南野陽子 ミナミノヨウコ

  • 出身地:兵庫県伊丹市
  • 生年月日:1967/06/23

略歴 / Brief history

兵庫県伊丹市の生まれ。1984年、日本テレビ『名門私立女子高校』84の生徒役で女優デビュー。翌85年に雑誌『DELUXEマガジン』のグラビアに登場して、本格的な芸能活動に入る。同年、18歳の誕生日にシングル『恥ずかしすぎて』で歌手デビュー。フジテレビ『スケバン刑事Ⅱ・少女鉄仮面伝説』85に二代目麻宮サキ役で主演し、人気が爆発する。前作で斉藤由貴が作り上げた路線に加え、鉄仮面のインパクトや、たどたどしい土佐弁の愛らしさなどが人気を呼び、たちまちトップアイドルの座に駆け上がった。姓を音読みした“ナンノ”の愛称も定着。87年には劇場版「スケバン刑事」、阿部寛と共演した「はいからさんが通る」に出演し、歌手活動の成果もあって人気を盤石のものとする。フジテレビ『時にはいっしょに』86、『アリエスの乙女たち』87などを経て、88年のNHK大河ドラマ『武田信玄』では、信玄の初恋の少女・おここ、信玄の側室・湖衣姫の二役を演じて注目を集める。事務所移籍などもあってアイドルとしての活動が一段落した92年、昭和初期の土佐の遊郭を舞台に男女の愛憎を描く降旗康男監督「寒椿」に、運命に翻弄される芸者・牡丹役で主演。初ヌードも披露した体当たりの演技が話題を呼んだ。佐藤純彌監督「私を抱いてそしてキスして」92では、HIVに感染しながらも懸命に生き抜く主人公・合田圭子を熱演。この2作でヨコハマ映画祭主演女優賞を受賞し、本格的に女優として認知されることとなった。その後も「東雲楼・女の乱」94、「三たびの海峡」95、「大河の一滴」01などの文芸作品から、サスペンス、時代劇、コメディなど幅広いジャンルで安定した活躍が続く。テレビドラマはほかに、NHK『必要のない人』98、『フェイク・京都美術事件絵巻』11、TBS『一獲千金夢家族』02・03、テレビ朝日『7人の女弁護士』06など。2011年3月、IT関連企業社長の男性との結婚を発表。

南野陽子の関連作品 / Related Work

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  • 仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ 最強ケミー ガッチャ大作戦

    制作年: 2023
    テレビ朝日系列で2023年9月3日から放映中の『仮面ライダーガッチャード』と、2022年9月4日から2023年8月27日まで放映された『仮面ライダーギーツ』がクロスオーバーする劇場映画。錬金術を駆使し、人工生命体<ケミー>とともに戦う仮面ライダーガッチャードと、理想の世界を追い求めてゲーム<デザイアグランプリ>を戦う仮面ライダーギーツが夢の共演を果たす。『仮面ライダーガッチャード』からは、一ノ瀬宝太郎/仮面ライダーガッチャード役の本島純政をはじめ、松本麗世、藤林泰也、安倍乙、富園力也、熊木陸斗、南野陽子、石丸幹二たちレギュラーキャストが勢揃い。さらに『仮面ライダーギーツ』から浮世英寿/仮面ライダーギーツ役の簡秀吉、佐藤瑠雅、星乃夢奈、杢代和人、青島心らが出演する。
  • 映画 ネメシス 黄金螺旋の謎

    制作年: 2023
    探偵事務所ネメシスを舞台にした広瀬すず、櫻井翔出演のTVドラマの劇場版。ネメシスに、誘拐されたペットの犬の捜索という超高額依頼が舞い込む。アンナと風真は早速調査を始めるが、アンナの前に“窓”と名乗る男が現れ、次々と仲間が危機に晒されていく。監督は、「22年目の告白 私が殺人犯です」の入江悠。脚本は、『アンフェア』シリーズの原作者・秦建日子。「アンダードッグ」の勝地涼、「闇の歯車」の中村蒼らドラマ版のメンバーに加え、「Fukushima 50」の佐藤浩市が新キャストとして出演。
  • いのちの停車場

    制作年: 2021
    現役医師・南杏子の同名小説を「八日目の蝉」の成島出が映画化。吉永小百合が映画出演122本目にして初の医師役を務める。東京の救命救急センターで働いていた白咲和子は、ある事件を機に故郷・金沢で在宅医として再出発をする。そんな折、最愛の父が倒れる。出演は、「あの頃。」の松坂桃李、「一度死んでみた」の広瀬すず、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の西田敏行。
  • オムライス

      制作年: 2011
      「ワラライフ!!」の木村祐一が監督・主演を務めるオムニバス映画。日常的な風景やモノから連想して生まれたストーリーを映像化。「ニセ札」の泉谷しげる、「交渉人 THE MOVIE タイムリミット高度10,000mの頭脳戦」の陣内孝則のほか、明石家さんま、ナインティナインの岡村隆史ら吉本芸人が多数出演。
    • それでも花は咲いていく

      制作年: 2011
      モノマネ芸人、俳優として活躍する前田健が2009年に書き下ろした処女小説を、本人の脚本、監督により映画化。セクシャル・マイノリティな3人の男たちが、悩みながら幸せを探し求める姿を描く。出演は「アキレスと亀」の仁科貴、「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」の滝藤賢一、「ROOKIES -卒業-」の平山浩行。
    • 鈍獣

      制作年: 2009
      少年メリケンサック」などで人気の脚本家、宮藤官九郎が舞台劇として書き下ろした作品を自ら映画用に脚色。「母べえ」の浅野忠信、「容疑者Xの献身」の北村一輝、「フライング☆ラビッツ」の真木よう子らが、殺しても殺しても死なない男を巡って騒動を繰り広げるコメディー。CM界で活躍する細野ひで晃監督長編映画デビュー作。
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