解説
アーサー・ミラーが55年に発表した同名の戯曲を、詩人で劇作家のノーマン・ロステンが脚色した社会ドラマ。監督は「蛇皮の服を着た男」のシドニー・ルメット、撮影は「赤と黒」のミシェル・ケルベ、音楽はモーリス・ル・ルー、製作はポール・グレッツ。出演者は「死んでもいい」のラフ・ヴァローネ、「蛇皮の服を着た男」のモーリン・スティプルトン、「暴力組織」のレイモン・ペルグラン、「17歳よさようなら」のジャン・ソレル、舞台の「ウエスト・サイド物語」でマリアを演じたキャロル・ローレンスなど。
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「橋からの眺め」のストーリー
ブルックリンの波止場荷揚げ人足エディ・カルボーネ(ラフ・ヴァローネ)は妻ビートリス(モーリス・スティブルトン)と妻の姪カテリーヌ(キャロル・ローレンス)の3人で平和に暮らしているイタリア移民である。幼い時から夫妻に育てられて18歳になった美しいカテリーヌに近づく男があると、エディは恋人を奪われでもするように警戒の目を光らせた。ある日、妻のいとこが2人、イタリアから密航してきたが、潜航艇と呼ばれる旅券のない無職の彼らに同情したエディは、暫く家におくことにした。兄のマルコ(レイモン・ベルグラン)は32歳、アメリカで稼いで家族を養おうとしていたが10歳若い弟ロドルフォ(ジャン・ソレル)は新生活を求めていた。2人はエディの計らいで荷揚げ人足をすることになったが、カテリーヌとロドルフォは復習しないことを約束に、兄弟を釈放した。2人の結婚式の日、マルコとエディは往来で死闘を続けた。倒れたエディは自分の一生が終わったのを悟り、仕事に使う手鉋を胸に刺して命を絶った。
「橋からの眺め」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「橋からの眺め」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1962 |
製作会社 | パラマウント映画 |
配給 | パラマウント |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | モノクロ/スタンダード |
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