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ナタリー・ブトゥフーの関連作品 / Related Work
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マロナの幻想的な物語り
制作年: 2019一匹の雑種犬が辿る数奇な運命を、独特のアート表現で綴ったアニメーション。ハート型の鼻を持つ雑種犬のマロナは、9匹の兄弟の末っ子。生まれてすぐに家族から引き離され、曲芸師やエンジニア、幼い少女など、様々な飼い主の元を渡り歩くことになるが……。アヌシー国際アニメーション映画祭観客賞を受賞するなど、世界的に高い評価を得た「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」のロン・ディアンがプロデューサーを務める。東京アニメアワードフェスティバル2020で長編コンペティション部門グランプリを受賞。100点 -
ソン・フレール 兄との約束
制作年: 2003オペラ『ニーベルングの指輪』『ヴォツェック』、映画「王妃マルゴ」「愛する者よ、列車に乗れ」の鬼才パトリス・シェロー監督作。難病に冒された兄と、その最期を看取る弟の「死と再生」の物語。ヴァンサン・ペレーズらとともにシェロー組の中核といっていいブリュノ・トデスキーニが兄トマに扮し、12キロもの減量で難役に挑んでいる。弟リュックを演じるのは、フランソワ・デュペロン監督の作品で知られるエリック・カラヴァカ。 -
イルマ・ヴェップ
制作年: 1996往年の犯罪活劇映画のリメイクの主演女優に起用された香港スター女優と、彼女を取り巻く製作スタッフたちが織りなす人間模様を、鮮烈な感覚で綴った一編。“Irma Vep”とは、ルイ・フイヤード監督の連続活劇「吸血ギャング団」(12)で活躍する女盗賊の名前(同作の原題“Les vampires”の綴り変え)で、オリジナルではダンサー出身の伝説的な女優ミュジドラが演じた。監督・脚本は「パリ・セヴェイユ」『冷たい水』(特別上映のみ)の俊英、オリヴィエ・アサイヤス。大胆な手持ち撮影が印象的な撮影は「そして、僕は恋をする」のエリック・ゴーティエ。デジタル・ノンリニア・システムを使用した編集はリュック・バルニエ、ちなみに最後の映写フィルムの処理は、専門の職人が手作業で行った。音楽は、ソニック・ユースの『Tunic』、ルナの『Bonnie & Clyde』などが効果的に使用されている。主演は「楽園の瑕」のマギー・チャン。共演は「パリ・セヴェイユ」「愛の誕生」のジャン=ピエール・レオ、「パリでかくれんぼ」のナタリー・リシャールほか。友情出演として「愛の誕生」のルー・カステル、「彼女たちの舞台」のビュル・オジェ、「エキゾチカ」のアルシネー・カーンジャンが顔を見せる。 -
蝶の夢
制作年: 199414歳のときに通常の言語を拒否し、天才俳優になった息子と、彼をめぐる知識人一家の精神的変遷を、簡潔な映像と哲学的な台詞で綴るドラマ。タイトルは荘子の『胡蝶の夢』から取られている。監督は『ポケットのなかの握り拳』(自主上映のみ)で衝撃的なデビューを飾り、以来人間と既存の制約との葛藤を描きつづけている「肉体の悪魔」「サバス」のマルコ・ベロッキオ。製作はリヴィノ・ネグリ。脚本はベロッキオが前作『La Condanna』に続いて組んだ、「肉体の悪魔」以来の公私にわたる相談役である精神科医のマッシモ・ファジオリ。撮影は「ユリシーズの瞳」などテオ・アンゲロプロスの全作品を手掛けている「太陽と月に背いて」のヨルゴス・アルヴァニティス。音楽はカルロ・クリヴェッリ。編集フランチェスカ・カルヴェッリ。出演は「不良少女モニカ」をはじめとするイングマル・ベルイマン監督作品の大女優ビビ・アンデルションを始め、本作が映画デビューとなるティエリー・ブラン、イタリア映画期待の新人女優シモーナ・カヴァラッリ、ナタリー・ボトゥフー、ロベルト・ヘルリツカ、ヘンリー・アーノルド、アニータ・ローレンツィなど。 -
バルジョーでいこう!
制作年: 1992愛すべき風変わりな青年バルジョーを取り巻く五人の男女が織りなす世紀末のユーモラスな性と愛の物語。カルトSF作家フィリップ・K・ディックの小説『戦争が終わり、世界の終わりが始まった』を「バクステール」のジェローム・ボワヴァン監督が映画化。脚本はボワヴァン監督と「死への逃避行」のジャック・オディアール。撮影は「浴室」のジャン・クロード・ラリュ、音楽はヨーグ・ル・バールが担当。主演は「愛さずにいられない」のイポリット・ジラルド。共演は「めぐり逢う朝」のアンヌ・ブロシェ、「タンゴ」のリシャール・ボーランジェなど。
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