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ジュリエット・ルイスの関連作品 / Related Work
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メーデー 彼女たちの戦争
制作年: 2021戦場の兵士たちを巧みにおびき寄せ殺害する少女兵士たちの一員となった女性を描くドラマ。監督・脚本はカレン・シノーレ。出演はミア・ゴス、グレイス・ヴァン・パタン、ソコ、ジュリエット・ルイスほか。2025年1月3日よりヒューマントラストシネマ渋谷にて開催の「未体験ゾーンの映画たち2025」で上映。 -
ライフ・ウィズ・ミュージック
制作年: 2021世界的人気を誇るシンガーソングライター・Siaが原案・脚本・製作・初監督を務めたポップ・ミュージック・ムービー。孤独な主人公ズーが、祖母の死を機に自閉症の妹・ミュージックと暮らし始めたことから、隣人たちの助けを得て徐々に愛を知り、居場所を見つけるまでを描く。かつて薬物やアルコール依存症に陥り、自殺をはかるほど絶望したというSia。そんな彼女を助けてくれたのは友人と音楽だったという自らの体験がベースになっている。主人公のズーを演じるのは、「あの頃ペニー・レインと」から幅広いジャンルに出演するケイト・ハドソン。妹のミュージックを演じるのは、Sia の楽曲「シャンデリア」のMVのダンスで注目され、スティーヴン・スピルバーグの「ウエスト・サイド・ストーリー」にも出演しているマディ・ジーグラー。隣人のエボ役には、ブロードウェイミュージカル『ハミルトン』でトニー賞最優秀ミュージカル俳優賞に輝いたレスリー・オドム・Jr.。孤独や苦悩、葛藤のドラマと並行して、ミュージックの空想やズーやエボたちの心象風景が音楽シーンとなってポップ&カラフルに立ち現れる。Siaが 12 曲もの劇中歌を書き下ろしたうえ、キャスト陣が圧巻の歌とダンス・パフォーマンスを披露。シリアスな題材を中心に据えながらも、音楽が愛と希望を与えてくれる力強い物語となっている。 -
マー サイコパスの狂気の地下室
制作年: 2019『ゲット・アウト』のブラムハウスが手掛けた“家系”復讐ホラー。孤独な女性、スー・アンは、パーティーを開きたい近所の高校生に自宅の地下室を提供する。彼女は自分のことを「マー」と呼ばせ、高校生をもてなすが、やがて態度が変わり始め…。【スタッフ&キャスト】監督・製作・脚本・出演:テイト・テイラー 製作:ジェイソン・ブラム/ジョン・ノリス 脚本:スコッティ・ランデス 製作総指揮・出演:オクタヴィア・スペンサー 出演:ジュリエット・ルイス/ダイアナ・シルヴァーズ/コーリー・フォーゲルマニス -
NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム
制作年: 2016「パラノーマル・アクティビティ3」のヘンリー・ジュースト&アリエル・シュルマンが、ネット社会を舞台に繰り広げる青春スリラー。裏オンラインゲームに参加した女子高生ヴィーは、そこで知り合ったイアンとコンビを組み、多額の賞金を手にするが……。出演は「なんちゃって家族」のエマ・ロバーツ、「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」のデイヴ・フランコ。 -
ジェム&ホログラムス
制作年: 2015『ステップ・アップ』のスタッフが1980年代に人気を博したアニメを実写映画化したミュージック・ガールズムービー。平凡な姉・ジェリカがメイクをして歌う動画をサイトにアップした妹・キンバー。すると世間の話題を集め、デビューの話が舞い込むが…。【スタッフ&キャスト】監督・製作:ジョン・M・チュウ 脚本:ライアン・ランデルス 製作:ジェイソン・ブラム 出演:オーブリー・ピープルズ/ジュリエット・ルイス/ステファニー・スコット/ヘイリー・キヨコ/オーロラ・ペリノー70点 -
HICK ルリ13歳の旅
制作年: 2011両親の失踪を機に単身ラスベガスに向けて旅立った孤独な少女が、道中の様々な経験を通じて成長してゆく姿を綴ったファンタジックな青春ロードムービー。出演は「ヒューゴの不思議な発明」のクロエ・グレース・モレッツ、「マリリン 七日間の恋」のエディ・レッドメイン、「グリーン・ランタン」のブレイク・ライブリー。 -
デュー・デート 出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断
制作年: 2010「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」のトッド・フィリップス監督が、「アイアンマン2」のロバート・ダウニー・Jr主演で贈るコメディ。妻の出産のためにアトランタからロサンゼルスの自宅へ向かう男が飛行機に乗り遅れ、知り合った男とともに自動車で大陸横断に挑むが、様々なトラブルに巻き込まれる。0点 -
アラフォー女子のベイビー・プラン
制作年: 2010ジェニファー・アニストン主演によるラブコメディ。子供を産むことを決意したアラフォー独身女性のキャシー。彼女の計画に大反対の男友だち・ウォーリーは、彼女のパーティーでうっかりドナーの精子をこぼしてしまい、自分のものと交換するが…。【スタッフ&キャスト】監督:ジョシュ・ゴードン 原作:ジェフリー・ユージェニデス 脚本:アラン・ローブ 製作総指揮:クリスティン・ホーン 出演:ジェニファー・アニストン/ジェイソン・ベイトマン/ジェフ・ゴールドブラム/ジュリエット・ルイス -
シンパシー・フォー・デリシャス
制作年: 2010元DJが人を治癒する力に目覚め、音楽での成功を目指すが……。「シャッターアイランド」の俳優マーク・ラファロの監督デビュー作で、2010年サンダンス映画祭審査員特別賞を受賞。出演は、「ローラーガールズ・ダイアリー」のジュリエット・ルイス、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのオーランド・ブルーム。 -
ローラーガールズ・ダイアリー
制作年: 2009脚本家でスケーターのショウナ・クロスの小説『WHIP IT』を自身の脚本で映画化。ローラーゲームと出会った少女の成長を描く青春映画。吹き替えなしのスケートシーンが見どころ。主演は「JUNO/ジュノ」のエレン・ペイジ。「チャーリーズ・エンジェル」のドリュー・バリモアが製作・出演・初監督の3役を務めた。100点 -
ダーウィン・アワード
制作年: 2006あまりにも下らない死に方で、劣悪な自らの遺伝子を絶って人類の進化に貢献した人物に贈られる『ダーウィン賞』。その受賞者を訪ねて、保険会社の調査員が全米を旅するロードムービーコメディ。監督は「チェリッシュ」のフィン・タイラー。主演は「ヴェニスの商人」のジョセフ・ファインズ、「17歳のカルテ」のウィノナ・ライダー。 -
9.11 自由への扉
制作年: 2004“アフガニスタン”と“アメリカの正義”をテーマに、アフガン人女性とアメリカ人弁護士の友情と戦いを描いた法廷ドラマ。アフガン女性・ミーナと、彼女の難民申請を請け負うことになり奔走する弁護士・リビーに、ある日、衝撃のニュースが入る…。【スタッフ&キャスト】監督:ドン・マクブリーティ 製作総指揮:ジョン・モレイニス 脚本:バーバラ・サミュエルズ 撮影:レット・モリタ 出演:ジュリエット・ルイス/フィリップ・エイキン/レイラ・アリザダ/ブライアン・マーキンソン -
コールド・クリーク 過去を持つ家
制作年: 2003ハリウッドスターが共演したサイコサスペンス。ニューヨークに住むクーパー一家は、息子の事故をきっかけに移り住んだ田舎の“コールド・クリーク”邸で、“悪魔のノド”に関する詩を発見、以来恐怖を体験する。“THE MOVIEST 1800”シリーズ第3弾。【スタッフ&キャスト】監督・製作・音楽:マイク・フィッギス 脚本・製作総指揮:リチャード・ジェフリーズ 製作:アニー・スチュワート 製作総指揮:ラタ・ライアン 出演:デニス・クエイド/シャロン・ストーン/スティーヴン・ドーフ/ジュリエット・ルイス60点 -
ARMITAGE DUAL-MATRIX
制作年: 20021994年に全4巻のOVAとしてリリースされ、大ヒットを記録したサイバーパンクアニメ『ARMITAGE』。そのオリジナル版を再編集した90分の劇場版『ARMITAGE POLY-MATRIX』の続編にあたる内容の本作。女優J・ルイスが英語版の声優として参加。【スタッフ&キャスト】監督:秋山勝仁 脚本:柿沼秀樹/長谷川菜穂子 キャラクターデザイン:越智博之 出演(声):ジュリエット・ルイス/柚木涼香/花田光/今井由香 -
イナフ
制作年: 2002幸せな結婚生活から一転、変貌した夫の暴力から逃れ、愛する娘のため強くあろうと決意するヒロインをジェニファー・ロペスが演じるサスペンス・スリラー。監督は「ワールド・イズ・ノット・イナフ」のマイケル・アプテッド。80点 -
ガウディアフタヌーン
制作年: 2000大金を積まれ、怪しげな女に頼まれて彼女の夫捜しを始めた中年女性が、奇妙な家族関係に戸惑いながらも自分の人生を見つめ直していく人間ドラマ。監督は「マドンナのスーザンを探して」のスーザン・シーデルマン。主演は「夫たち、妻たち」のジュディ・デイヴィス。 -
4th フォース-フロア
制作年: 1999『カーラの結婚宣言』のジュリエット・ルイス出演のサスペンスホラー。ジェーンは、一癖ありそうな面々が隣人に住む豪華マンションへ引っ越してきた。騒音に対する苦情のメモがドアに貼られたことを機に隣人の嫌がらせはエスカレートしていくき…。【スタッフ&キャスト】監督:ジョシュ・クラウスナー 製作:ボアズ・デヴィッドソン 脚本:ジョシュ・クラウナー 撮影:マイケル・スロヴィス 出演:ジュリエット・ルイス/ウィリアム・ハート/シェリー・デュヴァル/オースティン・ペンドルトン -
フル・ティルト・ブギ メイキング・オブ・フロム・ダスク・ティル・ドーン
制作年: 19971997年の「フロム・ダスク・ティル・ドーン」の撮影現場を記録したメイキング映画。主演のジョージ・クルーニーやハーヴェイ・カイテル、ジュリエット・ルイスをはじめとする主要キャスト、タランティーノ、ロドリゲスらスタッフへのインタビューを中心に、製作現場の模様を記録した1本。80点 -
夕べの星
制作年: 1996母と娘の33年に渡る愛を描き、第56回(83年度)アカデミー賞5部門を独占した「愛と追憶の日々」の続編。今回は60代となり、人生の後半戦を迎えたヒロイン、オーロラの姿と彼女を取り巻く人間模様が描かれる。前作に続いてラリー・マクマートリーの小説を原作に、「ファースト・ワイフ・クラブ」の脚本家ロバート・ハーリングの初監督・脚本で映画化。製作は、前作にも関与したデイヴィッド・カークパトリックと初参加のキース・サンブルズ、前作で美術を担当したポリー・プラットの共同。撮影は「フォレスト・ガンプ/一期一会」のドン・バージェス、音楽は「ティン・カップ」のウィリアム・ロス、美術は「ドライビング・ミス・デイジー」のブルーノ・ルベオ、編集はブリシラ・ネッド=フレンドリーとデイヴィッド・モリッツ、衣裳はルネ・エーリッヒ・カルファス。主演は前作に続いて「くちづけはタンゴの後で」のシャーリー・マクレーン。共演は、前作に続いて再登場する「マーズ・アタック!」のジャック・ニコルソンをはじめ、「ツイスター」のビル・パクストン、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のジュリエット・ルイス、「カンザス・シティ」のミランダ・リチャードソン、「先生のお気に入り」のマリオン・ロス、「今そこにある危機」のドナルド・モファット、「白い嵐」のスコット・ウルフ、「花嫁のパパ2」のジョージ・ニューバーン、「白銀に燃えて」のマッケンジー・アスティン、本作が遺作となった「ラスト・ショー」のベン・ジョンソンほか。70点 -
フロム・ダスク・ティル・ドーン
制作年: 1996逃亡中の2人組の凶悪犯とその人質となった牧師一家が、吸血鬼の群れと戦うホラー・アクション。ハードボイルド/フィルム・ノワール調アクションの前半から、スプラッター・ホラーへと、ジャンルが見事に転換する構成がユニーク。オムニバス映画「フォー・ルームス」でも競作した2人の若き鬼才映画作家、「パルプ・フィクション」のクエンティン・タランティーノと「デスペラード」のロバート・ロドリゲスが再びコンビを組んだ一編。特殊メイク工房、K.N.B.イフェクツ・グループのロバート・カーツマンの原案をタランティーノが脚色、監督・編集にはロドリゲスがあたった。製作はジャンニ・ヌナリとメイア・テペル、エクゼクティヴ・プロデューサーはタランティーノ、「レザボア・ドッグス」以来のコンビ、ローレンス・ベンダー、ロドリゲスの共同。撮影は「デスペラード」「フォー・ルームス」のギレルモ・ナバロ、音楽は「ストレンジ・デイズ ―1999年12月31日―-1999年12月31日-」のグレアム・レヴェルで、ZZトップ、スティーヴィ・レイ・ヴォーン、レフトオーヴァーズなどの楽曲が挿入曲として使用している。美術はペルー出身の美術家で「ウォーカー」のセシリア・モンティエル、衣裳はグラシエラ・マゾン、特殊メイクは「マウス・オブ・マッドネス」のK.N.B.イフェクツ・グループが担当。出演はTVドラマ『ER』のジョージ・クルーニー、「フォー・ルームス」のタランティーノ、「ユリシーズの瞳」のハーヴェイ・カイテル、「ストレンジ・デイズ ―1999年12月31日―」のジュリエット・ルイス、「デスペラード」のサルマ・ハエック、「アフター・アワーズ」のチーチ・マリンなど多彩な顔ぶれ。80点 -
バスケットボール・ダイアリーズ
制作年: 1995ニューヨークを舞台に、高校生が麻薬に手を出して破滅していく様をリアルに描く青春ドラマ。60年代後半に衝撃的に登場した天才詩人ジム・キャロルの同名の自伝的小説(邦訳「マンハッタン少年日記」晶文社刊)の映画化。監督はミュージック・ビデオなどを経てこれが映画初監督作となるスコット・カルヴァート。大手レコード会社のアイランドの製作で、プロデューサーはレコード畑のリズ・ヘラー。エグゼクティヴ・プロデューサーはダン・ジェネッティ、クリス・ブラックウェル、脚本は原作者ジム・キャロルの知人でもあるブライアン・ゴルボフ、撮影はMTV出身のデイヴィッド・フィリップス、美術は「硝子の塔」のクリストファー・ノウォク、編集は「バッド・ガールズ」のデイナ・コングドン、衣裳は「蜘蛛女」のアシスタント出身のデイヴィッド・C・ロビンソンがそれぞれ担当。音楽は「タンク・ガール」のグレアム・レヴェルがスコアを書き、ミュージシャンとしても活躍するキャロル自身の曲も使用。主演は「ギルバート・グレイプ」のレオナルド・ディカプリオ。共演は「グッドフェローズ」のロレイン・ブラッコ、「ナチュラル・ボーン・キラーズ」のジュリエット・ルイスほか。またジム・キャロル本人も麻薬中毒者の役で出演。 -
ストレンジ・デイズ 1999年12月31日
制作年: 1995新世紀前夜の混沌と狂騒に満ちたロサンゼルスを舞台に、他人の五感を記録・再現するディスクを扱う闇商人が殺人事件に巻き込まれるSFハードボイルド。1万5千人のエキストラを動員した、ラストのカウントダウンのモブシーンが圧巻。原案・脚本・製作は「トゥルーライズ」のジェームズ・キャメロンで、監督には彼の公私に渡るパートナーである「ハートブルー」のキャスリン・ビグローがあたり、パワフルな演出を見せている。共同脚本はジェイ・コックス、共同製作はビグローの出世作「ニア・ダーク 月夜の出来事」も手掛けたスティーヴン=チャールズ・ジャフィ、撮影は「愛と死の間で」のマシュー・F・レオネッティ。音楽は「ストリートファイター」のグレアム・レヴェルがスコアを書き、伝統のエスニック・ミュージックを現代的に再生する2人組ユニット〈ディープ・フォレスト〉が追加作曲を担当。美術は「レジェンド・オブ・フォール 果てしなき想い」のリリー・キルヴァート、SFXは、「トゥルーライズ」などに参加したキャメロン主宰のSFX工房デジタル・ドメイン社が担当。出演は「クイズ・ショウ」のレイフ・ファインズ、「ティナ」のアンジェラ・バセット、「ナチュラル・ボーン・キラーズ」のジュリエット・ルイスとトム・サイズモア、「デッドマン」のマイケル・ウィンコット、「エド・ウッド」のヴィンセント・ドノフリオ、「刑事ジョン・ブック 目撃者」のジョゼフ・ソマーほか。95点 -
蜘蛛女
制作年: 1994美しく冷酷な悪女と、彼女に魅入られて破滅していく悪徳警官の姿を描いたフィルムノワール。「危険な天使」の女性脚本家ヒラリー・ヘンキンのオリジナル脚本を「チェンジリング」「ザ・クレイズ 冷血の絆」のピーター・メダックの監督で映画化。製作はヘンキンと「黒豹のバラード」のポール・ウェブスター、エグゼクティヴ・プロデューサーは「死の接吻(1991)」のエリック・フェルナーと「黒豹のバラード」のティム・ビーヴァン。撮影はダリウス・ウォルスキー、音楽は「リバー・ランズ・スルー・イット」のマーク・アイシャム、美術はスチュアート・ワーツェルが担当。主演は「心のままに」のレナ・オリンと「トゥルー・ロマンス」のゲイリー・オールドマン。共演は「裸のランチ」のロイ・シャイダー、「ドラキュラ(1992)」のトム・ウェイツほか。 -
ナチュラル・ボーン・キラーズ
制作年: 1994永遠の愛を誓い、殺人を繰り返すカップルの逃避行を描いたヴァイオレンス映画の問題作。欧米各国で年齢制限公開や上映禁止となったことも話題を呼んだ。暴力そのものの描写は極めてあっさりとしており、殺人や暴力を娯楽として消費していく現代アメリカ社会、及びメディアに対する痛烈な諷刺に主題が置かれている。35mmから粒子の粗い16mmフィルム、さらにVTR映像へ。カラーからモノクロへ、またはその逆。スクリーンプロセスやアニメーション合成、実際のニュース映像、映画やテレビ作品の断片の唐突な挿入など、夥しいイメージショットで目まぐるしく変転する凝った映像と編集が特徴的。監督は「ドアーズ」「JFK」「天と地」と、90年代に入りコンスタントに話題作を提供しているオリヴァー・ストーン。製作はジェーン・ハムシャー、ドン・マーフィー、クレイトン・タウンゼンドの共同。「レザボア・ドッグス」「パルプ・フィクション」のクエンティン・タランティーノがビデオショップで働いていた頃、「トゥルー・ロマンス」に次いで書き上げた2本目のシナリオの映画化だが、彼とストーンの間で意見が衝突。結局、タランティーノのシナリオは原案として、リチャード・ルトウスキー、デイヴィッド・ヴェローズ、ストーンが脚本を執筆した。撮影はロバート・リチャードソン、美術はヴィクター・ケンプスター。音楽プロデュースはインダストリアル・ロックの雄、ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーが担当。映像の変化に合わせて、オペラ『蝶々夫人』からロック、ポップスへ、75曲のスコアがコラージュ感覚で全編に散りばめられている。主演は「幸福の条件」「ハードプレイ」のウディ・ハレルソンと、「カリフォルニア(1993)」「ギルバート・グレイプ」「蜘蛛女」のジュリエット・ルイス。共演は「チャーリー」のロバート・ダウニー・ジュニア、「ワイアット・アープ」のトム・サイズモア、「逃亡者(1993)」「ブローン・アウェイ 復讐の序曲」と、90年代の性格俳優として開花したトミー・リー・ジョーンズら。60点 -
ギルバート・グレイプ
制作年: 1993肉体的、精神的に傷つきやすい家族を守って生きる青年の姿を通して、家族の絆、兄弟の愛憎、青春の痛み、そして未来への希望を描いた心優しきヒューマン・ドラマ。劇作家ピーター・ヘッジス初の小説を自身が脚色し、「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」『ワンス・アラウンド』(V)などで知られるスウェーデン出身のラッセ・ハルストレムが監督。製作はメイア・テペル、バーティル・オールソン、デイヴィッド・マタロンの共同。エグゼクティヴ・プロデューサーはハルストレムと「真実の瞬間」のアラン・C・ブロンクィスト。撮影はイングマール・ベルイマン監督とのコンビや「めぐり逢えたら」で知られる名手スヴェン・ニクヴィスト、音楽はアラン・パーカーとビョルン・イスファルトが担当。出演は「アリゾナ・ドリーム」のジョニー・デップ、「カリフォルニア(1993)」のジュリエット・ルイス、「ボーイズ・ライフ」のレオナルド・ディカプリオ、原作者に見いだされ、これが映画初出演のダーレーン・ケイツ、「フィラデルフィア」のメアリー・スティーンバージェンら。 -
カリフォルニア(1993)
制作年: 1993連統殺人を研究している若者が恋人と憧れの地″カリフォルニア″に向かう途中で本物の殺人犯を便乗させてしまう地獄のロード・ムービー。原題の頭文字のKはKiller(殺人者)にかけている。製作会社は、それまで主にミュージック・ビデオやCM界で活躍していたスティーヴ・ゴリン、シガージョン・サイヴァットソンらプロデユーサーと監督のドミニク・セナらが共同でハリウッドを本拠地に設立したプロパガンダ・フィルムズで、これまでに「もういちど殺して」「ワイルド・アット・ハート」などを製作している。エグゼクティヴ・プロデューサーは、ジム・カウフとリン・ビグロー。監督はこれが長編デビュー作となるドミニク・セナ。脚本はティム・メトカーフ、撮影はボージャン・バゼリ、音楽はカーター・バーウェル、編集はマーティン・ハンターがそれぞれ担当。出演は、実生活でも恋人同士であった「テルマ&ルイーズ」のブラッド・ピットと「夫たち、妻たち」のジュリエット・ルイス。 -
恋に焦がれて
制作年: 1992大人でも子供でもない年頃、17歳の純粋で激しい恋をノスタルジックに描いたラヴ・ストーリー。監督、脚本は「ブラック・レイン」の脚本で知られ、本作が本格的監督デビュー作となるクレイグ・ボロティン。製作は「プリティ・ウーマン」の名コンビ、アーノン・ミルチャンとスティーヴン・ルーサー。撮影はクリント・イーストウッドお気に入りのキャメラマンとして知られ、「ビバリーヒルズ・コップ」なども手掛けたブルース・サーティーズ。音楽は「あなたに恋のリフレイン」のデイヴィッド・ニューマン。主演は「アウトサイダー」のC・トーマス・ハウエル、「ケープ・フィアー」のジュリエット・ルイス、そして12歳の子役エリザ・ダシュク。 -
夫たち、妻たち
制作年: 1992ニューヨークに住む2組の夫婦の愛の崩壊と再生を描く人間ドラマ。監督・脚本・主演は「ウディ・アレンの影と霧」のウディ・アレン。製作はロバート・グリーンハット、エグゼクティヴ・プロデューサーはジャック・ローリンズとチャールズ・H・ジョフィ、撮影はカルロ・ディ・パルマが担当。いずれも前作「ウディ・アレンの影と霧」のスタッフ。出演はアレンの他、「アリス」のミア・ファロー、「裸のランチ」のジュディ・デイヴィス、映画監督で最近では「ザ・プレイヤー」などに出演しているシドニー・ポラック、「ケープ・フィアー」のジュリエット・ルイス、「ルビー・カイロ」のリーアム・ニーソンなど。80点 -
ブラッド・ピット トゥルー・ブルース
制作年: 1990ブラッド・ピットとジュリエット・ルイス共演のラブストーリー。養父にレイプされ、家庭を飛び出し、18歳で結婚し、破局、売春、ドラッグへと転落していく少女・アマンダと、ピュアなハートを持つ青年・ビリーとの出会いと過激な愛を描く。【スタッフ&キャスト】制作:フランク・ヴァン・ザーネック/ロバート・M・サートナー 監督:ロバート・マーコピッツ 脚本:デビッド・ヒル/ロバート・ルピノ 出演:ブラッド・ピット/ジュリエット・ルイス/マイケル・タッカー -
ナショナル・ランプーン クリスマス・バケーション
制作年: 1989クリスマス休暇を過ごす一家に、次々巻き起こる騒動を描いたコメディー。「ナショナル・ランプーン/ホリデーロード4000キロ」「ナショナル・ランプーン/ヨーロピアン・バケーション」(ビデオ発売)に続く、バケーション・シリーズ第3作。エグゼクティヴ・プロデューサーはマッティ・シモンズ、製作はジョン・ヒューズとトム・ジェイコブソン、監督はCF出身でこれがデビューのジェレマイア・S・チェチック、脚本はヒューズ、撮影はトーマス・アッカーマン、音楽はアンジェロ・バダラメンティが担当。出演はチェヴィー・チェイス、ビヴァリー・ダンジェロほか。
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