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トゥリオ・ピネリの関連作品 / Related Work
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フェリーニ 大いなる嘘つき
制作年: 2002「私は映画」という名セリフで知られるイタリアが生んだ20紀最大の映画監督のひとり、フェデリコ・フェリーニ。没後10周年を迎えた2003年に公開された、フェリーニをめぐるドキュメンタリー作品。 -
ボイス・オブ・ムーン
制作年: 1990イタリアの田舎町を舞台に、月の声を聞こうとする愚か者と周囲の人々が繰り広げるお祭り騒ぎを、空想と現実をないまぜにして描くフェデリコ・フェリーニの「インテルビスタ」に続く監督作品。製作はマリオとヴィットリオのチェッキ・ゴーリ兄弟、脚本はエルマンノ・カヴァッツォーニの「狂人たちの詩」に発想を受けフェリーニ、カヴァッツォーニとトゥリオ・ピネリの共同、撮影はトニーノ・デリ・コリ、音楽はニコラ・ピオヴァーニ。出演はロベルト・ベニーニ、バオロ・ヴィラッジョほか。80点 -
ジンジャーとフレッド
制作年: 1985《ジンジャーとフレッド》という芸名で30年代に人気を博した芸人コンビが30年ぶりにテレビで再会する姿を描く。製作はアルベルト・グリマルディ。監督・脚本・原案は「そして船は行く」のフェデリコ・フェリーニ。共同脚本はトニーノ・グエッラ、トゥリオ・ピネリ、共同原案はトニーノ・グエッラ、撮影はエンニオ・グァルニエリ、トニーノ・デリ・コリ、音楽はニコラ・ピオヴァーニ、編集はニーノ・バラーリ、ウーゴ・デ・ロッシ、ルッジェーロ・マストロヤンニが担当。出演はジュリエッタ・マシーナ、マルチェロ・マストロヤンニなど。 -
アルフレード アルフレード
制作年: 1972内気な男がたどる結婚・離婚の悲喜劇を、諷刺をこめて描く。製作・監督はピエトロ・ジェルミ、レオ・ベンヴェヌーティの原案をピエロ・デ・ベルナルディとトゥリオ・ピネリ、ジェルミ自身が脚本化。撮影はアヤーチェ・パロリン、音楽はカルロ・ルスティケリ、編集はセルジオ・モンタナリが各々担当。出演はダスティン・ホフマン、ステファニア・サンドレッリ、カルラ・グラヴィーナ、サーロ・ウルツィ、クララ・コロシーモなど。60点 -
ヨーロッパ式クライマックス
制作年: 1967ピエトロ・ジェルミ、アルフレード・ジャンネッティ、トゥリオ・ピネリ、カルロ・ベルナーリの共同になるシナリオを、「誘惑されて棄てられて」のピエトロ・ジェルミが製作・監督した諷刺喜劇。撮影は「真実の瞬間」のアイアーチェ・パロリン、音楽はカルロ・ルスティケリが担当した。出演は「歓びのテクニック」のウーゴ・トニャッティ、「誘惑されて棄てられて」のステファニア・サンドレッリ、「甘い生活」のレネ・ロンガリーニ、マリア・グラツィア・カルマッシなど。 -
バンボーレ
制作年: 1965ジャンニ・ヘクト・ルカリが四話とも製作を担当したオムニバス・コメディ。(第一話・電話の呼び出し)ロドルフォ・ソネゴのオリジナル・シナリオを「追い越し野郎」のディーノ・リージが監督、エンニオ・グァルニエリが撮影を担当した。出演は「ゴールデンハンター」のヴィルナ・リージ、ニーノ・マンフレーディ。(第二話・優生学理論)ルチアノ・サルチェステノの原作を、トウリオ・ピネリが脚色、「愛してご免なさい」の第二話を担当したルイジ・コメンチーニが監督、カルロ・モントゥオーリが撮影を担当した。出演は「勝利者」のエルケ・ソマー、マウリツィオ・アレーナほか。(第三話・スープ)ロドルフォ・ソネゴとルイジ・マーニのオリジナル・シナリオを、「愛してご免なさい」の第三話を担当したフランコ・ロッシが監督、「あゝ結婚」のロベルト・ジェラルディが撮影を担当した。出演は「唇からナイフ」のモニカ・ヴィッティ、ジョン・カールセンほか。(第四話・キューピット神父)ピエロ・デ・ベルナルディとレオ・ベンヴェヌーティのオリジナル・シナリオを、「堕落」のマウロ・ボロニーニが監督、レオニダ・バルボーニが撮影を担当した。出演は「皇帝のビーナス」のジーナ・ロロブリジーダ、「スタンダールの恋愛論」のジャン・ソレルほか。 -
魂のジュリエッタ
制作年: 1964フェデリコ・フェリーニとトゥリオ・ピネリの原案を、この二人とエンニオ・フライアーノ、ブルネロ・ロンディら、「甘い生活」「81/2」などフェリーニの諸作に協力しているグループの共同脚色、「81/2」についで製作されたフェリーニ監督初めてのカラー作品である。撮影は「81/2」の故ジャンニ・ディ・ヴェナンツォで、これが彼の最後の作品。音楽はフェリーニとは名コンビのニーノ・ロータが担当した。出演は「カビリアの夜」のジュリエッタ・マシーナ、「81/2」のサンドラ・ミーロ、「イスタンブール」のシルヴァ・コシナ、「81/2」のマリオ・ピス、「女ともだち(1956)」のヴァレンティナ・コルテーゼなど。製作はアンジェロ・リッツォーリ。 -
8 1/2
制作年: 1963「甘い生活」のフェデリコ・フェリーニとエンニオ・フライアーノの原案を、彼ら二人と、同じく「甘い生活」のトゥリオ・ピネリ、ブルネロ・ロンディが共同脚色、フェデリコ・フェリーニが監督した自伝的要素の濃い幻想的作品。撮影は「太陽はひとりぼっち」のジャンニ・ディ・ヴェナンツォ、音楽は「道」のニーノ・ロータが担当した。出演は「ゴールデンハンター」のマルチェロ・マストロヤンニ、「気ままな情事」のクラウディア・カルディナーレ、「太陽は傷だらけ」のアヌーク・エーメのほかに、サンドラ・ミーロ、ロッセーラ・ファルク、バーバラ・スティール、マドレーヌ・ルボーなど。製作はアンジェロ・リッツォーリ。65点 -
ボッカチオ’70
制作年: 1962第一話は「豊かなる成熟」のチェザーレ・ザヴァッティーニの脚本を「ふたりの女(1960)」のヴィットリオ・デ・シーカが監督。撮影はオテロ・マルテリ、音楽はアルマンド・トロバヨーリ。出演は「エル・シド」のソフィア・ローレンにルイジ・ジュリアーニ、アルフィオ・ヴィータ。第二話は「甘い生活」のスタッフであるフェデリコ・フェリーニ、エンニオ・フライアーノ、トゥリオ・ピネリの共同脚本をフェリーニが監督。撮影オテロ・マルテリ、音楽ニーノ・ロータも「甘い生活」のスタッフ。出演は「甘い生活」のアニタ・エクバーグにペッピノ・デ・フィリッポ。第三話は「若者のすべて」と同様にスーゾ・チェッキ・ダミーコとルキノ・ヴィスコンティが脚本を書きヴィスコンティが監督、ジュゼッペ・ロトゥンノが撮影、ニーノ・ロータが作曲した。出演は「恋ひとすじに」のロミー・シュナイダーにトマス・ミリアンなど。製作はカルロ・ポンティ、アントニオ・チェルヴィ、チェザーレ・ザヴァッティーニ。なおイタリア版は四話から成っており、第二話として「レンツォとルチアーナ Renzo and Ruciana(監督マリオ・モニチェリ)」が入っている。 -
ボッカチオ’70 アントニオ博士の誘惑
制作年: 1962イタリアの巨匠とスターが集って撮り上げた艶笑喜劇のオムニバスの完全版。62年の日本公開時にカットされたマリオ・モニチェッリ監督(「明日に生きる」「女たちのテーブル」)、マリサ・ソリナス主演の第3話『レンツォとルチャーナ』のエピソードも収録された。第1話『くじ引き』は「靴みがき」「鉄道員」などのヴィットリオ・デ・シーカと「ふたりの女」「プレタポルテ」のソフィア・ローレンのコンビ。第2話『アントニオ博士の誘惑』は「道」「81/2」のフェデリコ・フェリーニと「甘い生活」のアニタ・エクバーグのコンビ。第4話『仕事中』は「山猫」のルキノ・ヴィスコンティと「ルートヴィヒ」のロミー・シュナイダーのコンビ。 -
カビリアの夜
制作年: 1957「道」のコンビ、フェデリコ・フェリーニとトゥリオ・ピネリがエンニオ・フライアーノの協力を得て書いたオリジナル・ストーリーを同じく三人が脚色、フェリーニが監督した、女の哀歓を描いた一篇。撮影は「戦争と平和」のアルド・トンティ、音楽は「道」のニーノ・ロータが担当した。主演は「道」につづきジュリエッタ・マシーナと「居酒屋(1956)」のフランソワ・ペリエ。それに「懐かしの日々」のアメディオ・ナザーリ、肉体女優のフランカ・マルツィ及びドリアン・グレイ、「道」のアルド・シルヴァーニなど。なおマシーナは、この作品で一九五七年カンヌ映画祭で最優秀女優演技賞を得た。70点 -
道(1954)
制作年: 1954旅回りの道化師と一人の女をめぐって人生の哀歓をつく、五四年ヴェニス国際映画祭サン・マルコ銀獅子賞、五六年ニューヨーク映画批評家協会最優秀外国映画、五六年アカデミー最優秀外国映画賞各受賞の話題作。「無防備都市」「戦火のかなた」のシナリオを執筆したフェデリコ・フェリーニとトゥリオ・ピネリが原案、脚本を書き、同じくフェリーニが監督した。撮影は「恋愛時代」のオテロ・マルテリ、音楽は「戦争と平和」のニーノ・ロータ。主演は「ノートルダムのせむし男」のアンソニー・クイン、フェリーニ監督夫人のジュリエッタ・マシーナ、「白鯨」のリチャード・ベイスハート、「ファビオラ(1948)」のアルド・シルヴァーニ。80点 -
青春群像
制作年: 1953「崖」のフェデリコ・フェリーニの第二回監督作品にあたる旧作。五人の、のらくら者たちの人生が描かれている。フェリーニ自身とエンニオ・フライアーノ、トゥリオ・ピネリ共同の原案をフェリーニとエンニオ・フライアーノが脚色、撮影は「崖」のオテロ・マルテリ、音楽はニーノ・ロータが担当している。出演するのは、「可愛い悪魔」のフランコ・インテルレンギ、「崖」のフランコ・ファブリッツィ、「武器よさらば」のアルベルト・ソルディ、レオポルド・トリエステ、フェリーニ監督の弟リカルド・フェリーニ、レオノーラ・ルッフォ、ジャン・ブロシャール、アルレット・サウヴァージ等。製作ロレンゾ・ペゴラーロ。 -
無法者の掟(1948)
制作年: 1948一九四八年に「どうして私は敗れたか」「街の英雄」などを製作し、イタリア最良のプロデュサーと評判の高いルイジ・ロヴェレが製作担当するイタリ・ルックス社一九四八年度作品。監督のピエトロ・ジェルミは、初めは俳優をしていたが、後監督を志望し、「証人」(一九四五年オルビス作品)「失われた青春」(一九四七年ルックス作品)を発表している若い代表的な監督である。ジュゼッペ・グイド・ロスキャーヴォの自伝的小説『小裁判官』から、ストーリーをジュゼッペ・マンジョーネが書き、アルド・ビッツアリ、フェデリコ・フェリーニ、ピエトロ・ジェルミ等六人の脚本家によって合作されている。主演はイタリア男優中で人気あるマッシモ・ジロッティ、これを助けてフランスから「濁流(1947)」のシャルル・ヴァネルが、「ルイ・ブラス」でダニエル・ダリュウの侍女に扮したヨーネ・サリナスが協演している。助演者にカミロ・マストロチンクエ、トゥリ・パンドルフィーニ、ペッピノ・スパダーロがいる。撮影はレオニダ・バルボーニ、音楽はカルロ・ルスティチツリがそれぞれ担当している。
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