オズワルド・モリスの関連作品 / Related Work

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  • ダーククリスタル

    制作年: 1982
    黒水晶が割れたために暗黒と化した世界を舞台に、善と悪の戦いが展開されるという人形劇映画。“マペット”の生みの親ジム・ヘンソンと「スター・ウォーズ」のプロデューサーのゲイリー・カーツが製作。エキュゼクティヴ・プロデューサーはデイヴィッド・レイザー。監督はジム・ヘンソンとフランク・オズの共同。ジム・ヘンソンの原案に基づき、デイヴィッド・オデールが脚本を執筆。撮影はオズワルド・モリス、音楽はトレヴァー・ジョーンズが作曲しロンドン交響楽団が演奏している。著名なイラストレーターのブライアン・フロードが協力。
    90
  • ウイズ

    制作年: 1978
    1939年に映画化された「オズの魔法使い」が、75年にブロードウエイの舞台にミュージカルとして登場した。これはその舞台の映画化で、現代のニューヨークを背景に、1人の女教師が仲間たちと経験する不思議な旅を描くミュージカル映画。エグゼクティブ・プロデューサーはケネス・ハーパー、製作はロブ・コーエン、監督は「狼たちの午後」のシドニー・ルメット。L・フランク・ボームの原作を基にウィリアム・ブラウンが脚色したブロードウェイ・ミュージカル「ザ・ウイズ」をジョエル・シュメッチャーが脚色。撮影はオズワルド・モリス、音楽はチャーリー・スモールズ、製作デザイン・衣装はトニー・ウォルトン、特殊効果はアルバート・ウィトロック、音楽監督はクインシー・ジョーンズが各々担当。出演はダイアナ・ロス、マイケル・ジャクソン、ニプシー・ラッセル、テッド・ロス、メーベル・キング、テレサ・マリット、セルマ・カーペンター、リナ・ホーン、リチャード・プライアー、スタンリー・グリーンなど。
    55
  • エクウス

    制作年: 1978
    イギリスの田園地帯を舞台に17歳の少年の馬に対する異常な行動とそれをめぐって苦悩する精神分析医の姿を描く。製作はエリオット・カストナーとレスター・パースキー、監督は「ネットワーク」のシドニー・ルメット。ピーター・シェーファーの戯曲を基にシェーファー自らが脚色。撮影はオズワルド・モリス、音楽はリチャード・ロドニー・ベネット、編集はジョン・ヴィクター・スミス、美術はサイモン・ホーランド、製作・衣装デザインはトニー・ウォルトンが各々担当。出演はリチャード・バートン、ピーター・ファース、コリン・ブレークリー、ジョーン・プローライト、ハリー・アンドリュース、アイリーン・アトキンズ、ジェニー・アガター、ジョン・ワイマンなど。
  • シャーロック・ホームズの素敵な挑戦

    制作年: 1976
    極度の麻薬中毒に陥っているシャーロック・ホームズが、フロイドの力をかりて事件を解決する後日談的ストーリー。製作総指揮はアレックス・ウイニッキー、アーレン・セラーズ、製作・監督は「シーラ号の謎」のハーバート・ロス、脚本・原作(立風書房刊)はニコラス・メイヤー、撮影はオズワルド・モリス、音楽はジョン・アディソンが各々担当。出演はアラン・アーキン、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、ロバート・デュヴァル、ニコル・ウィリアムソン、ローレンス・オリヴィエなど。(イギリス)
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  • 王になろうとした男

    制作年: 1975
    理想郷を追って、あらゆる困難に挑んだ2人の男の冒険を描く。製作はジョン・フォアマン、監督・脚本は「マッキントッシュの男」のジョン・ヒューストン、原作はルドヤード・キプリング、撮影はオズワルド・モリス、音楽はモーリス・ジャール、編集はラッセル・ロイドが各々担当。出演はショーン・コネリー、マイケル・ケイン、クリストファ・プラマー、サイード・ジャフリー、シャキーラ・ケインなど。
    68
  • オデッサ・ファイル

    制作年: 1974
    西ドイツを中心にヨーロッパ全土に隠然たる勢力を有する元ナチスSS隊員で構成されている謎の組織“オデッサ”を追う若いルポライターの活躍を描いたフレデリック・フォーサイスの同名小説の映画化。製作は「ジャッカルの日」のジョン・ウルフ。監督は「ポセイドン・アドベンチャー」のロナルド・ニーム、脚本はケネス・ロスとジョージ・マークスタイン、撮影はオズワルド・モリス、音楽はアンドリュー・ロイド・ウェバーが各々担当。出演はジョン・ヴォイト、マクシミリアン・シェル、マリア・シェル、メアリー・タム、デレック・ヤコブなど。
    70
  • マッキントッシュの男

    制作年: 1973
    国際的スパイ戦に巻き込まれた男の行動を追う。製作はジョン・フォアマン。監督は「ロイ・ビーン」のジョン・ヒューストン。原作はデズモンド・バグリーの「フリーダム・トラップ」、脚本はウォルター・ヒル、撮影はオズワルド・モリス、音楽はモーリス・ジャール、編集はラッセル・ロイドが各々担当。出演はポール・ニューマン、ドミニク・サンダ、ジェームズ・メイスン、ハリー・アンドリュース、イアン・バネン、マイケル・ホーダーン、ナイジェル・パトリック、ピーター・ヴォーン、ローランド・カルヴァーなど。
    60
  • レディ・カロライン

    制作年: 1973
    十九世紀のイギリス貴族社会を舞台に、天才詩人バイロンに恋した人妻の悲劇を描く。製作はフランコ・クリスタルディ、監督・脚本は「アラビアのロレンス」「ライアンの娘」などデビッド・リーン監督とのコンビで有名な脚本家ロバート・ボルト。撮影はオズワルド・モリス、音楽はリチャード・ロドニー・ベネット、編集はノーマン・サベージが各々担当。出演はサラ・マイルズ、ジョン・フィンチ、リチャード・チェンバレン、ジョン・ミルズ、マーガレット・レイトン、ラルフ・リチャードソン、ローレンス・オリヴィエなど。
  • 探偵スルース

    制作年: 1972
    ロンドン、ニューヨークを始め、世界各国でヒットしたイギリスの劇作家アンソニー・シェーファーの同名舞台劇の映画化。シェーファーはアルフレッド・ヒッチコック監督の「フレンジー」のシナリオも書いている。製作総指揮はエドガー・J・シェリック、製作はモートン・ゴットリーブ、監督は「三人の妻への手紙」「大脱獄」のジョセフ・L・マンキウィッツ。脚本はシェーファー自身、撮影はオズワルド・モリス、音楽はジョン・アディソン、美術はピーター・ラモント、セットはジョン・ジャービス、編集はリチャード・マーデンが担当。出演はローレンス・オリヴィエ、マイケル・ケイン。
  • 屋根の上のバイオリン弾き

    制作年: 1971
    ブロードウェイの公演でロングラン記録を樹立したミュージカルの映画化。政情不安の嵐の中でも、娘たちは恋をし、各自が新しい人生に踏み出す。家長は貧しくも誇り高く、妻を愛し、娘たちを愛し、家を守る。製作・監督は「夜の大捜査線」のノーマン・ジュイソン、イーディッシュ文字の巨匠ショラム・アレイハムのベスト・セラー小説をジョセフ・スタインが脚色、撮影は「オリバー!」のオズワルド・モリス、美術はマイケル・ストリンジャー、音楽監督はジョン・ウィリアムズ、作曲はジェリー・ボック、作詞はシェルドン・ハーニック、管弦楽編曲はアレグザンダーコウレージ、音楽編集はリチャード・カラス、バイオリン演奏はアイザック・スターン、振付は「ウエスト・サイド物語」でアカデミー賞監督賞、振付により同賞の特別賞を受賞したジェローム・ロビンス、ロバート・ローレンスがそれぞれ担当。出演は、イスラエルの舞台とロンドン王立劇場でテビエ役を演じたトポル、「続・夜の大捜査線」のノーマ・クレイン、モリー・ピコン、レナード・フレイ、ロザリンド・ハリス、マイケル・グレイザー、ミシェル・マーシュ、ニーバ・スモール、レイモンド・ラヴロックなど。
    70
  • クリスマス・キャロル(1970)

    制作年: 1970
    ロンドンの下町に繰り広げられる人々の喜びと悲しみをヒューマンなタッチで綴ったミュージカル。製作はロバート・H・ソロ、監督は「ミス・ブロディの青春」のロナルド・ニーム、文豪チャールズ・ディケンズの同名小節を「ドリトル先生不思議な旅」のレスリー・ブリッカスが脚色、同時に音楽を兼ねる。撮影はオズワルド・モリス、美術は「アラビアのロレンス」のテレンス・マーシュ、振付をパディ・ストーンがそれぞれ担当。出演は「いつも2人で」のアルバート・フィニー、「危険な旅路」のアレック・ギネス、「シャイヨの伯爵夫人」のエディス・エバンス、「史上最大の作戦」のケネス・モア。その他、パディ・ストーン、デイヴィッド・コリングス、リッキー・ボーモン、スザンヌ・ニーブなど。
  • チップス先生さようなら(1969)

    制作年: 1969
    イギリスの作家ジェームズ・ヒルトンの代表作「グッドバイ・ミスター・チップス」のミュージカル映画化。監督は「ドリトル先生不思議な旅」などの振付を担当したハーバート・ロス。原作を脚色したのは「黄色いロールスロイス」のテレンス・ラティガン、撮影は「オリバー!」のオズワルド・モリス、音楽は「おしゃれ泥棒」のジョン・ウィリアムス(2)で、作詞作曲は「ドリトル先生不思議な旅」でアカデミー主題歌賞を受けたレスリー・ブリッカス、衣装デザインは「ダーリング」でオスカーを受けたジュリー・ハリスがそれぞれ担当。製作には「ドリトル先生不思議な旅」のA・P・ジャコブが当たっている。美術はケン・アダム、編集はラルフ・ケンプラン。出演は「キャサリン大帝」のピーター・オトゥール、「フィニアンの虹」のペトゥラ・クラーク、「空軍大戦略」のマイケル・レッドグレイヴ、その他、ジョージ・ベイカー、ジャック・ヘドレイ、オトゥール夫人のショーン・フィリップス、アリソン・レガット、クリントン・グレーン、マイケル・カルバーなど。メトロカラー、スーパー・シネラマ方式。1969年作品。
  • オリバー!

    制作年: 1968
    チャールズ・ディケンズの原作小説を、ライオネル・バートが舞台化(作詞・作曲・台本)したミュージカル・プレーを、ヴァーノン・ハリスが映画用に脚色、「華麗なる激情」のキャロル・リードが監督したミュージカル。撮影は「じゃじゃ馬ならし」のオズワルド・モリス、ライオネル・バートの曲を、ジョン・グリーンが音楽監督している。振付をオンナ・ホワイト、美術監督はジョン・ボックス。出演は、舞台で活躍中のロン・ムーディー、「ジョーカー野郎」のオリヴァー・リード、ハリー・シーコム、シャニ・ウォリス、「華氏451」にも顔をみせていたマーク・レスター少年など。製作は「年上の女」のジョン・ウルフ。テクニカラー、70ミリパナビジョン。
    80
  • キャサリン大帝

    制作年: 1968
    ジョージ・バーナード・ショウの戯曲を、同じく劇作家のヒュー・レナードが脚色、ゴードンーフレミングが監督したコ、スチューム・プレイ。撮影は、「オリバー!」のオスワルド・モリス、音楽はディミトリ・ティオムキンが担当した。なお舞踏会シーンのピーター・オトゥール、ゼロの振付はパディー・ストーン、衣裳はマーガレット・ハウス、セットはジョン・ブライアンとイギリス陣。出演は「黒衣の花嫁」のジャンヌ・モロー、ピーター・オトゥールほか。製作はジュールス・バック。
  • じゃじゃ馬ならし(1966・アメリカ)

    制作年: 1966
    ウィリアム・シェイクスピアの喜劇「じゃじゃ馬ならし」を「将軍たちの夜」のポール・デーン、スーソ・チェッキ・ダミーコ、フランコ・ゼフィレッリの3人が共同で脚色し、ゼッフィレッリが監督した。撮影は「寒い国から帰ったスパイ」のオズワルド・モリス、音楽は「アルトナ」のニーノ・ロータが担当した。出演は「バージニア・ウルフなんかこわくない」でコンビのエリザベス・テイラー、リチャード・バートンのほか「寒い国から帰ったスパイ」のマイケル・ホーダーン、舞台俳優マイケル・ヨーク、「海賊船悪魔号」のナターシャ・パインなど。総指揮はリチャード・マクワーター。
    60
  • 制作年: 1965
    レイ・リグビーの脚本を「橋からの眺め」のシドニー・ルメットが監督した戦時挿話。撮影は「人間の絆」のオズワルド・モリス、音楽はこの映画のための特別なものはなく、主として自然音が採り入れられている。出演は「007/ゴールドフィンガー」のショーン・コネリー、ハリー・アンドリュースほか。製作はケネス・ハイマン。
    60
  • 寒い国から帰ったスパイ

    制作年: 1965
    ジョン・ル・カレの原作をポール・デーンとガイ・トロスパーが共同で脚色、「ハッド」のマーティン・リットが製作・監督したスパイ・サスペンス。撮影は「ロリータ」のオズワルド・モリス、音楽はソル・カプランが担当した。出演は「ベケット」のリチャード・バートン、「暴行」のクレア・ブルーム、「突然炎のごとく」のオスカー・ウェルナー、「真昼の情事」のピーター・ヴァン・アイク、「素晴らしきヒコーキ野郎」のサム・ワナメイカーほか。
  • 湖愁(1965)

    制作年: 1965
    ルーマー・ゴッデンの原作を「スペンサーの山」のデルマー・デイヴスが脚色・監督した人妻のよろめきもの。撮影は「丘」のオズワルド・モリス、音楽はミッシャ・スポリアンスキーが担当した。出演は「スペンサーの山」のモーリン・オハラ、「恋愛専科」のロッサノ・ブラッツィ、「史上最大の作戦」のリチャード・トッドのほかに、「回転」のマーティン・スティーブンス、エリザベス・デア、オリヴィア・ハッセーの、子役3人など。
  • 女が愛情に渇くとき

    制作年: 1964
    ペネロープ・モーティマーの原作を、ハロルド・ピンターが脚色、「年上の女」のジャック・クレイトンが監督した女性映画。撮影は「ナバロンの要塞」のオズワルド・モリス、音楽はジョルジュ・ドルリューが担当した。出演は「奇跡の人」のアン・バンクロフト、「ダイヤモンド作戦」のピーター・フィンチ、「ローマ帝国の滅亡」のジェームズ・メイソン、ほかに、ジャニー・グレイ、リチャード・ジョンソン、マギー・スミスなど。製作は「年上の女」のジェームズ・ウルフ。
  • 人間の絆

    制作年: 1964
    モームの自伝的小説をブライアン・フォーブスが脚色、TV出身のケネス・ヒューズが演出した文芸ドラマ。撮影は「翼のリズム」のオズワルド・モリス、音楽はロン・グッドウィンが担当した。製作はジェームズ・ウルフ。出演は「悪名高き女」のキム・ノヴァク、「不思議な世界の物語」のローレンス・ハーヴェイ、「不死身の保安官」のロバート・モーリー、「キング・オブ・キングス(1961)」のシオバン・マッケナ、「新・泥棒株式会社」のナネット・ニューマン、「暗黒の落し穴」のアンソニー・ブースなど。
  • ジャングル・モーゼ

    制作年: 1964
    マックス・カットーの小説を、チャールズ・ビューモント、モンヤ・ダニシェフスキーが共同脚色、「ザーレンからの脱出」のロナルド・ニームが監督した東アフリカを舞台にした喜劇。撮影はオズワルド・モリス、音楽は「007/ゴールドフィンガー」のジョン・バリーが担当した。出演は「何という行き方!」のロバート・ミッチャム、「大いなる野望」のキャロル・ベイカーほか。製作はフランク・ロス。
  • 誘惑の夜

    制作年: 1962
    パール・バックの小説「中国物語」の映画化。製作・監督は「善人サム」のレオ・マッケリー。脚色はマッケリーと「アラスカ魂(1960)」のクロード・ビニヨン、撮影は「白い砂」のオズワルド・モリス、音楽はリチャード・ロドニー・ベネット。出演は「スージー・ウォンの世界」のウィリアム・ホールデン、「島の女」のクリフトン・ウェッブ、「大戦争」のフランス・ニューエン、ほかにマーティン・ベンソンなど。
  • ロリータ(1962)

    制作年: 1962
    教養ある中年男の、ローティーンの少女に対する、耽美と溺愛の、異常な愛欲生活を描いた問題の書「ロリータ」の映画化である。原作小説は、ケンブリッジ大学で勉学中、祖国を失った亡命ロシア作家ウラジーミル・ナボコフが、1954年に6年がかりで書きあげたもので、世界的なベストセラーとなった。監督は「スパルタカス」のスタンリー・キューブリック。脚色は原作者のナボコフが自ら担当し、「ナバロンの要塞」のオズワルド・モリスが撮影、「オーシャンと十一人の仲間」のネルソン・リドルが音楽を受け持っている。出演者には、14歳の少女スー・リオンが抜擢された。その他の出演は「ザーレンからの脱出」のジェームズ・メイスン、「明日なき十代」のシェリー・ウィンタース、「マダムと泥棒」のピーター・セラーズ、「三十九階段」のマリアン・ストーンなど。製作はジェームズ・ボブ・ハリス。
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  • ナバロンの要塞

    制作年: 1961
    第二次大戦下におけるエーゲ海域でのイギリス軍とドイツ軍の戦いを描いた戦争映画。アリスティア・マックリーンの小説をカール・フォアマンが脚色、「北西戦線」のJ・リー・トンプソンが監督に当たった。撮影はオズワルド・モリス。音楽はディミトリ・ティオムキン。出演するのはグレゴリー・ペック、デヴィッド・ニヴン、アンソニー・クイン、スタンリー・ベーカー、イレーネ・パパス、ジェームズ・ロバートソン・ジャスティススなど。製作カール・フォアマン。
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  • 可愛い妖精

    制作年: 1961
    ジェームズ・バーロウの原作を「肉体のすきま風」のピーター・グレンヴィルが脚色・監督したもの。撮影は「ロリータ」のオズワルド・モリス、音楽はジャン・ミシェル・ダマス。出演者は「スパルタクス」のサー・ローレンス・オリヴィエ、「年上の女」のシモーヌ・シニョレ、「戦艦バウンティ」のヒュー・グリフィス、新人女優サラ・マイルズなど。製作は「年上の女」のジェームズ・ウルフ。一九六二年度ベニス映画祭で特別賞、コーク映画祭ではオリヴィエとマイルズが男女優主演賞を獲得した。
  • ハバナの男

    制作年: 1960
    グラハム・グリーンの同名探偵小説を、作者自身が脚本化し、「鍵」のキャロル・リードが製作・監督した。撮影は「白い砂」のオズワルド・モリス、音楽はハーマノス・デニス・キューバン・リズム・バンドの演奏。出演は「旅路」のアレック・ギネス、「長い灰色の線」のモーリーン・オハラのほか、バール・アイブス、アーニー・コバックスら。
  • 怒りを込めて振り返れ(1959)

    制作年: 1959
    トニー・リチャードソンの初長編監督作品。「怒れる若者たち」の作家の一人、ジョン・オズボーンの代表作『怒りを込めて振り返れ』の映画化。
  • 自由の大地

    制作年: 1958
    「黒船」のジョン・ヒューストン監督が、仏作家ロマン・ギャリーの小説「天国の根」から映画化したアフリカを舞台とする現代の人間群像を描くドラマ。脚本は原作者ガリと、パトリック・レイ・ファーマーの共同。撮影は「武器よさらば」のオズワルド・モリス、音楽はマルコム・アーノルド。仏領アフリカ・ロケが行われた。出演するのは、「鍵」のトレヴァー・ハワード、「陽はまた昇る」のジュリエット・グレコ、エロール・フリン、エディ・アルバート、「黒い罠」のオーソン・ウェルズ、それにポール・ルーカス、ハーバート・ロム等。製作ダリル・F・ザナック。デラックスカラー・シネマスコープ。1958年作品。
  • 鍵(1958)

    制作年: 1958
    「空中ぶらんこ」についでキャロル・リードが自分のプロで監督した第二次大戦に材をとったロマン。オランダ作家ヤン・デ・ハルトグの原作「ステラ」を「真昼の決闘」のカール・フォアマンが脚色し、「武器よさらば」のオズワルド・モリスが撮影を監督した。音楽はマルコム・アーノルド。「戦場にかける橋」のウィリアム・ホールデン、「船の女」のトレヴァー・ハワード、「楡の木陰の欲望」のソフィア・ローレンが顔を合わせるほか、「アンナ・カレニナ」のキーロン・ムーア、「第三の男」のバーナード・リー、「戦争と平和」のオスカー・ホモルカ等が助演する。製作カール・フォアマン。
  • 武器よさらば

    制作年: 1957
    戦前「戦場よさらば」の邦題でフランク・ボザーギ監督作品となったことのあるアーネスト・ヘミングウェイの原作の、「白鳥(1956)」を監督したチャールズ・ヴィダーによる映画化。脚色は「失われたものの伝説」のベン・ヘクト。撮影は「白鯨」のオズワルド・モリスと「人間と狼」のピエロ・ポルタルピの2人。音楽はマリオ・ナシンベーネ。アンドリュウ・マートン、ステファン・グリムス、ピーター・ニューブルックの3人が、協力という名目でスタッフに名を連ねている。主演は「翼に賭ける命」のロック・ハドソンと「慕情」のジェニファー・ジョーンズ、「モンテカルロ物語」のヴィットリオ・デ・シーカ。「戦争と平和」のオスカー・ホモルカ、「失われたものの伝説」のカート・カズナー、マルセデス・マッケンブリッジ、フランコ・インテルレンギ、ヴィクター・フランサン等が助演。欧洲側の人材登用が目立つ。製作デイヴィッド・O・セルズニック。
  • 白い砂

    制作年: 1957
    「自由の大地」のジョン・ヒューストン監督が1957年に作った作品で、日本軍がたてこもる南太平洋の孤島に、密かに生活する1人の米海兵隊員と尼僧の物語。チャールズ・ショウの原作「肉と魂」を、「悪い種子」のジョン・リー・メインとヒューストン自身が脚色し、撮影を「自由の大地」のオズワルド・モリスが担当している。音楽はジョルジュ・オーリック。出演するのは尼僧に扮する「旅路」のデボラ・カーと、海兵隊員に扮する「追撃機」のロバート・ミッチャムの2人のみで、他は米兵と日本兵を演ずる無名の人々だけという異色キャスト。製作バディ・アドラーとユージン・フレンク。
  • 白鯨

    制作年: 1956
    ハーマン・メルヴィルの名作“白鯨”の映画化。“モビイ・ディック”と呼ばれる狂暴な白鯨と老朽捕鯨船ピークォド号船長エイハブとの激闘を中心とした海洋スペクタクル。脚色は「原子怪獣現わる」のレイ・ブラッドベリとジョン・ヒューストン、「悪魔をやっつけろ」に続いてヒューストンが製作・監督を担当。撮影監督は「しのび逢い」のオズワルド・モリス、作曲はフィリップ・スティートン。出演者は、「灰色の服を着た男」のグレゴリー・ペック、「善人は若死にする」のリチャード・ベースハート、「チャタレイ夫人の恋人」のレオ・ゲン、「ピラミッド(1955)」のジェームズ・R・ジャスティス、「トロイのヘレン」のハリー・アンドリュース、「知りすぎていた男」のバーナード・マイルズ、「ナポレオン」のオーソン・ウェールズなど男性オールスター・キャスト。
  • しのび逢い リポア君の恋愛修行

    制作年: 1954
    「禁じられた遊び」のルネ・クレマンがイギリスで監督し、1954年第7回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した恋愛喜劇。「白き処女地」のルイ・エモンの小説をルネ・クレマンとヒュー・ミルズが脚色し、台詞はミルスと「七月のランデヴ」のレイモン・クノーが担当した。撮影は「悪魔をやっつけろ」のオズワルド・モリス、音楽は「女の獄舎」のロマン・ヴラド。出演者は「狂熱の孤独」のジェラール・フィリップ、「情炎」のヴァレリー・ホブソン、「卑怯者」のジョーン・グリーンウッド、「艶ごと師」のマーガレット・ジョンストン、「舞姫夫人」のナターシャ・パリー、「密会」のジェルメーヌ・モンテロ、ディアナ・デッカーなどである。2022年11月25日かスタートした【ジェラール・フィリップ生誕100年映画祭】(ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開 配給:セテラ・インターナショナル)にて「しのび逢い ムッシュ・リポアの恋愛修行」HDデジタル・リマスター版が上映された。
  • 悪魔をやっつけろ

    制作年: 1953
    「赤い風車」のジョン・ヒューストンの主宰するロミュラス・プロとハンフリー・ボガートのサンタナ・プロが共同で製作した1953年作品。地中海岸の小港に集った得体のしれぬ人間たちを辛らつに描いた喜劇で、ジェイムズ・ヘルヴィクの小説を、目下アメリカで嘱目される小説家トルーマン・カポーティ(「終着駅」台辞)が脚色、ヒューストンが監督した。撮影は「赤い風車」のオズワルド・モリス、音楽はフランコ・マンニーノ(「美しき幻想」=未輸入)の担当。出演者は、「アフリカの女王」のハンフリー・ボガート、「終着駅」のジェニファー・ジョーンズ、「懐かしの日々」のジーナ・ロロブリジダ以下、「メルバ」のロバート・モーリー、エドワード・アンダーダウン、「スペードの女王」のアイヴァ・バーナード、「落ちた偶像」のバーナード・リー、「越境者」のサーロ・ウルツィ、マルコ・ツリなど。
  • 赤い風車(1952)

    制作年: 1952
    ピエル・ラ・ミュル作のロートレックの伝記小説『ムーラン・ルージュ』(Moulin Rouge)に取材して「アフリカの女王」のジョン・ヒューストンが脚色監督した色彩映画(一九五二年)で、脚色には「殺人者」のアンソニー・ヴェイラーが協力している。“ライフ”誌のカメラマン、エリオット・エリソファンの色彩監督によって「かくて我が恋は終りぬ」のオズワルド・モリスが撮影を担当し、「七つの大罪」のジョルジュ・オーリックが作曲した。また、美術のポール・シェリフ(「黒ばら」)と装置衣裳のマルセル・ヴェルテス(「リディアと四人の恋人」)はこの作品で五二年度のアカデミー賞をえた。出演者は父伯爵とアンリの二人を演ずるホセ・フェラー(「シラノ・ドウ・ベルジュラック」)をめぐってフランスの新進バレリーナであるコレット・マルシャン、「三つの恋の物語」のジャ・ジャ・ガボール、シュザンヌ・フロン、「魅せられた女」のクロード・ノリエ、キャサリン・カス、ジョルジュ・ランヌ、リー・モンタギューなど。
  • かくて我が恋は終りぬ

    制作年: 1952
    女流作家ノエル・アンリの小説『私はヒロインではない』(Je ne suis pas une Heroine)の映画化で、「フォーサイト家の女」のコンプトン・ベネットが監督し、オーブリー・バーリング(「砂漠の悪魔」)とマクスウェル・セットンが共同製作に当った戦争下の恋愛メロドラマ一九五二年作品。脚色は新進ジョン・クレスウェル。「黄金の龍」のオズワルド・モリスが撮影を、「哀愁のモンテカルロ」のロバート・ジルが作曲編曲を担当。主演は「パンドラ」のマリウス・ゴーリングと新人マリア・シェル(「魔法の箱」、未輸入)で、ガブリエル・ドルジア(「明日では遅すぎる」)、ジョン・ベイリー(「反逆(1951)」)、ルチー・マンハイム、バーバラ・ミューレンらが助演する。
  • 砂漠の決闘

    制作年: 1952
    「かくて我が恋は終りぬ」のオーブリー・バーリングとマクスウェル・セットンのコムビが一九五二年に製作したテクニカラー色彩アフリカ冒険劇。「熱砂の掟」のロバート・ウェスタービーが自身のオリジナル・ストーリーを脚色し、記録映画出身のジャック・リーが監督した。撮影は「赤い風車」のオズワルド・モリス、音楽作編曲は「かくて我が恋は終りぬ」のロバート・ジルの担当である。ハリウッドから招かれて「シェーン」のヴァン・ヘフリンと「追はぎ」のワンダ・ヘンドリクスが「熱砂の掟」のエリック・ポートマンと共演し、以下「黒鷲」のチャールズ・ゴルドナー、ジャック・フランソワ、「哀愁のモンテカルロ」のジャク・ブリュニュ、アレク・マンゴ(「艦長ホレーショ」)などが出演する。
  • 熱砂の掟

    制作年: 1950
    監督出身のオーブリー・バーリングが製作したアフリカの現地ロケ・メロドラマ。「恋の人魚」のロバート・ウェスタービーの脚本を、「コロンブスの探険」のデイヴィッド・マクドナルドが監督。撮影は「青の恐怖」のオズワルド・モリス、音楽はロバート・ジル。「放浪の王子」のエリック・ポートマンに、新人ロウレンス・ハァヴェイ、日本初登場のマリア・モーバンらが共演する。
  • 砂漠の悪魔

    制作年: 1950
    「熱砂の掟」と同じスタッフ、製作オーブリー・バーリング、監督デイヴィッド・マクドナルド、原作=脚色のロバート・ウェスタービー、撮影オズワルド・モリスが製作した一九五〇年度南阿映画。「赤い百合」のデニス・プライス、「絶壁の彼方に」のジャック・ホーキンス、「三十六時間」のシオバーン・マッケンナ、以下ピーター・ハモンド、グレゴワール・アスランらが主演。
  • 黄金の龍

    制作年: 1949
    製作はこの映画撮影中に死去したアレクサンダー・ガルパースン、監督は「情熱の友」の製作者ロナルド・ニームが担当した一九四九年アーサー・ランク提供作品。ヴィクター・キャニングの原作より、原作者自身と、監督のニームと「落ちた偶像」のレスリー・ストームとが共同脚色した。撮影には「熱砂の掟」のオズワルド・モリス、作曲には「邪魔者は殺せ」のウィリアム・オルウィンが当たる。主演は「情熱の友」のトレヴァー・ハワードと「火の接吻」のアヌーク・ニイメで、「絶壁の彼方に」のハーバート・ロム、マイルス・マレスン、ワルター・リラらが助演する。
  • オリヴァ・ツイスト(1948)

    制作年: 1948
    「大いなる遺産」と同じくチャールズ・ディケンズの小説の映画化で、製作、監督も同じロナルド・ニーム(「黄金の篭」)、デイヴィッド・リーン(「超音ジェット機」)である。脚色はリーンと「情熱の友」のスタンリー・ヘインズ。撮影監督は「艦長ホレーショ」のガイ・グリーン、音楽作曲はアーノルド・バックスの担当。出演者はこの映画のためにえらばれた少年ジョン・ハワード・デイヴィスをめぐって「宝島」のロバート・ニュートン、「大いなる遺産」のアレック・ギネス、同じくケイ・ウォルシュ、フランシス・L・サリヴァン(「シーザーとクレオパトラ」)、メアリー・クレア(「赤い風車」)、故ヘンリー・スティーブンソン、ラルフ・トルーマンなど。
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