セドリック・ギボンズの関連作品 / Related Work

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  • 白鳥(1956)

    制作年: 1956
    4月にモナコ大公レニエ三世と結婚したグレイス・ケリーの主演作品。原作はハンガリーの生んだ戯曲作家フェレンク・モルナール。監督は「情欲の悪魔」のチャールズ・ヴィダー、製作はドア・シャーリー、脚本は我国には未封切ながらギネスの一連のコメディを書いているジョン・ダイトン、撮影監督は「アメリカの戦慄」のロバート・サーティースと「ブリガドーン」のジョゼフ・ルッテンバーグ。主演はグレイス・ケリー、「地中海夫人」のアレック・ギネスがイギリスから呼ばれてアメリカ映画に初出演し、他に「忘れじの面影(1948)」のルイ・ジュールダン。
  • 炎の人ゴッホ

    制作年: 1956
    後期印象派画家の1人、ヴィンセンと・ヴァン・ゴッホの生涯を描いたアーヴィング・ストーンの同名小説の映画化。「青いヴェール」のノーマン・コーウィンが脚色、「お茶と同情」のヴィンセント・ミネリが監督した。撮影は「ボワニー分岐点」のフレディ・ヤング、「最後の銃撃」のラッセル・ハーランの2人、音楽は「悪人への貢物」のミクロス・ローザ。主演は「OK牧場の決斗」のカーク・ダグラス、「道」のアンソニー・クイン。共演は英国の舞台俳優ジェームズ・ドナルド、パメラ・ブラウン、ジャネッタ・ステーキなど。
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  • 悪人への貢物

    制作年: 1956
    「シェーン」の作者ジャック・シェーファーの短篇を「ケイン号の叛乱」のマイケル・ブランクフォートが脚色、「傷だらけの栄光」のロバート・ワイズが監督した、西部開拓に生きる男の物語。撮影監督は「オクラホマ!」のロバート・サーティース、音楽は「ボワニー分岐点」のミクロス・ローザが担当した。主演は「情欲の悪魔」のジェームズ・キャグニー、ギリシャ出身でハリウッド初出演のイレーネ・パパス、「恐怖の土曜日」のスティーブン・マクナリー、「暴力教室」のヴィック・モロー、舞台からきた新人ドン・ダビンスなど。
  • 情欲の悪魔

    制作年: 1955
    トーチソングの女王と謳われたルス・エッティングの半生を描く。製作はミュージカル映画の名手ジョー・パスターナク。ダニエル・フックスのオリジナルをフックスと「錨を上げて」のイソベル・レナートが共同脚色、監督は「アンデルセン物語」のチャールズ・ヴィダー。主演は「ミスタア・ロバーツ」のジェームズ・キャグニー、「カラミティ・ジェーン」のドリス・デイ、助演は「野郎どもと女たち」のロバート・キース、「竹の家」のキャメロン・ミッチェル。主題歌は1920年から30年代にかけて流行した14曲と、新曲2曲がドリス・デイによって歌われる。作曲はアーヴィング・バーリン、ガス・カーン、アーサー・フリード、ロジャースとハート等で、新曲の作曲はニコラス・ブロズスキーとチルトン・プライスで音楽監督はジョージ・ストール。テクニカラー、1955年作品。
  • 明日泣く(1955)

    制作年: 1955
    トーキー初期のミュージカルのスターとして可憐な魅力を銀幕に発散させて人気のあったリリアン・ロスの半生を描いたもの。原作はマイク・コノリーとジェロルド・フランクの共著、脚色は「リリー」「ガラスの靴」のヘレン・ドイッチェとジェイ・R・ケネディ。監督は「バラの刺青」のダニエル・マン。主演は「征服者(1955)」のスーザン・ヘイワードでこの作品でアカデミイ主演女優賞にノミネイトされた。共演は「暴力団(1955)」のリチャード・コンテ。「ローマの休日」のエディ・アルバート。撮影は「ガラスの靴」ノアーサー・E・アーリング、美術も「ガラスの靴」のセドリック・ギボンズ。スーザンが唄う4つの主題歌の編曲及び指揮はチャールズ・ヘンダースン。尚この映画はアカデミー衣装デザイン賞を獲得した。
  • 艦隊は踊る

    制作年: 1955
    「皇太子の初恋」のジョー・パスターナクが1955年に製作したミュージカル映画。「アニーよ銃をとれ」のハーバート・フィールズ作・ヴィンセント・ユーマンス作曲のミュージカル・プレイから「皇太子の初恋」のソニア・レヴィーンとウィリアム・ルドウィグのティームが脚色し、「幌馬車隊」のロイ・ローランドが監督した。撮影は「掠奪された7人の花嫁」のジョージ・フォルシー、音楽監督は「皇太子の初恋」のジョージ・ストールである。出演者は「掠奪された7人の花嫁」のジェーン・パウエル、「マルクス兄弟 デパート騒動」のトニー・マーティン、「奥様は芳紀17才」のデビー・レイノルズ、「雨の朝巴里に死す」のウォルター・ピジョン、ヴィク・ダモン、ジーン、レイモンド、「踊る大紐育」のアン・ミラー、「あの高地を取れ」のラス・タンブリン、J・キャロル・ナイシュなど。
  • 緑の火 エメラルド

    制作年: 1955
    「アパッチ族の最後」のアーマンド・ドゥイッチが1955年に製作した南米を舞台とする冒険映画。「壮烈カイバー銃隊」のコンビ、アイヴァン・ゴッフとベン・ロバーツが書いた脚本から「第八ジェット戦闘機隊」のアンドリュー・マートンが監督した。イーストマンカラー色彩の撮影は「皇太子の初恋」のポール・C・ヴォーゲル、音楽は「王家の谷」のミクロス・ローザ。出演者は「兄弟はみな勇敢だった」のスチュワート・グレンジャー、「喝采」のグレイス・ケリー、「女性よ永遠に」のポール・ダグラス、「日本人の勲章」のジョン・エリクソン、「帰らざる河」のマーヴィン・ヴァイ、ロバート・タファなど。
  • ムーンフリート

    制作年: 1955
    孤児の少年と盗賊の首領との友情を軸に繰り拡げられる伝奇的な冒険物語。監督は「死刑執行人もまた死す」のフリッツ・ラング、製作は「夜の人々(1949)」のジョン・ハウスマンとジャド・キンバーグ、脚本はジョン・ラスティグとマーガレット・フィッツ、原作はJ・ミード・フォークナーの冒険小説、撮影は「ラプソディー」のロバート・プランク、音楽は「グリーン・ベレー」のミクロス・ローザとヴィセント・ゴメスが担当。
  • 日本人の勲章

    制作年: 1955
    「あの高地を取れ」のドア・シャーリーが1955年に製作した異色西部劇で、ハワード・ブレスリンの原作から「底抜け最大のショウ」のドン・マクガイアが脚色、「拳銃魔」のミラード・カウフマンが脚本化し、「海底の黄金」のジョン・スタージェスが監督に当たった。イーストマンカラー色彩の撮影は「裸の拍車」のウィリアム・C・メラー、「幌馬車隊」のアンドレ・プレヴィンが音楽を担当した。出演者は「折れた槍」のスペンサー・トレイシー、「裸の拍車」のロバート・ライアン以下、「奥様は芳紀17才」のアン・フランシス、「ホワイト・クリスマス」のディーン・ジャガー、「遠い国」のウォルター・ブレナン、「皇太子の初恋」のジョン・エリクソン、アーネスト・ボーグナインなど。
  • 暴力教室(1955)

    制作年: 1955
    エヴァン・ハンターの小説「ブラックボード・ジャングル」を「雨の朝巴里に死す」のリチャード・ブルックスが脚色、監督し「果てしなき蒼空」のラッセル・ハーランが撮影を担当した。編曲はチャールズ・ウォルコットで「ロック・アラウンド・ザ・クロック」が主題曲となっている。主なる出演者は「欲望の谷」のグレン・フォード、「愛欲と戦場」のアン・フランシス、「第八ジェット戦闘機隊」のルイス・カルハーン、テレビスターのマギー・ヘイス、新人ヴィック・モローなど。1955年作品。
  • プロディガル(1955)

    制作年: 1955
    ジェームズ・ラーセンとジョー・ブリーン・ジュニアが聖書から取材し書き上げたものを、モーリス・ジムが脚色、「皇太子の初恋」のリチャード・ソープが監督、「雨の朝巴里に死す」のジョセフ・ルッテンバーグが撮影、「ラプソディー」を編曲したブロニスロー・ケイパーが音楽を担当する。主なる出演者は「皇太子の初恋」のエドモンド・パーダム、「男の魂(1955)」のラナ・ターナー、「暴力教室」のルイス・カルハーン、「我が心に君深く」のジェームズ・ミッチェルなど。1955年作品。
  • ブリガドーン

    制作年: 1954
    「バンド・ワゴン」のアーサー・フリードが1954年に製作したシネマスコープ・ミュージカル。スコットランドの伝説に取材したアラン・ジェイ・ラーナー(「巴里のアメリカ人」)のミュージカル・プレイーフレデリック・ロー作曲ーはブロードウェイで581回連続公演の記録を持つもので、これをラーナーが映画用に脚色し、「バンド・ワゴン」のヴィンセント・ミネリが監督に当った。振付と主演は「バンド・ワゴン」のジーン・ケリーである。アンスコカラー色彩撮影は「ジュリアス・シーザー(1953)」のジョゼフ・ルッテンバーグ、音楽監督はジョニー・グリーン。「第8ジェット戦闘機隊」のヴァン・ジョンソン、「君知るや南の国」のシド・チャリシーがジーン・ケリーに共演し、ほか、「悪人と美女」のエレイン・スチュワート、「ディミトリアスと闘士」のバリー・ジョーンズ、「バンド・ワゴン」のヒュー・レイング、舞台で同じ役を演じたヴァージニア・ボスラー、ジミー・トンプソンなどが出演する。作品中の曲名は、Heather on the Hill I'll Go Home with Bonnie Jean Waitin' for my Dearie Almost Like Being in Love There But for you Go I The Wedding Dance Brigadoon Down on MacConnachy Squareなど。
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  • 掠奪された七人の花嫁

    制作年: 1954
    「君知るや南の国」のジャック・カミングスが1954年に製作したシネマスコープ色彩ミュージカル。ピュリッツァ賞作家スティーブン・ヴィンセント・ベネットの原作を「ローズ・マリイ(1936)」のコンビ、アルバート・ハケットとフランセス・グッドリッチに「水着の女王」のドロシー・キングスリーが加って脚色、「踊る大紐育」のスタンリー・ドーネンが監督した。アンスコカラーの撮影監督は「第8ジェット戦闘機隊」のジョージ・フォルシー、音楽監督はアドルフ・ドイッチュである。出演者は、「ローズ・マリー(1954)」のハワード・キール、「スイングの少女」のジェーン・パウエル、ジェフ・リチャーズ、ジュリー・ニューメイヤー、ラス・タンブリン、ナンシー・キルガス、トミー・ロール、ヴァージニア・ギブソンなど。
    90
  • 我が心に君深く

    制作年: 1954
    ミュージカル・プレイや映画などで有名な作曲家故シグマンド・ロムバーグの色彩伝記映画で1954年に製作された。製作はロジャー・イーデンス、監督は「掠奪された七人の花嫁」のスタンリー・ドーネンである。エリオット・アーノルドの原作から「僕は戦争花嫁」のレナード・スピーゲルガスが脚色した。イーストマンカラーの撮影(プリントはテクニカラー)は「第八ジェット戦闘機隊」のジョージ・フォルシー、音楽は「掠奪された7人の花嫁」のアドルフ・ドイッチェである。出演者は、「もず」のホセ・フェラー、「デジレ」のマール・オベロン、先般来日した歌手ヘレン・トローベル、「紅の翼(1954)」のドー・アヴドン、「雨の朝巴里に死す」のウォルター・ピジョン、ポール・ヘンリード、タマラ・トゥマノヴァらで、篇中のミュージカル場面にゲストとしてローズマリー・クルーニー、ジーン及びフレッド・ケリー兄弟、ジェーン・パウエル、ヴィク・ダモン、アン・ミラー、ウィリアム・オルヴィス、シド・チャリシー、ジェームズ・ミッチェル、ハワード・キール、トニー・マーティン、ジョーン・ウェルドンが出演する。
  • ラプソディー

    制作年: 1954
    「黒騎士」のエリザベス・テイラーが主演する1954年映画で、ヴァイオリニストとピアニストに愛情を捧げる女性を描くもの。製作は「アダム氏とマダム」のローレンス・ウェインガーテン。ヘンリー・ハンデル・リチャードスンの小説『モオリス・ゲスト』をルースおよびオーガスタス・ゲーツ夫妻が潤色し、フェイおよびマイケル・カニン夫妻が脚色したものを「アンデルセン物語」のチャールズ・ヴィダーが監督した。映画中使用される10数曲の純音楽は、「リリー」のブロニスロー・ケイパーにより編曲され、ジョニー・グリーンが音楽監督とオーケストラの指揮にあたり、陰の演奏は、ヴァイオリンをマイケル・レイビン、ピアノはクラウディオ・アロウがそれぞれ受け持った。テクニカラー色彩撮影は「リリー」のロバート・プランクの担当。エリザベス・テイラーを中心に「君知るや南の国」のヴィットリオ・ガスマン、新人ジョン・エリクスン、「アスファルト・ジャングル」のルイス・カルハーン、「白い恐怖」のマイケル・チェホフ、「イヴの総て」のバーバラ・ベイツ、リチャード・ヘイゲマンなどが出演する。
    93
    • おしゃれな
    • かっこいい
  • ローズ・マリー(1954)

    制作年: 1954
    今までに2度映画化された(28年及び36年)オスカー・ハマースタイン2世、オットー・ハーバッハ合作の同名オペレッタの、今度はシネマスコープによる映画化である。「血闘」のロナルド・ミラーとジョージ・フローシェルの脚本から「百万弗の人魚」のマーヴィン・ルロイが製作監督にあたった。イーストマンカラー色彩の撮影監督は「二世部隊」のポール・C・ヴォーゲル。音楽は、ルドルフ・フリムル、ハーバート・ストサート合作の原曲に更にフリムル、ジョージ・ストール、ハーバート・ベイカー作の曲、詩を加えている。音楽監督はジョージ・ストール。主演者は「兄弟はみな勇敢だった」のアン・ブライス、「荒原の疾走」のハワード・キール、アルゼンチン出身のフェルナンド・ラマス(「情熱のタンゴ」)で、以下バート・ラー、マージョリー・メイン、ジョーン・テイラーなどである。
  • 重役室

    制作年: 1954
    キャメロン・ホーリイの小説を「麗しのサブリナ」のアーネスト・リーマンが脚色、「罠(1949)」のロバート・ワイズが監督、「兄弟はみな勇敢だった」のジョージ・フォルシーが撮影を担当した。主なる出演者は「喝采」のウィリアム・ホールデン、「我が心に君深く」のウォルター・ピジョン、「もず」のジューン・アリソン、「欲望の谷」のバーバ・スタンウィック、「綱渡りの男」のフレドリック・マーチなど。「ジュリアス・シーザー(1953)」のジョン・ハウスマンが製作する1954年作品。
  • 雨の朝巴里に死す

    制作年: 1954
    「暗黒街の巨頭」のアメリカ作家F・スコット・フィッツジェラルド(1896~1940)の、第一次大戦後のパリを舞台とした小説 Babylon revisited を現代的に潤色して映画化したもので、監督には新進のリチャード・ブルックスが当たっている。脚色は「女性よ永遠に」のジュリアス・Jとフィリップ・Gのエプスタイン兄弟とリチャード・ブルックスの共同、撮影は「ブリガドーン」のジョセフ・ルッテンバーグ、音楽は「雨に唄えば」のコンラッド・サリンジャーである。出演者は「ラプソディー」のエリザベス・テイラー、「第八ジェット戦闘機隊」のヴァン・ジョンソン、「彼等は馬で西へ行く」のドナ・リード、「第八ジェット戦闘機隊」のウォルター・ピジョン、エヴァ・ガボール、カート・カズナー、ジョージ・ドレンツ、ロジャー・ムーアら。「掠奪された七人の花嫁」のジャック・カミングス製作になるテクニカラー色彩の1954年作品である。
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  • 王家の谷(1954)

    制作年: 1954
    C・W・セラムの「神、墓、学者」の歴史的記述にヒントを得たエジプトの古墳探究物語で「二世部隊」のロバート・ピロッシュが監督した1954年作品。脚本はピロッシュ監督と「不時着結婚」のカール・ダンバーグが協力して書きおろした。撮影はイーストマン・カラーで行われ「モガンボ」のロバート・サーティースが担当(プリントはテクニカラー版)。音楽は「アスファルト・ジャングル」のミクロス・ローザである。主演は「円卓の騎士」のロバート・テイラーと「黒い絨毯」のエレノア・パーカーで、アルゼンチン映画界出身の新人カーロス・トンプソン、カート・カズナー(「君知るや南の国」)。ヴィクター・ジョリー、レオン・アスキンらが助演。
  • 悪徳警官

    制作年: 1954
    「ブラボー砦の脱出」のニコラス・ネイファックが1954年に製作したギャング映画で、ウィリアム・P・マッギヴァーンの小説から「六つの橋を渡る男」のシドニー・ボームが脚色、「艦隊は踊る」のロイ・ローランドが監督した。撮影は「対決」のジョン・サイツ、音楽は「ブラボー砦の脱出」のジェフ・アレクサンダーである。出演者は「王家の谷」のロバート・テイラー、「フォルウォスの黒楯」のジャネット・リー、「前科者」のジョージ・ラフト、「あの高地を取れ」のスティーヴ・フォレスト、「愛欲と戦場」のアン・フランシス、ロバート・エレンスティーンなど。
  • 第八ジェット戦闘機隊

    制作年: 1954
    サタデイ・イヴニング・ポスト誌に掲載された2つのストーリー 、「楽園に帰る(1953)」のジェームズ・A・ミッチェナーの「朝鮮の忘れられた英雄たち」とハリー・A・バーンズ中佐の「盲目パイロット事件」から「赤い唇」のアンドリュー・マートンが監督した戦記映画である。脚色は「罠(1949)」のアート・コーン、ヘンリー・バーマン製作の1954年作品。撮影は「兄弟はみな勇敢だった」のジョージ・フォルシー、音楽は「アスファルト・ジャングル」のミクロス・ローザである。出演者は「二世部隊」のヴァン・ジョンソン、「フォーサイト家の女」のウォルター・ピジョン、「アスファルト・ジャングル」のルイス・カルハーン、「果てしなき蒼空」のデューウィ・マーティン、キーナン・ウィン、フランク・ラヴジョイなど。
  • 荒原の疾走

    制作年: 1953
    「北の狼」のスティーブン・エイムスが製作し「流刑の大陸」のジョン・ファーロウが監督にあたった西部劇1953年作品。脚本は「北の狼」のフランク・フェントンで、アンスコ・カラーによる色彩撮影は「クオ・ヴァディス」のロバート・サーティース(プリントはテクニカラー版)、音楽は「リリー」のブロニスロー・ケイパーの担当。主演は「クオ・ヴァディス」のロバート・テイラー、「栄光の星の下に」のエヴァ・ガードナー、「ショウボート」のハワード・キール、「壮烈第7騎兵隊」のアンソニー・クィンで、カート・カズナー「リリー」、ジャック・エラム「彼女は二挺拳銃」、テッド・デ・コルシア、ウォルター・ボールドウィンらが助演。
  • ジュリアス・シーザー(1953)

    制作年: 1953
    ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ジュリアス・シーザー』の映画化で、「五本の指」のジョセフ・L・マンキーウィッツが監督に当たった1953年作品。製作は「悪人と美女」のジョン・ハウスマン。「愛の決断」のジョセフ・ルッテンバーグが撮影を、「悲恋の女王エリザベス」のミクロス・ローザが音楽を担当。出演者は「革命児サパタ」のマーロン・ブランド、「ゼンダ城の虜(1952)」のジェームズ・メイスン、英劇壇のジョン・ギールグッド、「ゼンダ城の虜(1952)」のルイス・カルハーン、「拳銃無情」のエドモンド・オブライエン、「愛の決断」のグリア・ガースン、「地上より永遠に」のデボラ・カー、「探偵物語」のジョージ・マクレディ、「血闘」のリチャード・ヘイル、「悲恋の女王エリザベス」のアラン・ナビア、マイケル・ペイトら。
  • あの高地を取れ

    制作年: 1953
    「女群西部へ!」のドア・シャーリーが1953年に製作した色彩軍事映画。「拳銃魔」のミラード・カウフマンの脚本から「雨の朝巴里に死す」のリチャード・ブルックスが監督、「暴力団(1955)」のジョン・アルトンがアンスコカラーの撮影を、「紅の翼(1954)」のディミトリ・ティオムキンが音楽を担当した。「折れた槍」のリチャード・ウィドマーク、「謎のモルグ街」のカール・マルデン、「ブリガドーン」のエレイン・スチュワートが主演し、以下、「土曜は貴方に」のカールトン・カーペンター、「掠奪された七人の花嫁」のラス・タンブリン、「コロラド」のジェローム・コートランド、「謎のモルグ街」のスティーヴ・フォレストらが出演する。
  • 兄弟はみな勇敢だった

    制作年: 1953
    「黒騎士」と同じくパンドロ・S・バーマンが製作し、リチャード・ソープが監督したテクニカラー海洋劇1953年作品。ベン・エイムズ・ウィリアムズの小説を「陽のあたる場所」のハリー・ブラウンが脚色した。撮影は「百万弗の人魚」のジョージ・フォルシイ、音楽は「アスファルト・ジャングル」のミクロス・ローザの担当。主演は「クオ・ヴァディス」のロバート・テイラー、「悲恋の王女エリザベス」のスチュワート・グレンジャー、「世界を彼の腕に」のアン・ブライスで、「聖衣」のベッタ・セント・ジョン、「三銃士(1948)」のキーナン・ウィン、「アスファルト・ジャングル」のジェイムズ・ウィトモア、「リリー」のカート・カズナー、「ゼンダ城の虜(1922)」のルイス・ストーンらが助演する。オリジナル版は101分。
  • 君知るや南の国

    制作年: 1953
    女流作家ジョセフィナ・ニグリの小説「あるミキシコの村」の映画化で、製作は「土曜は貴方に」のジャック・カミングス、監督はメキシコ映画界出身のノーマン・フォスター(「荒原の女」)の担当。脚色は原作者ニグリと監督フォスターの共同で、撮影はレイ・ジューン(「山荘物語」)、音楽監督ならびに編曲はレオ・アーノウドが受け持つ。出演者は「闘牛の女王」のリカルド・モンタルバン、「三つの恋の物語」のピア・アンジェリ、「摩天楼の影」のヴィットリオ・ガスマン、「地中海夫人」のイヴォンヌ・デ・カーロ、「バンド・ワゴン」のシド・チャリシー、新進リック・ジェイスン、「巴里のアメリカ人」のニナ・フォック、「リリー」のカート・カズナー、ウォルター・ハムデン、トーマス・ゴメス、アルフォンゾ・ベドヤらである。
  • 決戦攻撃命令

    制作年: 1953
    広島原爆投下の指揮官ティベッツ大佐の投下決行までの苦悩を描いたドラマ。バーン・レイ・ジュニアのストーリーを自身と「あの手この手」のメルヴィン・フランクと「拳銃の罠」の脚本を書いたノーマン・パナマが共同で脚色し、フランクとパナマが共同で監督した。撮影を「パリの恋人」のレイ・ジューン、音楽をヒューゴー・フリードホーファーが担当。出演は「流血の谷」のロバート・テイラー、「肉体の遺産」のエレノア・パーカー、ほかにジェイムス・ホイットモアら。製作メルヴィン・フランクとノーマン・パナマ。
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  • リリー

    制作年: 1953
    「愛の決断」のエドウィン・H・ノッフが製作し、「イースター・パレード」のチャールズ・ウォルターズが監督にあたったテクニカラーのミュージカル、1953年の作品。ポール・ギャリコ「打撃王」の原作を「キング・ソロモン」のヘレン・ドイッチェが脚色した。撮影は「錨を上げて」のロバート・プランク、音楽は「北の狼」のブロニスロー・ケイパーの担当。主演は「三つの恋の物語」のレスリー・キャロン、「血闘」のメル・ファーラー、「乙女の湖」のジャン・ピエール・オーモン、「三つの恋の物語」のザザ・ガボールで、アレックス・ゲリー、ウィルトン・グラッフ、カート・カズナーらが助演する。
  • ブラボー砦の脱出

    制作年: 1953
    ニコラス・ネイファック製作のアンスコカラー色彩の西部劇。1953年作品。フィリップ・ロックとマイケル・ペイト合作のストーリーを「荒原の疾走」のフランク・フェントンが脚色、わが国初登場のジョン・スタージェスが監督した。撮影は「モガンボ」のロバート・サーティース、音楽はジェフ・アレグザンダー。「第17捕虜収容所」のウィリアム・ホールデンと「探偵物語」のエレノア・パーカーが主演し、新人ジョン・フォーサイス、「恋は青空の下」のウィリアム・デマレスト、「破局」のウィリアム・キャンベル、ジョン・ラプトン、ポリー・バーゲンなどが出演。
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  • バンド・ワゴン(1953)

    制作年: 1953
    「巴里のアメリカ人」のコンビ、製作アーサー・フリード、監督 ヴィンセント・ミネリの手になるテクニカラーのミュージカル1953年作品である。主演は「イースター・パレード」のフレッド・アステアと「雨に唄えば」のシッド・シャリッシという新チーム。オリジナル・シナリオは「雨に唄えば」のライター・チーム、ベティ・カムデン=アドルフ・グリーンの共作で、音楽監督は、「ショウ・ボート(1951)」のアドルフ・ドイッチェ、撮影は「彼女は2挺拳銃」のハリイ・ジャクスンの担当。歌曲はハワード・ディーツ作詞、アーサー・シュワルツ作曲で、ミュージカル場面の振付にはマイケル・キッドがあたった。アステア、チャリッシをめぐって、オスカー・レヴァント(「巴里のアメリカ人」)、ブロードウェイのミュージカル・スタア、ナネット・ファブレイ、ジャック・ブキャナンらが助演。
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  • 三つの恋の物語

    制作年: 1953
    「哀愁」のシドニー・A・フランクリンが製作した3つのエピソードを集めたオムニバス映画で、テクニカラーの1953年作品。第1話『嫉妬深い恋人』は「奥様は顔が二つ」の製作者ゴットフリード・ラインハルトが監督にあたり、脚本は「山のロザンナ」のジョン・コリアー。主演は「五本の指」のジェームズ・メイスン、「ホフマン物語」のモイラ・シアラー、「ショウ・ボート(1951)」のアグネス・ムーアヘッド。第2話『マドマアゼル』は「可愛い配当」のヴィンセント・ミネリの監督。アーノルド・フィリップスの原作を「フォーサイト家の女」のジャン・ラスティグと「血闘」のジョージ・フローシェルが共同脚色した。主演は「巴里のアメリカ人」のレスリー・キャロン、「見知らぬ乗客」のファーリー・グレンジャー、「脱獄者の秘密」のエセル・バリモアで、「赤い風車」のザザ・ガボール、子役のリッキー・ネルソンとドナ・コーコランらが助演。第3話『均衡』は第1話と同じくゴットフリード・ラインハルトが監督しジョン・コリアーが脚色している。ラディスラス・ヴァイダとジャック・マレの原作を、第2話の脚色チーム、ジャン・ラスティグとジョージ・フローシャルが潤色した。「探偵物語」のカーク・ダグラスと「明日では遅すぎる」のピア・アンジェリが主演し、「血闘」のリチャード・アンダーソンが助演する。3篇を通じて撮影は「血闘」のチャールズ・ロシャーと「雨に唄えば」のハロルド・ロッソンの2人、音楽は「黒騎士」のミクロス・ローザの担当。
  • 悲恋の王女エリザベス

    制作年: 1953
    英国女王エリザベス一世(1533―1603)の若い日の悲恋を描くマーガレット・アーウィン作の小説を映画化した1953年作品。「三つの恋の物語」のシドニー・A・フランクリンが製作し、「血闘」のジョージ・シドニーが監督に当たった。「フォーサイト家の女」のジャン・ラスティグとアーサー・ウインペリスが脚色し、撮影は「三つの恋の物語」のチャールズ・ロシャー、音楽は「クオ・ヴァディス」のミクロス・ローザの担当。主演は「黒水仙」「聖衣」のジーン・シモンズ、「ゼンダ城の虜(1952)」のスチュワート・グレンジャー、「地上より永遠に」のデボラ・カー、「情炎の女サロメ」のチャールズ・ロートンで、ケイ・ウォルシュ「オリヴァ・ツイスト」、ガイ・ロルフ「黒騎士」、キャスリン・バイロン「黒水仙」、セシル・ケラウェイ「印度の放浪児」、子役レックス・トンプソン、レオ・G・キャロル「頭上の敵機」、エレイン・スチュワート「悪人と美女」、ドーン・アダムス「月蒼くして」らが助演する。
  • 裸の拍車

    制作年: 1953
    「怒りの河」と同じく、アンソニー・マンが監督しジェイムス・ステュアートが主演するテクニカラー西部劇で、「暴力行為」のウィリアム・H・ライトが製作した1953年作品。脚本はラジオやTVの新進ライター・チーム、サム・ロルフとハロルド・ジャック・ブルーム、撮影は「ミズーリ横断」のウィリアム・C・メラー、音楽は「北の狼」のブロニスロー・ケイパー」の担当。共演者は「血闘」のジャネット・リー、「荒野の三悪人」のロバート・ライアン、「ジープの四人」の新人ラルフ・ミーカー、「雨に唄えば」のミラード・ミッチェル。
    80
  • 百万弗の人魚

    制作年: 1952
    「ガス燈」のアーサー・ホーンブロウ・ジュニアが製作し、「若草物語(1949)」のマーヴィン・ルロイが監督に当たったテクニカラーの水中レヴュー映画で、往年の水泳スター、アネット・ケラーマンの伝記に基づいたもの。脚本は「虹を掴む男」のエヴェレット・フリーマン、音楽は「花嫁の父」のアドルフ・ドイッチェ、撮影は「アダム氏とマダム」のジョージ・フォルシーの担当。主演は「闘牛の女王」のエスター・ウィリアムス、「サムソンとデリラ」のヴィクター・マチュア、「フォーサイト家の女」のウォルター・ビジョン、舞台から映画入りしたデイヴィッド・ブライアンの4人で、子役ドナ・コーコラン、ニューヨークシティ・バレエ団のマリア・トールチーフらが助演する。
  • メリイ・ウィドウ(1952)

    制作年: 1952
    フランツ・レハールのワルツで著名な“メリー・ウィドウ”のオペレッタ(ヴィクター・レオン、レオ・ステイン合作)の4度目の映画化で、「錨を上げて」のジョー・パスターナクが1952年に製作したもの。「歌劇王カルーソ」のソニア・レヴィーンとウィリアム・ルドウィッグのティームが脚本をかき、「雨に濡れた欲情」のカーティス・バーンハートが監督した。色彩撮影(テクニカラー)は「王家の谷」のロバート・サーティース、音楽監督はジェイ・ブラックトンである。主演は「悪人と美女」のラナ・ターナーで、「ローズ・マリー(1954)」のフェルナンド・ラマスが共演、伊か「わが心に歌えば」のユーナ・マーケル、「永遠のアンバー」のリチャード・ヘイドン、トーマス・ゴメスらが出演する。アメリカではMGM社から発売された。
    90
  • 悪人と美女

    制作年: 1952
    「ジェーン・エア」の脚本を書いたジョン・ハウスマンが製作にあたり、「三つの恋の物語」(第2話)のヴィンセント・ミネリが監督した1952年作品。ハリウッドの内幕を描くジョージ・ブラッドショウのストーリーを「女群西部へ」のチャールズ・スクニーが脚色した。撮影は「北の狼」のロバート・サーティース、音楽は「猛獣と令嬢」のデイヴィッド・ラクシンの担当。主演は「三銃士(1948)」のラナ・ターナー、「三つの恋の物語」(第3話)のカーク・ダグラス、「拳銃往来」のディック・パウエル、「百万$の人魚」のウォルター・ピジョン、「群盗の宿」のバリー・サリヴァンで、「突然の恐怖」のグロリア・グレアム、ギルバート・ローランド、レオ・G・キャロルらが助演。なお、この作品は52年アカデミー賞で、脚色賞、女優助演賞(グロリア・グレアム)、撮影賞、美術賞、衣裳デザイン賞の5つの部門に入賞した。
    100
  • ゼンダ城の虜(1952)

    制作年: 1952
    英国の作家サー・アンソニー・ホープの同名小説(1894年)、3度目の映画化で、「黒騎士」と同じくパンドロ・S・バーマンが製作し、リチャード・ソープが監督したテクニカラー1952年作品。ホープの原作からエドワード・ローズが劇化したものをウェルズ・ルートが潤色し、ジョン・L・ボルダーストン(セルズニックの映画化作品の脚色担当)と「黒騎士」のノエル・ラングレーが脚色した。撮影は「フォーサイト家の女」のジョゼフ・ルッテンバーグ、音楽は「荒野の襲撃」のアルフレッド・ニューマンの担当。主演は「血闘」のスチュワート・グレンジャー、「キング・ソロモン」のデボラ・カー、「五本の指」のジェームズ・メイスンで、ルイス・カルハーン「アニーよ銃をとれ」、ジェーン・グリア「船乗りシンバッドの冒険」、ロバート・ダグラス「黒騎士」、ロバート・クート「血闘」らが助演する。
    92
  • 北の狼

    制作年: 1952
    「緑色の髪の少年」のスティーブン・エイムスが製作するカナダの北西騎馬警官実話1952年作品で、MGMアンスコカラアの第1回作。フランク・フェントンの書き下ろし脚本から「キング・ソロモン」(協同)のアンドリュー・マートンが監督、同作品のロバート・サーティースが撮影、「フォーサイト家の女」のブロニスロー・ケイパーが音楽を担当した。主演は「血闘」のスチュワート・グレンジャー、「美しき被告」のウェンデル・コーリー、「雨に唄えば」のシド・チャリシーで、以下「歌う捕物帖」のモーガン・ファーレイ、「北大西洋」のJ・M・ケリガン、「潜行者」のハウスリー・スティーヴンソン、「テキサス決死隊(1949)」のレイ・ティールらが助演。
  • クオ・ヴァディス(1952)

    制作年: 1952
    MGMがイタリアのチネチッタ撮影所で作った1952年度作品で、ヘンリック・シェンキーウィッチの原作を映画化したテクニカラーの古代史劇。登場人物3万、セット115 と称される大作で、監督は「百万$の人魚」のマーヴィン・ルロイ(サイレント時代イタリアで三度映画化されている)。脚本はジョン・リー・メイン「ショウ・ボート(1951)」、S・N・ベールマン「哀愁」、ソニア・レヴィーン「アメリカ交響楽」の3人が共同執筆し、音楽は「三つの恋の物語」のミクロス・ローザ、撮影は「悪人と美女」のロバート・サーティースと「印度の放浪児」のウィリアム・V・スコールの担当。主演は「黒騎士」のロバート・テイラーと「ゼンダ城の虜(1952)」のデボラ・カーで、「ヘンリー五世」のレオ・ゲン、英国の俳優・監督・脚本家のピーター・ユスチノフ、英国女優パトリシア・ラファン、「黒騎士」のフィンレイ・カリー、エイブラハム・ソフィア、マリナ・バーティ、バティ・ベア、フェリックス・エイルマーらが助演。
    80
  • 雨に唄えば

    制作年: 1952
    アーサー・フリードが「巴里のアメリカ人」に次いで製作したテクニカラーのミュージカル(1952年作品)で、製作のフリード、監督ならびに音楽場面振付けのジーン・ケリーとスタンリー・ドーネン、主題歌「雨に唄えば」に基づいてシナリオを書いたアドルフ・グリーンとベティ・カムデン、音楽監督のレニー・レイトン、撮影監督のハロルド・ロッソンらは、すべて「踊る大紐育」と同じスタッフである。歌曲の大部分は作詞が製作者フリード、作曲ネイシオ・H・ブラウンによる。出演者はジーン・ケリーをめぐって新進デビー・レイノルズ、ヴォードヴィル出身のドナルド・オコナー、「アパッチ族の最後」のジーン・ヘイゲン、「拳銃王」のミラード・ミッチェル、「闘牛の女王」のシド・チャリシー、「銃の後に立つ男」のダグラス・フォーリーら。
    72
  • 血闘(1952)

    制作年: 1952
    「大地は怒る」のケイリー・ウィルソンが制作する1952年色彩作品で、「海の征服者」ラファエル・サバティニの著名な原作を映画化した伝記時代劇である。脚色はロナルド・ミラーと「ミニヴァー夫人」のジョージ・フロシェールが協力、「ショウ・ボート(1951)」のジョージ・シドニーが監督した。撮影は「ショウ・ボート(1951)」のチャールズ・ロシャー、音楽はヴィクター・ヤングが担当する。主演は「キング・ソロモン」のステュワート・グレンジャー、「ヴァレンチノ」のエレノア・パーカー、「ママの青春」のジャネット・リー、「勇敢な牝牛」のメル・ファーラーで、以下「ミニヴァー夫人」のヘンリー・ウィルコクスン、「巴里のアメリカ人」のニナ・フォック、「ミズーリ横断」のリチャード・アンダーソンらが助演する。
  • 女群西部へ!

    制作年: 1952
    「群衆」のフランク・キャプラの原作を「赤い河」のチャールズ・スクイニが脚色し、「廃墟の群盗」のウィリアム・A・ウェルマンが監督した西部ドラマ1952年作品で、製作は「二世部隊」のドア・シャーリー。撮影はウィリアム・メラー。主演は「アパッチ族の最後」のロバート・テイラーと「戦場(1949)」のデニーズ・ダーセルで、ジュリー・ビショップ(「硫黄島の砂」)、ジョン・マッキンタイア(「ウィンチェスター銃'73」)、ヘンリー・中村(「二世部隊」)、ホープ・エマーソンらが助演している。
  • 可愛い配当

    制作年: 1951
    「花嫁の父」の登場人物をそのままかりて、かれらの後日物語を描いた作品で、1951年の製作。監督のヴィンセント・ミネリ、脚本のアルバート・ハケット、フランセス・グッチドリッチ、製作のパンドロ・S・バーマン、撮影のジョン・アルトンはすべて「花嫁の父」と同じスタッフ。音楽だけが前作のアドルフ・ドイッチからアルバート・センドリーに変わっている。出演者も「花嫁の父」と同じくスペンサー・トレイシー、エリザベス・テイラー、ジョーン・ベネット、ドン・テイラー、ビリー・バーク、モローニ・オルセンらで、前作で登場しなかった人物としてはリチャード・ロバー、ヘイドーン・ロークらがいる。
  • 歌劇王カルーソ

    制作年: 1951
    不世出のテナー歌手と言われたエンリコ・カルーソを、未亡人の手記を基にして描いた音楽伝記映画、1951年色彩作品。「スイングの少女」と同じくジョー・パスターナクが製作、リチャード・ソープが監督した。「育ち行く年」のソニア・レヴィーンがウィリアム・ルドウィッグと共同で脚本を書いている。撮影は「ミニヴァー夫人」ジョゼフ・ルッテンバーグ、音楽は数多くのオペラ曲が歌われている。アレンジはアーヴィング・アーロンスン。カルーソには新進オペラ歌手マリオ・ランザが扮し、相手役は「成吉思汗」のアン・ブライス。ドロシー・カーステン以下、メトロポリタンその他のオペラ歌手が多数出演しているほか、「駅馬車(1939)」の作曲家リチャード・ヘイゲマンも顔を見せる。
    100
  • 栄光の星の下に

    制作年: 1951
    「スピード王(1950)」のクラーク・ゲーブルと「ショウ・ボート(1951)」のエヴァ・ガードナーが主演する西部活劇1951年作品で、製作は「ママの新婚旅行」のZ・ウェイン・グリフィン。「ウィンチェスター銃'73」のボーデン・チェイスが自らの雑誌連載小説を脚色、「落日の決闘」のハワード・エスタブルックが潤色、「ドン・ファンの冒険」のヴィンセント・シャーマンが監督する。撮影は「スピード王」のハロルド・ロッソン、音楽はデイヴィッド・バットルフの担当である。ゲーブル、ガードナーの他、「オール・ザ・キングスメン」のブロデリック・クロフォード、「白昼の決闘」のライオネル・バリモア、「蛇の穴」のビューラ・ボンディ、以下エド・ベグリー、ジェームズ・バーク、ウィリアム・ファーナムらが共演。
  • 印度の放浪児

    制作年: 1951
    『ジャングル・ブック』のルドヤード・キプリングの長編小説を映画化した、テクニカラー1951年作品。製作は「パーキントン夫人」のレオン・ゴードン、監督は「大地は怒る」のヴィクター・サヴィルである。脚色は製作者のゴードン、「キング・ソロモン」のヘレン・ドイッチェ、リチャード・スカイヤーの3人の共同。撮影は「北西への道」のウィリアム・V・スコール、音楽は「暴力行為」のアンドレ・プレヴィンの担当。主演は「戦場を駈ける男」のエロール・フリンと「緑色の髪の少年」のディーン・ストックウェルで、ポール・ルーカス「女の顔」、ロバート・ダグラス「摩天楼」、トーマス・ゴメス「星は輝く」、セシル・ケラウェイ「ハーヴェイ」、レジナルド・オウエン「三銃士(1948)」、ローレット・リューツ「有史前の女」、ロマン・トポロウらが助演。
  • ショウ・ボート(1951)

    制作年: 1951
    24年間にわたるヒット・ミュージカル・プレイ「ショウ・ボート」は、エドナ・ファーバーのベスト・セラー小説に基づいて、ジェローム・カーン=オスカー・ハマースタイン2世のコンビの作によるものだが、その映画化はこの作品が3度目。「アニーよ銃をとれ」と同じくアーサー・フリードが製作しジョージ・シドニーが監督したテクニカラー版1951年度作品。脚色は「ジキル博士とハイド氏(1941)」のジョン・リー・メイン、撮影のチャールズ・ロシャー、舞台振付けのロバート・アルトン、音楽監督のアドルフ・ドイッチェはそれぞれ「アニーよ銃をとれ」と同じスタッフ。配役はマグノリアに「花の合唱(コーラス)」のキャスリン・グレイソン、ジュリーに「パンドラ」のエヴァ・ガードナー、ゲイロードに「アニーよ銃をとれ」のハワード・キール、アンディ船長にジョー・E・ブラウン。その他アグネス・ムアヘッド「サマーホリディ」、ダンスチームのチャンピオン、ロバート・スターリング「渓谷の銃声」、アデール・ジャーゲンス「千一夜物語」らが出演する。
    60
  • 二世部隊

    制作年: 1951
    M・G・M日本支社再開第1回公開作品。第2次大戦中2世の志願者によって編成された第442部隊の功績を描き、併せて人種問題をもテーマにした1951年作品で、製作は「戦場(1949)」のドア・シャアリィ、脚本と監督は同じ「戦場(1949)」の原作者ロバート・ピロッシュがあたり、撮影はポール・C・ヴォーゲル(「戦場(1949)」)、音楽はアルバート・コロンボの担当。出演者は「戦場(1949)」「恋愛聴診器」のヴァン・ジョンソンと第442部隊の生き残り勇士、アキラ・福永、ジョージ・三木、ヘンリー・中村、レーン・中野、ケン・岡本、ヘンリー・岡里、それにイタリア出身の新人ジァンナ・カネールらである。
    60
  • ミズーリ横断

    制作年: 1951
    「故郷の丘」のロバート・シスクが製作した1951年色彩西部劇で「北西への道」のタルボット・ジェニングスと「我が道を往く」のフランク・キャヴェットが共作した原案から、ジェニングスが脚色した。監督は「女群西部へ!」のウィリアム・ウェルマンである。撮影は「悲しみの恋」のデイヴィッド・ラクシンが担当する。主演は「風と共にさりぬ」のクラーク・ゲーブル、「闘牛の女王」のリカルド・モンタルバン、「アパッチ族の最後」のジョン・ホディアクで、以下「スピード王(1950)」のアドルフ・マンジュウ、マリア・エリナ・マルケス、「アニーよ銃をとれ」のJ・キャロル・マイシュ、ジャック・ホルトらが助演する。
    60
  • 巴里のアメリカ人

    制作年: 1951
    1951年度のアカデミー作品賞をはじめ、8つの部門を受賞したテクニカラーのダンス・ミュージカル映画で、ジョージ・ガーシュウィン作曲の「巴里のアメリカ人」を主題とした作品。製作は「ショウ・ボート(1951)」のアーサー・フリード、監督は「若草の頃」「花嫁の父」のヴィンセント・ミネリ、脚本は作曲家出身で、近年M・G・Mと契約「宮廷結婚式」などのシナリオを書いたアラン・ジェイ・ラーナーのオリジナル。使用歌曲はすべてジョージ・ガーシュウィン作曲、アイラ・ガーシュウイン作詞のもので、音楽監督はジョニー・グリーンとソウル・キャプラン。撮影監督はアルフレッド・ギルクス、バレー場面の撮影はジョン・アルトン、美術監督はセドリック・ギボンスとプレストン・エイムズがそれぞれ担当する。主演は「踊る大紐育」のジーン・ケリー(この作品の舞踏振付も担当)と彼がフランスで発見したシャンゼリゼ・バレーの踊り子レスリー・キャロンで、それにフランス人歌手ジョルジュ・ゲタリー、ピアニストのオスカー・レヴァント、ニナ・フォック、ユージン・ボーデンらが出演する。
    90
  • 花嫁の父

    制作年: 1950
    エドワード・ストリーターのベストセラー小説から「イースター・パレード」のアルバート・ハケット、フランセス・グッドリッチのコンビが脚色、「踊る海賊(1948)」のヴィンセント・ミネリが監督に当たったドメスティック・コメディで、「大草原」のパンドロ・S・バーマンが製作する1950年度作品。撮影は「南支那海」のジョン・アルトン、音楽は「アニーよ銃をとれ」のアドルフ・ドイッチェが担当する。主演は「アダム氏とマダム」のスペンサー・トレイシー、「黒騎士」のエリザベス・テイラー、「東は東」のドン・テイラー、「扉の蔭の秘密」のジョーン・ベネットで、以下、ビリー・バーク、レオ・G・キャロル、モローニ・オルセン、メルヴィル・クーパーらが助演。
    90
  • 幌馬車隊

    制作年: 1950
    「赤い唇」のリチャード・ゴールドストーンが1950年に製作したテクニカラー色彩の西部劇で、アーヴィング・ラヴェッチの原作及び脚本から「午後の喇叭」のロイ・ローランドが監督に当たった。撮影はチャールズ・エドガー・シェーンバウム、音楽はアンドレ・プレヴィン。「スパイ(1952)」のジョエル・マクリーが主演し、以下「土曜は貴方に」のアーレン・ダール、「悪人と美女」のバリー・サリヴァン、「ジャバへの順風」のクロード・ジャーマン・ジュニア、「コマンド」のジェームズ・ウィットモア、ラモン・ノヴァロらが助演する。
  • 流血の谷

    制作年: 1950
    インディアンの側に立ってつくられた西部劇。ガイ・トロスパーの脚本を、「西部の人」のアンソニー・マンが監督した。撮影はジョン・アルトン。音楽はダニエル・アンフィシアトロフ。出演は主人公のインディアンの青年にロバート・テイラーが扮するほか、新星ポーラ・レイモンド、ルイス・カルハーンら。製作ニコラス・ネイファック。
  • 星を持つ男

    制作年: 1950
    寂れた町を復興させた牧師の姿を少年の回想で描く西部劇。監督はジャック・ターナー。出演はジョエル・マクリー、エレン・ドリュー、ディーン・ストックウェル、アラン・ヘイル、ルイス・ストーン、ジェームズ・ミッチェルほか。2025年5月3日よりシネマヴェーラ渋谷にて開催の「超西部劇」にてデジタル上映。
  • アスファルト・ジャングル

    制作年: 1950
    「赤い風車」のジョン・ヒューストンが1950年にMGMで監督した犯罪劇で、米国公開の際は「The Asphalt Jungle」の原題名だったもの。製作は「百万弗の人魚」のアーサー・ホーンブロウ・ジュニア。「廃墟の群盗」のW・R・バーネットの小説を、ベン・マドウとヒューストンが脚色した。撮影は「三つの恋の物語」のハロルド・ロッソン、音楽は「クオ・ヴァディス」のミクロス・ローザの担当。出演者は「戦闘機攻撃」のスターリング・ヘイドン、「ジュリアス・シーザー(1953)」のルイス・カルハーン、「人生模様」のマリリン・モンロー、「雨に唄えば」のジーン・ヘイゲン、「戦場(1949)」のジェームズ・ホイットモア、「地球の静止する日」のサム・ジャフェ、「真紅の女」のジョン・マッキンタイア、「腰抜けモロッコ騒動」のマーク・ローレンスら。
    90
  • キング・ソロモン(1950)

    制作年: 1950
    「冒険」のサム・ジンバリストが製作を担当した1950年度色彩映画で、アフリカ・ロケによる野獣の生態がテクニカラーに収められている。英国の大衆作家ヘンリー・ライダー・ハガードの原作を「緑園の天使」のヘレン・ドイッチェが脚色、「第七のヴェール」のコンプトン・ベネットがアンドルー・マートンと共に監督した。撮影はロバート・サーティースである。主演は「黒水仙」のデボラ・カー、「情炎」のステュワート・グレインジャーを中心に「凸凹お化け騒動」のリチャード・カールソン、最近低製作費で「ピック・アップ」を作り注目されたヒューゴー・ハースらの他、現地原住民が出演する。
    60
  • 土曜は貴方に

    制作年: 1950
    「水着の女王」のジャック・カミングスが製作に当り、「ゼンダ城の虜(1952)」のリチャード・ソープが監督したテクニカラーのミュージカル1950年作品で、原題の“Three Little Wordsをはじめ数々のヒット・ソングを生み出した歌曲チーム、バート・カルマー、ハリイ・ルビイの伝記を描くもの。脚本はMGMのミュージカル(「テクサス・カーニヴァル」「みめ美わし」・未輸入)を数多く手がけているジョージ・ウェルズが書き、撮影は「バンド・ワゴン」のハリイ・ジャクスン、音楽監督は「暴力行為」のアンドレ・プレヴィン、舞踊の振付と監督は「ロッキーの春風」のハーメス・パンが担当した。主演は「バンド・ワゴン」のフレッド・アステア、「世紀の女王」のレッド・スケルトン、「踊る大紐育」のヴェラ=エレン、「砂漠部隊」のアーリン・ダールで、キーナン・ウィン(「兄弟はみな勇敢だった」)、グロリア・デ・ヘヴン(「姉妹と水兵」)、デビー・レイノルズ(「雨に唄えば」)、ハリイ・シャノン(「真昼の決闘」)、ポール・ハーヴェイ(「恋は青空の下」)、カールトン・カーペンター(「花嫁の父」)らの他に、歌手のゲイル・ロビンズ、フィル・リーガンらが助演している。
    100
  • アニーよ銃をとれ

    制作年: 1950
    1946年以来ニューヨークで大当りをとった、リチャード・ロジャース=オスカー・ハマースタイン・2世製作の同名のミュージカル・プレイを映画化した、1950年度色彩音楽映画の代表作。原作はハーバート及びドロシー・フィールズ(「春を手さぐる」)、これを「イースター・パレード」のシドニー・シェルドンが脚色し、最近音楽劇専門のジョージ・シドニイ(「赤きダニューブ」)が監督している。作詞作曲は「イースター・パレード」のアアヴィング・バアリン、ミュージカル・ナンバーは同じく「イースター・パレード」のロバート・アルトンが担当する。撮影はチャアルズ・ロシャア、音楽監督は「大雷雨」のアドルフ・ドイッチェ。「腰抜けと原爆娘」のベティ・ハットンがアニイに扮して活躍の他、相手役はMGM新進のハワード・キール、以下「赤きダニューブ」のルイス・カルハーン、「群衆」のエドワード・アーノルド、「ジャンヌ・ダーク」のJ・キャロル・ナイシュ、「恋愛放送」のキーナン・ウィンらが共演する。
    70
  • アパッチ族の最後

    制作年: 1950
    大衆的西部小説作家ルーク・ショートの原作を、「大草原」のマーゲリット・ロバーツが脚色し、「打撃王」「甦える熱球」のサム・ウッドが最後に監督した作品。撮影はハロルド・リップステイン、作曲は「傷心の愛」のルドルフ・G・コップが担当。主演は「大編隊」のロバート・テイラーで「戦場(1949)」のジョン・ホディアク、「逃げた花嫁」のアーレン・ダール、「裸の町」のドン・テイラー、「アダム氏とマダム」のジーン・ヘイゲン、「スイングの少女」のレオン・エイムス、そのほかブルース・コーリング、ジョン・マッキンタイア、パット・モリアリティ、チャールズ・スティーヴンスらが助演。アーマンド・ドゥイッチ製作の1950年作品の西部劇。
    100
  • アダム氏とマダム

    制作年: 1949
    弁護士夫婦が男女問題の法廷で反対の立場に立って争う姿を描くコメディ。脚本はルース・ゴードンとガーソン・カニンが共同で執筆。製作はローレンス・ウェインガーテン、監督はジョージ・キューカー、撮影はジョージ・J・フォルシー、音楽はミクロス・ローザ、編集はジョージ・ベームラーが担当。出演はスペンサー・トレイシー、キャサリン・ヘップバーン、デイヴィッド・ウェイン、トム・イーウェル、ジュディ・ホリディなど。
    90
  • 踊る大紐育

    制作年: 1949
    「踊る海賊(1948)」のアーサー・フリードが製作しジーン・ケリーが主演と共同監督を受け持つ1949年度色彩ミュージカル。アドルフ・グリーンとベティ・カムデンの原作音楽劇から原作者が脚色しケリーとともに振付家スタンリー・ドーネンが監督している。撮影は「大編隊」のハロルド・ロッソン、音楽は舞台におけるレナード・バーンスタインのバレエ音楽からレニー・ヘイトンが監督している。主演はジーン・ケリーのほか、「奇蹟の鐘」のフランク・シナトラ、「イースター・パレード」のアン・ミラー、ベティ・ギャレット、ヴェラ・エレン、ジュールス・マンシュインらの舞台人が活躍する。
    20
  • 赤きダニューブ

    制作年: 1949
    「大地は怒る」のケイリー・ウィルスンが製作、「抜錨」「三銃士(1948)」等の大作をつくっているジョージ・シドニーが監督した1949年度作品。ブルース・マーシャルの小説「ウィーンの晩祷」より、「ミニヴァー夫人」のアーサー・ウインペリスと劇作家のジナ・カウスが脚色し、「仔鹿物語」のチャールズ・ロシャーが撮影に当たった。出演者は「わが谷は緑なりき」のウォルター・ピジョン、「らせん階段(1946)」のエセル・バリモア、「小間使(1946)」のピーター・ローフォード、「ドリアン・グレイの肖像」のアンジェラ・ランズベリー、「傷心の愛」のジャネット・リー、「情怨の谷」のルイス・カルハーン、「ジャン・ダーク」のフランシス・L・サリヴァン、メルヴィル・クーパー、ロバート・クート、アラン・ネイピア、ローマン・トロポウ、カジア・オルザゼウスキ、タマーラ・シャイン、コンスタンティン・シャイン等である。
  • 賄賂

    制作年: 1949
    「円卓の騎士」のパンドロ・S・バーマンが1949年に製作した刑 事と犯罪者の妻との恋愛を扱った映画で、フレデリック・ネーベルの原作を「無法街」のマーゲリット・ロバーツが脚色、「秘めたる心」のロバート・Z・レオナードが監督した。撮影は「雨の朝巴里に死す」のジョゼフ・ルッテンバーグ、音楽は「王家の谷」のミクロス・ロジャ。出演者は「王家の谷」のロバート・テイラー、「裸足の伯爵夫人」のエイヴァ・ガードナー、「ホブスンの婿選び」のチャールズ・ロートン、「雪原の追跡」のヴィンセント・プライス、「トマホーク渓谷の待伏せ」のジョン・ホディアク、「素晴らしき哉、人生!」のサミュエル・S・ハインズ、ジョン・ホイト、ティト・レナルドなど。
  • フォーサイト家の女

    制作年: 1949
    英国作家ジョン・ゴールズワージーの長編小説『フォーサイト物語』中の一篇『財産家』(1906年)の映画化で、テクニカラーの1949年作品。製作は「印度の放浪児」のレオン・ゴードン、監督は「キング・ソロモン」のコムプトン・ベネットの担当。脚色はジャン・ラスティグ「帰郷(1948)」、アイヴァン・トース「愛の調べ」、ジェームズ・B・ウィリアムズの3人、附加台詞はアーサー・ウィンペリス「ミニヴァー夫人」。「歌劇王カルーソ」のジョゼフ・ルッテンバーグが撮影、「愛の調べ」のブロニスロウ・ケイパーが作曲に当たった。出演者は「塵に咲く花」のグリア・ガースンをめぐって、「マニラ」のエロール・フリン、「赤きダニューブ」のウォルター・ピジョン、「令嬢画伯」のロバート・ヤング、「血闘」のジャネット・リー、それにハリー・ダヴェンポート「風と共に去りぬ」、オーブリー・メイザー「心の旅路」、ラムスデン・ヘーアらである。
  • 水着の女王

    制作年: 1949
    「世紀の女王」と同じくエスター・ウィリアムズとレッド・スケルトンが共演するテクニカラーのミュージカル1949年作品。製作も同じくジャック・カミングス、監督は「夢みる少女」のエドワード・バゼルが当たる。脚本は「世紀の女王」のドロシー・キングスレイ、撮影は「ショウ・ボート(1951)」のチャールズ・ロシャー、音楽監督はジョージー・ストール、歌曲はフランク・ローサー、ミュージカル・ナンバーの振付監督は「世紀の女王」のジャック・ドノヒューが夫々担当。なお歌曲中Baby It's Cold Outsideは49年度アカデミー歌曲賞をとった。助演者は「戦場(1949)」のリカルド・モンタルバン、「踊る大紐育」のベティ・ギャレット、「三銃士(1948)」のキーナン・ウィン、ザヴィエル・クガートとその楽園、テッド・デ・コルシア、マイク・マザーキらである。
  • 三銃士(1948)

    制作年: 1948
    フランスの文豪アレクサンドル・デューマの同名小説のテクニカラー映画化で、製作には「緑園の天使」のパンドロ・S・バーマン、監督には「世紀の女王」のジョージ・シドニーが当たった1948年作品。脚色は「ボヴァリー夫人」のロバート・アードリー、撮影は「幽霊は臆病者」のロバート・プランク、作曲はチャイコフスキーの主題によって「緑園の天使」のハーバード・ストザートが夫々担当。主演は「帰郷(1948)」のラナ・ターナー、「踊る大紐育」のジーン・ケリー、「猛獣と令嬢」のジューン・アリソン、「剣なき闘い」のヴァン・ヘフリン、「ドリアン・グレイの肖像」のアンジェラ・ランズベリーの5人で、フランク・モーガン(「町の人気者」)、ヴィンセント・プライス(「呪われた城」)、キーナン・ウィン(「恋愛放送」)、ジョン・サットン、ギグ・ヤング、ロバート・クートらが助演する。
    80
  • 闘牛の女王

    制作年: 1947
    「水着の女王」のジャック・カミングスが製作し、「黒騎士」のリチャード・ソープが監督したテクニカラーの闘牛ミュージカル1947年作品。脚本は「コルシカの兄弟」のジョージ・ブルースとレスター・コールの共同執筆。撮影は「少年の町」のシドニー・ワグナー、「仔鹿物語」のチャールズ・ロシャー、「風と共に去りぬ」のウィルフレッド・M・クラインの3人、音楽は「巴里のアメリカ人」のジョニー・グリーンの担当。主演はエスター・ウィリアムス(「水着の女王」)、エイキム・タミロフ(「熱砂の秘密」)、リカルド・モンタルバン(「水着の女王」)で、ジョン・キャロル(「凸凹スパイ騒動」)メアリー・アスター(「暴力行為」)、シド・チャリシー、フォーチュニオ・ボナノヴァ、ヒューゴウ・ハース等が助演する。
  • コレヒドール戦記

    制作年: 1945
    「モガンボ」のジョン・フォードが1945年に海軍に協力して製作監督した海戦映画。ウィリアム・L・ホワイトのベスト・セラー小説を「空の要塞」のフランク・ウィードが脚色した。撮影は「ジェニーの肖像」のジョセフ・オーガスト、音楽はハーバート・ストサートである。出演者は「恋人よ今1度」のロバート・モンゴメリー、「ホンドー」のジョン・ウェイン、「素晴らしき哉、人生!」のドナ・リード、ジャック・ホルト、ウォード・ボンド、マーシャル・トンプソン、ポール・ラングトンなど。
    60
  • 愛の決断

    制作年: 1945
    「秘めたる心」のエドウィン・H・ノッフが1945年に製作した恋愛メロドラマ。マーシャ・ダヴェンポートの同名のベストセラー小説を「キスメット(1944)」のジョン・ミーハンと「クオ・ヴァディス」のソニア・レヴィーンが協同で脚色し、「零号作戦」のテイ・ガーネットが監督した。撮影は「ゼンダ城の虜(1952)」のジョゼフ・ルッテンバーグ、音楽は「キスメット(1944)」のハーバート・ストサートの担当。主演者グリア・ガースン「フォーサイト家の女」に共演するのは「パラダイン夫人の恋」のグレゴリー・ペック、以下「復讐の二連銃」のドナルド・クリスプ、「君去りし後」のライオネル・バリモア、「アリバイなき男」のプレストン・フォスター、「カーネギーホール」のマーシャ・ハント、グラディス・クーパー「剣豪ダルタニアン」、レジナルド・オーウェン「印度の放浪児」、ダン・デュリエ「無宿者」、ジェシカ・タンディ「砂漠の鬼将軍」などが出演する。
  • 錨を上げて

    制作年: 1945
    「歌劇王カルーソ」のジョー・パスターナクが製作し、「血闘」のジョージ・シドニーが監督したテクニカラーのミュージカル1945年作品。ナタリー・マーシンのストーリーにヒントを得て「下町天国」のイソベル・レナートが脚本を書き、音楽監督はジョージー・ストール(アカデミー賞獲得)、撮影は「三銃士(1948)」のロバート・プランクとチャールズ・P・ボイルの共同。主演は「踊る大紐育」のフランク・シナトラ、「雨に唄えば」のジーン・ケリイ、「ショウ・ボート(1951)」のキャスリン・グレイソンの3人で、ピアニストのホセ・イタービ「百万人の音楽」、「印度の放浪児」のディーン・ストックウェル、パメラ・ブリットン(初出演)、“ラグス”・ラグランド、ビリイ・ギルバート、歌手カルロス・ラミレスらが助演。
    90
  • 世紀の女王

    制作年: 1944
    『水着美人』として人気のあるエスター・ウィリアムスをわが国に初紹介するこの作品は、彼女の出世作とのなったもので、「下町天国」のジャック・カミングスが製作し、「アニーよ銃をとれ」のジョージ・シドニーが監督したミュージカル。カーティス・ケニヨン(「タルサ」)、M・M・マッセルマン(「タンジールの踊子」)とケネス・アールが共同して書き下ろししたストーリイを、ジョセフ・シュランクが脚色し、ドロシー・キングスレイ(「スイングの少女」)、アレン・ボレツ(「悩まし女王」)フランク・ウォルドマンの3人が協力して脚本化した。撮影は「踊る海賊(1948)」のハリー・ストラドリング、音楽監督は「イースター・パレード」のジョニー・グリーン、舞踊監督は現在監督のジャック・ドノヒューと「アニーよ銃をとれ」のロバート・アルトンが夫々担当する。「デュバリイは貴婦人」のレッド・スケルトンがエスターと共に主演し、「情炎の海」のバジル・ラスボーン、「ジョルスン再び歌う」のビル・グッドウィン、ドナルド・ミークらが助演する他、オルガンのエセル・スミス、ハリー・ジェイムスとその楽団(歌手ヘレン・フォレスト)、ザヴィエ・クガーとその楽団(歌手リナ・ロメイ)、バリトン歌手カルロス・ラミレらが出演する。
    100
  • ガス燈

    制作年: 1944
    パトリック・ハミルトンの舞台劇より、劇作家として著名なジョン・ヴァン・ドルーテン、「男は神に非ず」の脚色監督および「たそがれの維納」の脚色者ウォルター・ライシュ、「ドラキュラ(1979)」「フランケンシュタイン(1931)」等怪奇映画「永遠に愛せよ」「ベンガルの槍騎兵」等の脚色者ジョン・L・ボルダーストンの3人が協同脚色をし、「ロミオとジュリエット」「素晴らしき休日」のジョージ・キューカーが監督した。撮影は「決断の谷」「冒険」の近作、古くは「冬来りなば」のジョセフ・ルッテンバーグの担当。「カサブランカ」のイングリット・バーグマンと「運命の饗宴」「永遠の処女」等のシャルル・ポワイエが主演するほか、「恋の十日間」「疑惑の影」の新人ジョセフ・コットン、「断崖」「永遠に愛せよ」のディム・メイ・ホイッティ、本作品にデヴュー後「ナショナル・ベルヴェット」「ドリアン・グレイの画像」等に出演した新人エミール・ラミュウらが出演している。なおバーグマンは本作品で1944年アカデミー主演女優賞を得た。1944年度製作。
    70
  • キスメット(1944)

    制作年: 1944
    「奥様武勇伝」のイヴェレッド・リスキンが製作し、「旅愁」のウィリアム・ディーターレが監督に当たったテクニカラー千一夜物語1944年作品。英国のエドワード・ノブロックの舞台劇より、「少年の町」のジョン・ミーハンが脚色した。撮影は「アニーよ銃をとれ」のチャールズ・ロシャー、作曲は「三銃士(1948)」のハーバート・ストサート。主演は「二重生活」のロナルド・コールマンと「鎧なき騎士」のマレーネ・ディートリッヒで、「オマハ街道」のジェームズ・クレイグ、「ヒット・パレード」のヒュー・ハーバード、「カサブランカ」のジョイ・ペイジ、それにフローレンス・ベイツ、ハリー・ダヴェンポートらが助演する。
    0
  • デュバリイは貴婦人

    制作年: 1943
    ブロードウェイでヒットした同名のミュージカルを、音楽映画専門のアーサア・フリイド「踊る海賊(1948)」が製作映画化したもので、レッド・スケルトンの出世作として知られる。原作はB・G・デシルヴァとハーバアト・フィールズ「アニーよ銃をとれ」、これを「泣き笑い人生」のアーヴィング・ブレッチャアが映画様に脚色、「テレヴィジョンの王様」のロイ・デル・ルースが監督に当った。音楽は原舞台そのままコール・ポーターの作詞作曲を中心にしている。撮影は「風車の秘密」のカール・フロイント、ダンス監督は「イースター・パレード」の監督チャールズ・ウォルタアズが担当する。「運ちゃん武勇伝」のスケルトン以下「腰抜け顔役」のルシル・ボール、「踊る大紐育」のジーン・ケリー、「マルクス兄弟 デパート騒動」のヴァジニア・オヴライエン、「幽霊は臆病者」のラグス・ラグランドらのほか、トミイ・ドーシイがそのバンドを率いて出演する。
    0
  • ローレンの反撃

    制作年: 1943
    1940年代のハンス・ヘーブのベスト・セラーの映画化で、原題「Cross of Lorraine」(ローレンの十字)は第二次大戦中の自由フランス軍の標章を意味する。「リリー」のエドウィン・H・ノッフが製作に当たり、ヘーブの原作からマイケル・カニンはじめ4名が共同脚色している。撮影はシドニー・ワグナー、「男の城」のテイ・ガーネットが監督する。出演者は「ブリガドーン」のジーン・ケリイ、「水色の夜会服」のジャン・ピエール・オーモン、「悪魔をやっつけろ」のピーター・ローレ、「流刑の大陸」のサー・セドリック・ハードウィック、ヒューム・クローニンなど。1943年作品。
  • アパッチの狼火

    制作年: 1942
    アパッチを殺した男のために、砦が危険に晒される西部劇。短縮版。オリジナルは65分。アーネスト・ヘイコックスの原作の映画化で、脚本はジェリー・デイヴィスが執筆。監督はハロルド・クレス、撮影はジョン・アルトン、音楽はアルバート・コロンボが担当。出演はギルバート・ローランド、グレンダ・ファレル、ロバート・ホートン、バーバラ・ルイックなど。
  • 天国の怒り

    制作年: 1941
    「奥様は顔が二つ」のゴットフリード・ラインハルトが製作、「マーガレットの旅」の故W・S・ヴァン・ダイク2世が監督した1941年度作品。「心の旅路」のジェームズ・ヒルトンの小説を、小説家のクリストファー・イシャーウッドが俳優兼劇作家のロバート・ソーレンと脚色に当たり、「踊るニューヨーク」のオリヴァー・T・マーシュが撮影、「愛の調べ」のブロニスロー・ケイパーが音楽を担当している。出演者は「恋人よ今一度」のロバート・モンゴメリー、「ジャンヌ・ダーク」のイングリッド・バーグマン、「ドリアン・グレイの肖像」のジョージ・サンダース、「剃刀の刄」のルシル・ワトソン、「ママの思い出」のオスカー・ホモルカの他、フィリップ・メリヴェール、マシュー・ボールトン等である。
  • 最後の無法者

    制作年: 1941
    ウォルター・ノーブル・バーンズの伝説から「結婚クーデター」のハワード・エメット・ロジャースがブラッドバリー・フートと共に映画用のストーリーを書き、「野性の叫び(1935)」のジーン・ファウラーが脚色した西部の伝説的英雄ビリー・ザ・キッド伝で、アーヴィング・アシャー製作になる1941年作品。監督は「われら自身のもの」のデイヴィッド・ミラーで、これが第1回作品。撮影は「仔鹿物語」のレナード・スミスと「ジャンヌ・ダーク」のウィリアム・V・スコールの共同。音楽は「風車の秘密」のデイヴィッド・スネルの担当である。主演は「黒騎士」のロバート・テイラー、「死の接吻(1947)」のブライアン・ドンレヴィで、「ベデリア」のアイアン・ハンター、「エイブ・リンカン」のメアリー・ハワード、「ジャンヌ・ダーク」のジーン・ロックハート、「地獄への道」のロン・チャニー・ジュニア、ヘンリー・オニール、グィン・ウィリアムスらが助演。
    90
  • 無法街(1941)

    制作年: 1941
    「ゼンダ城の虜(1952)」のパンドロ・S・バーマンが1941年に製作した西部劇。「黒騎士」のマーゲリット・ロバーツとジョン・サンフォードのオリジナル脚本から「ブーム・タウン」の故ジャック・コンウェイが監督、「三つの恋の物語」のハロルド・ロッソンが撮影を、「愛しのシバよ帰れ」のフランツ・ワックスマンが音楽をそれぞれ担当した。主演は「ミズーリ横断」のクラーク・ゲーブルと「悪人と美女」のラナ・ターナーで、「クーパーの花婿物語」の故フランク・モーガン、「荒野の三悪人」のクレア・トレヴァー、「ダイナマイト夫婦」のマージョリー・メイン、「テキサスから来た男」のアルバート・デッカー、ヘンリー・オニール、チル・ウィリスなどが助演する。
  • ストライク・アップ・ザ・バンド

    制作年: 1940
    「青春一座」のヒットを受け、ミッキー・ルーニーとジュディ・ガーランドが再びコンビを組んだミュージカル。第13回アカデミー賞録音賞受賞。シネマヴェーラにて開催された特集上映『映画史上の名作12』にて2015年1月26日,29日に上映。
  • 哀愁(1940)

    制作年: 1940
    「響け凱歌」で共演した「風と共に去りぬ」のヴィヴィアン・リーと「椿姫(1937)」のロバート・テイラーが顔を合せての主演映画で1940年作品。ロバート・E・シャーウッド作の舞台劇『ウォータールー橋』の2度目の映画化(1度目は「ウォタルウ橋」'31)で「征服」のS・N・ベールマン、「キューリー夫人」のハンス・ラモー及び「心の旅路」のジョージ・フローシェルが協力脚色し「心の旅路」「キューリー夫人」のマーヴィン・ルロイが監督した。撮影は「ガス燈」「心の旅路」のジョゼフ・ルッテンバーグが指揮し、音楽は「育ち行く年」のハーバート・ストサートが作曲している。「剃刀の刃」のルシル・ワトソン、「勝鬨」のヴァージニア・フィールド、「征服」のマリア・オースペンスカヤ、「キューリー夫人」のC・オーブリー・スミス等が共演。
    90
  • オズの魔法使

    制作年: 1939
    アメリカの童話作家L・フランク・ボームの童話を色彩(テクニカラー)映画化したもので、「裸の島」のノエル・ラングレー、フローレンス・ライアソン、エドガー・アレン・ウルフの合作の脚本より、「風と共に去りぬ」のヴィクター・フレミングが監督した。「ローズ・マリー(1954)」のマーヴィン・ルロイ製作の1939年度作品。「アスファルト・ジャングル」のハロルド・ロッソンが撮影、音楽はハロルド・アーレンの担当。この作品でアカデミー特別賞を得た「踊る海賊(1948)」のジュディ・ガーランド以下、「無法街」の故フランク・モーガン、「虹の女王」のレイ・ボルジャー、「ローズ・マリー(1954)」のバート・ラー、ジャック・ヘイリー、ビリー・バークらが出演する。
    80
  • 女たち(1939)

    制作年: 1939
    高級エステサロンのネイリストが流した噂がもとで巻き起こるドタバタ喜劇。全編出演者は女性のみ。監督はジョージ・キューカー。出演はノーマ・シアラー、ジョーン・クロフォード、ロザリンド・ラッセル、ジョーン・フォンティーン、ポーレット・ゴダードほか。「ザ・ウィメン」の邦題で東京アテネ・フランセ文化センターにて上映。2016年6月18日よりシネマヴェーラ渋谷にて開催「ジョージ・キューカーとハリウッド女性映画の時代」にて劇場上映。
  • 悪漢の町

    制作年: 1937
    「拾万ドル玉手箱」「悔悟」と同じくJ・ウォルター・ルーペン監督、クライド・デ・ヴィナ撮影によるウオーレス・ビアリー主演映画である。ストーリーはルーペンがプロデューサーのハリー・ラッフと協力執筆し、「戦友」と同じくシリル・ヒュームとリチャード・メイボームが共同脚色した。助演者は「春に背くもの」「踊るアメリカ船隊」のヴァージニア・ブルース、無名より抜擢されたデニス・オキーフ、「夕陽特急」のジョセフ・カレイア、「拾三番目の椅子(1937)」のルイス・ストーン、「山の法律」のガイ・キッビー、「モヒカン族の最後(1936)」のブルース・キャボット、「戦友」のクリフ・エドワーズ、「大都会」のグィン・ウィリアムスその他である。
  • 悪魔の人形

    制作年: 1936
    「噫初恋」「古城の妖鬼」のライオネル・バリモアが主演する映画で、エイブラハム・メリット作の小説に基いてトッド・ブラウニングがストーリーを書き、「肉弾鬼中隊(1934)」のギャレット・フォートが「古城の妖鬼」のガイ・エンドア及びエリッヒ・フォン・シュトロハイムと協力して脚色し、「古城の妖鬼」のトッド・ブラウニングが監督に当たり「ターザンの逆襲」のレナード・スミスが撮影した。助演俳優は「ターザンの逆襲」のモリーン・オサリヴァン、「孤児ダビド物語」のフランク・ロートンを始め、「脱線僧正」のロバート・グリーグ、「嵐の三色旗」のヘンリー・B・ウォルソール、ルーシー・ボーモン、グレイス・フォード等である。
  • ある夜の特ダネ

    制作年: 1935
    「ムーラン・ルージュ」「スパイK14号」のコンスタンス・ベネットと「或る夜の出来事」「男の世界」のクラーク・ゲーブル主演で、「栄光」の作者ローレンス・ストーリングスがデール・ヴァン・エヴァリーと協力して書き下ろした物語を、「舗道の雨」「晩餐八時」のハーマン・J・マンキーウィッツが脚色し、「ダンシング・レディ」「わが心の灯」のロバート・Z・レオナードが監督、「ムーラン・ルージュ」「スパイK14号」のチャールズ・ロシャーが撮影している。共演は「奇傑パンチョ」「私のダイナ」のスチュアート・アーウィン、「昨日」「晩餐八時」のビリー・バーク、「流れる青空」「悪夢」のハーヴェイ・スティーブンス、「白い蘭」「砲煙と薔薇」のキャサリン・アレクサンダー、「舗道の雨」「ウィーンの再会」のヘンリー・トラヴァース、「メリイ・ウイドウ」のヘンリー・アーメッタ、ヘール・ハミルトン。
  • 嵐の三色旗

    制作年: 1935
    「孤児ダビド物語」と同じくデイヴィッド・O・セルズニックが製作したチャールズ・ディケンズ名作の映画化で、「モンテカルロの銀行破り」「戦う巨象」のレナルド・コールマンが主演するもの。脚色には「噫無常」「戦う巨象」のW・P・リプスコームと「風来坊」「クリスチナ女王」のS・N・ベールマンが協力し「ギャングの花嫁」「わたし純なのよ」のジャック・コンウェイが監督にあたり、「孤児ダビド物語」「男子牽制」のオリヴァー・T・マーシュが撮影した。助演者は「孤児ダビド物語」に共演したエリザベス・アラン、エドナ・メイ・オリヴァー及びバジル・ラスボーン、映画初出演の舞台女優ブランシュ・ヤーカ、「野性の叫び(1935)」のレジナルド・オーウェン、「いとしのアデリン」のドナルド・ウッズ、「オペラ・ハット」のウォルター・カトレット、ヘンリー・B・ウォルソール、フリッツ・ライバー、H・B・ワーナー、イザベル・ジュウェル等
  • 噫初恋

    制作年: 1935
    「アンナ・クリスティ」「巨人ジョーンズ」と同じくユージーン・オニール作の戯曲の映画化で、「猛獣師の子」「支那海」のウォーレス・ビアリーが主演するもの。監督には「アンナ・カレニナ」「私のダイナ」のクラレンス・ブラウンが任じ、脚色は「影無き男(1934)」「愛の隠れ家」とおなじくアルバート・ハケットとフランセス・グッドリッチの脚色チームが当り、カメラは「空の軍隊」「宝島(1934)」のクライド・デ・ヴィナが受け持った。主演のピアリーを助けて「男性No.1」「孤児ダビド物語」のライオネス・バリモア、「世界は還る」のアリーン・マクマホン、「生の創め」のエリック・リンデン「彩られし女性」のセシリア・パーカー、「真夏の夜の夢」のミッキー・ルーニー、「東への道」のスプリング・バイントン、「乙女よ嘆くな」のチャールズ・グレイプウィン及びクランク・アルバートスン等が出演している。
  • ロミオとジュリエット(1935)

    制作年: 1935
    「白い蘭」「台風」のノーマ・シアラーと「化石の森」「痴人の愛」のレスリー・ハワードとが主役を勤めるシェイクスピア劇の映画化で、「南海征服」「大地」の脚色に協力したタルボット・ジェニングスが脚色、「男装」「孤児ダビド物語」のジョージ・キューカーが監督にあたり、「ローズ・マリイ(1936)」「米国の機密室」のウィリアム・ダニエルスが撮影した。助演者は「夜行飛行」「特急20世紀」のジョン・バリモアを始め、「孤児ダビド物語」のエドナ・メイ・オリヴァー及びペシル・ラスボーン、「小公子」のC・オーブリー・スミス、「東へり道」のアンディ・デヴァイン、「アンナ・カレニナ」のレジナルド・デニー、「三銃士(1935)」のラルフ・フォーブス、「透明光線」のヴァイオレット・ケンプル・クーパー、ヘンリー・コルカー、キャサリン・デミル等の面々である。
    0
  • メリイ・ウイドウ(1934)

    制作年: 1934
    フランツ・レハールの名を高らしめた同名のオペレッタのトーキー化で、「生活の設計」「ラヴ・パレイド」のエルンスト・ルビッチが監督に当たったもの。主演者も「ラヴ・パレイド」のチーム、モーリス・シュヴァリエとジャネット・マクドナルドで、助演は「生活の設計」「コンチネンタル」のエドワード・エヴァレット・ホートン、「ロイドの大勝利」「ママはパパが好き」のジョージ・バービア、「恋の手ほどき(1933)」のミナ・ゴンベル「失恋相談欄」のスターリング・ホロウェイ、ルース・チャニング、ハーマン・ビング等である。脚色には「ウィーンの再会」のエルネスト・ヴァイダと「極楽特急」そサムソン・ラファエルソンが共同して当たり、撮影は「蛍の光」「夜間飛行」のオリヴァー・T・マーシュの担当。ダンス振り付け指揮はアルバーディナ・ラッシュ。
  • 続類猿人ターザン

    制作年: 1934
    「類猿人ターザン」の続編として、エドガー・ライス・バロウズの小説には殆ど依拠せずハワード・エメット・ロジャースとレオン・ゴードンが書き下ろしたものを「旅客機の怪盗」のジェームズ・ケヴィン・マッギネスが脚色し、美術監督だったセドリック・ギボンスが監督にあたり「藪睨み武勇伝」のチャールズ・E・クラークと「エスキモー(1934)」のクライド・デ・ヴィナが共同撮影した。出演者は「類猿人ターザン」と同じく主役ジョニー・ワイズミュラー、相手役モーリン・オサリヴァン及びニール・ハミルトン、助演フォーレスター・ハーヴェイで、他に新たに「愛の鳴咽」のポール・キャヴァナー、ネーサン・カリーが加わっている。
  • 男の世界(1934)

    制作年: 1934
    「白衣の騎士」「或夜の出来事」のクラーク・ゲーブルと「流行の王様」「ケンネル殺人事件」のウィリアム・パウエル及び「白衣の騎士」「宿命の窓」のマーナ・ローイが主演する映画で、アーサー・シーザーが特に書き下ろした原作を「夜間飛行」「武器よさらば」のオリヴァー・H・P・ギャレットと「不思議の国のアリス(1933)」「空の花嫁」のジョセフ・L・マンキーウィッツが共同脚色し「宿命の窓」「世界拳闘王」のW.S.・ヴァン・ダイクが監督に当たり、「力と栄光」「第三の恋」のジェームズ・ウォン・ホウが撮影した。助演者は「恐怖の四人」のレオ・カリーロ、「宿命の窓」のナット・ぺンドルトン、ジョージ・シドニー、トーマス・ジャックスン、イザベル・ジュウェル等である。
    90
  • 彩られし女性

    制作年: 1934
    「クリスチナ女王」に次ぐグレタ・ガルボ主演映画で、「雨」「痴人の愛」と同じくW・サマセット・モーム作の小説の映画化。脚色には「蛍の光」のジョン・ミーハン、「クリスチナ女王」のザルカ・フィアテル、「今日限りの命」のエディス・フィッツジェラルドが協力し、「噫無情」「白衣の騎士」のリチャード・ボレスラウスキーが監督に当たり、「クリスチナ女王」「白い蘭」のウィリアム・ダニエルスが撮影している。ガルボを助けて「台風」「旅客機の怪盗」のハーバート・マーシャルと「最初の接吻」「紅唇罪あり」のジョージ・ブレントとを始め、「白衣の騎士」のジーン・ハーショルト、「南風の恋歌」のワーナー・オーランド、「白い蘭」のキャサリン・アレクサンダー、フォーレスター・ハーヴェイ等が出演する。
  • 白い蘭

    制作年: 1934
    「永遠に微笑む」と同じくノーマ・シアラーがフレドリック・マーチと共に主演する映画で、ルドルフ・ベジア作の戯曲に基づき「永遠に微笑む」「ウィーンの狂乱」のシドニー・A・フランクリンが監督したもの。脚色も右の映画と同じくエルネスト・ヴァイダとくろーでぃん・ウェストが共同し、更に「虹の都へ」のドナルド・オグデン・チュアートが協力している。撮影は「クリスチナ女王」「かたみの傑作」のウィリアム・ダニエルスの担当。主役2人を助けて「白い肉体」「暴君ネロ(1932)」のチャールズ・ロートンを筆頭に、「ターザンの復讐」のモリーン・オサリヴァン、「砲煙と薔薇」のキャサリン・アレクサンダー、「透明人間」のユーナ・オコナー、「明日の太陽」のマリオン・クレイトン、舞台俳優たりしアイアン・ウルフ、「永遠に微笑む」のラルフ・フォーブス等が出演。
  • 悪夢(1934)

    制作年: 1934
    「男の世界」「影無き男(1934)」と同じくウィリアム・パウエルとマーナ・ローイが主演する映画で、W・E・ウッドワード作の小説に基づいて、「春の火遊び」のハワード・エメット・ロジャースと「ブルースを唄う女」のレノア・コフィーが協力して脚色し「猫と提琴」「力と栄光」のウィリアム・K・ハワードが監督に当たり、「奇傑パンチョ」「猫と提琴」のチャールズ・G・クラークが撮影したもの。助演者は「魔の超特急」のユーナ・マーケル、「男の世界」のイザベル・ジュウェル、「砲煙と薔薇」のヘンリー・ウォズウォース、「流れる青空」のハーヴェイ・スティーブンス、「クリスチナ女王」の子役コーラ・スー・コリンズ、ロザリンド・ラッセル等である。
  • アイスクリーム娘

    制作年: 1934
    「南国の河歌」「キャラバン」のジーン・パーカーが主演する映画で、B.G.デシルヴァとデヴィッド・バトラーが共同して書き下ろし、「紐育・ハリウッド」のエドガー・アレン・ウルフとフローレンス・ライアソンが協力して脚色し、「輝く瞳」「ハリウッド征服」のデヴィッド・バトラーが監督に当たった。助演者は「輝く瞳」「紐育の口笛」のジェームズ・ダンを始め、「メリイ・ウイドウ(1934)」「魔の超特急」のユーナ・マーケル、「奇傑パンチョ」「私のダイナ」のスチュアート・アーウィン、ウィラード・ロバートソン、サミュエル・S・ハインズ等で、撮影は「奇傑パンチョ」「男の世界」のジェームズ・ウォン・ホウの担当である。
  • 愛の隠れ家

    制作年: 1934
    「台風」「大陸非常線」のロバート・モンゴメリーが主演する映画で、モーリ・グランシンの原作を「宿命の窓」と同じくフランセス・グッドリッチとアルバート・ハケットが共同脚色し、「男の世界」「宿命の窓」のW.S.ヴァン・ダイクが監督に当たり「台風」「宝島(1934)」のレイ・ジューンが撮影した。相手役は「ターザンの復讐」「酔いどれ船」のモーリン・オサリヴァンで、「蛍の光」のエドワード・アーノルド、「春の火遊び」のエリザベス・パターソン、舞台出のウィトフォード・ケーン、「豚児売り出す」のミッキー・ルーニー、C・ヘンリー・ゴードン、ミュリエル・エヴァンス等担当。
  • 明日の太陽

    制作年: 1933
    「散り行く花」「令嬢殺人事件」のクラレンス・ブラウンが監督した映画で、「グランド・ホテル」「戦く幻影」のライオネル・バリモアと「僕の自叙伝」「散り行く花」のリュイス・ストーンが共演するもの。C・L・アンソニイ原作の舞台劇に基づいて「笑う罪人」「巴里の魔人」のベス・メレディスがH・M・ハーウッドと共同して脚本を書き、「雨」「散り行く花」のオリヴァー・マーシュが撮影した。助演者は「婦人に御給仕」のベニタ・ヒューム折びエリザベス・アラン、「蒼白いまぶた」のフリップス・ホームス及びダグラス・ウォルトン・ドリス・ロイド、ハリウェル・ホップス等。
  • 赤毛の女

    制作年: 1932
    色仕掛けで階級社会を駆け上がっていく一人の女性を描くドラマ。監督はジャック・コンウェイ。出演はジーン・ハーロウ、チェスター・モリス、ルイス・ストーン、レイラ・ハイアムズ、ウナ・メルケル、ヘンリー・スティーブンソン。2024年9月7日より東京・シネマヴェーラ渋谷にて開催の「プレコード・ハリウッド」にてデジタル上映。
  • あけぼの

    制作年: 1931
    「肉体の呼ぶ声」「月光の曲」と同じくラモン・ノヴァロ主演映画で、アルツール・シュニッツラー作の小説をルース・カミングスが映画用に改作し、「結婚双紙」のゼルダ・シアースが台本を製図し、「得接吻」のジャック・フェデールが監督、「肉体の呼ぶ声」のメリット・B・ガースタッドが撮影したもの。助演者は「山の覇者」「最敬礼」のヘレン・チャンドラー、「猫は這う寄る」のジーン・ハーショルト、「西部戦線異状なし」のウィリアム・ベイクウェル、ケント・ダグラス、クライド・クック、C・オープリー・スミス、ジャッキー・サール等である。
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