えから始まるものでの検索結果

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  •   「悲しみに、こんにちは」のカルラ・シモン監督が、スペインのカタルーニャで桃農園を営む大家族の“最後の夏”を描き、第72回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した「太陽と桃の歌」が、12月13日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。キービジュアルと予告編が到着した。     三世代にわたり桃農園を営むソレ家だったが、収穫期を前に、地主より夏の終わりに農地を明け渡すよう迫られる。桃の木を伐採し、ソーラーパネルを敷き詰めるというのだ。父は激怒するが、妻と妹夫婦はパネル管理をすれば「楽に稼げる」と心を動かされる。祖父は賭け事で、長男は大麻栽培で資金を得ようとするなど、それぞれが危機に向き合うも大喧嘩が勃発。亀裂が入ったまま、一家は最後の収穫を迎えるが……。 時代の流れに翻弄される一家を通し、絆と未来を問いかけるヒューマンドラマに注目したい。   https://www.youtube.com/watch?v=PTtvCv3CMaA   「太陽と桃の歌」 監督・脚本:カルラ・シモン 出演:ジョゼ・アバッド、ジョルディ・プジョル・ドルセ、アンナ・オティン 2022年/スペイン・イタリア/カタルーニャ語/カラー/ヴィスタ/5.1ch/121分 原題:ALCARRÀS 日本語字幕:草刈かおり 後援:スペイン大使館、インスティトゥト・セルバンテス東京 配給:東京テアトル © 2022 AVALON PC / ELASTICA FILMS / VILAÜT FILMS / KINO PRODUZIONI / ALCARRÀS FILM AI 公式サイト:taiyou-momo.com
  • 少年失踪事件を題材にしたサスペンス『赤い雪 Red Snow』(2019)で長編映画デビューを果たし、第14回JAJFF(Los Angeles Japan Film Festival)最優秀作品賞を受賞した甲斐さやか監督。彼女の5年ぶりとなる最新作は、重い病気を患い死期が迫る男・新次と、彼を支える臨床心理士のまほろ、治療のために人間へ提供される“それ”を描いたオリジナル作品だ。 近未来を舞台にしたヒューマンドラマに日仏の才能が集結 主人公の新次と彼のクローンである“それ”の一人二役を演じるのは、映画界に欠かせない俳優・井浦 新。自身のアイデンティティにも思い悩む臨床心理士のまほろには、俳優やモデルとして世界で活躍する水原希子。さらに、三浦透子や斉藤由貴、永瀬正敏ら錚々たる俳優が脇をしっかりと固めている。 また、本作の編集は『落下の解剖学』(2023)で第96回アカデミー賞編集賞にノミネートされたロラン・セネシャルと、第94回アカデミー賞で日本映画史上初の作品賞ノミネートを果たした『ドライブ・マイ・カー』(2021)の編集を手掛けた山崎 梓が担当。第一線で活躍する俳優とスタッフたちがタッグを組み、他の映画のどれにも似つかない唯一無二の世界を構築している。 生命の価値はどのように生まれるのか 未知のウイルスの影響で人類の体質が変化し、出生率が低下したそう遠くない未来。国家の労働力を保持すべく、国連は人間の寿命を引き延ばすことを優先するためクローン技術を推進していた。 裕福な家庭で育ち、妻との間に一人娘がいる新次(井浦)は、周囲から見れば理想的な家族を築いているように見えたが、死の危険を伴う病に侵され、とある病院で入院することに。そこで彼は臨床心理士のまほろ(水原)にケアされながら、7日間のカウンセリングを受ける。呼び起こした過去の記憶から不安が拭えなくなった新次は、まほろに“それ”と会わせてほしいと懇願。“それ”は、上流階級の選ばれた人間のみに提供される、自分と全く同じ見た目の“もうひとりの自分”だった……。自分と似た姿をしながらも異なる内面を持ち、純粋で知的な“彼”に、新次はのめり込んでいく。 世界はあると思えばあるし、ないと思えばない 同じDNAを持ちながらも、暮らした場所や周囲の環境、育んだ価値観で全く別々の人間ができあがる。どちらが優れていて、どちらが劣っているのか。そんなことを考えるのはナンセンスであり、なんの意味もないことはわかっている。しかし、未知のウイルスの蔓延やクローン技術の進歩など、今の私たちの生活の延長線上のような世界を舞台にした物語は、全くの絵空事でもないのではないか、そんな気もしてくる。 本作を生み出した甲斐監督はインタビューの中で、「今を生きている人たちは、自分という“器”をいっぱいにしていないといけないような気がしてしまっている部分があると思うんですけど、無理にいっぱいにしなくていいじゃないかと。無理に何かを詰めなくても充ちているんだよということを“それ”を通して伝えられたら」と語っている。確かに、多すぎる情報や承認欲求であふれた現代を生きる私たちは、何をそんなに必死で埋めようとしているんだろう。寂しさか、虚しさか、はたまた違う何かなのか。 タイトルの「徒花」とは、咲いても実を結ばずに散る花、“無駄な花”を意味している。次の世代につながらずに散っていく花に存在意義はないのだろうか。自らのクローンと対面し、苦悩する新次を眺めていると、「自分のありのままを受け入れる」ということの大切さをあらためて考えざるを得ない。一方で、もがき、苦しみ、苦悩することこそが人間であり、人間の美学なのではないかとも思えてくるのだ。   文=原真利子 制作=キネマ旬報社 https://www.youtube.com/watch?v=xqgR2pf5Fhw&list=TLGG6T_IcPfg5_wwODEwMjAyNA 「徒花-ADABANA-」 10月18日(金)より テアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテほか 全国順次公開 2024年/日本/94分   監督・脚本:甲斐さやか 出演:井浦新、水原希子、三浦透子、甲田益也子、板谷由夏、原日出子、斉藤由貴、永瀬正敏 配給:NAKACHIKA PICTURES ©2024「徒花-ADABANA-」製作委員会/ DISSIDENZ 公式HP:https://adabana-movie.jp
  •   いつの時代もどの場所でも自分らしく生き、その演奏で世界を魅了し、2024年4月に92歳で世を去ったピアニストのフジコ・ヘミング。彼女の2020年から4年間の旅路を追ったドキュメンタリー「恋するピアニスト フジコ・ヘミング」が、10月18日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開される。演奏シーンのダイジェスト映像が到着した。   https://www.youtube.com/watch?v=tOcuu1XHeJ8   東京での『ラ・カンパネラ』(作曲:フランツ・リスト)、サンタモニカでの『夜想曲第2番』(作曲:フレデリック・ショパン)、横浜での『エオリアン・ハープ』(作曲:フレデリック・ショパン)、パリでの『月の光』(作曲:クロード・ドビュッシー)、そして東京での『夜想曲第2番』──。繊細かつ情熱的な演奏に心奪われる。 フジコが戦時を過ごした岡山に残るピアノとの再会、父や弟の思い出、コロナ禍での暮らしと祈りを捧げた教会での演奏、思い出の地・横浜でのドラマティックなステージ、秘めた恋など、興味深いエピソードの数々で紡ぐ本作。じっくり堪能したい。      「恋するピアニスト フジコ・ヘミング」 出演・音楽:フジコ・ヘミング 監督・構成・編集:小松莊一良 プロデューサー:大村英治、佐藤現 企画:スピントーキョー 制作プロダクション:WOWOWエンタテインメント 制作:東映ビデオ、WOWOWエンタテインメント、スピントーキョー、WOWOW 配給:東映ビデオ ©2024「恋するピアニスト フジコ・ヘミング」フィルムパートナーズ 公式サイト:https://fuzjko-film.com/
  •   「チリの闘い」の巨匠パトリシオ・グスマンが、チリで起きたリーダーもイデオロギーも不在の新たな運動を捉え、第75回カンヌ国際映画祭で特別上映されたドキュメンタリー「私の想う国」が、12月20日(金)よりアップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開される。ポスタービジュアルが到着した。     2019年10月、チリの首都サンティアゴで、地下鉄料金の値上げ反対に端を発した民主化運動が起きる。中心となったのは若者と女性で、リーダーもイデオロギーもないその運動はうねりと化し、尊厳ある生活を求める150万の人々のデモに発展。同国の保守的・家父長的な社会構造を揺るがしていく──。 目出し帽に鮮やかな花をつけてデモに参加する母親、家父長制に異を唱える4人の女性詩人、先住民族マプチェの女性で初めて重要な政治的地位についたエリサ・ロンコンなど、多くの女性にインタビューを実施。グスマン監督のナレーションも加わり、観る者を革命に立ち会うような体験に誘う。過去の記憶との往来を重ね、かつて想像した国の実現への願いを込めた、重厚にして詩的な注目作だ。     「私の想う国」 監督:パトリシオ・グスマン 原題:MI PAIS IMAGINARIO 英題:My Imaginary Country 2022年/チリ・フランス/83分/スペイン語 /5.1ch/1:1.85 日本語字幕:比嘉世津子 配給:アップリンク ©Atacama Productions-ARTE France Cinema-Market Chile/2022/ 公式サイト:https://www.uplink.co.jp/watashino/
  •   ベトナム帰還兵ジョン・ランボーの戦いを描く、シルヴェスター・スタローンの代表作にしてアクション映画の金字塔「ランボー」シリーズ。その第1作「ランボー」(1982)、第2作「ランボー/怒りの脱出」(1985)、第3作「ランボー3/怒りのアフガン」(1988)が、4Kレストア版となって10月25日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開される。4K版場面写真と著名人のコメントが到着した。   [caption id="attachment_42916" align="aligncenter" width="850"] 「ランボー 4Kレストア版」© 1982 STUDIOCANAL. All rights reserved.[/caption] [caption id="attachment_42917" align="aligncenter" width="850"] 「ランボー/怒りの脱出 4Kレストア版」© 1985 STUDIOCANAL. All rights reserved.[/caption] [caption id="attachment_42918" align="aligncenter" width="850"] 「ランボー3/怒りのアフガン 4Kレストア版」© 1988 STUDIOCANAL. All rights reserved.[/caption]   〈コメント〉 僕の青春は戦争という悲惨な歴史と共に、当時、シルヴェスター・スタローン演ずるランボーという勇者の、生きて、生きて、生き抜く、命を懸けた生き様に、心震え、感動し、生き抜く勇気をもらったものである。 4Kによる久し振りの鮮明なランボーの勇姿に、再び僕の青春が蘇った。合掌 ──藤岡弘(俳優・武道家) 孤独で戦い続けたランボーが、最後、怒りと悲しみをぶつけるように、涙ながらに訴える姿に心を打たれた。ランボーの目に宿る静かな強さと、彼の生き様を表すかのような強靭な身体を最大限に使った、迫力あるアクションに釘付けになった。彼が戦争で負った最も深い傷は心の傷であり、彼も戦争の被害者だ。40年以上前の作品だが、4K映像に生まれ変わったことで、時の経過を感じさせない感動や興奮を与えてくれた。 ──藤岡真威人(俳優) 初めて観たのが中学生の時、どんなに不利でもひとりで戦う姿に憧れた。壁にぶち当たったり、悩んだり、心が折れそうな時、心のどこかにいつもランボーがいた気がする。 ──南勝久(漫画家「ザ・ファブル」) ランボーは映画を超えたヒーローだ!子供の頃はアクションにしか目が行かなかったけど、歳を取って観るとそこにある悲しみ、更には保安官の立場にすら同情する事になり、心掻き立てる傑作ドラマだと気付かされたのだ!それが4Kで観れる!生きてて良かった! ──永野(お笑い芸人) これほど切ない気持ちになるアクション映画があったでしょうか? 4Kで蘇ったのは映像だけではない、そのテーマこそ今の時代に通じます。 僕にとってジョン・ランボーは実はもう一人の“キャプテン・アメリカ”なんですよね。 ──杉山すぴ豊(アメキャラ系ライター)   https://www.youtube.com/watch?v=mVSvJFUB7dY   配給・宣伝:ファインフィルムズ ▶︎ スタローンの代表作がスクリーンに復活。〈ランボートリロジー4K〉

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