安部公房 アベコウボウ

  • 出身地:東京府北豊島郡滝野川町
  • 生年月日:1924年3月7日
  • 没年月日:1993年1月22日

安部公房の関連作品 / Related Work

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  • 箱男

    制作年: 2024
    ダンボールを頭から被り、一方的に世界を覗き見る“箱男”になろうとする男を描いた安部公房の同名小説を「almost people」の石井岳龍監督が映画化。1997年に製作が決定するもクランク・イン前日に撮影が頓挫していたが、27年越しに実現した。出演は、「GOLDFISH」の永瀬正敏、「モータルコンバット」の浅野忠信、「ひとつの空」の白本彩奈、「せかいのおきく」の佐藤浩市。第74回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門正式出品作品。
  • 友達(1988)

    制作年: 1988
    見知らぬ人たちの介入によって自由を束縛されてしまう男の不条理の恐怖を描く。安部公房の同名戯曲の映画化で、エグゼキュティヴ・プロデューサーは堤清二と佐藤亮一、クラース・ウロフソン、カティンカ・ファラゴー、製作は松江陽一とボルイェ・ハンソン、監督・脚本は本作品がデビュー作となるシェル・オーケ・アンデション、撮影はペーテル・モクロシンスキーが担当。出演はデニス・クリストファー、レナ・オリンほか。
  • 仔象は死んだ

    制作年: 1979
    アメリカ公演でも好評を博した安部公房スタジオ最後の演劇『仔象は死んだ』を再構成した映像作品。舞台からVTRへ、そして16ミリのフィルムへと変化させる過程で“イメージの展覧会”と称される原作に、新しいイメージが増幅していく。原作にある「白い布」が夢を見るイメージは、淀川長治に「この大胆な超大白布効果演出……その白布のあちこちがふくらんできて、とんがってきて……その先に小さな色ランプが光るとこれはもう幻覚だ。美術のマジックだ」と絶賛された。原作・脚本・監督のみならず、音楽も安部公房が担当。1980年12月1日(月)から9日(火)まで、池袋にあったStudio200にて、計12回の有料試写会が行われ、1971年に安部が原作・脚本・監督を務めた「時の崖」と併映された。
  • 詩人の生涯

    制作年: 1974
    工場を解雇された青年。その老母は職の糸車に紡がれて糸となりジャケツに編まれてしまう…。安部公房の短編小説をカットアウト(切り絵)で表現した短編アニメーション。監督は川本喜八郎。1974年10月完成。
  • 時の崖

    制作年: 1971
    安部公房が自身の脚本を演出し、1970年秋に新宿紀伊國屋ホールで上演した舞台を原作に映画化。落ち目のボクサーが試合への不安を紛らわすように自問自答を繰り返す。出演は舞台の主演も務めた井川比佐志。安部公房は「砂の女」「他人の顔」「燃えつきた地図」など、それまで原作者としてだけでなく、映画のシナリオも執筆し、勅使河原宏監督に協力してきたが、本作で自ら監督に乗り出した。1980年12月1日(月)から9日(火)まで、池袋にあったStudio200にて、計12回の有料試写会が行われている。併映は、1979年に安部公房が原作・脚本・監督を担当した「仔象は死んだ」。
  • 1日240時間

    制作年: 1970
    生き物の動きを10倍速にする発明が巻き起こす悲喜劇を描く短編ミュージカル。1970年大阪万博の自動車館で4面スクリーン上映された。監督は勅使河原宏。脚本は安部公房。出演は仲代達矢、京マチ子、入江美樹、平幹二朗。甲南大学・友田義之氏により1画面に再構成されたヴァージョンが制作されている。

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