愛の残像
あいのざんぞう FRONTIER OF THE DAWN- 上映日
- 2012年6月23日
- 製作国
- フランス
- 制作年
- 2008
- 上映時間
- 108分
- レーティング
- 一般映画
- ジャンル
- ラブロマンス
解説
生と死、夢と現実を超越する激しい愛をモノクロームの映像で紡ぎ出す「恋人たちの失われた革命」のフィリップ・ガレル監督作。撮影は「ランジェ公爵夫人」のウィリアム・ルプシャンスキー。出演は「恋人たちの失われた革命」のルイ・ガレル、「ゼロ時間の謎」のローラ・スメット、「マリー・アントワネット」のクレマンティーヌ・ポワダツ。
ユーザーレビュー
「愛の残像」のストーリー
パリ。若き写真家フランソワ(ルイ・ガレル)は、女優キャロル(ローラ・スメット)のアパルトマンを訪れ、バルコニーで撮影を始める。急にキャロルの体調が悪くなり中断するも、翌日に改めてホテルの一室で撮影を再開。ベッドに横たわり、フランソワを見つめるキャロル。キャロルの表情を撮り続けるフランソワ。その瞬間にふたりは激しい恋に落ちる……。ある日の早朝。キャロルの部屋で寝ているふたり。突然、呼び鈴が鳴りキャロルの夫が帰ってきた。フランソワは洋服を持ちリビングに隠れ、キャロルが夫を寝室に迎えいれると急いでその場から逃げ去る……。街角で男友達と偶然に出会ったフランソワは、キャロルが自宅へ火を放ち、精神病院に入院していることを知らされる。後日。退院したキャロルとカフェで落ち合ったフランソワは、他につき合っている人がいることをキャロルに伝える。キャロルは悲しみを抑えきれず、真夜中、酒を浴びるようにひとりで飲んでいる。バスルームに行き、棚にある薬を手当たり次第に飲み干す。よろめきながらもフランソワのもとへ向かおうと玄関へと歩く……。墓地。墓石には「キャロル・ヴァイスマン1982―2007」と刻まれている。フランソワは墓石の写真を撮り、その場にしゃがみ込む。1年後。エヴ(クレマンティーヌ・ポワダツ)から妊娠を告げられるフランソワ。動揺するフランソワの姿に不安を覚えエヴは思わず泣きだす。メトロの入り口で、ベビーカーを押す母親に手を貸し、捨てられた子猫を撫でるフランソワ。何かが彼の中で変わり始めていた。そんなある日、部屋でフランソワが鏡を覗いていると、そこにキャロルの姿が現れる……。
「愛の残像」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「愛の残像」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ラブロマンス |
製作国 | フランス |
製作年 | 2008 |
公開年月日 | 2012年6月23日 |
上映時間 | 108分 |
製作会社 | Rectangle Productions |
配給 | ビターズ・エンド |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | モノクロ/ビスタ |
音量 | ドルビーSRD |
コピーライト | (C) 2008 - Rectangle Productions / StudioUrania |
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