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掛須秀一の関連作品 / Related Work
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ナチュラル・ウーマン(1994)
制作年: 1994女性同士の愛をテーマにした松浦理英子の同名小説(河出書房新社・刊)の映画化作品。監督は〈J・MOVIE・WARS2 N45°〉の1エピソード「情熱の荒野」を監督し、本作が初の長編劇場作品となる佐々木浩久。撮影監督は「誘惑者」の渡部眞、音楽監督は「トカレフ」の梅林茂、美術は「高校教師」の金田克美、編集は「オートバイ少女」の掛須秀一がそれぞれ担当。80点 -
突然炎のごとく(1994)
制作年: 1994田舎町の少女のさりげない日常と心の動きを、音楽の一切ないモノクロームの映像の中で描くドラマ。監督は「罪と罰 ドタマかちわったろかの巻」の井筒和幸。脚本は井筒と木田紀生の共同。撮影は「夏の庭 The Friends」の篠田昇が担当。衛星放送のWOWOWが取り組んだ映画シリーズ〈J・MOVIE・WARS〉の第2期の1本として6月に放映ののち、劇場公開された。 -
エレファントソング(1994)
制作年: 1994昔馴染みの男との約束を果たすため、ひとり息子らと共に男の死体を土葬する土地を探す女の2日間の旅を描くドラマ。監督は「ザジ ZAZIE」以来五年ぶりとなる利重剛。脚本は利重と御法川修の共同、撮影は小倉和彦が担当。WOWOWの映画シリーズ〈J・MOVIE・WARS〉の第2期の1本として8月に放映、のち劇場公開となった。 -
機動警察パトレイバー2 the Movie
制作年: 1993近未来を舞台に、巨大な陰謀に立ち向かう警視庁警備部特車二課、通称パトレイバーたちの活躍を描くSFアニメ。劇画(『週刊少年サンデー』連載・ゆうきまさみ/小学館・刊)、TVシリーズ、OVAと多彩なジャンルで人気を博している“パトレイバー”シリーズの、「機動警察パトレイバー」(89)に続く劇場版第二作で、監督は前作続き「トーキング・ヘッド Talking Head」(92)の押井守。脚本は「紅い眼鏡」の伊藤和典が担当。竹中直人、根津甚八が声の特別出演。 -
J・MOVIE・WARS
制作年: 1993九二年十二月から九三年六月にかけて、WOWOW日本衛星放送において放映された、五人の気鋭の監督がそれぞれ一話約十分の映画を各四話ずつ演出した競作。時間的制約を除き、各監督が自分たちの作りたい企画を各々の個性を思う存分発揮して作り放映時から評判を呼んでいたのが劇場公開となった。日本映画の製作システムの新しい試みとしても注目された。シリーズ全体の監修を「逆噴射家族」の石井聰亙がつとめている。 石井聰亙篇「TOKYO BLOOD」 〈閃光への予感〉というテーマのもと、特に各話に共通項はなく作られた石井聰亙作品。脚本は石井と「てなもんやコネクション」の宇野イサムの共同。撮影監督は「きらきらひかる」の笠松則通。(37分) 崔洋一篇「月はどっちに出ている」 在日朝鮮人のタクシードライバーが体験するしたたかな日常を描く連作。梁石日の原作『タクシー狂噪曲』をもとに、「Aサインデイズ」の崔洋一が監督し、同作でもコンビを組んだ石橋凌が主演した。脚本は崔と鄭義信の共同。撮影は「死んでもいい」の佐々木原保志。後に作られた長編「月はどっちに出ている」のステップとなった。 山川直人篇「来たことある初めての道」 雪の北海道を舞台に、二人の男女の出会いと別れをファンタスティックに描く。監督・脚本は「バカヤロー!3 ヘンな奴ら」の一エピソード「クリスマスなんか大嫌い」の山川直人。放映時は一エピソード・一カットであったが、劇場公開用の別バージョンとなっている。撮影監督は「ワールド・アパートメント・ホラー」の篠田昇が担当。 長崎俊一篇「ワイルドサイド」 ラジオで人生相談をしている男性を中心に、大人の男女の恋愛にまつわる葛藤を描く。監督・脚本は「ナースコール」の長崎俊一。撮影監督は「誘惑者」の渡部眞が担当。 榎戸耕史篇「殺し屋アミ」 普段はごく普通の少女だが、実はプロの殺し屋であるアミの日常を描く。監督は「ありふれた愛に関する調査」の榎戸耕史。脚本は戸塚和子。撮影監督は石井篇と同じく笠松則通が担当。テレビの司会などで活躍する新人・沢弥かながヒロインに選ばれた。 -
サイレントメビウス2
制作年: 1992母親を殺された香津美がAMPのメンバーになるまでのエピソードを描くアニメ。昨夏公開された前作の続編で、原作の麻宮騎亜の手によるオリジナル・ストーリーを中村学が脚本化。監督は井出安軌、作画監督は北島信幸、西井正典、松原秀典が担当。60点 -
うみ・そら・さんごのいいつたえ
制作年: 1991珊瑚礁に囲まれた沖縄の島を舞台に、大自然の中で繰り広げられる人々の生活をリアルに描いたヒューマン・ドラマ。監督は「ガクの冒険」の椎名誠、脚本は椎名誠に加え沢田康彦と白木芳弘、撮影は原案の写真集『白保』の中村征夫、音楽は高橋幸宏が担当。 -
きまぐれオレンジロード あの日にかえりたい
制作年: 1988幼なじみの3人の三角関係関係を描く。まつもと泉原作の同名漫画の映画化で脚本は「マップス 伝説のさまよえる星人たち」の寺田憲史が執筆。監督は「めぞん一刻 完結篇」の望月智光、撮影監督は金子仁がそれぞれ担当。 -
マップス 伝説のさまよえる星人たち
制作年: 1987宇宙の謎を秘めたマップマンをめぐる世紀の戦いと謎解きを描くSFアニメ。オリジナル・ビデオの劇場公開版。原作は「コミックNORA」連載の長谷川裕一の同名漫画、脚本は「キン肉マン ニューヨーク危機一髪!」の寺田憲史、監督は「県立地球防衛軍」の早川啓二がそれぞれ担当。 -
続・名探偵ホームズ
制作年: 1986名探偵ホームズと宿敵モリアーティ教授との戦いに活躍する、ホームズの下宿先の美しい未亡人ハドソン夫人の姿を描くドタバタ活劇TVアニメの劇場公開。ドイルの原作をもとに片渕須直が脚本化、監督は御厨恭輔、演出は宮崎駿がそれぞれ担当。主題歌は、ダ・カーポ(「空からこぼれたStory」)。「天空の城ラピュタ」の併映作品。 -
愛しのベティ 魔物語
制作年: 1986セクシーな魔女に心を奪われた男が、魔界の騒動に巻き込まれる姿を描く。オリジナル・ビデオ・アニメの劇場公開版。原作は小池一雄(作)と叶精作(画)の同名劇画、総監督は小池一雄、演出は佐藤真人、脚本は「マンザイ太閤記」の高屋敷英夫がそれぞれ担当。主題歌は、伊藤かずえ(「あ・な・たにアムール」)。 -
無辜なる海 1982・水俣
制作年: 1983発生してから四半世紀がたったにもかかわらず、依然病気に苦しむ水俣病被害者たちの生活を追ったドキュメンタリー。製作・演出香取直孝。撮影樋口司朗。音楽白木芳弘。編集掛須秀一。1983年10月完成。16ミリパートカラー80分。 -
母をたずねて三千里(1980)
制作年: 1980出稼ぎに行って音沙汰のなくなった母を捜しに旅に出る少年の苦難の旅を描く。フジテレビで放映されたエドモンド・デ・アミーチス原作のTVアニメーションの再編集劇場版。脚本は深沢一夫、演出は高畑勲がそれぞれ担当。