岩井俊二の関連作品 / Related Work

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  • パーフェクト・シェアハウス

    制作年: 2024
    小説家・桜井亜美による長編監督デビュー作。とあるシェアハウスに住む全盲の女優・凛、元介護士の遣都、動画配信者の翔、女医の芽衣は、動画を配信しながら一見、楽しそうな日々を送っていた。だがある夜、凛への性加害疑惑が勃発。4人の関係は次第にひび割れてゆく。出演は「ABYSS アビス」の佐々木ありさ、「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」の濱田龍臣、「このハンバーガー、ピクルス忘れてる。」の平井亜門、「臍帯」の於保佐代子。
  • 花束

    制作年: 2024
    児童養護施設で育った少年少女たちが、ドキュメンタリーとフィクションを交えて自身の記憶の断片を表現する実験的映画。彼らが児童養護施設で過ごした記憶をたどり、奪われた時間、怯え続けた日々のなかで、彼らが望んだもの、その忘れ難い瞬間を演じていく。監督は、自身も孤児院で過ごした経験を持つイラン出身の俳優サヘル・ローズ。出演は、実際に児童養護施設で育った8人の青少年の他、バイオリニストのサラ・オレイン、「箱男」の佐藤浩市。「キリエのうた」監督の岩井俊二が、エグゼクティブプロデューサーを務めた。
  • りりィ 私は泣いています

    制作年: 2023
    2016年に64歳で亡くなった女優・シンガーソングライターのりりィに迫るドキュメンタリー。「ラヂオの時間」などの撮影監督・高間賢治が記録した『りりィ+洋士』による2013~15年のライヴ映像に、りりィと交流のあったゲストのインタビュー映像を追加した劇場版。出演はりりィ、齊藤洋士、「白鍵と黒鍵の間に」の高橋和也、「夜明けまでバス停で」の根岸季衣、1997年のTVドラマ『青い鳥』でりりィと共演した豊川悦司、りりィ出演作「リップヴァンウィンクルの花嫁」の監督・岩井俊二。
  • キリエのうた

    制作年: 2023
    岩井俊二監督が、2023年に解散した“楽器を持たないパンクバンド”「BiSH」のメンバーで、現在はソロとして活動中のアイナ・ジ・エンドを主演に迎えて贈る音楽映画。「スワロウテイル」「リリイ・シュシュのすべて」などで岩井俊二と組んだ小林武史が音楽を担当。本作が初主演となったアイナは歌うことでしか“声”が出せない路上ミュージシャン・キリエを演じ、主題歌を担当したほか、劇中曲6曲を制作した。共演は、岩井組初参加の松村北斗(SixTONES)、「リップヴァンウィンクルの花嫁」の黒木華、「ラストレター」の広瀬すず。石巻、大阪、帯広、東京を舞台に、別れと出逢いを繰り返しながら、4人の人生が交差し、絡み合い、奏でる、13 年におよぶ魂の救済の物語。
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  • 世界の終わりから

    制作年: 2023
    「さがす」の伊東蒼主演、「CASSHERN」やハリウッド映画「ラスト・ナイツ」などを手がけてきた紀里谷和明監督によるファンタジー。事故で親を亡くし生きる希望を見出せない高校生のハナの元に、政府の特別機関の男が訪ねてきて、見た夢を教えてほしいと言う。世界を救うため奔走する女子高生ハナを伊東蒼が、政府の特別機関に所属しハナを支える江崎を「猫は逃げた」の毎熊克哉が演じるほか、北村一輝、夏木マリ、映画監督の岩井俊二ら豪華出演陣が集結。
  • ラストレター(2020)

    制作年: 2020
    手紙の行き違いをきっかけに始まる二つの世代の恋愛と、それぞれの心の再生と成長を描くラブストーリー。岩井俊二が初めて出身地・宮城を舞台に物語を作り上げた。裕里は、亡くなった姉の代わりに出席した同窓会で、初恋の相手・鏡史郎と再会するが……。出演者には「マスカレード・ホテル」の松たか子、「ラプラスの魔女」の広瀬すず、「フォルトゥナの瞳」の神木隆之介、「風立ちぬ」の庵野秀明、「天気の子」の森七菜、「マチネの終わりに」の福山雅治など豪華キャストが集結。
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    • おしゃれな
    • 泣ける
  • 8日で死んだ怪獣の12日の物語 劇場版

    制作年: 2020
    コロナ禍の最中、樋口真嗣らがSNS上で実施した「カプセル怪獣計画」の番外編となる作品で、ほぼ全編リモートで撮影された。通販サイトで“コロナと戦ってくれる”カプセル怪獣を買ったサトウタクミは、仲間と連絡を取りながら、怪獣を育てていくが……。「ラストレター」の岩井俊二が脚本・監督・造形を務め、「麻雀放浪記2020」の斎藤工、「この世界の片隅に」ののんなど、豪華キャストが出演している。
  • チィファの手紙

    制作年: 2018
    岩井俊二監督作品「ラストレター」の舞台を中国に移し、監督自らメガホンをとった一作。死んだ姉チィナンの代わりに同窓会に出かけ、そのことを伝えようとした妹チィファだったが、姉に間違えられてしまう。同窓会にはチィファが憧れていたチャンも来ていた。出演は、「更年期的な彼女」のジョウ・シュン、「長江 愛の詩」のチン・ハオ、「フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話」のドゥー・ジアン。プロデューサーは、「ラブソング」のピーター・チャン。
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  • 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017)

    制作年: 2017
    1995年に劇場公開された岩井俊二監督の伝説的ドラマを、大根仁が現代的な要素を加え新たに長編脚本化、『魔法少女まどか☆マギカ』の新房昭之が総監督を務めるアニメーション。夏休みを過ごす3人の男女中学生たちが経験する、何度も繰り返されるある1日を綴る。声の出演は「チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」の広瀬すず、「帝一の國」の菅田将暉、「亜人」シリーズの宮野真守。音楽を「傷物語」シリーズの神前暁が担当する。
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  • リップヴァンウィンクルの花嫁

    制作年: 2016
    「花とアリス殺人事件」の岩井俊二が監督・脚本・原作を務めたヒューマンドラマ。結婚早々義母に家を追い出され、住み込みのメイドとして働く女性を「小さいおうち」の黒木華、彼女に仕事を斡旋する男を「新宿スワン」の綾野剛が演じる。他に、「人魚に会える日。」のCocco、「アオギリにたくして」の原日出子らが出演。
    88
    • 感動的な
    • おしゃれな
  • 恋する都市 5つの物語

    制作年: 2015
    岩井俊二、スタンリー・クワン、ウェイ・ダーションの監修の下、5人の若手中国人監督が完成させた5篇のラブストーリー。プラハ、上海、パリ、小樽、フィレンツェの世界5都市でロケを敢行し、美しい風景のなか豪華俳優陣が若い男女の切ない恋物語を演じる。出演は、「見えない目撃者」のヤン・ミー、「共犯」のチェン・カイユアン、「コール・オブ・ヒーローズ/武勇伝」のジャン・シューイン、ドラマ『オフィスの女王』のイ・ヒョンジェ、「52Hzのラヴソング」のチャン・ロンロン、「グレートウォール」のホアン・シュアン、「修羅の剣士」のジャン・イーイエン、「スカイ・オン・ファイア 奪われたiPS細胞」のジョセフ・チャン、「モンスター・ハント」のバイ・バイハー、「シチリアの恋」のイーサン・ルアン。
  • 花とアリス殺人事件

    制作年: 2015
    岩井俊二監督が、自らの代表作の1つである「花とアリス」の前日譚として、主人公“花”と“アリス”の出会いと初めての冒険を完全オリジナルストーリーとして描く。本作が初のアニメーション作品となる岩井監督は、原作・脚本・音楽も兼任。「花とアリス」にも主演した蒼井優と鈴木杏が、同じ配役で声の出演をしている。
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  • 遠くでずっとそばにいる

    制作年: 2013
    狗飼恭子の同名小説を「天国はまだ遠く」の長澤雅彦監督が映画化。事故で記憶を失いながらも、過去と向き合うことで自分を見つめ直していく女性の姿を描く。出演は「みなさん、さようなら」の倉科カナ、「サムライダッシュ」の中野裕太、「プール」の伽奈。「リリイ・シュシュのすべて」の監督・岩井俊二が自らの作品以外で初めて長編劇場映画の音楽を手掛ける。
  • 新しい靴を買わなくちゃ

    制作年: 2012
    パリを訪れたカメラマンとパリで独り暮らしをする日本人女性が繰り広げる3日間のラブストーリー。出演は「サヨナライツカ」の中山美穂、「ガール」の向井理。オールパリロケで撮影。監督は人気ドラマの脚本家として活躍し、「ハルフウェイ」なども手掛けた北川悦吏子。「リリィ・シュシュのすべて」の岩井俊二がプロデュース。
    80
  • friends after 3.11【劇場版】

    制作年: 2011
    宮城県出身の岩井俊二監督(「花とアリス」)が、東日本大震災後の日本について様々な人々と語り合ったドキュメンタリー。テレビ用の作品に映像を追加し、劇場版として公開。ジャーナリストの上杉隆、小出裕章といった研究者に加え、「モンスターズクラブ」の松田美由紀、「カイジ 人生逆転ゲーム」の山本太郎なども登場。
  • ヴァンパイア(2011)

    制作年: 2011
    「リリイ・シュシュのすべて」「スワロウテイル」などで独特の世界観を見せた岩井俊二監督が「花とアリス」以来8年ぶりに手がけた長編劇映画。自殺サイトで知り合った相手の血を抜くヴァンパイアと呼ばれる男が、死を希望する少女とともに過ごすうちに愛に目覚めるラブストーリー。「トランスアメリカ」のケヴィン・ゼガーズ、「Silent Hill: Revelation 3D」(未)のアデレイド・クレメンス、「クジラの島の少女」のケイシャ・キャッスル=ヒューズ、「パルプ・フィクション」のアマンダ・プラマー、「花とアリス」でも岩井監督とタッグを組んだ「洋菓子店コアンドル」の蒼井優らが出演。第34回サンダンス映画祭ワールドシネマ部門正式出品作品。
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  • FUKUSHIMA DAY

    制作年: 2011
    東日本大震災による原発事故発生後の福島で、変わらず生活を営む人々の現実を描くヒューマンドラマ。脚本・監督・編集は、「人魚姫と王子」の桜井亜美。プロデューサーは、「虹の女神 Rainbow Song」の岩井俊二。音楽は、「人魚姫と王子」の柏原収史。出演は、「大奥」の長屋和彰、「少女戦争」の深谷麗奈。
  • DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?

    制作年: 2010
    「リリィ・シュシュのすべて」の岩井俊二が製作総指揮を担当し、人気アイドルグループ、AKB48の姿を追ったドキュメンタリー。コンサートツアーからシングル選抜総選挙など、2010年、一年間の活動に完全密着し、栄光の舞台裏に隠された、夢を追う少女たちの知られざる“成長と苦悩”に迫る。監督は「天使の恋」の寒竹ゆり。
  • BANDAGE バンデイジ

    制作年: 2009
    菅知香の小説『グッドドリームズ』を、「花とアリス」監督の岩井俊二が製作・脚本、音楽プロデューサー・小林武史が映画初監督を務め映画化。1990年代のバンドブームを背景に、ミュージシャンと女子高生の恋を描く。出演は、ドラマ『有閑倶楽部』の赤西仁、「幸福な食卓」の北乃きい、「蟹工船」の高良健吾。
    70
  • ニューヨーク,アイラブユー

    制作年: 2008
    ニューヨークを舞台に、様々な愛の形を描く“ラブ・アンサンブル・ムービー”。「鬼が来た!」のチアン・ウェン、「花とアリス」の岩井俊二、初監督となる女優のナタリー・ポートマンら各国の監督11人が参加。出演は「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのオーランド・ブルーム、「スピード・レーサー」のクリスティーナ・リッチなど。
  • ハルフウェイ

    制作年: 2008
    『ロングバケーション』、『ビューティフルライフ ふたりでいた日々』など、数多くのTVドラマを手掛けた人気脚本家、北川悦吏子の初監督作品。「ラブファイト」の北乃きい、「天然コケッコー」の岡田将生を主演に、卒業を控えた高校生カップルの姿を瑞々しく綴る。プロデューサーとして「花とアリス」の岩井俊二が名を連ねる。
    70
  • 市川崑物語

    制作年: 2006
    「花とアリス」の岩井俊二監督が、かねてから尊敬していた市川崑の半生を綴ったドキュメンタリー。実生活でも伴侶だったシナリオライター・和田夏十との思い出なども紹介される。
  • 虹の女神 Rainbow Song

    制作年: 2006
    映像制作会社で働く主人公が、大学時代の友人が飛行機事故によって命を落としたのを知ったことから、様々な過去の思いを知ることになり…普遍のテーマである“男女の恋と友情”を描いた愛の物語。監督は「ニライカナイからの手紙」の熊澤尚人。主演は「リリイ・シュシュのすべて」の市原隼人と「スウィングガールズ」の上野樹里。
  • 花とアリス

    制作年: 2004
    親友同士の女子高生と、彼女たちが想いを寄せる先輩男子が繰り広げる恋愛騒動を描いた青春映画で、インターネット配信された全3章4話構成のショート・フィルムの劇場版。監督・脚本は「Jam Films/ARITA」の岩井俊二。撮影監督に「ベースボールキッズ」の篠田昇、撮影に角田真一があたっている。主演は、「Moon Child」の鈴木杏と「1980」の蒼井優、「リリイ・シュシュのすべて」の郭智博。
    95
  • Jam Films 「ARITA」

    制作年: 2002
    日本映画界を代表する7人の監督によるショート・フィルム集「Jam Films」の1本。不思議な生き物(?)と女の子が織り成すファンタジー。監督・脚本は「リリイ・シュシュのすべて」の岩井俊二。主演は「WASABI」の広末涼子。ミニDVからのキネコ。
    60
  • リリイ・シュシュのすべて

    制作年: 2001
    ウェブサイト上で一般参加者たちとの対話を通して書き上げられた物語を基に、イジメる側とイジメられる側のふたりの男子中学生の青春を、リアルに描出するドラマ。監督・脚本は「四月物語」の岩井俊二。撮影を「DANBALL HOUSE GiRL」の篠田昇が担当している。主演は、市原隼人と「富江 re-birth」の忍成修吾。第75回キネマ旬報ベストテン第7位、第52回ベルリン国際映画祭国際アート・シアター連盟賞、第23回ヨコハマ映画祭ベストテン第5位&最優秀新人賞(細山田隆人)受賞作品。24PHDからのキネコ作品。
    70
  • 式日

    制作年: 2000
    スランプの映画監督と不思議な言動の女の出会いと共感を描く恋愛ドラマ。「新世紀エヴァンゲリオン」の庵野秀明監督が、岩井俊二と藤谷文子を主演に描く実写ドラマ。原作は、藤谷文子自身による短編小説『逃避夢』。
  • 四月物語

    制作年: 1998
    大学へ進学する為、北海道から上京してきた少女の日常を綴った青春ドラマ。監督・脚本は、「スワロウテイル」の岩井俊二。撮影を「HAPPY PEOPLE」の篠田昇が担当している。主演は「東京日和」の松たか子。
    90
  • ACRI

    制作年: 1996
    不思議な過去を持つ青年と、人魚伝説に魅せられた男たちが織り成す、愛と神秘のSFファンタジー。監督・原案は「河童」の石井竜也。石井の原案をベースにして「PICNIC」の岩井俊二が書きあげた原作を、「河童」の末谷真澄が脚色した。撮影は「ルビーフルーツ」の長谷川元吉が担当している。出演は「KISS ME」の藤竜也、「Helpless」の浅野忠信、「ユーリ」の江口洋介、「エコエコアザラクII」の吉野公佳ほか。オーストラリアで大勢の現地クルーとともに撮影された。
  • スワロウテイル

    制作年: 1996
    過去とも未来ともつかない、“円”が世界で一番強かったころを背景に、夢を求めて日本に渡って来た移民たちから“円都(イェンタウン)”と呼ばれる架空の街を舞台とした、無国籍感覚の物語。“円都”という名前を忌み嫌った日本人から逆に“円盗(イェンタウン)”と呼ばれて蔑まれる移民たちを主人公に、彼らの成功と挫折を斬新な映像とスリリングな演出とで描いていく。監督・脚本は「FRIED DRAGON FISH」の岩井俊二。撮影を「PICNIC」の篠田昇が担当している。主演は「屋根裏の散歩者」の三上博史と「PICNIC」のChara、「女ざかり」の伊藤歩。これに「ACRI」の江口洋介、「静かな生活」の渡部篤郎、「トキワ荘の青春」の桃井かおり、「罠(1996)」の山口智子、「走らなあかん 夜明けまで」の大塚寧々、「勝手にしやがれ!! 成金計画」の洞口依子、「KAMIKAZE TAXI」のミッキー・カーチスらを加えた豪華なキャストが集っている。小学生が偽札取引にかかわるシーンの描写等により映倫からR指定を受けたことも話題となった。R指定。
    89
    • 感動的な
    • かっこいい
  • Yen Town Band/Swallowtail Butterfly あいのうた

    制作年: 1996
    岩井俊二監督の映画「スワロウテイル」の劇中に登場するバンド“YEN TOWN BAND”名義でリリースされた、同作品の主題歌『Swallowtail Butterfly ~あいのうた~』のビデオクリップ。「スワロウテイル」のムーブ・オーバーにより併映短篇として追加され、劇場公開された。岩井俊二の演出によりクリップのために撮影されたカットに加え、映画からの場面のダイジェストが使用されている。1996年7月21日にリリースされたこの曲は、10月7日付のオリコン・チャートで1位を記録、トータル約85万枚を売り上げる大ヒットとなった。
  • Love Letter(1995)

    制作年: 1995
    天国の恋人に向けて送った一通のラヴレターがきっかけで、埋もれていた二つの恋が浮き彫りになっていくラヴ・ストーリー。監督・脚本は今作が劇場用長編映画デビュー作となる「Undo“アンドゥー”」の岩井俊二。撮影は「夏の庭 The Friends」の篠田昇。主演は「波の数だけ抱きしめて」以来4年ぶりの映画出演となる中山美穂で、一人二役に挑戦して、ブルーリボン賞、報知映画賞、ヨコハマ映画祭、高崎映画祭などで主演女優賞を獲得した。共演は「NIGHT HEAD」の豊川悦司と、これが映画初出演となる酒井美紀、柏原崇ほか。ヨコハマ映画祭作品賞、監督賞、主演男優賞(豊川)、主演女優賞(中山)、撮影賞(篠田)、新人女優賞(酒井)を受賞した。95年度キネマ旬報ベストテン第3位、同・読者選出ベストテン第1位。日本公開30周年を記念し4Kリマスターを2025年4月4日より上映。
    80
  • 打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1995)

    制作年: 1995
    小学生の男の子と女の子の淡い恋心と悲しい別れを描いたドラマ。監督は「Love Letter」の岩井俊二。主人公のふたりの小学生を演じるのは、「グッバイ・ママ」の山崎裕太と「パ★テ★オ PATIO」の奥菜恵。もともとはフジテレビで放送されていた『ifもしも』の一篇として製作され、93年8月26日に放送されたもので、テレビ・ドラマとして初めて日本映画監督協会新人賞を受賞した作品。今回の劇場版では、テレビ放映時にはなかったいくつかのカットが追加されている。
  • PICNIC<日本バージョン>

    制作年: 1994
    心の病を抱える3人の若者の、施設と外界の境界線である塀の上を渡って世界の終焉を見に行こうとする“探険”を描いたドラマ。監督・脚本は「Love Letter」の岩井俊二。撮影を「男たちのかいた絵」の篠田昇が担当している。主演はこれがスクリーンデビューとなったCharaと、「幻の光」の浅野忠信。ふたりはこの共演がきっかけとなって95年に結婚した。94年製作。今回は一部のシーンがカットされた“日本バージョン”で公開された。
  • Undo

    制作年: 1994
    なんでも縛りたくなってしまう“強迫性緊縛症”の女性と、その夫を中心としたドラマ。監督はTVドラマ「if もしも…」の1エピソード「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」で日本映画監督協会新人賞を受賞した岩井俊二。
  • FRIED DRAGON FISH

    制作年: 1993
    探偵事務所に派遣されたコンピューター・ネットワーク会社の女性オペレーターが、盗まれた熱帯魚の調査に首を突っ込むうちに、不思議な経験をするハードボイルドタッチのミステリー。監督・脚本は「PICNIC」の岩井俊二。主演は「裏ゴト師」の芳本美代子と、「PICNIC」の浅野忠信。93年にフジテレビの深夜ドラマ『La Cuisine』のスペシャル枠で放送された作品。「PICNIC」の併映作品として劇場公開された。正式タイトルは「FRIED DRAGON FISH: THOMAS EARWING'S AROWANA」。キネコ。
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