アイメリク・デュパス アイメリクデュパス

アイメリク・デュパスの関連作品 / Related Work

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  • 私の想う国

    制作年: 2022
    「チリの闘い」やチリ弾圧の歴史を描いた3部作「光のノスタルジア」「真珠のボタン」「夢のアンデス」で知られるドキュメンタリー映画の巨匠パトリシオ・グスマンが、2019年にチリで起きた民主化運動の行方を追ったドキュメンタリー。首都サンティアゴで起きた地下鉄料金の値上げ反対運動はやがて爆発的なうねりとなり、保守的かつ家父長的な社会構造を揺るがしていく。そして2年後の2021年、36歳という世界で最も若いガブリエル・ボリッチ大統領の誕生に結実した民主化運動を、グスマンは過去の記憶と往来を重ねながら、詩的で圧倒的な映像美と共に描き出す。
  • カラミティ

    制作年: 2020
    「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」のレミ・シャイエ監督と主要メンバーが再集結して制作され、アヌシー国際アニメーション映画祭グランプリを受賞したアニメ映画。西部開拓史上、初の女性ガンマン、マーサ・ジェーン・キャナリーの子供時代を描く。声の出演は、「マロナの幻想的な物語り」の福山あさき、「銀魂 THE FINAL」の杉田智和、TVアニメ『アイカツフレンズ!』の松永あかね、『あそびあそばせ』の木野日菜。東京アニメアワードフェスティバル2021オープニング作品。
  • 夢のアンデス

    制作年: 2019
    1973年の軍事クーデターの真実を世界に伝えた「チリの闘い」のパトリシオ・グスマンが、「光のノスタルジア」「真珠のボタン」に続き、チリの歴史的記憶と政治的トラウマを、その人為を見てきたアンデス山脈の神性との関係で描く三部作ドキュメンタリーの最終章。世界で初めて選挙によって選出されたサルバドール・アジェンデの社会主義政権を、米国CIAの支援のもと、アウグスト・ピノチェトの指揮する軍部が武力で覆した軍事クーデター。ピノチェト政権は左派をねこそぎ投獄し、3000人を超える市民が虐殺された。監督のパトリシオ・グスマンは「チリの闘い」の撮影後、政治犯として連行されるも釈放され、フィルムを守るためパリに亡命、映画を完成させた。「2度と祖国で暮らすことはない」と話すグスマンにとってアンデス山脈とは、永遠に失われた輝かしいチリ=夢の象徴である。いまなお続く、ピノチェトの遺産……新自由主義の実験の場となった母国の行く末を憂いて、時間的・空間的距離を自在に飛翔するカメラとともに、グスマンとチリの人びとは内省の旅を続ける。絶望をこえ、過去と未来を見据え、どう生きるべきか、私たちの「今」を問う力作。2019カンヌ国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞、インディペンデント批評家賞W受賞。

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