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オリー・マッデンの関連作品 / Related Work
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哀れなるものたち
制作年: 2023「女王陛下のお気に入り」のヨルゴス・ランティモス監督がエマ・ストーンと再び組み、2023年第80回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞したSFロマンス。外科医ゴッドウィン・バクスターの手により蘇生したベラは、大陸横断の旅に出て貪欲に世界を吸収する。スコットランドの作家アラスター・グレイによるゴシック小説を基にしている。主人公ベラを演じたエマ・ストーンはプロデューサーとしても参加。天才外科医ゴッドウィン・バクスターを「永遠の門 ゴッホの見た未来」のウィレム・デフォーが、放蕩者の弁護士ダンカンを「アベンジャーズ」シリーズのマーク・ラファロが演じる。第96回アカデミー賞にてエマ・ストーンが主演女優賞に輝き、「ラ・ラ・ランド」(16)以来の2度目の受賞を果たした。 -
異人たち
制作年: 2023山田太一による長編小説『異人たちとの夏』を「荒野にて」のアンドリュー・ヘイが独自に翻案して再映画化。ロンドンのタワーマンションに一人暮らす脚本家アダムは、30年前に死別した両親と再会。至福の時を過ごす中、同じマンションの住人ハリーと恋に落ちてゆく。出演は、本作で第81回ゴールデン・グローブ賞 主演男優賞(ドラマ部門)ノミネート、第58回全米批評家協会賞で主演男優賞を受賞した「1917 命をかけた伝令」のアンドリュー・スコット、「aftersun アフターサン」のポール・メスカル、「SKIN スキン」のジェイミー・ベル、「ウーマン・トーキング 私たちの選択」のクレア・フォイ。 -
生きる LIVING
制作年: 2022黒澤明が1952年に監督し、キネマ旬報ベスト・テン1位に輝いた「生きる」を原作に、ノーベル賞作家カズオ・イシグロが、舞台を第二次世界大戦後のイギリスに移して新たに脚本を書いたヒューマン・ムービー。監督には2011年に「Beauty」(原題)でカンヌ国際映画祭のクィア・パルムを受賞したオリヴァー・ハーマナスが抜擢された。志村喬が演じた死期迫る市民課長の渡辺は、イギリスの名優ビル・ナイによって折り目正しい英国紳士のウィリアムズとなった。その抑制された演技は高く評価され、第95回アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされている。70点 -
The Son 息子
制作年: 2022「ファーザー」のフロリアン・ゼレールが、自作戯曲『Le Fils 息子』を映画化。妻子と幸せに暮らす弁護士ピーターの元に、前妻との間の息子ニコラスが、一緒に暮らしたいと現れる。ピーターは17歳のニコラスを家庭に受け入れ、同居が始まるが……。出演は「グレイテスト・ショーマン」のヒュー・ジャックマン、「ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏」のローラ・ダーン、「ファーザー」のアンソニー・ホプキンス。 -
帰らない日曜日
制作年: 2021カズオ・イシグロが絶賛したグレアム・スウィフトの小説『マザリング・サンデー』を「キャロル」のプロデューサーが映画化。第一次世界大戦後のイギリスを舞台に、天涯孤独のメイドの人生を一変させた<秘密の恋>が、やがて小説家となる彼女自身の回想によって展開する。「バハールの涙」のエヴァ・ユッソン監督が抜擢され、オーストラリア出身の新星女優、オデッサ・ヤングと、大人気ドラマ『ザ・クラウン』で各賞を席巻した英国俳優、ジョシュ・オコナーが主演を務めた。また、オスカー俳優のコリン・ファースとオリヴィア・コールマンがアリス・バーチの脚本に惚れこんで出演を快諾。カンヌ国際映画祭ほか世界中の映画祭にて上映された、美しいラブストーリー。 -
ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ
制作年: 202119世紀末から20世紀にかけてイギリスで活躍したネコ画家ルイス・ウェインの人生を辿る伝記映画。イラストレーターのルイスは妹の家庭教師エミリーと結婚するが、彼女は末期ガンを宣告される。ルイスは彼女のために、庭に迷い込んだ子猫の絵を描き始める。出演は、「パワー・オブ・ザ・ドッグ」のベネディクト・カンバーバッチ、「ファースト・マン」のクレア・フォイ、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」のアンドレア・ライズボロー。ナレーションは、「女王陛下のお気に入り」のオリヴィア・コールマン。監督は、俳優としても活躍するウィル・シャープ。 -
どん底作家の人生に幸あれ!
制作年: 2019イギリスの国民的作家チャールズ・ディケンズの代表作『デイヴィッド・コパフィールド』を『スターリンの葬送狂騒曲』のアーマンド・イアヌッチが映画化。暴力的な継父の登場により、優しい母との幸せな生活が一変した少年デイヴィッドの波乱の人生の行方は? 出演は「LION/ライオン ~25年目のただいま~」のデヴ・パテル、「ドクター・ストレンジ」のティルダ・スウィントン、「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」のベン・ウィショー。 -
グリード ファストファッション帝国の真実
制作年: 2019ファストファッションブランドを経営し、業界トップに上り詰めたリチャード・マクリディ卿の栄光と転落、根底にあるファッションビジネスの光と闇を、イギリスの奇才マイケル・ウィンターボトムがユーモアを散りばめて描くブラックエンターテインメント。「イン・ディス・ワールド」「グアンタナモ、僕達の見た真実」で国際問題を取り上げ、それぞれベルリン国際映画祭で金熊賞、銀熊賞を受賞したウィンターボトムが、資本主義のタブーを大いに笑い飛ばしながら楽しめる快作を誕生させた。主人公リチャードのモデルは、昨年に破産申請をした「TOPSHOP」をはじめとする複数のファストファッションブランドを保有していたアルカディア・グループのオーナー、フィリップ・グリーン卿。日焼けした肌と不自然なまでに白く輝く歯という富裕層特有の外見に近づけるために肌を小麦色に塗り、付け歯を装着して役に臨んだのは、イギリスのカリスマ的コメディ俳優、スティーヴ・クーガン。ウィンターボトム監督作「24アワー・パーティ・ピープル」の出演をきっかけに監督と交流を深め、本作で7度目のタッグを組んだ。リチャードに負けず劣らず金に目がない元妻を「グランド・イリュージョン」のアイラ・フィッシャーがコミカルに演じる。「グリード」とは強欲や貪欲の意味。セレブリティの見栄っ張りな金満生活を笑いながらも、経済第一主義の社会の弊害や洋服をつくる労働者の過酷な環境に、鋭い視線を投げかけている。 -
SPOOKS スプークス MI-5
制作年: 2015英国諜報部MI-5の活躍を描いたテレビシリーズ『MI-5 英国機密諜報部』をモチーフに、新たなキャスト&スタッフで贈るオリジナル劇場作品。MI-5のエージェントが、ロンドン爆破を目論む凶悪テロリストと死闘を繰り広げる。出演は「ポンペイ」のキット・ハリントン、テレビシリーズでも活躍したピーター・ファース。70点
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