しから始まるものでの検索結果
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しあわせな人生の選択
末期がんに侵された男性と周囲の者たちとの最期の日々を追い、スペインのゴヤ賞で作品賞はじめ5冠に輝いたドラマ。スペイン在住の友人フリアンを訪ねたトマス。フリアンは余命いくばくもなく、愛犬トルーマンの新しい飼い主探しなど彼の死に支度に付き合う。セスク・ゲイ監督は自身の母親の闘病生活での体験をもとに本作を制作。死期の迫るフリアンを「人生スイッチ」のリカルド・ダリンが、彼に寄り添う友人トマスを「アイム・ソー・エキサイテッド!」のハビエル・カマラが演じる。72点 -
人生タクシー
カンヌ、ヴェネチア、ベルリンの世界三大映画祭で高い評価を得る一方、映画製作や出国を禁じられているイランのジャファル・パナヒ監督のドキュメンタリー風ドラマ。第65回ベルリン国際映画祭にて最高賞にあたる金熊賞を獲得。劇場公開に先駆け、第16回東京フィルメックス特別招待作品として上映された(上映日:2015年11月22日、29日)。 -
SYNCHRONIZER(シンクロナイザー)
「接吻」の万田邦敏監督によるサイコスリラー。人間と動物の脳波を同期させるという倫理を超えた実験に没頭する研究者の長谷川。そんな彼を盲目的に愛する同僚の萌は、長谷川が母親の認知症を治そうとしていることを知り、彼の研究を止めようとするのだが……。出演は「くちづけ(2013)」の万田祐介、「ジョギング渡り鳥」の古川博巳、「愛∞コンタクト」の中原翔子。撮影を「雨にゆれる女」の山田達也、音楽を「SHARING」の長嶌寛幸が担当する。 -
ショコラ 君がいて、僕がいる
「最強のふたり」のオマール・シーとチャップリンの実孫ジェームス・ティエレが20世紀初頭に実在した芸人コンビを演じる人間ドラマ。フランス北部のサーカスで白人芸人フティットと黒人芸人カナンガはコンビを組み、人気を博す。その噂はパリまで届き……。監督は、「デイズ・オブ・グローリー」でカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞した俳優ロシュディ・ゼム。80点 -
疾風スプリンター
「激戦 ハート・オブ・ファイト」のダンテ・ラムが、自転車のプロ・ロードレースの世界を舞台に男たちの戦いを描くドラマ。強豪チームの主力選手として活躍していた3人の男たちが、資金難による解散を受け、異なるチームに移籍して競い合うことになる。出演は「激戦 ハート・オブ・ファイト」のエディ・ポン、「ドラゴン・ブレイド」のチェ・シウォン、「サンザシの樹の下で」のショーン・ドウ。70点 -
幸せなひとりぼっち
スウェーデンのアカデミー賞にあたるゴールデン・ビートル賞で主演男優賞と観客賞に輝いた人間ドラマ。気難しいオーヴェは妻に先立たれ、生きる希望を失う。しかし隣りに引っ越してきたパルヴァネ一家から次々に厄介事を持ち込まれるうちに、心を開いていく。世界 30 ヶ国以上で刊行されるフレドリック・バックマンの小説をベースに、人の生き方について問いかけていく。監督は「青空の背後」(スウェーデン映画祭2014にて上映)のハンネス・ホルム。隣人との交流の中で変わっていく主人公を、「アフター・ウェディング」のロルフ・ラスゴードが演じる。76点 -
JACO
1987年に35歳の若さで亡くなった天才エレクトリック・ベース・プレイヤー、ジャコ・パストリアスの歩みを追ったドキュメンタリー。貴重な記録映像やジョニ・ミッチェル、スティングら親交のあったミュージシャンたちの証言から、その生涯に迫る。製作総指揮を担当したのは、メタリカのロバート・トゥルージロ。 -
時代劇は死なず ちゃんばら美学考
半世紀を越えるキャリアを持つ映画監督の中島貞夫が、様々な角度から時代劇を考察したドキュメンタリー。中島と女優・山本千尋の対談、東映剣会による殺陣の実演、俳優や映画監督へのインタビューに加え、新たに製作した映像を通して、作り手の想いを伝える。証言者として、「真田幸村の謀略」など多数の作品で活躍した松方弘樹も出演。 -
シークレット・オブ・モンスター
ジャン=ポール・サルトルの短編小説『一指導者の幼年時代』をベースに映画化したミステリー。ヴェルサイユ条約締結直前のフランスを舞台に、アメリカからやって来た政府高官の幼い息子が、やがて狂気のモンスター“独裁者”へと変貌してしまうまでの謎に迫る。監督は、「メランコリア」「エスコバル 楽園の掟」など俳優としても活躍、本作が長編デビューとなるブラディ・コーベット。出演は「あの日の声を探して」のベレニス・ベジョ、「ニンフォマニアック」のステイシー・マーティン、「ディーン、君がいた瞬間(とき)」のロバート・パティンソン、「殺しのナンバー」のリアム・カニンガム、本作が映画デビューとなるトム・スウィート。音楽を「ポーラX」のスコット・ウォーカーが担当する。60点