小杉義男の関連作品 / Related Work

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  • 日本のいちばん長い日(1967)

    制作年: 1967
    大宅壮一名義(実際の著者は当時編集者だった半藤一利)で当時の政治家宮内省関係、元軍人や民間人から収録した実話を編集した同名原作(文芸春秋社刊)を、「上意討ち -拝領妻始末-」の橋本忍が脚色し、「殺人狂時代」の岡本喜八が監督した終戦秘話。撮影は「喜劇 駅前競馬」の村井博。
    78
  • 落語野郎 大泥棒

    制作年: 1967
    「落語野郎 大馬鹿時代」の新井一、吉松安五郎、椿澄夫の三人が今度も共同でシナリオを執筆し、「続社長千一夜」の松林宗恵が監督した“落語野郎”シリーズ第四作目。撮影はコンビの長谷川清。
  • 続・何処へ

    制作年: 1967
    昨年三月封切の前作「真実の愛情を求めて 何処へ」の続編である。石坂洋次郎原作の同名の小説を、「伊豆の踊子(1967)」の井手俊郎が脚色し、「ゼロ・ファイター 大空戦」の森谷司郎が監督した青春もの。撮影は「沈丁花」の中井朝一。
  • 暴れ豪右衛門

    制作年: 1966
    「望郷と掟」の井手雅人と「がらくた」の稲垣浩が共同でシナリオを執筆、稲垣浩が監督した戦国もの。撮影は「国際秘密警察 鍵の鍵」の山田一夫。
  • てなもんや東海道

    制作年: 1966
    香川登志緒の原作を「喜劇 駅前漫画」の長瀬喜伴、「喜劇 駅前音頭」の新井一と沢田隆治が共同で脚色、「続社長行状記」の松林宗恵が監督した喜劇。撮影もコンビの鈴木斌。
  • クレージーの無責任清水港

    制作年: 1966
    「花のお江戸の法界坊」の小国英雄がシナリオを執筆、「ここから始まる」の坪島孝が監督した時代喜劇。撮影は「若い娘がいっぱい」の小泉福造。
  • 馬鹿と鋏

    制作年: 1965
    「海の若大将」の田波靖男がシナリオを執筆、「国際秘密警察 鍵の鍵」の谷口千吉が監督した喜劇。撮影は、「血と砂」の西垣六郎。
  • フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)

    制作年: 1965
    馬淵薫のオリジナル・シナリオを、「宇宙大怪獣 ドゴラ」の本多猪四郎が監督したSFもの。撮影もコンビの小泉一。
    64
  • 花のお江戸の無責任

    制作年: 1964
    戸板康二の原案を「ひばり チエミ いづみ 三人よれば」の田波靖男と「天才詐欺師物語 狸の花道」の山本嘉次郎が共同で脚本化、山本嘉次郎が監督したコメディ。撮影は「地の涯に生きるもの」の遠藤精一。
    80
  • がらくた(1964)

    制作年: 1964
    「越後獅子祭り(1962)」の三村伸太郎、「無茶な奴」の井手雅人と「士魂魔道 大竜巻」の稲垣浩が共同でシナリオを執筆、稲垣浩が監督した時代劇。撮影もコンビの山田一夫。
  • ひばり チエミ いづみ 三人よれば

    制作年: 1964
    「くたばれ!社用族」の笠原良三と「クレージー作戦 くたばれ! 無責任」の田波靖男が共同でシナリオを執筆「香港クレージー作戦」の杉江敏男が監督した喜劇。撮影もコンビの完倉泰一。
    90
  • モスラ対ゴジラ

    制作年: 1964
    「海底軍艦」の関沢新一のオリジナル・シナリオを「海底軍艦」の本多猪四郎が監督した空想怪奇映画。撮影もコンビの小泉一。
    76
  • 秘剣

    制作年: 1963
    五味康祐原作“秘剣”より「マタンゴ」の木村武と「忠臣蔵 花の巻・雪の巻」の稲垣浩が共同で脚色、稲垣浩が監督したハードボイルド時代劇。撮影は「独立機関銃隊未だ射撃中」の山田一夫。
  • 大盗賊(1963)

    制作年: 1963
    「秘剣」の木村武(1)と「のら犬作戦」の関沢新一が共同でオリジナル・シナリオを執筆、「独立機関銃隊未だ射撃中」の谷口千吉が監督した時代活劇。撮影は「五十万人の遺産」の斎藤孝雄。
    94
  • 太陽は呼んでいる

    制作年: 1963
    井上靖原作“潮の光”より、森谷司郎、須川栄三が共同で脚色、「僕たちの失敗」の須川栄三が監督した文芸もの。撮影は「国際秘密警察 指令第8号」の完倉泰一。
  • のら犬作戦

    制作年: 1963
    「やま猫作戦」の関沢新一がオリジナル・シナリオを執筆、「ハワイの若大将」の福田純が監督した活劇もの。撮影もコンビの内海正治。
  • 続社長漫遊記

    制作年: 1963
    スタッフは前作「社長漫遊記」に同じ。
  • 太平洋の翼

    制作年: 1963
    「吼えろ脱獄囚」の須崎勝弥が脚本を執筆、「新・狐と狸」の松林宗恵が監督した戦争もの。撮影もコンビの鈴木斌。
    70
  • 忠臣蔵 花の巻・雪の巻(1962)

    制作年: 1962
    「如何なる星の下に」の八住利雄のオリジナル・シナリオを、「どぶろくの辰(1962)」の稲垣浩が監督。撮影もコンビの山田一夫。東宝創立30周年記念映画、昭和37年度芸術祭参加作品。
    70
  • 地方記者

    制作年: 1962
    朝日新聞社通信部篇「地方記者」より、「キングコング対ゴジラ」関沢新一と「紅の海」の国弘威雄が共同で脚色、「B・G物語 二十才の設計」の丸山誠治が監督した記者もの。撮影は「女難コースを突破せよ」の玉井正夫。
  • キングコング対ゴジラ

    制作年: 1962
    東宝創立三十周年記念として、監督本多猪四郎、特技監督円谷英二、製作田中友幸のトリオで昭和二十九年に製作された「ゴジラ」シリーズ。撮影は「妖星ゴラス」の小泉一。磁気多元式立体音響。のちに「春休み東宝チャンピオンまつり」向けに74分短縮版が製作された。
    70
  • どぶろくの辰(1962)

    制作年: 1962
    中江良夫の原作から、「野盗風の中を走る」の井手雅人と「明日ある限り」の八住利雄が共同で脚色、「野盗風の中を走る」の稲垣浩が監督したアクションもの。撮影もコンビの山田一夫。
  • 大坂城物語

    制作年: 1961
    村上元三の原作を、稲垣浩・木村武(1)が共同で脚色、「ふんどし医者」の稲垣浩が監督した、徳川・豊臣の戦乱を描くスペクタクル。撮影も「ふんどし医者」の山田一夫。パースペクタ立体音響.
    80
  • 続サラリーマン忠臣蔵

    制作年: 1961
    「サラリーマン忠臣蔵」の続篇で、脚本・笠原良三、監督・杉江敏男、撮影・完倉泰一と前作と同じスタッフ。
    0
  • 野盗風の中を走る

    制作年: 1961
    真山美保の原作を「妻は告白する」の井手雅人と、「ゲンと不動明王」の稲垣浩が共同で脚色、「ゲンと不動明王」の稲垣浩が監督した時代劇アクション。撮影もコンビの山田一夫。
  • ゲンと不動明王

    制作年: 1961
    第二回小川未明文学奨励賞を受けた宮口しづゑの同名小説を「妻として女として」のコンビ、井手俊郎と松山善三が脚色、「大坂城物語」の稲垣浩が監督した児童映画。撮影は「紅の海」の山田一夫。
    100
  • 紅の海

    制作年: 1961
    「怪談 蚊喰鳥」の国弘威雄の脚本を、「男対男」の谷口千吉が監督した海のアクションもの。「大坂城物語」の山田一夫が撮影した。
  • モスラ(1961)

    制作年: 1961
    中村真一郎・福永武彦・堀田善衛の原作を、「泣きとうござんす」の関沢新一が脚色し、「ガス人間第一号」の本多猪四郎が監督した特撮映画。「出世コースに進路を取れ」の小泉一。パースペクタ立体音響。
    90
  • 暗黒街の対決

    制作年: 1960
    大藪春彦の「血の掟」を「青春を賭けろ」の関沢新一が脚色、「独立愚連隊」の岡本喜八が監督したアクション・ドラマ。「日本誕生」の山田一夫が撮影した。パースペクタ立体音響。
    90
  • 銀座退屈娘

    制作年: 1960
    「サラリーガール読本 むだ口かげ口へらず口」の若尾徳平の脚本を、「孫悟空」の山本嘉次郎が監督した喜劇。「天下の大泥棒 白浪五人男」の遠藤精一が撮影した。
  • 国定忠治(1960)

    制作年: 1960
    「大いなる旅路」の新藤兼人の脚本を、「遥かなる男」以来二年半ぶりに谷口千吉が監督した娯楽時代劇。撮影は「サザエさんの赤ちゃん誕生」の西垣六郎。
  • ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐

    制作年: 1960
    「空港の魔女」のコンビ橋本忍と国弘威雄の共同脚本を「現代サラリーマン読本 恋愛武士道」の松林宗恵が監督した、特撮技術を駆使しての海戦映画。撮影は「電送人間」の山田一夫。特技監督・円谷英二。パースペクタ立体音響。
    65
  • 大学の山賊たち

    制作年: 1960
    「電送人間」の関沢新一と、岡本喜八の共同脚本を、「暗黒街の対決」の岡本喜八が監督したもので、冬山を背景にした青春もの。「落語天国紳士録」の飯村正が撮影した。
  • ふんどし医者

    制作年: 1960
    中野実の原作を、「大穴」の菊島隆三が脚色し、「日本誕生」の稲垣浩が監督したもので、清貧に甘んじながらも庶民のためにつくした一人の医者を主人公にした物語。撮影は「ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐」山田一夫。パースペクタ立体音響。
  • ガス人間第1号

    制作年: 1960
    「大空の野郎ども」の木村武の脚本を、「宇宙大戦争」の本多猪四郎が監督した空想怪奇映画。特技監督は円谷英二。撮影は「宇宙大戦争」の小泉一。
    100
  • 槍一筋日本晴れ

    制作年: 1959
    「サザエさんの新婚家庭」のコンビ蓮池義雄の脚本を、青柳信雄が監督したもので、コメディ風に描いた義士外伝もの。「若い恋人たち」の西垣六郎が撮影した。
  • 日本誕生

    制作年: 1959
    日本武尊の波乱の生涯を中心に日本の国造りをえがくスペクタキュラー。「暗夜行路」の八住利雄と「狐と狸」の菊島隆三が書いたオリジナル・シナリオにより「或る剣豪の生涯」の稲垣浩が監督、山田一夫が撮影した。
    80
  • 夜を探がせ

    制作年: 1959
    週刊読売に連載された石原慎太郎の同名小説の映画化で、「男なら夢を見ろ」の池田一朗が脚色し、「潜水艦イ-57降伏せず」の松林宗恵が監督したアクション・ドラマ。「サラリーマン十戒」の鈴木斌が撮影した。
  • 戦国群盗伝

    制作年: 1959
    かつてPCLで滝沢英輔によって監督された作品の再映画化。山中貞雄の脚本を今回新しく黒澤明が潤色、「銀座のお姐ちゃん」の杉江敏男が監督した。撮影は「まり子自叙伝 花咲く星座」の鈴木斌。
  • 人間の條件 第1・2部

    制作年: 1959
    空前のベストセラーとなった五味川純平の同名小説の映画化。今回はその第二部まで。「有楽町0番地」の共同執筆者・松山善三と小林正樹が脚色、「黒い河」の小林正樹が久方ぶりに監督した。撮影は「裸の太陽」(東映)の宮島義勇。「裸の太陽」の仲代達矢、「鰯雲」の新珠三千代をはじめ、佐田啓二・有馬稲子・淡島千景・南原伸二・山村聡らの多彩なキャスト。
  • 孫悟空(1959)

    制作年: 1959
    『西遊記』から、村田武雄・山本嘉次郎が脚本を執筆、「東京の休日(1958)」の山本嘉次郎が監督したもので、特撮技術を使い動画の手法も併用してファンタジックな味を出そうというもの。撮影は「すずかけの散歩道」の小泉一。パースペクタ立体音響。
  • 無鉄砲一代

    制作年: 1958
    中山正男の原作による、北海道の自然を背景としたラヴ・ストーリー。脚色は水上伸男、監督は久方振りに志村敏夫、撮影は植松永吉。主演は「結婚のすべて」の三橋達也に「夜の波紋」の杉田弘子。これをたすけて菅井一郎、上田吉二郎、若水ヤエ子、小杉義男など。
  • 結婚のすべて

    制作年: 1958
    「新婚七つの楽しみ」の白坂依志夫の書き下ろし脚本を、新人第一回の岡本喜八が監督し、「二人だけの橋」の中井朝一が撮影した風俗喜劇。主演は「大当り狸御殿」の雪村いづみ、山田真二、「氷壁」の上原謙、「葵秘帖」の新珠三千代、「女であること」の三橋達也、「母三人(1958)」の仲代達矢など。
  • 人生劇場 青春篇

    制作年: 1958
    尾崎士郎の同名小説を三たび映画化したもので、今回は青成瓢吉の少年時代から、上京して早大に学んだ青春時代までを描く。脚色は椎名竜治、監督は「ロマンス祭」の杉江敏男、撮影は「大学の人気者」の完倉泰一。「大学の人気者」の池部良、「女侠一代」の森繁久彌、「恐喝(1958)」の淡路恵子、「大人には分らない・青春白書」の草笛光子、「無法松の一生(1958)」の三船敏郎などが出演。パースペクタ立体音響。
  • 隠し砦の三悪人

    制作年: 1958
    「どん底」の黒澤明が久方振りに発表する初のワイド作品で、戦国の世、敗軍の将が美女と黄金を擁して敵中を突破するという娯楽時代劇。脚本は、菊島隆三・小国英雄・橋本忍・黒澤明の合作。撮影は「東京の休日(1958)」の山崎市雄。出演者は「無法松の一生(1958)」の三船敏郎を筆頭に、千秋実・藤原釜足・藤田進・志村喬、それに新人の上原美佐・樋口年子など。
    90
  • 眠狂四郎無頼控 魔剣地獄

    制作年: 1958
    週刊新潮に連載された柴田錬三郎の「眠狂四郎無頼控」を映画化したもので、川西正純の監督昇進第一回作品。脚色は「美女と液体人間」の木村武(1)に川西正純。撮影は「花の慕情」の飯村正。「旅姿鼠小僧」の鶴田浩二が狂四郎に扮するほか、水野久美・木暮実千代・花柳喜章らに、川西監督の昇進を祝って、森繁久彌・山田五十鈴らが特別出演する。
  • 大番 完結篇

    制作年: 1958
    週間朝日に連載され話題をよんだ獅子文六の小説「大番」の映画化の第四作で、完結編である。「ぶっつけ本番」の笠原良三の脚色、「弥次喜多道中記」の千葉泰樹の監督、同じく「弥次喜多道中記」の西垣六郎の撮影、と前作と同様のスタッフ。出演者もギューちゃんの加東大介をはじめ、淡島千景・原節子・青山京子らのお馴染みの顔ぶれに、団令子・山村聡が新たに加わる。Perspecta Stereophonic Sound。
  • 無法松の一生(1958)

    制作年: 1958
    岩下俊作の原作から伊丹万作と稲垣浩が脚色、「柳生武芸帳 双龍秘劔」の稲垣浩が再び監督する往年の名作の再映画化。撮影は「遥かなる男」の山田一夫が担当した。「柳生武芸帳 双龍秘劔」の三船敏郎、「張込み」の高峰秀子という顔合せに、芥川比呂志、笠智衆、宮口精二、多々良純、有島一郎などが出演。色彩はアグファカラー。
    90
  • 東京の休日(1958)

    制作年: 1958
    山口淑子の映画生活二十年記念映画。「家内安全」の井手俊郎と「ジャズ娘に栄光あれ」の山本嘉次郎の共同脚本を山本嘉次郎が自ら監督し、「どん底」の山崎市雄が撮影を担当した。「アンコール・ワット物語 美しき哀愁」の山口淑子、池部良を筆頭に、東宝のオールスターが顔を見せている。色彩はイーストマンカラー。
  • 柳生武芸帳 双龍秘劔

    制作年: 1958
    週刊新潮連載の五味康祐原作を、「太夫さんより 女体は哀しく」の稲垣浩が「「元祿忠臣蔵・大石最後の一日」より 琴の爪」の若尾徳平と共に脚色し、自ら監督した時代劇。先の「柳生武芸帳(1957)」の続編である。キャストは前作出演者の鶴田浩二、三船敏郎、久我美子、岡田茉莉子などのほかに、松本幸四郎、「太夫さんより 女体は哀しく」の乙羽信子が新登場。撮影は「危険な英雄」の中井朝一。色彩はアグファカラー。
  • 地球防衛軍

    制作年: 1957
    「ゴジラ(1954)」「空の大怪獣 ラドン」に続いて製作された空想科学映画である。製作スタッフの中心も、前二作と変らない。丘見丈二郎の原作を香山滋が潤色、更に「遥かなる男」の木村武(1)が脚色し、「別れの茶摘み歌 お姉さんと呼んだ人」の本多猪四郎が監督した。撮影は「新しい背広」の小泉一が担当した。ほかに東宝特技班が参加している。主演は「遥かなる男」の平田昭彦、「脱獄囚」の河内桃子、「続々大番 (怒涛篇)」の白川由美、それに佐原健二などで、ほかに志村喬、村上冬樹らが助演している。色彩はイーストマンカラー。Perspecta Stereophonic Sound。
    50
  • 一本刀土俵入(1957)

    制作年: 1957
    長谷川伸の戯曲「一本刀土俵入」(昭和六年書下し)の映画化で、今回は「大忠臣蔵」の井手雅人が脚色、「浪人街(1957)」のマキノ雅弘が監督した。撮影は「森繁の僕は美容師」の飯村正。主演は駒形茂兵衛に「続大番 (風雲篇)」の加東大介、お蔦に「次郎長意外伝 灰神楽の三太郎」の越路吹雪。ほかに田崎潤、田中春男、横山運平、中田康子など。
  • 別れの茶摘歌

    制作年: 1957
    久々の竹中弘祐と、「この二人に幸あれ」の本多猪四郎が脚本を書き、同じく本多猪四郎が監督した。撮影は「東京だョおッ母さん」の栗林実。主な出演者は「東京だョおッ母さん」の島倉千代子、太刀川洋一、「金語楼純情日記 珍遊侠伝」の扇千景。ほかに、北川町子、大塚国夫、平田昭彦など。
  • 柳生武芸帳(1957)

    制作年: 1957
    “週刊新潮”連載の五味康祐原作を「空の大怪獣 ラドン」の木村武(1)と「嵐(1956)」の稲垣浩が脚色、同じく稲垣浩が監督した異色時代劇。撮影は「歌う不夜城」の飯村正。主演は「この二人に幸あれ」の三船敏郎、「眠狂四郎無頼控 第二話 円月殺法」の鶴田浩二、「黄色いからす」の久我美子、「大阪物語」の香川京子、「顔(1957)」の岡田茉莉子。ほかに大河内傳次郎、中村扇雀、東野英治郎、岩井半四郎、左卜全、小堀明男など。色彩はアグファカラー。
  • 眠狂四郎無頼控 第二話 円月殺法

    制作年: 1957
    週刊新潮連載中の柴田錬三郎原作の第二篇。将軍家御下賜のお小直衣雛の行方をめぐって正邪入り乱れての争いが展開する。脚色は「忘れじの午後8時13分」の小国英雄と「眠狂四郎無頼控」の日高繁明が協同で当り、同じく日高繁明が監督した。撮影は「嵐の中の男」の山田一夫。主な出演者は「慕情の河」の鶴田浩二、「この二人に幸あれ」の津島恵子、「大番」の河津清三郎、ほかに若山セツ子、小堀明男、小杉義男、河内桃子、中田康子、三井弘次、平田昭彦、上田吉二郎など。
  • 「動物園物語」より 象

    制作年: 1957
    「憎いもの」に続く東宝ダイヤモンドシリーズの第五弾。戦争中上野動物園長代理だった原作者福田三郎の実話『動物園物語』より、動物達が戦争の為にいかに不幸な惨禍を蒙ったかを世に訴える感動篇。かって名作「馬」を発表した山本嘉次郎が自ら脚色し監督する。撮影は「この二人に幸あれ」の小泉一。主な出演者は「とんちんかん 八百八町」の榎本健一、「続御用聞き物語」の小林桂樹、「忘却の花びら」の安西郷子、ほかに本間文子、堺左千夫、堤真佐子、河内桃子、小杉義男など。
  • 次郎長意外伝 灰神楽の三太郎

    制作年: 1957
    次郎長の子分の中にも偉いのばかり揃ってはいなかったという相模太郎の浪花節の映画化。正岡容の原案を小野田勇とキノトールが脚色し、森繁久彌、千葉信男のアブ蜂座メンバーがギャグを伝授した底抜けお笑い時代劇。監督は「おしゃべり社長」の青柳信雄。撮影は「空の大怪獣 ラドン」の芦田勇。主な出演者は時代劇初出演「大番」の三木のり平、「歌う不夜城」の中田康子、「踊る摩天楼」の越路吹雪。森繁久彌が応援し相模太郎が特別出演する。
  • 雨情

    制作年: 1957
    明治末期から大正・昭和にかけて人々に親しまれた民衆詩人、野口雨情の放浪生活を描いた純愛作品。時雨音羽の原作を「姿なき一〇八部隊」の八木隆一郎と「海賊奉行」の高岩肇が共同脚色し、「女囚と共に」の久松静児が監督する。撮影は「続へそくり社長」の中井朝一。主な出演者は「おしゃべり社長」の森繁久彌、「銭形平次捕物控 まだら蛇」の木暮実千代、「極楽島物語」の草笛光子、ほかに千秋実、扇千景、青山京子、久保明、多々良純、藤原釜足など。
  • 嵐の中の男

    制作年: 1957
    「大江戸喧嘩纏」の松浦健郎と谷口千吉が脚本執筆、「裸足の青春」に次いで谷口千吉が監督する柔道対空手の活劇篇。撮影は同じく山田一夫。主な出演者は「蜘蛛巣城」の三船敏郎、「新・平家物語 静と義経」の香川京子、「銀河の都」の小堀明男、「剣豪相馬武勇伝 桧山大騒動」の田崎潤、「裸足の青春」の根岸明美、ほかに磯村みどり、柳永二郎、上田吉二郎、平田昭彦など。
    95
    • 手に汗握る
    • かっこいい
  • おかしな奴(1956)

    制作年: 1956
    転げこんだ巨万の遺産を持てあまし百鬼夜行の大都会に金をバラマキに来た男の物語。“週刊新潮”連載の大佛次郎の原作を「母恋月夜」の笠原良三が脚色、「好人物の夫婦」の千葉泰樹が監督、「ロマンス娘」の完倉泰一が撮影を担当。主な出演者は、「殉愛」の小林桂樹、笠智衆、「女囚と共に」の安西郷子、「のんき夫婦」の久慈あさみ、「猫と庄造と二人のをんな」の三木のり平、「へそくり社員とワンマン社長 ワンマン社長純情す」の中田康子、「嵐(1956)」の東郷晴子、その他三津田健、多々良純、田中春男、小杉義男など。
  • 新諸国物語 オテナの塔 後篇

    制作年: 1956
    前編に引続く同スタッフ、キャストの後篇につき省略。(前篇は本誌一三三号所載)
  • 乱菊物語

    制作年: 1956
    谷崎潤一郎の原作を「オテナの塔 (前篇)」「オテナの塔 (後篇)」の八住利雄が脚色、「33号車応答なし」の谷口千吉が監督、「獣人雪男」の飯村正が撮影を担当した。主なる出演者は「花嫁会議」の池部良、「吉川英治作宮本武蔵より 決闘巌流島」の八千草薫、上田吉二郎、「あばれ行燈」の小堀明男、「虚無僧変化」の杉山昌三九、「歌え! 青春 はりきり娘」の藤原釜足など。
  • 白夫人の妖恋

    制作年: 1956
    中国伝説“白蛇伝”に材を取った林房雄原作“白夫人の妖術”を「虹いくたび」の八住利雄が脚色した夢幻劇。監督は「夫婦善哉」の豊田四郎、撮影は「彼奴を逃すな」の三浦光雄。主な出演者は「吸血蛾」の池部良、「土曜日の天使」、「竹の家」(日米合作)の山口淑子、「愛情の決算」の八千草薫、「女房族は訴える」の清川虹子、「愛情の決算」の田中春男など。イーストマン・カラー色彩による東宝とショウ・ブラザース(香港)合作映画。1956年7月5日全国公開。
    80
  • ならず者(1956)

    制作年: 1956
    新進作家佐々木武観の“拓林飯場”を、「さらばラバウル」の共同脚色者の一人、木村武(1)と、「こころ妻」の中田晴久が脚色し、「チャッカリ夫人とウッカリ夫人 (夫婦御円満の巻)」の青柳信雄が監督した。樵夫の生活と激情を雄大な背景のもとに描くアクションドラマ。撮影は「暗黒街」の遠藤精一が担当した。主な出演者は「妻の心」の三船敏郎、千秋実、「女房族は訴える」の岡田茉莉子、「父子鷹」の志村喬、「続へそくり社長」の太刀川洋一、「青い芽」の清川虹子、藤原釜足、それに新人の白川由美など。
  • 囚人船

    制作年: 1956
    香椎豊次郎の“報国丸の話”という実録からヒントを得て菊田一夫が創作した海洋活劇。脚色は監督稲垣浩と「彼奴を逃すな」の村田武雄。「吉川英治作宮本武蔵より 決闘巌流島」につき稲垣浩が監督した。撮影は「黒帯三国志」の飯村正。主な出演者は、「ならず者(1956)」の三船敏郎「森繁よ何処へ行く」の岡田茉莉子、「大暴れチャッチャ娘」の小泉博、「栄光と驀走王」の田崎潤、その他小杉義男、上田吉二郎、清水元。なお、少年囚には殆ど新人を起用した。
  • ロマンス娘

    制作年: 1956
    「ジャンケン娘」に引続いて、ひばり、チエミ、いづみのトリオが顔を揃えた第二弾。歌って笑わすイーストマンカラーの明朗ミュージカル。平凡所載の井手俊郎の原作を井手俊郎と「警視庁物語 魔の最終列車」の長谷川公之が共同で脚色し、「大暴れチャッチャ娘」の杉江敏男が監督、同じく完倉泰一が撮影を担当した。主な出演者は「宝島遠征」の美空ひばり、「大暴れチャッチャ娘」の江利チエミ「お嬢さん登場」の雪村いづみ、「花嫁募集中」の森繁久彌、「新婚第一課」の江原達怡、「チエミの婦人靴」の井上大助、「怨霊佐倉大騒動」の花井蘭子、「恐怖の逃亡」の宝田明、ほかに藤原釜足、清川玉枝、小杉義男、小川虎之助、三好栄子、飯田蝶子など。
  • 女囚と共に

    制作年: 1956
    女子囚人群の生態を描きその矯正補導を主題とする異色篇。「雑居家族」の田中澄江の脚本を、同じく久松静児が監督、「チャッカリ夫人とウッカリ夫人」の小原譲治が撮影を担当。出演者は「愛情の決算」の原節子、「飯沢匡作「二号」より ある女の場合」の木暮実千代、「森繁よ何処へ行く」の香川京子、淡路恵子、「夕やけ雲」の久我美子、「恐怖の逃亡」の安西郷子、「飯沢匡作「二号」より ある女の場合」の杉葉子、「囚人船」の岡田茉莉子、「病妻物語 あやに愛しき」の田中絹代、先ごろパリから帰った話題のスター谷洋子、「アチャコの子宝仁義」の浪花千栄子、その他伊豆肇、十朱久雄、上田吉二郎、小杉義男、清川玉枝、滝花久子など。
  • 裸足の青春(1956)

    制作年: 1956
    大自然を背景に、イーストマンカラー総天然色で描く素朴なラブ・ロマンス。火野葦平原作“銀三十枚”より「鶴八鶴次郎」の井手雅人が脚色、「不良少年(1956)」の谷口千吉が監督する。撮影担当は「好人物の夫婦」の山田一夫。主な出演者は「ロマンス娘」の宝田明、「好人物の夫婦」の青山京子、「夜の河」の上原謙、「女囚と共に」の谷洋子、久し振りの尾上九朗右衛門、その他仲代達矢、河内桃子、沢村貞子、小杉義男、谷洋子の夫君でフランス映画俳優ローラン・ルザッフルなど。
  • 眠狂四郎無頼控

    制作年: 1956
    ニヒルでしかもダンディな剣豪眠狂四郎--“週刊新潮”連載中の柴田錬三郎原作「眠狂四郎無頼控」の映画化。脚色は「午後8時13分」の小国英雄、監督は「哀愁の街に霧が降る」の日高繁明、撮影は「日蝕の夏」の山崎一雄が担当する。主な出演者は「殉愛」の鶴田浩二、「浮気旅行」の河津清三郎、津島恵子、「婚約指輪」の青山京子、「天上大風」の北川町子、その他、森川信、徳大寺伸、伊豆肇、藤原釜足など。
  • 美しき母

    制作年: 1955
    林房雄の原作を「飛燕空手打ち 三部作」の浄明寺花子が脚色、「かくて自由の鐘は鳴る」の熊谷久虎が監督、「初恋三人息子」の山田一夫が撮影を担当する。主なる出演者は「ノンちゃん雲にのる」の原節子、「心に花の咲く日まで」を監督した佐分利信、「大岡政談 人肌蝙蝠」の多々良純、「旅路(1955)」の小杉義男など。
  • 歌え!青春 はりきり娘

    制作年: 1955
    「不良少年の母」の八田尚之のオリジナル・シナリオを「ジャンケン娘」のコンビ杉江敏男が監督、完倉泰一が撮影を担当した。主なる出演者は「笛吹若武者」の美空ひばりが二役(ただし一役は本人自身として出演)を演じ、「オテナの塔 (前篇)」「オテナの塔 (後篇)」の小泉博、「朝霧(1955)」の久保明など。美空は「ペンキぬりたて」などの新曲を歌う。
  • 新諸国物語 オテナの塔 前篇

    制作年: 1955
    北村寿夫作の放送劇を「応仁絵巻 吉野の盗賊」の八住利雄が脚色、「踊り子行状記」の安田公義が監督、「旅路(1955)」の安本淳が撮影を担当した。主なる出演者は「復讐浄瑠璃坂」の中村扇雀、嵐寛寿郎、市川小太夫、「生きものの記録」の青山京子、藤原釜足、「青い果実」の小泉博、「女の学校」の鳳八千代など。なお製作は稲垣浩。
  • 見合い旅行

    制作年: 1955
    小説新潮所載の吉屋信子の小説を「婦系図 湯島の白梅」の共同脚色者の一人、相良準と「天保六道銭 平戸の海賊」の棚田吾郎が共同脚色し「講道館四天王」の枝川弘が監督、「浅草の鬼」の秋野友宏が撮影を担当した。主なる出演者は「婦系図 湯島の白梅」の山本富士子、川上康子、見明凡太朗、宮島健一、「浅草の鬼」の坂口美沙子など。
  • ジャンケン娘

    制作年: 1955
    明朗な二人の女学生と祇園の舞妓をめぐる友情行状記。雑誌『平凡』に連載された中野実の小説を「三四郎」の八田尚之が脚色、「新鞍馬天狗 夕立の武士」のコンビ杉江敏男が監督、完倉泰一が撮影を担当した。主なる出演者は「たけくらべ」の美空ひばり、「女の学校」雪村いづみ、「ジャズ娘乾杯!」の江利チエミ、「三四郎」の山田真二、「夫婦善哉」の浪花千栄子など。色彩はイーストマンカラー。
  • 旅路(1955)

    制作年: 1955
    長谷川伸の原案を「続宮本武蔵」の稲垣浩が脚色監督、同じく安本淳が撮影を担当する。主なる出演者は「33号車応答なし」の池部良、「三四郎」の平田昭彦、「続宮本武蔵」の岡田茉莉子、「由起子」の小沢栄、「東京-香港 蜜月旅行」の藤原釜足、など。
  • 獣人雪男

    制作年: 1955
    「ゴジラの逆襲」の村田武雄の脚本を、「おえんさん」の本多猪四郎が監督、同じく飯村正が撮影する。音楽は「新鞍馬天狗 夕立の武士」の佐藤勝の担当。出演者は「新鞍馬天狗 夕立の武士」の宝田明、「33号車応答なし」の河内桃子、「あすなろ物語」の根岸明美など。
  • むっつり右門捕物帖 鬼面屋敷

    制作年: 1955
    佐々木味津三の原作から「俺も男さ」の山本嘉次郎と加藤泰が共同で脚本を書き、山本嘉次郎が監督に当る。撮影は「ゴジラの逆襲」の遠藤精一。出演者は、「旗本やくざ(1955)」の嵐寛寿郎、「お笑い捕物帖 八ッあん初手柄」の榎本健一、「森繁の新入社員」の柳家金語楼、「男ありて」の志村喬、「潮騒(1954)」の宮桂子、「制服の乙女たち」の河美智子のほかに上田吉二郎、小杉義男、楠トシエ、今村浩など。
  • 恋化粧

    制作年: 1955
    今日出海原作の『吹けよ川風』から「君死に給うことなかれ」の西島大が脚本を書き、「ゴジラ(1954)」の本多猪四郎が監督に当っている。撮影は「土曜日の天使」の飯村正。出演者は、「君死に給うことなかれ」の池部良、「結婚期」の岡田茉莉子と小泉博、「恋愛超特急」の越路吹雪、「潮騒(1954)」の青山京子のほか、井上大助、藤原釜足、小杉義男、中北千枝子など。
  • 新鞍馬天狗 夕立の武士

    制作年: 1955
    大佛次郎の鞍馬天狗ものを「俺も男さ」の松浦健郎が脚色し、「天下泰平」の杉江敏男が監督する。撮影は「月に飛ぶ雁」の完倉泰一。主な出演者は「お笑い捕物帖 八ッあん初手柄」の小堀明男、「潮騒(1954)」の高島稔、「大番頭小番頭(1955)」の北川町子、「雪の炎」の宝田明、「33号車応答なし」の志村喬、「「春情鳩の街」より 渡り鳥いつ帰る」の藤原釜足、「宮本武蔵(1954)」の尾上九朗右衛門のほかに土屋嘉男、小杉義男、左卜全など。
  • 蝶々夫人

    制作年: 1955
    プッチーニのオペラ「蝶々夫人」の映画化で、東宝が伊リッツォーリ・フィルム及びガローネ・プロと協同で製作し、撮影は一九五四年十月から三ヵ月、ローマのチネチッタで行われた。脚本は伊映画界の古参カルミネ・ガローネと東宝製作本部長森岩雄が共同で執筆し、「ファウスト」のガローネが監督にあたった。撮影は「河」のクロード・ルノアール、美術は三林亮太郎が担当し、メークアップ、結髪、衣裳等にも日本側のスタッフが参加した。出演者は日本から「宮本武蔵(1954)」の八千草薫、「潮騒(1954)」の小杉義男、「悪の愉しさ」の東郷晴子、「東京ファイル212」の中村哲、歌手の田中路子と高木清のほか宝塚歌劇団の人達、イタリアから新進のテノール歌手ニコラ・フィラクリディをはじめフェルディナンド・リドンニが出演、歌はオペラ歌手オリエッタ・モスクッチィ、ジュゼッペ・カンポーラ、アンナ・マリア・カナーリその他が受けもった。テクニカラーによる色彩映画。
  • 魔子恐るべし

    制作年: 1954
    東京タイムズに連載された宮本幹也の原作を、「芸者小夏」の梅田晴夫が脚色し、「若い瞳」の鈴木英夫が東宝入社第一回作品として監督する。撮影は新人鈴木斌夫、音楽は「若い瞳」の松井八郎。出演者は「さらばラバウル」の根岸明美、「芸者小夏」の森繁弥、「大阪の宿」の藤原釜足のほか、新人藤木悠など。
  • 七人の侍

    制作年: 1954
    「生きる」に次ぐ黒澤明監督作品。本木莊二郎の製作になり、「生きる」のトリオ橋本忍(「花と龍 第一部」)、小国英雄(「美しき鷹」)、黒澤明(「吹けよ春風」)が協力してシナリオを書き、「プーサン」の中井朝一が撮影を担当している。音楽は「広場の孤独」の早坂文雄である。出演者は「太平洋の鷲」の三船敏郎、志村喬、「美しき鷹」の津島恵子、田崎潤「日の果て」の木村功、「求婚三人娘」の多々良純、「花と竜 第一部」「花と竜 第二部」の島崎雪子、千石規子、「秩父水滸伝」の高堂国典などのほか、俳優座の東野栄治郎、土屋嘉男など新劇人が出演している。前半107分・(休憩5分)・後半95分。後に海外向けに短縮版も黒澤監督本人により作られた。ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞、1954年度キネマ旬報ベスト・テン3位。
    88
    • 感動的な
    • かっこいい
  • 御ひいき六花撰 素ッ飛び男

    制作年: 1954
    本木荘二郎製作により次郎長三国志シリーズのスタッフ、キャストの面々が顔を連ねる東宝時代劇。脚本、監督、撮影ともに「美しき鷹」の小国英雄、マキノ雅弘、飯村正である。出演者も「美しき鷹」の河津清三郎、「ママの日記」の小泉博、「落語長屋は花ざかり」の久慈あさみ、「春色お伝の方 江戸城炎上」の水島道太郎、田中春男、「鞍馬天狗斬り込む」の小堀明男のほか、第五期ニュー・フェイスの森啓子が出演する。
  • 潮騒(1954)

    制作年: 1954
    ベストセラーになった三島由紀夫の同名の小説から、「君死に給うことなかれ」で台詞を担当した文学者の中村真一郎と「赤線基地」の谷口千吉が共同で脚色し、谷口千吉が監督に当る。撮影は「水着の花嫁」の完倉泰一、音楽は「噂の女」の黛敏郎である。出演者は新進の久保明に「よい婿どの」の青山京子の外、「七人の侍」の三船敏郎、「若き血は燃えて」の大刀川洋一、「その後のウッカリ夫人とチャッカリ夫人」の沢村貞子など。
  • 宮本武蔵(1954)

    制作年: 1954
    幾度も映画化された吉川英治の小説を、劇作家北条秀司が劇化したものから、稲垣浩と「陽気な探偵」の若尾徳平が脚色し、稲垣浩が「お祭り半次郎」に次いで監督する。イーストマン・カラーの色彩映画。「七人の侍」の三船敏郎、「泥だらけの青春」の三國連太郎、「若い瞳」の八千草薫、「恋愛特急」の岡田茉莉子、「沓掛時次郎(1954)」の水戸光子、「かくて自由の鐘は鳴る」の尾上九朗右衛門をはじめ、小沢栄、加東大介、三好栄子等が出演する。
    60
  • 再会(1953)

    制作年: 1953
    直木賞作家久生十蘭の原作を「煙突の見える場所」の小国英雄が脚色、「乾杯!東京娘」の木村恵吾が監督にあたった。撮影は「チャタレー夫人は日本にもいた」の高橋通夫、音楽は「雨月物語」の早坂文雄。「妖精は花の匂いがする」の森雅之、久我美子、木村三津子のトリオに、「愛情について」の三國連太郎、「日本の悲劇」の柳永二郎、「プーサン」の伊藤雄之助、文学座の三津田健などが主なキャストである。
  • 次郎長三国志 第三部 次郎長と石松

    制作年: 1953
    スタッフは第一部・第二部と同様である。出演者には前二作のメンバーに「プーサン」の小泉博、「逃亡地帯」の久慈あさみ、新人花房一美が加っている。
    100
  • 恋の風雲児

    制作年: 1953
    昭和二十年に製作され、封切直前に終戦となり追放映画に指定されていたもの。製作者は、氷室徹平、脚本・監督は、最近作では「七色の街」のある山本嘉次郎、撮影は「煙突の見える場所」の三浦光雄。出演者は現在活躍中の人々であるが、「東京の恋人」以来休養をしている原節子、「銀二郎の片腕」の藤田進、「夜の終り」の志村喬、「妻」の中北千枝子、「愛情について」の村田知英子、それに現在病臥中の榎本健一などである。
  • 母と娘(1953)

    制作年: 1953
    製作は「安五郎出世」の田中友幸、原作は文芸春秋掲載の源氏鶏太の小説「後妻の話」で、「妻」の井手俊郎が脚本を書いている。監督は「思春期」の丸山誠治、撮影は「抱擁(1953)」の飯村正。出演者の主なものは、「娘の晴着」の水谷八重子、「ひまわり娘」の有馬稲子、「夜の終り」の藤原釜足と本間文子、坪内美子、「プーサン」の小林桂樹と山本廉、「恋人のいる街」の青山京子などである。
  • 安五郎出世

    制作年: 1953
    藤原審爾のオール読物掲載小説を「抱擁(1953)」の西亀元貞、「蛇と鳩」の棚田吾郎が脚色し、「喧嘩安兵衞」の滝沢英輔が監督した。「あゝ青春に涙あり」の会田吉男、「総理大臣の恋文」の松井八郎がそれぞれ撮影、音楽に当っている。「エンタツ ちょび髭漫遊記」の森繁久彌、「吹けよ春風」の越路吹雪、「次郎長初旅」の若山セツ子、「人生劇場 第一部」「人生劇場 第二部」の加東大介などが主な出演者である。
  • 江戸ッ子判官

    制作年: 1953
    製作は「風雲千両船」の清川峰輔、脚本も同じく三村伸太郎が新人高木恒穂の協力を得て書き、監督には「夕焼け富士」の中川信夫が当っている。撮影は「風雲千両船」の安本淳。出演者は、「風雲千両船」の大谷友右衛門が遠山金四郎に扮し、「夫婦」の岡田茉莉子、「七色の街」の広瀬嘉子、「二人の母」の浜田百合子、千石規子などと、加東大介、柳家金語楼などの助役陣である。
  • 午前零時

    制作年: 1953
    「七色の街」の本木莊二郎の製作で、井上友一郎の原作から「丹下左膳(1952)」の菊島隆三が脚本を書いている。監督と撮影は「花吹雪男祭り」の渡辺邦男と渡辺孝のコンビ。出演者は「港へ来た男」の久慈あさみ、三条利喜江、小林桂樹、「風雲千両船」の二本柳寛、「ハワイの夜」の藤田進、「吹けよ春風」の越路吹雪など。
  • 戦国無頼

    制作年: 1952
    製作は「霧笛」の田中友幸。井上靖の原作で「サンデー毎日」に連載された『戰國無頼』。最近松竹で「稲妻草紙」を自分の脚本でとった稲垣浩が監督し、「決闘鍵屋の辻」の脚本を書いた黒沢明が脚本に協力している。撮影は「結婚行進曲」の飯村正。出演者の主なものは、「西鶴一代女」の三船敏郎、「本日休診」の三國連太郎、「霧笛」の山口淑子、「慶安秘帖」に出演した歌舞伎の市川段四郎、「海賊船」に出た宝塚の浅茅しのぶなどのほか、志村喬、東野英二郎、青山杉作、香川良介などである。
  • 南国の肌

    制作年: 1952
    製作は東宝教育映画の製作部長野坂三郎が木曜プロを設立しての第一回作品。大橋公威の協力を得ている。原作は福田清人の「花ある処女」。「青い真珠」の本多猪四郎が脚本を書き、監督をしたもの。撮影は三浦光雄の第一助手川村清衞が一本立ちとなって担当している。出演者は「若人の誓い」の藤田泰子、「青春会議」の伊豆肇、「群狼の街」の利根はる恵のほか、春日俊二、志村喬、小杉義男などである。
  • 恐妻時代

    制作年: 1952
    「結婚案内」「足にさわった女(1952)」の藤本真澄の製作で、「慟哭」の猪俣勝人に大木英吉が協力して書いたオリジナル・シナリオを、「浅草四人姉妹」の佐伯清が監督している。撮影は「続三等重役」の飯村正、配役には、「クイズ狂時代」の小林桂樹、「戦国無頼」の浅茅しのぶをはじめ、「続三等重役」の河村黎吉、千石規子やその他のバイプレーヤーの人々である。
  • 風雲千両船

    制作年: 1952
    東宝創立二十周年記念映画として清川峯輔が製作に当たったもので、村上元三の原作を「清水の次郎長伝」の三村伸太郎が脚本を書き、「上海の女」の稲垣浩が監督に当っている。撮影は「足にさわった女(1952)」の安本淳。出演者の主なものは、「慶安秘帖」以来の大谷友右衛門、「勘太郎月夜唄」の市川段四郎と二本柳寛、「上海の女」の山口淑子、「振袖狂女」の山根寿子、「丘は花ざかり(1952)」の沢村貞子、「生きる」の志村喬その他の助演者。
  • 馬喰一代(1951)

    制作年: 1951
    原作は中山正男。「牝犬」の成澤昌茂と木村恵吾のコンビにより脚色、「牝犬」に次ぐ木村恵吾の監督作品。撮影は「東京悲歌」の峰重義。出演者は「完結 佐々木小次郎(1951)」の三船敏郎、「源氏物語(1951)」の京マチ子、「牝犬」の志村喬、「麦秋」の菅井一郎などの他、市川春代、星光、杉狂児、光岡龍三郎、小杉義男、水原洋一などである。
  • 哀愁の夜(1951)

    制作年: 1951
    「若人の歌」「ホープさん」の藤本真澄の製作。井上靖の原作『二枚の招待状』より、「ホープさん」の井手俊郎が脚色し、「その人の名は言えない」の杉江敏男の監督、「メスを持つ処女」の会田吉男が撮影に当っている。出演者は「東京の門」で映画に初めて出演した越路吹雪が東宝専属となった第一回作品。「湯の町情話」の折原啓子、「麦秋」の二本柳寛に、千石規子、村田知英子、千秋実、英百合子などが出演。
  • 死の断崖

    制作年: 1951
    製作は「袴だれ保輔」の田中友幸。谷口千吉の「愛と憎しみの彼方へ」に次ぐ自脚本による監督作品で、監督としては「誰が私を裁くのか」に次ぐもの。撮影は「オヤオヤ人生」の山中晋が担当。主演者の主なものは「月よりの母」の上原謙「青い真珠」の島崎雪子と菅井一郎、、長岡輝子、中北千枝子、清水将夫などで、この映画の中の役名をそのまま、芸名に名乗って片桐余四郎という新人が出演する。
  • 袴だれ保輔

    制作年: 1951
    製作は「熱砂の白蘭」の田中友幸で、雑誌「オール読物」所載の吉川英治の原作から「江の島悲歌」の八住利雄が脚色、「新粧五人女」の滝沢英輔が監督に当たっている。撮影は「白い野獣」の玉井正夫である。出演者の主なものは「若い娘たち(1951)」の池部良、伊豆肇、若山セツ子に「佐々木小次郎 (第一部)(1950)」の山根寿子、宝塚少女歌劇からの新人新珠三千代、それに東山千栄子、小沢栄、清川荘司などである。
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