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レイモン・ルーロー

ブリュッセルのコンセルヴァトワールで音楽、絵画、演劇を学ぶ。在学中から同市のマレー座に３年間出演。27年パリに出てシャルル・デュラン、ジョルジュ・ピトエフについて演技に磨きをかけ、ついでアントナン・アルトーとシュルレアリスト劇場アルフレ・ジャーリを創設。35－37年はブリュッセルに帰り、マレー座の支配人をつとめる。37年にはテアトル・ド・ミニュイを創設し、44－51年はルイ・ベールと共同でウーヴル座の運営に当たった。また36年からは演技術の教授をつとめ、マドレーヌ・オズレ、ジャン・セルヴェらのすぐれ俳優を世に送りだすなど、演劇界にあって多方面にわたり大きく貢献した。映画にはサイレント時代の27年にマルセル・レルビエ監督の「金」に初出演したが、編集の段階で出演場面が全部カットされてしまったので、30年に出演したピエール・シャルボニエ監督の“Ce soir #a_ huit heures”がデビュー作となった。いらい数多くの映画に出演するとともに、監督として幾本かの映画の演出も手がけている。
レイモン・ロワイエ
レイモン・ヴァンシ
レイモン・ヴァン・ハットフルーネバルトゥ