家の実話を映画化。怪我で体操選手の道を断念したダニエルは、夢だった写真家に転身。シリアの非戦闘地域を訪れるが、ISに誘拐され、拷問を受ける。家族は巨額の身代金を用意するために奔走するが……。原作は、プク・ダムスゴーの『ISの人質 13カ月の拘束、そして生還』。監督は、「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のニールス・アルデン・オプレヴ。共同監督・出演は、「幸せになるためのイタリア語講座」出演のアナス・W・ベアテルセン。出演は、2017年ベルリン国際映画祭シューティング・スター賞を受賞したエスベン・スメド、「ストレイ・ドッグ」のトビー・ケベル。86点- 手に汗握る
- 考えさせられる
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AWAKE
第1回木下グループ新人監督賞グランプリ受賞作の映画化で、山田篤宏の商業映画デビュー作。かつて奨励会で棋士を目指しながらも、ライバルの陸に敗れ、夢を諦めた大学生の英一はある日、コンピュータ将棋に出会い、そのプログラム開発にのめり込んでいく。出演は「青くて痛くて脆い」の吉沢亮、「愛がなんだ」の若葉竜也、「素敵なダイナマイトスキャンダル」の落合モトキ。 -
Away
監督・製作・編集・音楽を一人で手がけ、2019年アヌシー国際映画祭に新設された実験性・革新性のある長編作品を対象とするコントルシャン賞に輝いた台詞のないアニメ。飛行機事故で島に不時着し一人生き残った少年は、小鳥と共に島をオートバイで駆け抜ける。8歳からアニメを作り始め、手描きアニメーション、3Dアニメーション、実写など様々な短編作品を制作してきたラトビア出身のギンツ・ジルバロディス監督が、3年半かけ制作。新千歳空港国際アニメーション映画祭審査員特別賞など、国際アニメ映画祭で高い評価を受けた。 -
アーニャは、きっと来る
「戦火の馬」の原作者マイケル・モーパーゴの児童文学を映画化。1942年、ナチス占領下のフランス。小さな村に住む13歳の少年ジョーは、ユダヤ人のベンジャミンと出会い、子どもたちを秘密裏にスペインへ逃がすという彼の計画に協力することに……。出演は『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のノア・シュナップ、「霧の中の少女」のジャン・レノ。100点