検索結果
-
ウィークエンド・ラブ
都会生活のサラリーマンにとって貴重な憩の時となるウィークエンド。ロンドンを舞台に、妻子ある中年男と離婚歴のある中年女のほろ苦い愛を描く。ロス・ハンターを社長とするブルート・プロの第一回作品。製作・脚本は「お熱い出来事」のメルヴィン・フランク、脚本はフランクとジャック・ローズ、撮影はオースティン・デンプスター、音楽はジョン・キャメロンが各々担当。出演はジョージ・シーガル、グレンダ・ジャクソン、ポール・ソルビン、ヒルデガード・ニール、セック・リンダー、K・カラン、マリー・バークレイ、ミシェル・エラウィンなど。 -
キャット・ダンシング
1880年代のアメリカ西部、ワイオミングを舞台に列車強盗団のリーダーと、偶然その場を通り合わせて彼らのとりこにされた女との深く激しい愛を描く。製作はマーティン・ポールとエレノア・ペリー、監督は「ロリ・マドンナ戦争」のリチャード・C・サラフィアン、脚本は「去年の夏」のエレノア・ペリー、原作は無名の主婦マリリン・ダーラムが初めて書き下ろした同名小説、撮影はハリー・ストラドリング・ジュニア、音楽はジョン・ウィリアムス(2)、編集はトム・ロルフが各々担当。出演はバート・レイノルズ、サラ・マイルズ、リー・J・コッブ、ジャック・ウォーデン、ジョージ・ハミルトン、ボー・ホプキンス、ロバート・ドナー、サンディ・ケヴィンなど。60点 -
お熱い夜をあなたに
父の急死によって初めて人生の楽しみ方を知る男の物語。製作・監督は「シャーロック・ホームズの冒険」のビリー・ワイルダー、サム・テイラーの戯曲をワイルダーとI・A・L・ダイアモンドが脚色。撮影はルイジ・クヴェイレル、音楽はカルロ・ルスティケリ、編集はラルフ・E・ウィンタースが各々担当。出演はジャック・レモン、ジュリエット・ミルズ、クライヴ・レヴィル、エドワード・アンドリュース、ジャンフランコ・バッラ、フランコ・アングリザノ、ピッポ・フランコ、フランコ・アカンポラ、ジゼルダ・カストリーニなど。70点 -
愛のそよ風
『チェンジリング』のクリント・イーストウッドが初めて監督業だけに専念して制作したドラマ。不動産業を営む裕福な中年・フランクは、ある日ヒッピー風の少女・ブリージーと出会う。初めは自由に生きる彼女に苛立ちを覚えていたがフランクだったが…。【スタッフ&キャスト】監督:クリント・イーストウッド 製作:ロバート・デイリー 脚本:ジョー・ハイムズ 撮影:フランク・スタンリー 出演:ウィリアム・ホールデン/ケイ・レンツ/ロジャー・C・カーメル/シェリー・モリソン -
ドンファン(1973)
男の心を征服することが女の価値を上げると信じるジャンヌは、高級マンションに住み、次々と地位の高い男や才能あふれる男を誘惑する。ついに彼女は牧師にまで手を出し…。ブリジット・バルドーが魔性の女を演じた衝撃のラブロマンス。監督はロジェ・ヴァディム。 -
ペトラ・フォン・カントの苦い涙
1960年代後半~1970年代の“ニュー・ジャーマン・シネマ”の旗手ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督による1972年製作のメロドラマ。ファッションデザイナーのペトラは助手のマレーネを下僕のように扱う一方、若くて美しい女性カーリンに惹かれ……。ファスビンダー監督が1971年に書いた同名戯曲を自らの手で映画化。「不安が不安」「シナのルーレット」などファスビンダー作品の常連マーギット・カーステンゼンがデザイナーのペトラ・フォン・カントを演じる。1972年第22回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作品。1972年ドイツ映画賞にて主演女優賞・助演女優賞・撮影賞を受賞。2022年のフランソワ・オゾン監督作「苦い涙」は本作をリメイクしたもの。日本では2023年6月16日より劇場初公開。 -
虫女
夫の不能を治すため、夫と妾を同棲させながら同時に二人を管理する正妻。正妻と妾の間の奇妙な交流とエスカレートしていく嫉妬を描くメロドラマ。監督はキム・ギヨン。出演はユン・ヨンチョン、ナムグン・ウォン、チョン・キェヨンほか。2008年10月18日より開催された「第21回東京国際映画祭 アジアの風-ディスカバー亜州電影」にて上映。2014年11月1日より、東京・シネマヴェーラ渋谷にて開催された「韓国映画の怪物 -キム・ギヨンとキム・ギドク-」にてデジタル上映。 -
柔らかいステップ
たいへん珍しい1970年代のミャンマー(製作時の国名はビルマ)で製作された音楽映画。ビルマの伝統音楽に乗って、ドラマーとダンサーの恋の顛末がロマンティックに描かれている。第二次世界大戦ののち、ビルマでは盛んに映画が作られて民衆の支持を得ていたといわれるが、不明な部分も多く、映画史の全体像が明らかになるようこれからの調査・研究に期待したい。第27回東京国際映画祭上映作品。上映素材は2014年のベルリン映画祭フォーラム部門でデジタル復元されたものである。 -
過去と現在 昔の恋、今の恋
事故死した最初の夫への想いを募らせ、現在の夫に心を開こうとしない妻を中心に、過去と現在、死者と生者の間を交差する奇妙な愛を描くドラマ。ヴィンセンテ・サンチェスの同名戯曲を「アニキ・ボボ」のマノエル・ド・オリヴェイラ監督が映画化。オリヴェイラ監督の「挫折した愛の四部作」の第一部。出演はマリア・ド・サイセット、マヌエラ・ド・フレイタス、ペドロ・ピニェイロほか。2010年9月17日より、東京国立近代美術館フィルムセンターにて開催された「ポルトガル映画祭 2010」にて上映。 -
ラ・ヴァレ
パリのブルジョワ夫人が若い冒険家たちと出会い、彼らの生き方に心惹かれていくうち肉体の悦びに目覚めていくという官能ラブ・ストーリー。監督は「モア」のバルベ・シュローデル。主演は「北の橋」のビュル・オジエ。