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妻(1953)
林芙美子の『茶色の目』を原作とし、主なスタッフは「夫婦」の監督成瀬巳喜男、脚本井手俊郎、音楽斎藤一郎のトリオ。撮影は「七色の街」の玉井正夫である。「煙突の見える場所」の上原謙、「人生劇場 第一部」の高峰三枝子、「生きる」の丹阿弥谷津子をめぐって伊豆肇、高杉早苗、三國連太郎、中北千枝子などが出演する。 -
妻の青春
「お茶漬の味」の山本武が製作し、林房雄の一連の“越智さん”物小説から「東京騎士伝」の光畑碩郎が脚色した家庭映画。小津安二郎に師事していた山本浩三の第一回監督作品である。撮影は「花咲く我が家」の井上晴二、「カルメン純情す」の木下忠司が音楽担当。出演者は「息子の青春」のコンビ北龍二、三宅邦子、それに磯貝元男、藤原元二、小園蓉子、笠智衆など。 -
面の皮をはげ
ポール・オリヴィエの脚本をレイモン・ラミが監督した唯一の作品。撮影は「ダイナマイト・ジャック」のロジェ・ユベール、音楽はモーリス・イヴァン。出演者は「現金に手を出すな」のジャン・ギャバン、「オルフェの遺言 -私に何故と問い給うな-」のダニエル・ジェラン、「フランス女性と恋愛」(独身女性)のマルティーヌ・キャロル、ジゼール・プレヴィルなど。60点 -
月形半平太(1952)
製作は「魔像(1952)」の小倉浩一郎に市川哲夫が協力し、行友李風の原作から、やはり「魔像(1952)」の鈴木兵吾が永江勇と共同で脚色、「薩摩飛脚(1951)」を第一回作品として監督となった内出好吉の第二回作品である。撮影は「鞍馬天狗 天狗廻状」の片岡清である。出演者の顔ぶれは「水戸黄門漫遊記 地獄谷の豪族」の市川右太衛門、「箱根風雲録」の山田五十鈴、「鞍馬天狗 天狗廻状」の美空ひばり、北上弥太朗の他、喜多川千鶴、夏川大二郎、海江田譲二、戸上城太郎など。 -
強く、速く、美しい
自分の人生のリベンジに娘を利用する母と娘の相克を描くドラマ。監督はアイダ・ルピノ。出演はクレア・トレヴァー、サリー・フォレスト、カールトン・G・ヤング、ロバート・クラーク、ケネス・パターソンほか。2022年4月16日より東京シネマヴェーラ渋谷にて開催の「アメリカ映画史上の女性先駆者たち」にてデジタル上映。 -
罪ある女
「たそがれの維納」「ブルグ劇場」のヴィリ・フォルストが戦後はじめて監督した一九五一年度作品。フォルストの原案をゲルハルト・メンツェルが脚色し、フォルスト自身とゲオルク・マリシュカが潤色した恋愛劇で、フォルストの特異な話術がみられる。撮影はヴァクラフ・ヴィッヒ、音楽はテオ・マッケベンの担当。主演は「暁前の決断」のヒルデガード・クネフと近時監督(脱走者)も手がけているグスタフ・フレーリッヒで、以下ロベルト・マイン、エネ・ブルック、ヨハン・ヴォルフガング・マイン、アンドレアス・ヴォルフらが助演する。 -
月から来た男
脚本は「折鶴笠」の犬塚稔、監督と撮影は「母人形」のコ佐伯幸三と牧田行正である。出演者は「源氏物語(1951)」の長谷川一夫、水戸光子、長谷川裕見子に、澤村國太郎、東野英治郎、阿部九洲男、殿山泰司など。 -
月よりの母
製作は青柳信雄。「こころ妻」の脚本を書いた中田晴康が原作を書き、「その人の名は言えない」の脚本で井手俊郎に協力した八木隆一郎が協力して脚色したもの。「覗かれた足」の阿部豊が監督に、同じく三村明が撮影に当っている。配役は「髭のある天使」の夏川静江、「歌う野球小僧」の上原健「純白の夜」の河津清三郎、「その人の名は言えない」の風見章子、「盜まれた恋」の久慈あさみなどに、田中春男、江川宇禮雄、小林桂樹などが主なものである。 -
月の渡り鳥
原作は、長谷川伸の三尺もの『鯉名の銀平』から、「紅蝙蝠(1950)」をあげた衣笠貞之助が脚本を書き演出に当たったもので、長谷川一夫が「阿修羅判官」に引きつづき出演、「暴夜物語」をあげた乙羽信子と初めて顔を合わせる。ほかに黒川弥太郎、香川良介、澤村國太郎などが助演している。 -
月が出た出た
製作は「夜来香」の望月利雄、脚本は森岡良で、「黄金獣」の志村敏夫が監督に当たっている。撮影は「愛染香」の三村明。音楽は古賀政男の担当である。出演者は「消防決死隊」の小林桂樹、「鬼姫しぐれ」の花井蘭子、「真珠夫人 前篇」の星美千子、他に小堀誠、高杉妙子、市丸、赤坂子梅などが出演している。