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オタール・イオセリアーニの関連作品 / Related Work
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皆さま、ごきげんよう
制作年: 2015「汽車はふたたび故郷へ」のオタール・イオセリアーニ監督が81歳にして紡ぎ出す人間賛歌。現代のパリ。アパートの管理人で武器商人の男と骸骨集めが大好きな人類学者は悪友同士。そんな彼らを取り巻くちょっとユニークな住人たちが、街の緊急事態に立ち上がる。出演は「アメリ」のリュファス、「群盗、第七章」のアミラン・アミナラシヴィリ、「ル・アーヴルの靴みがき」のピエール・エテックス、「グランド・ブダペスト・ホテル」のマチュー・アマルリック、「愛より強い旅」のトニー・ガトリフ。100点 -
汽車はふたたび故郷へ
制作年: 2010「ここに幸あり」のオタール・イオセリアーニ監督が自身の半生を主人公に投影させて描くヒューマンドラマ。検閲や思想統制によって思うように映画作りが出来ないことに耐えかねて、自由を求めてグルジアからフランスへと向かう映画監督の姿を描く。出演は「月曜日に乾杯!」のダト・タリエラシュヴィリ、「ランジェ公爵夫人」のビュル・オジェ。90点 -
ここに幸あり(2006)
制作年: 2006突然大臣の職を追われ、仕事と金を失った主人公が、改めて人生の本当の豊かさに気づく。生きていることの幸せを軽やかに描いた人間賛歌。主人公のヴァンサンを演じるのは本作が映画初出演となるセヴラン・ブランシェ。そして名男優ミシェル・ピコリ(「家路」)が、ヴァンサンの母親役を演じている。監督はグルジア出身の名匠オタール・イオセリアーニ。 -
蝶採り
制作年: 1992グルジア出身の名匠、オタール・イオセリアーニ監督の1992年の作品で、ナルダ・ブランシェは監督のパリの自宅の近所に住む老婦人をキャスティング。撮影はフランス映画界の名カメラマンで、現在イオセリアーニとコンビを組んでいるウィリアム・ルプシャンスキー。美術スタッフ兼キャストにはエマニュル・ド・ショヴィニ。この三人がコラボレートした記念すべき第一作。古い城館でのんびりと余生を楽しむ二人の老婦人と、彼女らの城館を売却しようとたくらむ隣人や親族たち。老婦人と隣人・親族の姿を対比させて、人を変えてしまうお金の力とはかなさ、予測のつかない人生の不思議さとおかしさが描かれる。 -
トスカーナの小さな修道院
制作年: 1988オタール・イオセリアーニがパリに拠点を移す前、故郷ジョージアで手掛けた中編ドキュメンタリー。トスカーナ地方にある修道院で祈りを捧げる5人の修道僧。その日常と並行して、馬の飼育、ワイン作り、農作業といった村人たちの暮らしもカメラに収めた。特集企画『オタール・イオセリアーニ映画祭 ~ジョージア、そしてパリ~』にて上映。 -
エウスカディ、1982年夏
制作年: 1983オタール・イオセリアーニがパリに拠点を移す前に故郷ジョージアで手掛けた中編ドキュメンタリー。1982年夏。バスク地方を訪れたイオセリアーニは、バスクの文化にジョージアと通じるものを感じ、エレットの神の祭りと村人たちが演じる牧歌劇を撮影する。特集企画『オタール・イオセリアーニ映画祭 ~ジョージア、そしてパリ~』にて上映。 -
ある映画作家の手紙 白黒映画のための七つの断片
制作年: 1982「皆さま、ごきげんよう」のオタール・イオセリアーニ監督が、祖国ジョージアからパリに拠点を移し初めて制作した日本劇場未公開作。街やそこに住む人々をスケッチするイオセリアーニ流のパリの観察であり、後の作品に登場する様々な要素が既に映し出されている。特集企画『オタール・イオセリアーニ映画祭 ~ジョージア、そしてパリ~』にて上映。 -
田園詩
制作年: 1976リハーサルのために田舎を訪れた弦楽四重奏団と村人の交流を通して、自然と人間をみずみずしいタッチでとらえ、祖国への思いをつづった映像叙情詩。監督はオタール・イオセリアーニ。グルジア映画第2世代の先陣として登場しながら、処女作であるおとぎ話調のファンタジー『四月』(62)が上映禁止となり、一時は肉体労働に従事。映画界に復帰してからは叙情豊かにユーモアとペーソスを交えた映像で現代社会を見据え、人間の本質を問いかける随想映画というべき一連の作品「落葉」(66)『歌うつぐみがいました』(70/日本未公開)、そして本作を発表、国際的に高い評価を得た。80年代以降はパリに創作の拠点を置いて国外で活動している。脚本はイオセリアーニ、レゾ・イナニシヴィリ、オタール・メフリシヴィリの共同。撮影は記録映画畑出身で、イオセリアーニの3本の作品のほか、『苗木』(73/日本未公開)などを手掛けたグルジアフィルムの重鎮、アベサロム・マイスラーゼ。 -
歌うつぐみがおりました
制作年: 1970「素敵な歌と舟はゆく」「月曜日に乾杯!」が日本でも評判を呼んだグルジア出身の名匠、オタール・イオセリアーニ監督が1970年に手掛けたコメディ。2004年6月の特集上映<イオセリアーニに乾杯!>において本邦初公開。落ち着きがなく自分勝手なお調子者の男のせわしない日常を、瑞々しく描く。
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