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ヴィンセント・ドノフリオの関連作品 / Related Work
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ダム・マネー ウォール街を狙え!
制作年: 2023コロナ禍に米金融市場で起こった実話を「ソーシャル・ネットワーク」の原作者ベン・メズリックのノンフィクションに基づき映画化。2020年、ある会社員の動画がきっかけで、個人投資家たちが倒産間近と見なされていたゲームストップ社の株を買い始め……。監督は、「クルエラ」のクレイグ・ギレスピー。出演は、「フェイブルマンズ」のポール・ダノ、「トランスフォーマー ビースト覚醒」のピート・デヴィッドソン、「消えない罪」のヴィンセント・ドノフリオ。 -
スリー・ジャスティス 孤高のアウトロー
制作年: 2019無法者ビリー・ザ・キッドと保安官パット・ギャレットの死闘を、新たな視点で描出するウエスタン。家庭内暴力を振るう父を殺し、荒野をさすらう姉弟サラとリオ。叔父グラントに追われるなか、ビリーと出会うが、ビリーを追う保安官との銃撃戦に巻き込まれる。出演は「魂のゆくえ」のイーサン・ホーク、「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」のデイン・デハーン。監督は「デス・ウィッシュ」などの個性派俳優ヴィンセント・ドノフリオ。2019年10月、『ビリー・ザ・キッド 孤高のアウトロー』のタイトルでWOWWOW放映。2020年1月、特集企画『未体験ゾーンの映画たち2020』にて上映。82点- 手に汗握る
- 考えさせられる
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ザ・リング/リバース
制作年: 2017「リング」シリーズ三度目のハリウッド版リメイク。“見ると必ず7日後に死ぬ”と言われる呪いのビデオを見てしまったジュリアは、恋人ホルトとともに呪いの謎を解き明かそうとするが……。監督は、「アルマゲドン・パニック」のF・ハビエル・グティエレス。出演は、新星マチルダ・ルッツ、「フィフス・ウェイブ」のアレックス・ロー、ドラマ『ビッグバン☆セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』のジョニー・ガレッキ。50点 -
チップス 白バイ野郎ジョン&パンチ再起動!?
制作年: 20171970年代にアメリカで放送された人気テレビドラマシリーズ「白バイ野郎ジョン&パンチ(原題:CHiPs)」をリブートしたアクションコメディ。ダックス・シェパードが監督・脚本・製作総指揮・主演の4役を兼任、「フューリー」のマイケル・ペーニャがパンチを演じる。 -
マグニフィセント・セブン
制作年: 2016「サウスポー」のアントワーン・フークア監督が、「七人の侍」及び「荒野の七人」を基に現代的視点で描いた西部劇。悪党に町を脅かされ、未亡人のエマは賞金稼ぎのサムらアウトロー7人を雇う。町を守るために立ち上がった彼らの、壮絶な戦いが始まる。賞金稼ぎのサムを演じる「トレーニング デイ」でアカデミー賞を獲得したデンゼル・ワシントンや、ギャンブラーのジョシュ役の「ジュラシック・ワールド」クリス・プラットをはじめ、イーサン・ホーク、イ・ビョンホンら豪華な顔ぶれが揃う。80点 -
ペレ 伝説の誕生
制作年: 2016母国ブラジルを3度W杯優勝に導き20世紀最高のサッカー選手と謳われるペレの少年期に迫る伝記ドラマ。スラムで育ったペレは、自国開催のW杯敗退を悲嘆する父に優勝を約束。やがて頭角を現し17歳で代表に選ばれた彼を、試練が待ち受けていた。監督はドキュメンタリー「ファベーラの丘」のマイケルとジェフのジンバリスト兄弟。出演は「ロック・オブ・エイジズ」のディエゴ・ボネータ、「ダブリンの時計職人」のコルム・ミーニイほか。音楽を「スラムドッグ$ミリオネア」でアカデミー賞歌曲賞、作曲賞に輝いたA・Rラフマーンが手がける。また、製作にはペレ本人も参加している。90点 -
ジェイン・ジェイコブズ ニューヨーク都市計画革命
制作年: 20161950年代のニューヨークにおいて、天才的な洞察力と行動力でそれまでの都市計画を根底から覆した都市活動家ジェイン・ジェイコブズに迫るドキュメンタリー。当時の記録映像や肉声を織り交ぜ、都市開発の帝王ロバート・モーゼスとの知られざる闘いを映し出す。監督は『帝王ヴァレンティノ 最後のランウェイ』のマット・ティルナー。声の出演で「スパイダーマン:ホームカミング」のマリサ・トメイ、「マグニフィセント・セブン」のヴィンセント・ドノフリオが参加。70点 -
ジュラシック・ワールド(2015)
制作年: 2015太古の昔に絶滅した恐竜たちを蘇らせたテーマパークを舞台にしたSFアドベンチャーシリーズ第4弾。新たにオープンしたテーマパーク“ジュラシック・ワールド”で巻き起こる事件を描く。出演は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のクリス・プラット、「ヘルプ 心がつなぐストーリー」のブライス・ダラス・ハワード。47点 -
ジャッジ 裁かれる判事
制作年: 2014「アイアンマン3」のロバート・ダウニー・Jr.と「アウトロー」(12)のロバート・デュヴァル共演の法廷サスペンス。人々から信頼されながらも殺人事件の容疑者となった判事と、弁護士として法廷での弁護を担当する息子が、親子の確執を乗り越えて事件の謎に迫ってゆく。監督は「シャンハイ・ナイト」のデヴィッド・ドプキン。70点 -
スティーラーズ(2013)
制作年: 2013「ワイルド・バレット」のポール・ウォーカーとウェイン・クラマー監督が再びタッグを組んだ異色アクション。1軒の質屋を舞台に、運命を狂わされていく男たちを描く。出演は、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのイライジャ・ウッド、「ワイルド・シングス」のマット・ディロン、「処刑人」のノーマン・リーダス。70点 -
チェインド
制作年: 2012連続殺人鬼に監禁され育てられてきた青年の運命を描くサスペンス。監督は「サベイランス」のジェニファー・リンチ。出演は「フルメタル・ジャケット」のヴィンセント・ドノフリオ、「ジーパーズ・クリーパーズ」のジーナ・フィリップス、「ザ・セル」のジェイク・ウェバー、「マリリン 7日間の恋」のジュリア・オーモンド。特集上映「未体験ゾーンの映画たち 2014」にて上映。90点 -
ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い
制作年: 2011殺人事件の重要証人が、“証人保護プログラム”適用中に犯人のギャングから命を狙われた事をきっかけに、逆襲に出る姿を描いたサスペンス・アクション。出演は「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」のジョシュ・デュアメル、「アンストッパブル」のロザリオ・ドーソン、「エクスペンダブルズ2」のブルース・ウィリス。60点 -
クロッシング(2008・アメリカ)
制作年: 2008「シカゴ」のリチャード・ギア、「その土曜日、7時58分」のイーサン・ホーク、「ホテル・ルワンダ」のドン・チードル共演のクライムサスペンス。ニューヨークの犯罪多発地区で起きた一つの殺人事件をきっかけに、面識のない3人の警察官の運命が交錯してゆく。監督は「トレーニング・デイ」のアントワン・フークア。60点 -
ニューヨーク、狼たちの野望
制作年: 2008リュック・ベッソンが製作を手掛け、交錯する3人の男の人生を描いたクライムドラマ。清掃員のサリーは、同僚と共にギャングのボスから金を盗むことを決意するが、同僚がボスの母を撃ってしまい…。イーサン・ホークほか、実力派キャストが共演。【スタッフ&キャスト】製作:リュック・ベッソン 監督・脚本:ジェームズ・デモナコ 撮影:クリス・ノール 音楽:フレデリック・ヴェリエール 出演:イーサン・ホーク/ヴィンセント・ドノフリオ/シーモア・カッセル/ジュリアンヌ・ニコルソン -
ソルトン・シー
制作年: 2002フランク・ダラボンと「ER 緊急救命室」シリーズのエリク・ラ・サルが製作、ヴァル・キルマーが主演を務めるクライムサスペンス。覚醒剤中毒の男・ダニーが、妻殺しの犯人であり刑事でもあるふたりの男にタレコミ屋として近づき、復讐を開始する。【スタッフ&キャスト】製作:フランク・ダラボン/エリク・ラ・サル 監督:D.J.カルーソー 脚本:トニー・ゲイトン 出演:ヴァル・キルマー/ヴィンセント・ドノフリオ/ルイス・ガスマン/ダグ・ハッチソン40点 -
イノセント・ボーイズ
制作年: 200231歳で死去した作家クリス・ファーマンの遺作小説『放課後のギャング団』を映像化。アメリカでは「21世紀の『スタンド・バイ・ミー』と絶賛された。ジョディ・フォスターが自身の製作会社で製作し、出演も兼ねている。監督は、本作が映画初監督となるピーター・ケア。 -
チェルシーホテル
制作年: 2002ニューヨークのチェルシー・ホテルに集う都市生活者の心模様を詩的に描いた作品。監督はこれがデビューとなる、「トレーニング・デイ」などの俳優として知られるイーサン・ホーク。脚本は劇作家・女優のニコール・バーデッツで、原作は戯曲。音楽はオルタナ・カントリー・バンド、ウィルコのジェフ・トゥイーディー。出演は「金色の嘘」のユマ・サーマン、「ドリヴン」のロバート・ショーン・レナード、「サンキュー・ボーイズ」のスティーヴ・ザーン、「ブレイド2」のクリス・クリストファーソン、「ザ・セル」のヴィンセント・ドノフリオ、「シャンプー台の向こうに」のナターシャ・リチャードソン、「フィーリング・ミネソタ」のチューズデイ・ウェルド、「メン・イン・ブラック2」のロザリオ・ドーソン、伝説のジャズ・シンガーであるジミー・スコットほか。 -
ザ・セル
制作年: 2000異常殺人犯の脳内世界に入り込む奇想天外なサイコ・スリラー。監督はこれがデビューとなるターセム。脚本・共同製作はマーク・プロトセヴィッチ。撮影はポール・ローファー。音楽は「アナライズ・ミー」のハワード・ショア。衣裳はエイプリル・ネイピアと、「ドラキュラ」の石岡瑛子。出演は「アウト・オブ・サイト」のジェニファー・ロペス、「ファイナル・デスティネーション」のヴィンス・ヴォーン、「メン・イン・ブラック」のヴィンセント・ドノフリオ、「Uー571」のジェイク・ウェバー、「秘密と嘘」のマリアンヌ・ジャン・バプティスト、「ハピネス」のディラン・ベイカーほか。70点 -
13F
制作年: 1999コンピューター・ソフトの開発者が仮想現実界を行き来するうちに、現実と仮想現実の区別がつかなくなってゆくSFサスペンス。 製作は「インデペンデンス・デイ」のローランド・エメリッヒ。監督は「ゴジラ」の第2班監督だったジョセフ・ラスナック。出演は「ロング・キス・グッドナイト」のクレイグ・ビアーコ、「ラウンダーズ」のグレッチェン・モル。80点 -
ニュートン・ボーイズ
制作年: 199820世紀初頭に実在した銀行強盗4兄弟の生きざまを描いた青春ドラマ。監督は「恋人たちの距離」のリチャード・リンクレイター。脚本は『死のロデオ』(52、ロバート・ミッチャム主演、ニコラス・レイ監督、テレビ放映のみ)の脚本も手掛けた作家クロード・スタヌッシュの原作を元に、スタヌッシュ、リンクレイターと彼とコンビを組むクラーク・リー・ウォーカーが共同で担当。製作のアン・ウォーカー=マクベイ、製作総指揮のジョン・スロス、編集のサンドラ・アデアーは「恋人たちの距離」に続く参加。撮影は「悪魔のような女」のピーター・ジェームズ。音楽はテキサス出身のバンド、バッド・リヴァーズで、スコアはリーダーのエドワード・D・バーンズが担当。美術は「マッド・シティ」のキャサリン・ハードウィック。衣裳は「ピースメーカー」のシェリー・コマロフ。出演は「アミスタッド」のマシュー・マコナヘイ、「恋人たちの距離」「大いなる遺産」のイーサン・ホーク、「TOUCH タッチ」のスキート・ウーリッチ、「草の上の月」のヴィンセント・ドノフリオ、『ER 緊急救命室』のレギュラーであるジュリアナ・マルグリーズ、「シーズ・ソー・ラヴリー」のクロエ・ウェッブ、「スリング・ブレイド」のカントリーの人気歌手ドワイト・ヨーカム、「ミッドナイト・エクスプレス」のボー・ホプキンスほか。 -
メン・イン・ブラック
制作年: 1997地球上のエイリアンの動きを監視する機密帰還の捜査官たちの活躍を描いたSFコメディ。史上最多といわれる250カットものSFXシーンとオフ・ビートなコメディ・センスが見どころ。60年代初頭から全米で噂が広まり始めた、UFOの目撃者の元に政府機関の男たちが訪れ、証言を撤回するように脅すという噂をモチーフにしたローウェル・カニンガムの同名コミックの映画化。監督には「ゲット・ショーティ」のバリー・ソネンフェルド、製作総指揮には「ロスト・ワールド ジュラシック・パーク」のスティーヴン・スピルバーグが当たった。映画用原案・脚本は「ビルとテッドの大冒険」のエド・ソロモン、製作は「ツイスター」のウォルター・F・パークスとローリー・マクドナルド。撮影は「ゲット・ショーティ」のドン・ピーターマン、音楽は「マーズ・アタック!」のダニー・エルフマン、60年代風のレトロ未来世界調の美術は「バットマン リターンズ」「バードケージ」のボー・ウェルチ、編集はジム・ミラー、衣裳はメアリー・E・ヴォクト、視覚効果監修は第二班監督でもあるILMのエリック・ブレヴィクが手掛け、エイリアンのメイクアップ・エフェクトは「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」のリック・ベイカーが担当。主演は「ボルケーノ」のトミー・リー・ジョーンズと「インデペンデンス・デイ」のウィル・スミスで、ラップ・シンガーでもあるスミスは同名主題歌も歌い、全米第1位を記録。共演は「アンフォゲタブル」のリンダ・フィオレンティーノ、「フィーリング・ミネソタ」のヴィンセント・ドノフリオ、「キルトに綴る愛」のリップ・トーンほか。70点 -
ホテル・パラダイス
制作年: 1996エロスをテーマにした世界のさまざまな国を代表する監督たちによる短篇オムニバス「アート・オブ・エロス」の一編。監督は「地球に落ちてきた男」のニコラス・ローグ。撮影は「マイ・スウィート・シェフィールド」のウィトルド・ストック。音楽は「シュレック」のハリー・グレッグソン・ウィリアムズ。出演はローグ夫人でもある「ワイルド・シングス」のテレサ・ラッセル、「チェルシーホテル」のヴィンセント・ドノフリオ。 -
ザ・ウィナー
制作年: 1996ラス・ヴェガスを舞台に、賭けの天才の純真な男をめぐる人間模様を描いた一編。監督は「エル・パトレイロ」「デス&コンパス」のアレックス・コックス(端役で出演も)。新鋭の脚本家ウェンディ・リズが自身の戯曲を基に脚本を執筆。プロデューサーによる再編集版が欧米では公開されたが、日本のみコックス自身によるオリジナル・ディレクターズ・カット版での上映。製作は「アマゾン」などのケネス・シュウェンカー。製作総指揮は「ブラックアウト」のマーク・デイモンと、主演女優のレベッカ・デモーネイ(「ストレンジャー」)。撮影はデニス・マロニー。音楽はコックスとはデビュー作の「レポマン」、「シド・アンド・ナンシー」「ストレート・トゥ・ヘル」で組むプレイ・フォー・レイン。美術のセシリア・モンティエル、編集のカルロス・プエンテは「デス&コンパス」でも組んだ彼の作品の常連。衣裳は「リアリティ・バイツ」のナンシー・シュタイナー。主演は「草の上の月」などのヴィンセント・ドノフリオ、共演は「フェイク」のマイケル・マドセン、「身代金」のデルロイ・リンド、「スリング・ブレイド」のビリー・ボブ・ソーントン、「ザ・プロデューサー」のフランク・ホェーリーほか、個性派がそろう。 -
草の上の月
制作年: 1996アーノルド・シュワルツェネッガー主演の「コナン・ザ・グレート」(82)など映画化作品でも知られる『コナン』シリーズなどパルプマガジンのヒーロー物を著した冒険作家ロバート・E・ハワード(1906~38)の知られざる恋を描いたラヴ・ロマンス。彼の晩年交際したノーヴェリン・プライス・エリスの自叙伝を映画化。監督は「ザ・デッド」(製作総指揮)などで知られる製作者のダン・アイルランド。脚本はマイケル・スコット・マイヤーズ。撮影は「赤い薔薇ソースの伝説」のクラウディオ・ローシャ。音楽は「ザ・ロック」のハンス・ヅィマー。出演は「ザ・エージェント」のレネー・ゼルウィガー、「メン・イン・ブラック」のヴィンセント・ドノフリオほか。 -
フィーリング・ミネソタ
制作年: 1996アメリカ中西部のミネソタ州を舞台に、夢を追い続ける一人の女と一組の兄弟を描くラヴ・ストーリー。監督・脚本は新鋭スティーヴン・ベイグルマン、製作は俳優業だけではなく近年はプロデューサーとしても名を馳せるダニー・デヴィート、「マチルダ」のステイシー・シェール、マイケル・シャンバーグ。製作総指揮は「チェーン・リアクション」のアーウィン・ストッフ、撮影は「サンタクローズ」のウォルト・ロイド、音楽監修は「ゲット・ショーティ」のカリン・ラットマン、美術はナオミ・ショハン、編集はマーティン・ウォルシュ、衣裳はユジーニ・バファローコスがそれぞれ担当。主演は「チェーン・リアクション」のキアヌ・リーヴス。共演は「ストレンジ・デイズ 1999年12月31日」のヴィンセント・ドノフリオ、「彼女は最高」のキャメロン・ディアスほか。 -
ストレンジ・デイズ 1999年12月31日
制作年: 1995新世紀前夜の混沌と狂騒に満ちたロサンゼルスを舞台に、他人の五感を記録・再現するディスクを扱う闇商人が殺人事件に巻き込まれるSFハードボイルド。1万5千人のエキストラを動員した、ラストのカウントダウンのモブシーンが圧巻。原案・脚本・製作は「トゥルーライズ」のジェームズ・キャメロンで、監督には彼の公私に渡るパートナーである「ハートブルー」のキャスリン・ビグローがあたり、パワフルな演出を見せている。共同脚本はジェイ・コックス、共同製作はビグローの出世作「ニア・ダーク 月夜の出来事」も手掛けたスティーヴン=チャールズ・ジャフィ、撮影は「愛と死の間で」のマシュー・F・レオネッティ。音楽は「ストリートファイター」のグレアム・レヴェルがスコアを書き、伝統のエスニック・ミュージックを現代的に再生する2人組ユニット〈ディープ・フォレスト〉が追加作曲を担当。美術は「レジェンド・オブ・フォール 果てしなき想い」のリリー・キルヴァート、SFXは、「トゥルーライズ」などに参加したキャメロン主宰のSFX工房デジタル・ドメイン社が担当。出演は「クイズ・ショウ」のレイフ・ファインズ、「ティナ」のアンジェラ・バセット、「ナチュラル・ボーン・キラーズ」のジュリエット・ルイスとトム・サイズモア、「デッドマン」のマイケル・ウィンコット、「エド・ウッド」のヴィンセント・ドノフリオ、「刑事ジョン・ブック 目撃者」のジョゼフ・ソマーほか。95点 -
エド・ウッド
制作年: 1994史上最低の監督と言われた男、エドワード・デイヴィッド・ウッド・ジュニア、通称エド・ウッドの愛すべき、奇想天外な半生を描いた伝記映画。ルドルフ・グレイの評伝『Nightmare of Ecstasy』(邦訳・早川書房刊『エド・ウッド 史上最低の映画監督』)を、“エドの同類”を自認する「バットマン リターンズ」のティム・バートンの監督で映画化。脚本は「プロブレム・チャイルド うわさの問題児」のコンビ、スコット・アレクサンダーとラリー・カラツェウスキー。製作はバートンと「シザーハンズ」以来の彼の右腕、デニーズ・ディ・ノヴィの共同。エグゼクティヴ・プロデューサーは「ハードロック・ハイジャック」の監督マイケル・レーマン。撮影は「バットマン リターンズ」のステファン・チャプスキー、音楽は「依頼人」のハワード・ショアが担当。また、往年の怪奇スター、ベラ・ルゴシのマスクを完璧に再現したリック・ベイカーほか3人が、第67回アカデミー賞メイクアップ賞を受賞。主演は「シザーハンズ」「ギルバート・グレイプ」のジョニー・デップ。ルゴシに「ウディ・アレンの重罪と軽罪」のマーティン・ランドーが扮し、アカデミー賞助演男優賞を受賞。ほかに「スリー・リバーズ」のサラ・ジェシカ・パーカー、「ホーリー・ウェディング」のパトリシア・アークェット、「恋はデ・ジャブ」のビル・マーレイらが共演。95年度キネマ旬報外国映画ベストテン第5位。70点 -
最高の恋人
制作年: 1993“最高の恋人”を見つけたい、という普遍的な願いを胸に、真実の愛を探す5人の男女の姿を描いたロマンティックなラヴストーリー。監督は「愛しい人が眠るまで」でアメリカでも注目されたイギリス人監督のアンソニー・ミンゲラ。エイミー・スコアとヴィッキー・ポロンのオリジナル脚本を、ミンゲラが脚色。製作は出版界から映画畑に転じたマリアンヌ・モロニーで、本作は彼女の4年越しの企画。ブルックリン動物園、バーナード大学、グリニッジビレッジ・ストリートなど、舞台となるニューヨークの町並みを活き活きととらえた撮影は、「グリーン・カード」のジョフリー・シンプソン。音楽は、オリジナル・スコアを「フェーム」でアカデミー音楽賞を受賞したマイケル・ゴアが書き、フィル・ペリー&ウェンディ・モートンが歌う主題歌『Still It's You』、バート・バカラックとハル・デイヴィッド作曲の『小さな願い』が劇中歌として流れる。ニューヨークの近代性と古さという、2つの面を引き出した衣装は「ニューヨーク・ストーリー」のジョン・ダン。主演は「シングルス」のマット・ディロン、「ジャングル・フィーバー」のアナベラ・シオラ、「依頼人」のメアリー・ルイーズ・パーカー。共演は「セカンド・ベスト 父を探す旅」のウィリアム・ハート、「ザ・プレイヤー」のヴィンセント・ドノフリオら。 -
ザ・プレイヤー
制作年: 1992ハリウッドのメジャー・スタジオの副社長が起こした殺人事件を中心に、いわゆるハリウッド人種たちの奇妙な生態を描いたブラック・コメディ。「ゴッホ」のロバート・アルトマン監督作で、最近ニューヨークやパリに活動の場を移していた彼のハリウッド復帰作である。いきなりオーソン・ウェルズ監督の「黒い罠」の冒頭シーンを思わせる8分6秒の複雑な移動撮影を駆使したワン・ショットから始まるなど、全編にわたって映画にまつわる様々な話題で綴られる。本国でもヒットしたほか、92年カンヌ国際映画祭監督賞・主演男優賞、92年度ゴールデン・グローブ賞作品賞(コメディ・ミュージカル部門)などを受賞した。製作は「評決」のデイヴィッド・ブラウン、ニック・ウェシュラーと本作の原作(ハヤカワ文庫)・脚本を書いたマイケル・トルキンの共同。撮影はジャン・ルピーヌ、音楽は「恋の時給は4ドル44セント」のトーマス・ニューマンが担当。主演のティム・ロビンスは「ボブ・ロバーツ」で脚本・監督を務めた俊英。また映画スターの本人役で、ジュリア・ロバーツ、ブルース・ウィリス、シェール、アンジェリカ・ヒューストン、ジャック・レモン、ニック・ノルティなどのスターたちがアルトマンの要請に応えてユニオンの提示する最低のギャラで出演している。69点 -
サルート・オブ・ザ・ジャガー
制作年: 1989近未来を舞台に、格闘技に命を賭ける男の姿を描くアクション・ドラマ。製作はチャールズ・ロヴェン、監督・脚本はデイヴィッド・ピープルズ、撮影はデヴィッド・エグビィ、音楽はトッド・ボークルヘイドが担当。出演はルトガー・ハウアー、ジョアン・チェンほか。 -
サインズ・オブ・ライフ
制作年: 1989時代に流され、閉鎖を余儀なくされた漁村のボート工場を舞台に、そこに働く人々の1日を通して人生のせつなさと喜びを綴るヒューマン・ドラマ。製作はマーカス・ビシディとアンドリュー・レイチェスマン。監督はテレビドラマ、ミュージック・ビデオ出身のジョン・ディビッド・コールズで、本作で劇場映画デビュー、89年ドーヴィル映画祭最優秀作品賞を受賞した。脚本はマーク・マローン、撮影はエリオット・デイビス、音楽はハワード・ショアが担当。出演はアーサー・ケネディ(遺作)、ボー・ブリッジス、ケイト・レイド、キャシー・ベイツほか。 -
フルメタル・ジャケット
制作年: 1987ヴェトナム戦争を舞台に、新兵の厳しい訓練と彼らが赴いた戦場での体験を描く。「シャイニング」以来7年ぶりのスタンリー・キューブリック製作・監督作品。エグゼクティヴ・プロデューサーはヤン・ハーラン、共同製作にフィリップ・ホブス。グスタフ・ハスフォードの原作をハスフォード自らとキューブリックおよびマイケル・ハーが脚色。撮影はダグラス・ミルサム、プロダクション・デザイナーはアントン・ファースト、音楽はアビゲイル・ミード、編集はマーティン・ハンター、録音はエドワード・タイズが担当。出演は「ビジョン・クエスト 青春の賭け」のマシュー・モディン、「地獄の黙示録」のリー・アーメイ、「俺達の明日」のアダム・ボールドウィン、ヴィンセント・ドノフリオほか。93点
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